もっとも小さきモノが、もっとも大きなことを成そうとする。
これは世のならわしだ。
- バードーン -
概要
王国のはずれに隠棲している古の知識を湛えた巨大な芋虫状のムシ
彼は汚染を嫌い・避けるために王国のはずれへと逃れ登って来たらしい
王が、王の姿となる以前を直接知る希少な存在の一体ではあるが彼は同族(=ウィルム)ではない。しかしながら夢見の釘を当てられたことに気づくなど只者でもないようだ。
台詞
- 初回
オーム…小粒なモノよ。ずいぶん登ってきたな、この地の知識を求めているのか?
この灰に埋もれた地はウィルムの墓。ウィルムは死んだと言われている。だがあのような古の者にとって死とはなんだ? さらなる変化であろう。
そしてその死の際に発生した事象によって、この王国は滅びた。
- 2回目
この舞い落ちる灰は脱皮の証。ウィルムの死体は腐っていく。その終わりなき静けさ…哀しさ。
それが消えた時、世界は縮小する。
- 3回目
誤解するな。我はウィルムではない…オーム…我はウィルムとしては小さすぎ、多すぎる四肢をもつ。我はあの古の者のような洞察を持たない。
- 4回目
毒気を吐き出す生物たちから逃れ、静寂を求めて我はここに登った。オームム…そう、高く登ったのだ。単純思考の精神から離れ、光の中へと。
ああした生物は異なる種類の結合の結果。ウィルムの試みは拒絶されたのだ。
我は光の誘惑に抗する。提示された結合の形は、思考を心より失わせ。ムシを本能のみで生きるものとするもの…
- 5回目以降
フム…行くのか? 我は休息に戻ろう。昨今は眠りもしばしばうまくいかぬが。
- 王の刻印を所持
小粒なモノよ…オーム…おまえはウィルムの印を持っているな。求めるのは変化か? それともこの廃墟の救済か?
それを決めるのはおまえだ。もっとも小さきモノが、もっとも大きなことを成そうとする。これは世のならわしだ。
- 虚無の心を装備
オオオオーム…小粒なモノよ…ウィルムを超えて進化するモノよ。単独の存在の中で、このような結合がおこなわれるとは。前例のないその力。おまえもまた自然の理に挑むというのか? おまえならば…倒せるかもしれぬ。
- 尻尾を攻撃した
我の尻尾に手を出しているのはおまえか? 休息はさまたげられた。しかし決して不快な感覚でもない…オ…オーム…
- 夢見の釘
我は心を開かれることを好まぬ。それは不安を生む。それは侵略である。
小ネタ
よくMAPを見ると尻尾以外にも背景に描かれたバードーンのボディを見ることができる。
ウィルムとしては小さすぎると言っているがウィルムはどれほど巨大な存在なのであろうか