ジョブ/個別解説

Last-modified: 2024-04-27 (土) 10:11:05

下級職

煌騎兵(プリズム・ライダー)

騎兵系統派生下級職。レイの二つ目のジョブ。
最近、アルター王国カルチェラタン伯爵領の<遺跡>で発見された元ロストジョブ。
ステータス上昇値は基本的には満遍なく上がり、MPとAGIが少し多く上がるが、ステータス上昇値の合計は他の下級職と比べて特に高いわけではない。
煌玉獣に乗ることに特化していて、下級職にしては就職条件が厳しいが、特殊なジョブスキルを取得できる、いわゆるレアジョブ。
 
同<遺跡>で、【量産型煌玉馬・セカンドモデル】の設計図と生産工場が見つかったため、アルター王国騎士団員を始め、このジョブに就く者が増加し、<マスター>・ティアン総計5000人を突破した。
 
上級職は【煌玉騎】、超級職はロストジョブの【煌帝】。

死兵(デス・ソルジャー)

兵士系統派生下級職。レイの三つ目のジョブ。
600年前には死刑囚に就かせる刑罰用のジョブとして扱われ、ステータスはほとんど上昇せず、ジョブスキルが脳と繋がっている部位のみ死後も動くことができる汎用スキルの《ラスト・コマンド》のみで、更に戦闘系のジョブでありながら、他のジョブスキルは汎用スキル以外は使えないという欠点もある。
これらの欠点とジョブの歴史から<マスター>・ティアン共に取得を躊躇い汎用下級職*1なのにロストジョブに成りかけていたジョブだが、何故か最近はレイ以外にもこのジョブに就いた人がよく登場する。
 
上級職は【死騎】、超級職は不明。

斥候(スカウト)

斥候系統下級職。レイの四つ目のジョブ。
ステータスはAGIが高く、《看破》や《殺気感知》などの有用な汎用スキルが習得できる。
 
レイは【復讐乙女 ネメシス】が第四形態に進化したことで新たに手に入れた固有スキル《追撃者は水鏡より来たる》を有効活用するために、《看破》を求めて就いた。
 
上級職は【偵察隊】、超級職は不明。

呪術師(ソーサラー)

呪術師系統下級職。レイの五つ目のジョブ。
後衛魔法職で、ステータスはMPに特化し、相手や物を呪う呪術を扱うだけでなく、呪いそのものに耐性を持つことができる。

レイは無銘の斧を扱うために呪いへの耐性を得る目的で就いたが、無銘の斧の反動は呪いとは無関係であることが判明し、その意味は無くなったが、複合超級職に必要なため残している。
 
上級職は【高位呪術師】、超級職は【呪術王】。

司祭(プリースト)

司祭系統下級職。レイの六つ目のジョブ。
後衛回復魔法職で、ステータスはMPに特化し、回復魔法を使用したり、呪いや怨念を浄化することができる。
 
上級職は【司教】【教会騎士】、超級職は【女教皇】/【教皇】

決死隊(フォーローン・ホープ)

決死隊系統下級職。レイの八つ目のジョブ。
【死兵】や【呪術師】を含む怨念利用ジョブの取得を前提とする下級職としては条件が難しいレア下級職。
ステータスはほとんど上昇せず、ジョブスキルが死後与えるダメージが2倍にすることができる汎用スキルの《ラスト・アタック》のみのジョブである。
 
上級職、超級職は不明。

女衒(ピンプ)

女衒系統下級職。ルークが初めて就いたジョブ。
スキル特化であるため、ステータスはほとんど上がらないが、商人系スキルと女奴隷やメスモンスターを使役するスキルなどを取得することができる。
アルター王国では許可制で税金が非常に高い。*2
 
上級職は【亡八】、超級職は不明。

付与術師(エンチャンター)

付与術師系統下級職。ルークのサブジョブの一つ。
後衛支援魔法職で、自身やパーティーメンバーなどにバフを掛ける。
 
ルークはメインジョブが魔法職でないため、肝心のバフスキルを普段は使用できないが、【バビロン】の《ユニオン・ジャック》を使った時はメインジョブなど関係なく、自身とバビロンとテイムモンスターの保有スキルが全て使用できるため、本来両立しないはずの従魔師系統のテイムモンスター強化スキルと付与術師の単体バフスキルを併用することができ、【バビロン】のステータス増加系スキルとあわせて、戦闘系超級職に匹敵するステータスに至っている。

上級職は不明、超級職は【超付与術師】。

騎士(ナイト)

騎士系統下級職。
前衛型のジョブで剣技スキルや《乗馬》《盾技能》などを習得できる。
【大騎士】や【聖騎士】【暗黒騎士】などの複数の派生上級職がある。
 
上級職は【大騎士】【重騎士】【聖騎士】【暗黒騎士】【竜騎士】、超級職は不明、不明、【天騎士】【堕天騎士】不明。

魔術師(メイジ)

魔術師系統下級職。
多くの国家で就くことのできる魔法職の基本職で、ステータスはMPに特化している。
基礎以外の属性魔法はクエストやアイテムでスキルが解放されるため、クエストやアイテムがロストするとその魔法に特化した派生職もロストすることがある。
一属性に特化したもの・二属性以上複合したもの・あらゆる魔法を使える代わりに弱い魔法しか使用できないものなど上級職の派生が多いジョブ。
 
<魔術師系統派生上級職リスト>
賢者(ワイズマン)】(汎用魔法職)
紅蓮術師(パイロマンサー)】(火属性特化魔法職)
蒼海術師(ハイドロマンサー)】(水属性特化魔法職)
翆風術師(エアロマンサー)】(風属性特化魔法職)
黒土術師(ランドマンサー)】(土属性特化魔法職)
白氷術師(ヘイルマンサー)】(氷属性特化魔法職)
金雷術師(ボルトマンサー)】(雷属性特化魔法職)
閃光術師(フラッシュマンサー)】(光属性特化魔法職)
暗闇術師(ダークマンサー)】(闇属性特化魔法職)
涅泥術師(マディマンサー)】(泥魔法特化魔法職)
【鉄鋼術師】(金属操作魔法特化魔法職)
鈍重術師(グラビトンマンサー)】(重力魔法特化魔法職)
空振術師(ショックマンサー)】 (振動魔法特化魔法職)
障壁術師(ウォールマンサー)】(障壁魔法特化魔法職)
結界術師(バリアマンサー)】(結界魔法特化魔法職)
抵抗術師(レジストマンサー)】(防御魔法特化魔法職)
反射術師(ミラーマンサー)】(反射魔法特化魔法職)

道士(タオシー)

道士系統下級職。
大陸の東側における【魔術師】に相当するジョブであり、ステータスはMPに特化している。

その場でMPを消費して魔法を扱う魔術師系統とは異なり、道士系統は事前にMPを込めた符を作成し、それを用いて魔法を行使する。
これにより戦闘においては高速かつMP消費少なく魔法を使用することが可能となるが、符は術者が手動で作成する必要があるため、時間や金銭的なコストは魔術師系統と比べて高くなる。

上級職は複数存在する。

僧侶(???)

僧侶系統下級職。
東方における司祭系統に相当するジョブ。
回復もできるが、どちらかと言うとアンデッドを祓い、怨念を退ける方にスキルが寄ってる。
 
上級職は【僧正】、超級職は不明。

精霊術師(エレメンタラー)

精霊術師系統下級職。
自我を持つエネルギーである精霊を利用するジョブで、精霊を使って魔法を放ったりモンスターとして戦わせたりする。

悪魔崇拝者(サタニスト)

悪魔崇拝者系統下級職。
MPを消費して悪魔を呼び出し戦闘を行わせるジョブ。
召喚数や召喚対象の異なる同型スキルを多く持ち、上位の召喚になるとMP消費ではなくアイテムコストを要求されるスキルもある。
一般的には不人気ジョブで『効率が悪い』、『召喚職なら【召喚師】や【精霊術師】の方が強い』、『使い捨ての肉壁(薄い)』、『燃費悪いが式神の方が自由度高い』などと評価された。

上級職で分岐し、数を重視する方の上級職は【悪魔騎士】、超級職は【魔将軍】。

謎の古文書

【それは偽りの悪魔を呼び出す邪法。
 デモンの影絵たるデヴィルの具象化。
 魔力を捧げ、宝物を捧げ、贄を捧げ、映し出せ。
 仮初の幻影によって現実を刈り取らん。

 されど禁忌を留意せよ。
 原初の機構の奥底にある封印、神を騙る真なる悪魔には触れるべからず。
 器の技巧もまた、原初の機構に補われた仮初に過ぎないのだから】

殿兵(リア・ソルジャー)

兵士系統下級職。
致命攻撃を受けてもHP1で五秒間生存する《ラスト・スタンド》というスキルを持つ。
 
上級職、超級職は不明。

闘牛士(マタドール)

闘士系統派生下級職。
相手の攻撃を回避するほどにステータスが上昇するスキルを持つ。

上級職と超級職は不明。
 
余談だが、実際に興行としての闘牛は特に行われていない。

力士(レスラー)

力士系統下級職。
ステータスは高いが装備数に制限がつくジョブ。
 
上級職は【強力士】、超級職は【超力士】。

戦士(ファイター)

戦士系統下級職。
前衛物理系オールラウンダー。
様々な武器種の補正スキルが生え、武器種を使いこむほど補正が伸びる。
ただし弓や銃でもいい【闘士】系より幅は狭く、装備枠も増えない。
 
上級職は【大戦士】、超級職は不明。

罠狩人(トラップ・ハンター)

狩人系統派生下級職。
罠を設置するジョブであると共に、罠を見破るジョブでもある。
そのため《真偽判定》もスキルレベルは低いが持っている。
 
上級職、超級職は不明。

冒険家(アドベンチャラー)

冒険家系統下級職。
ステータスはENDが高めでそのほかは平均的に低め。
高熱・極寒・乾燥・多湿など特殊環境への耐性が汎用で高くなる。
 
上級職は不明、超級職は【冒険王】。

壊屋(クラッシャー)

壊屋系統下級職。
ステータスはSTR極特化で他は最低限。
戦闘職に属するが、本来は砦の門や城壁などを破壊する破城槌の様な役割を担う、直接戦闘が度外視されたジョブである。
壊屋系統のスキルは単純に攻撃力を増大させるアクティブスキルや対オブジェクト(非生物・非モンスター)へのダメージ補正の高いアクティブスキルが多い。
 
上級職は【破壊者】、超級職は【破壊王】。

蛮戦士(バーバリアン・ファイター)

戦士系統派生下級職。
鎧の装備にマイナス補正がかかる代わりにSTRの伸びがいい。
 
上級職、超級職は不明。

隻剣士(シンギュラー・ソードマン)

剣士系統派生下級職。
片腕のみでしか戦えない制限がある代わりに【剣士】よりも機敏に動ける。
 
上級職、超級職は不明。

魔法剣士(???)

剣士系統派生下級職。
剣に様々な属性を付与して戦う。
ジョブに就く条件で魔法職を持つので魔法スキルも使える。
ジョブの特性上、ステータスは物理・魔法共にどっちつかずな中途半端な伸びになる。

上級職は【魔剣聖】、超級職は不明。

海賊剣士(パイレーツ・ソードマン)

剣士系統派生下級職。
軽装で攻撃特化であり、船などの不安定な足場でも十分に戦えるように、あらゆる体勢からでも攻撃を当てることに秀でている。
 
上級職と超級職は不明。

海賊(パイレーツ)

海賊系統下級職。
海上での戦闘に特化しており、水上歩行が可能になるスキルなどを覚える。
剣・斧・銃など多くの武器に適正を持つがスキルレベルが最大まで上がらない。
 
上級職は【大海賊】、超級職は【海賊王】。

拳士(ボクサー)

拳士系統下級職。
己の拳を使って戦う肉弾戦を主体としたジョブ。
複数の派生職があり、素手型・武器型・動物型など様々なジョブがある。その中には蹴りに重きを置いたものも存在する。

上級職は【大拳士】【拳聖】【獣拳士】【爪拳士】【硬拳士】、超級職は【拳姫】/【拳王】【神獣拳】【搔王】など。

鎌士(シックルマン)

鎌士系統下級職。
『急所への攻撃』を発生させた場合、威力を増大させる急所必殺(クリティカルヒット)を特性とする。
クリティカルヒットさえ決まれば強力だが、同等以上のステータスを持つ相手に急所を狙うことは至難の業であり、そもそも鎌自体武器として癖が強いため、それこそ草花のような動かないものでなければそうは決まらない。
 
複数の派生上級職があり、大鎌派生の超級職は【鎌王】。

森司祭(ドルイド)

森司祭系統下級職。
特定地形限定支援職。
 
上級職、超級職は不明。

賭博師(???)

賭博師系統下級職。
LUC以外のステータスはあまり伸びないが分類としては戦闘系のジョブ。
LUCに応じてランダムに攻撃力が変化するスキルを持つ。

上級職、超級職は不明。

錬金術師(アルケミスト)

錬金術師系統下級職。
マジックアイテムを作成する、薬品を調合する、人造生物(ホムンクルス)を製造するなど多岐に亘った生産職。
中でも基本に近いものは、《ミスリル錬金》のような『下位素材を上位素材に変換する』というスタイルになる。

上級職は【高位錬金術師】不明、超級職は【錬金王】【人造王】

記者(ジャーナリスト)

記者系統下級職。
《ペンは剣よりも強し》という経験値ブーストスキルを持つが戦闘系アクティブスキルを使用できない。
また、動体視力を強化するスキルが存在し、AGIの上がりにくい操縦士系統を補助するサブジョブとしても利用される。
 
上級職、超級職は不明。

鑑定士(アプレイザー)

鑑定士系統下級職。
《看破》《鑑定眼》《透視》といった視覚の汎用スキルを合わせて取得できる便利な下級職だが、これらのスキルのレベルが下級職のスキルレベル上限であるLv5まで上がらないデメリットがあり、これらのスキルも他のジョブで取得ができるため取得する人(特に<マスター>)は少ない。
 
上級職、超級職は不明。

哲学者(フィロソフィア)

哲学者系統下級職。
ステータスはSPが高く、思考を加速させるスキルを持つ。
戦闘職ではないが、素手の場合に限り、メインジョブが戦闘職であってもスキルが使用できる。

上級職は【哲人】、超級職は不明。

召喚師(サモナー)

召喚師系統下級職。
召喚契約(コントラクト)》によって自然の中の形なき召喚モンスターと契約を結び、それを召喚・強化して戦う。
召喚契約(コントラクト)》が月1回しか使用できず、契約できる召喚モンスターもある程度能力を上値にできるとは言えランダムなため、式術師系統と違い、自由度と戦力である召喚モンスターを増やしにくいという欠点はあるが、コスト面においては召喚師系統の方が優れている。
 
上級職は【高位召喚師】、超級職は【召喚姫】/【召喚王】。

戦奏者(バトル・パフォーマー)

戦奏者系統下級職。
歌手系統・吟遊詩人系統に就かない状態で音楽家系統クリスタルの前で歌って合格点がでると就職できるレア下級職。
その性質上、万能の適正を持つ<マスター>であっても就くことができない者も多く、つい最近までロストジョブだった。
歌いながら戦う戦闘系ジョブで歌が上手いほど強力な自己バフがかかるが、歌うのをやめるとバフの効果がなくなるので運用はかなりシビア。

上級職、超級職は不明。

生贄(サクリファイス)

生贄系統下級職。
ステータスはMPに極特化しており、上昇値はMP特化上級職よりも多く、ティアンの【生贄】レベル50で約2万上昇する*3
代わりに、【生贄】がメインジョブである限り、MP以外のステータスが非常に低くなり、更に一切の戦闘行為を取れなくなる*4というデメリットがある。
その性質から、ティアンのみの時代では儀式用のMPタンク的な役割しかなかったが、<マスター>が増加して“生贄MP特化理論”が流行すると、魔法職の<マスター>のサブジョブとして利用されるようになった。
また、【生贄】の脳中枢と心臓を他者に移植した場合、他のジョブとは違って【生贄】のジョブに就かせたままステータスを統合することができる*5
 
上級職、超級職はない*6

上級職

聖騎士(パラディン)

騎士系統派生上級職。アルター王国固有ジョブの一つ。
レイが初めて就いたジョブ。
ステータスはHP・STR・ENDが上昇しやすく、聖属性剣技に回復魔法*7やダメージ軽減スキル、《聖別の銀光》や《グランドクロス》などの強力なスキルを取得できる。
就職条件は結構厳しいが、それに見合った強力なジョブで、アルター王国騎士団の主力である。
 
下級職は【騎士】、超級職は【天騎士】。

煌玉騎(プリズム・キャバリア)

煌騎兵系統上級職。レイの九つ目のジョブ。*8
レベルを上げることで主に《煌玉獣強化》と《煌玉権限》のスキルレベルが上昇する。奥義も存在するが解放には条件があり、レベルだけでは解放されない。

就職条件に「合計レベル400以上」があるため、超級職に就いていないティアンであれば合計レベル400~500までの非常に高い才能がないと就けず、更に「<Infinite Dendrogram>全体で《煌玉権限》のスキルレベルの合計が5000以上*9」という自分の才能や努力だけではどうしようもない条件まであるため、上級職としては就職難易度が途轍もなく高いレア上級職となっている。
最近後者の条件が達成されたことで解放され、レイが就職したためロストジョブでは無くなった。
 
下級職は【煌騎兵】、超級職の【煌帝】はロストジョブ。

暗黒騎士(ダークナイト)

騎士系統派生上級職。レイの七つ目に就いていたジョブ。
ステータスはHP・STR・ENDが上昇しやすく、呪術による状態異常付与も行え、《告別の黒闇》や《リバース・クルセイド》などの強力なスキルを取得できる。
ただし、殆どのスキルを発動するのにHPを消費するので長期戦には向かない。
 
レイは【煌玉騎】に就くために削除した。
 
下級職は【騎士】、超級職は【堕天騎士】。

大騎士(グレイト・ナイト)

騎士系統派生上級職。
ステータスはENDが比較的高く、物理攻撃減衰のパッシブスキルを持ち、《乗馬》のスキルレベル上限が解放され、槍などの長柄武器に補正がのり、自身を強化するバフスキルも持つ器用なジョブ。
ただし、どれもその分野の専門職と比べると劣り、唯一の取り柄である《乗馬》のレベル上限解放も馬系モンスターで亜竜級以上にまで成長するモンスターがかなり少なく、あらゆるモンスターが対象の《騎乗》の方が汎用性が高いためあまり利点となっておらず、就く人は少ない模様。
転職難易度は【聖騎士】【暗黒騎士】などよりかは簡単になっている。
 
下級職は【騎士】、超級職は不明。

重騎士(ヘヴィ・ナイト)

騎士系統派生上級職。
装備重量が重いほど攻撃力と防御力に補正が掛かるジョブ。ただし、装備重量が上昇すれば当然動き難くなる。
 
下級職は【騎士】、超級職は不明。

教会騎士(テンプルナイト)

司祭系統派生上級職。
聖職者。【聖騎士】と同様にアンデッド特攻の《聖別の銀光》を扱うが、聖属性剣技を主軸として回復魔法も使える【聖騎士】とは少し異なり、悪魔特効・回復魔法を持つ前衛職。
 
下級職は【司祭】、超級職は不明。

竜騎兵(ドラグナー)

騎兵系統派生上級職。
銃器適正と騎竜強化が特徴のジョブ。
ただ、【竜騎兵】単体では従属キャパシティが少なく、弱めの亜竜しかキャパシティに入らない。
銃器適正を重視して銃士系統を伸ばすか、騎竜強化を重視して従魔師系統を伸ばすかでスタイルが変わる。
 
下級職は【騎兵】、超級職は【竜征騎兵】。

剛剣士(ストロング・ソードマン)

剣士系統派生上級職。
STRとENDが上がりやすく、ステータス重視。
 
下級職は【剣士】、超級職は【剣王】。

剣聖(ソードマスター)

剣士系統派生上級職。
就職条件が【剛剣士】よりも難しいレア上級職。
ステータスはAGIとDEXが上がりやすく、剣技系スキルが豊富。
 
下級職は【剣士】、超級職は【剣王】。

魔剣聖(イリーガル・ソードマスター)

魔法剣士系統上級職。
ステータスは物理ステータスとMPの両方が平均的に上昇する。剣士系統のスキルとサブジョブに置いた魔法職の魔法を使える万能型のジョブ。
奥義の《リーダーブレード》はサブジョブによって属性や威力が変化する。

ただしサブジョブに魔法職を入れる都合上特化ビルドよりも物理ステータスが低くなるため、器用貧乏になりがち。
 
下級職は【魔法剣士】、超級職は不明。

断罪剣(ジャッジ・ソード)

剣士・探偵・暗殺者系統複合上級職。
上記のジョブを取得した上で犯罪者を一定数殺傷すると出現するレア上級職。
相手の罪を参照してダメージが上がるスキルを持つ犯罪者特効の対人戦限定ジョブのため、モンスターには無力。
なお、罪の多寡を表示するスキルは持たないので、どの程度の威力が出るかを判定するには、実際に攻撃スキルを当ててみるか、地道に相手の罪の有無を調べなければならない。
ただし、あまり罪深くない人に使うとほぼダメージ出ず、逆に罪の軽さに応じて一定期間自身のスキルが使用不可になる。

超級職は【断罪王】

賢者(ワイズマン)

魔術師系統派生上級職。
魔術師系統の内、あらゆる属性の魔法を使用できる汎用魔法職。
天属性、地属性、海属性に加えて回復等にも適正が必要であり、ティアンにとっては転職が困難なジョブの一つ。
各属性に特化した他の魔術師系統派生上級職と比べると、攻撃力の高い上級魔法を覚えることはできない。*10
しかし、【賢者】とそれ以外の魔術師系統派生上級職に就いて上級魔法を習得した場合、その上級職をジョブリセットした後もその上級魔法*11を使うことができるため、ジョブリセットを繰り返し属性魔法の収集が可能。
 
下級職は【魔術師】、超級職は【大賢者】。

黒土術師(ランドマンサー)

魔術師系統派生上級職。
地属性の中の土属性特化上級職で、地面や鉱物の強化と形状操作が主体。

下級職は【魔術師】、超級職は不明。

鈍重術師(グラビトンマンサー)

魔術師系統派生上級職。
地属性の中の重力魔法特化上級職で、ステータスは物理型になりやすく、魔法の射程も短い前衛型魔法職。

下級職は【魔術師】、超級職は不明。

空振術師(ショックマンサー)

魔術師系統派生上級職。
天属性と地属性の複合で振動や衝撃波を操る魔法を使う。

下級職は【魔術師】、超級職は【震王】。

障壁術師(ウォールマンサー)

魔術師系統派生上級職。
海属性の中の障壁魔法特化上級職で、天属性と運動エネルギーの減衰に秀でた障壁魔法を使う。

下級職は【魔術師】、超級職は【壁王】。

結界術師(バリアマンサー)

魔術師系統派生上級職。
東方の結界魔法特化上級職で、三大属性に含まれない闇属性・呪術・デバフなどに対する防御結界を使う。

下級職は【魔術師】、超級職は不明。

盾巨人(シールド・ジャイアント)

盾スキル特化型上級職。
体格に合わない巨大な盾を装備することができ、強力な防御スキルや防御力を攻撃力に変換するスキルを持つ。

鎧巨人(アーマー・ジャイアント)

鎧スキル特化型上級職。
体格に合わない巨大な鎧を装備することができ、強力な防御スキルや防御力を攻撃力に変換するスキルを持つ。

守護者(ガーディアン)

盾士系統上級職。
ENDは当然だが、AGIもそれなりに高く、かばうようなスキルが使える。そのかわり、体格に合わない巨大な盾は装備できず、防御スキルも弱め。
 
下級職は【盾士】、超級職は【盾王】。

幻獣騎兵(ファンタジー・ライダー)

騎兵系統派生上級職。
一定以上のステータスを有するモンスターに騎乗している場合、上昇補正がかかるスキルを持つ*12
 
下級職は【騎兵】、超級職は不明。

爪拳士(クロウ・ボクサー)

拳士系統派生上級職。
ステータスはAGIが高く、爪(形)武器特化であり、爪武器を装備している場合は、メインジョブでなくとも奥義も含めた固有スキルを全て使用できる。
 
下級職は【拳士】、超級職は【掻王】。

獣拳士(ビースト・ボクサー)

拳士系統派生上級職。
ジョブの中で派生(流派)があり、派生ごとに習得できる奥義も違い、一つを選択する。

<流派リスト>
爬虫類型(長期耐久戦特化)
哺乳類型(短期高速戦特化)
齧歯類派生(低HP時威力強化)
鳥類型(空中跳躍特化)
魚類型(水中戦特化)
両生類型(状態異常特化)

下級職は【拳士】、超級職は【神獣拳】。

血戦騎(ブラッド・キャバリア)

吸血鬼系統上級職。
ティアンではレジェンダリアの吸血氏族しか就けないとされる上級職。
《バイタル・スクイーズ》という「HPを吸収し、それで倒した相手は灰になる」スキルを持つ*13
系統のスキルに暗闇での再生力・ステータス強化のパッシブがある。
血液で攻撃する。
 
下級職は【吸血鬼】、超級職は【鮮血帝】。

大死霊(リッチ)

死霊術師系統派生上級職。
ステータスはMPが高く、種族が『人間』から『アンデッド』に変化し、それによって高い再生能力や不死性を手に入れる反面、炎や聖属性に弱いなどアンデッドとしての弱点も生じてしまう。
 
下級職は【死霊術師】、超級職は【死霊王】。

鬼武者(オーガ・サムライ)

武士系統派生上級職。
『人間』から種族が変更されるジョブの一つ。
 
下級職は【武士】、超級職は不明。

司令官(コマンダー)

指揮官系統上級職。
パーティメンバーやクランメンバーのステータスを向上させる。
 
下級職は【指揮官】、超級職は【総司令官】。

偵察隊(リコノイター)

斥候系統上級職。
ジョブスキルで一時的な無線カメラを作って視覚をリンクさせ、鳥や犬などのモンスターに付けて偵察させることができる。

下級職は【斥候】、超級職は不明。

哲人(???)

哲学者系統上級職。
思考を加速させるスキルを持ち、下級職の時よりも加速倍率は上昇するが、動けなくなり、より思考に特化している。

下級職は【哲学者】、超級職は不明。

超級職

天騎士(ナイト・オブ・セレスティアル)

騎士系統聖騎士派生超級職。
ステータスはHP・STR・ENDが高く、聖属性剣技を使い、対アンデッドに非常に優れているのに加え、回復魔法やダメージ軽減スキルなどもあるため、より長期戦に秀でている。
 
このジョブに就いていたティアンのラングレイ・グランドリアが死亡したため、現在は空位となっている。

堕天騎士(ナイト・オブ・フォールダウン)

騎士系統暗黒騎士派生超級職。ジュリエットのメインジョブ。
【騎士】と【呪術師】の混合職であり呪われた武具や呪いそのものを扱う【暗黒騎士】派生の超級職で、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
ステータスはHP・STR・ENDが高いが、HPを消費するスキルが多く、あまり長期戦には向かない。
デメリット無く呪われた武具を使用できるようになるだけでなく、逆に呪われた武具を使用するとより性能を引き出すことのできるスキルと武具を呪うスキルによって、相手の武具使用を禁じ、自身の武具を強化して戦う。
 
ジュリエットの場合、自身の<エンブリオ>によって、空中移動・超音速機動・魔法攻撃ができ、特に闇属性魔法によってENDの高い相手にもコンスタントにダメージを与えられるようになるという、全環境対応型ビルドとなっている反面、MP消費が多くなり、元々のHP消費スキルと合わせてなおさら長期戦に向かず、決闘のような短期決戦に偏ることとなっている。

竜征騎兵(マスター・ドラグナー)

騎兵系統竜騎兵派生超級職。GandorLのメインジョブ。
騎竜強化と銃器強化が特性の【竜騎兵】派生の超級職で、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
固有スキルの《騎竜強化》レベルEXと《銃器強化》レベルEXによって、扱う騎竜と銃器の性能を2倍に強化することができるが【竜騎兵】自体が従属キャパシティが少ないという欠点を抱えているため、竜か銃どちらかに偏った性能になってしまう欠点は超級職になっても改善できていない。
最終奥義《我が竜を見よ(ドラゴン・エンブレム)》によって騎竜との絆の深さによって性能を強化することができ最大で5倍に達するが、関係性が悪いとどちらも死亡する。

GandorLの場合、自身の<エンブリオ>が竜と銃どちらの要素も合わせ持つ機械竜のため、固有スキルによる強化が両方入り性能が格段に向上している。さらに最終奥義による強化と必殺スキルによる強化を加えた三重強化によって、短時間のみだが古代伝説級<UBM>以上の戦闘力を発揮することができる。

煌帝(プリズム・エンペラー?)

煌騎兵系統超級職。
就職条件の1つに下位ジョブに就職している人数が関係している【~帝】系ジョブであり、先々期文明崩壊に伴い煌玉獣の製造方法が喪失した関係で下位職がロストジョブになった影響を受け、現在もロストしている。
詳細は不明だが、フラグマンと【水晶之調律者】達の計画に必要な模様。

鮮血帝(ブラッド・エンペラー)

吸血鬼系統超級職。ブラッド・Oのメインジョブ。
HPを消費することで攻撃能力を強化でき、消費したHPを吸血スキルによって回復することで、攻撃と回復を両立した長期戦闘に秀でた前衛系ジョブ。
奥義である《ブラッディ・ジョーカー》は自身のステータスを振り変えることができる。
就職条件の1つに下位ジョブに就職している人数が関係している【~帝】系ジョブであり、『六門事件』によって大幅に吸血鬼系統に就ける吸血氏族が減ってしまったこともあり、<マスター>が増加するまでながらくロストジョブだった。
 
ブラッド・Oの場合、自身の<超級エンブリオ>によって各ステータスに特化した肉体を形成して自在に切り替えながら戦闘することで、遠距離と近距離どちらにも対応し、吸血スキルによって回復を行う万能スタイルとなっている。
また、必殺スキルと【鮮血帝】の奥義を組み合わせることで、一時的にだが全<マスター>の中でも3指に入る物理攻撃力を発揮することができる。

剣王(キング・オブ・ソード)

剣士系統超級職。フォルテスラのメインジョブ。
剣士系統派生の上級職【剣聖】【剛剣士】のどちらからでも就ける珍しいジョブで、ステータスはSTRとAGIが高く、豊富な剣技系アクティブスキルを使う。
奥義の《ソード・アヴァランチ》は「超々音速で放たれる無数の斬撃により自身の間合い内のすべてを問答無用で斬断する」という強力なものである反面、自身と剣に非常に負担をかけるため、脆弱な剣では力を発揮しきれず、使用後は一分ほど腕が使えなくなる。
 
フォルテスラの場合、自身の<エンブリオ>によって、「敵が自身よりステータスが優れる場合、自身のステータスを2倍にする」固有スキルや、「必ず相手を上回る速度(AGI)、必ず相手の物理防御を破れる攻撃力、必ず相手の物理攻撃を防げる物理防御力を手に入れる」必殺スキルを持つため、より一対一の近接戦闘に優れている。
また、<超級エンブリオ>に進化したことで【三極竜 グローリア】の《OVERDRIVE(終極)》クラスの熱線すらも容易く切り裂くことができるようになり、熱光線に対し絶対的な優位を有する模様。

阿修羅王(キング・オブ・アシュラ)

系統不明の超級職。華牙重兵衛のメインジョブ。
武器限定で装備枠を拡張するスキル《修羅道戦架》によって自身の周りに武器を浮かせそれらを操作しながら戦う。装備する武器によって、様々な状況に対応でき、装備補正を重ねることでステータスにも特化できる万能型のジョブ。
 
華牙重兵衛の場合、自身の<エンブリオ>によってさらに武器を装備することができ、必殺スキルによってダメージを伴わない悪影響を無効化することができるので、複数の特典武具や呪われた強力な妖刀などで武装することで、万能性と純粋な戦闘能力を両立し、準<超級>最強クラスとなっている。

獣王(キング・オブ・ビースト)

獣戦士系統超級職。ベヘモットのメインジョブ。
固有スキル《獣心憑依》レベルEXによって、従属キャパシティ内のモンスター1体のステータスの100%を自身に加える。
しかし、ステータス上昇が低く、従属キャパシティが異常に小さいため、純竜級のモンスターをキャパシティ内に入れるには、サブの上級職と下級職を従魔師系統のジョブで埋める必要がある。
そのため戦闘系汎用スキルを取ることができず、結果として純竜級のステータスに戦闘系汎用スキルを持たない従魔師にしかなれず、鍛えれば純竜級を超えるステータスを普通に得られ、更には強力な固有スキルを有する戦闘系超級職のなかでは下位に位置していた。
獣戦士系統はレジェンダリアのある部族が慣習として就いているだけであり、<Infinite Dendrogram>サービス開始時は、ロストジョブになっていた。
しかし、<マスター>の“ガードナー獣戦士理論”によって見直され、多くの<マスター>がこのジョブを探した。
 
ベヘモットの場合、自身の<超級エンブリオ>がステータス極特化のガーディアンであるため、ステータスが“HP2300万・STR22万・AGI22万・END24万”という規格外の値となる。
さらにそのステータスで必殺スキルを使用することでステータスが“HP4700万・STR44万・AGI43万・END47万”となり、そこから【苦行僧】のスキルを使用することによって“STR・AGI・ENDが100万以上”という極限の数値を持った怪獣となる。
サブジョブの戦闘系スキルや数多のスキル特化型特典武具を使用することで、神話級<UBM>ですら相手にならず、単独で<SUBM>と互角以上に戦える程の戦闘力を持ち、“物理最強”と謳われ、<超級>最上位の戦闘力を有している。

狂王(キング・オブ・ベルセルク)

狂戦士系統超級職。ハンニャのメインジョブ。
ステータスはHPとSTRとAGIが良く上がり、ENDとDEXはあまり上がらず、MPはほとんど上がらない。スキルは各種バーサーク系スキルが豊富であり、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
しかし、バーサーク系スキルの影響で理性的な行動がとれないことが多いため攻略され易く、あまり長生きできない模様。
就職条件の一つが「目についた人間範疇生物(<マスター>・ティアン)を10秒以内に殺した回数が444回を超える」という狂人仕様であるため、長らくロストジョブだった。
ティアンの場合は条件を満たす前に普通に逮捕・討伐され、<マスター>の場合であっても普通なら444回を満たす前にティアンを間違えて殺害してしまい、指名手配されてしまう可能性が非常に高いので条件が判明しても至難の業である。
 
ハンニャの場合、自身の<エンブリオ>が瞬殺と確殺*14に向いていて、「ティアンと<マスター>を明確に判別できるスキル」があったため、ティアンを一切殺害せずに就くことができた。
更に、バーサーク系スキル使用中でも<超級エンブリオ>がハンニャを補助して最適な行動を行うことができ、上を取る限り無類の強さを誇るため、“監獄”で「ハンニャに上を取られたら負け」と言われた。

超闘士(オーヴァー・グラディエーター)

闘士系統超級職。フィガロのメインジョブ。
魔法以外のほぼ全ての戦闘に関する適性を持ち、《装備枠拡張》レベルEXにより大きく増えた装備枠と一定以上ダメージを受けるとクールタイム無く使える《瞬間装備》等の装備変更スキルによって状況や目的などに適した武器を使い分けて戦う、前衛は勿論のこと後衛にもなれるオールラウンダーなジョブで、特殊超級職である【勇者(ヒーロー)】の試作型超級職。
就職条件から、最低でも他に一つの超級職に就いていることが前提であり、奥義の《統一王者(コンプリート)》によって、サブに回した超級職の全てのスキルを使用できる。
ステータスはMP・LUC以外は満遍なく上がる為に個々の値はそれほど高くならないが、ステータスを上げたいのなら、サブの超級職のレベルを上げれば良い*15だけなため、たいした問題ではない。
 
フィガロの場合、【超闘士】以外の超級職を持たないため、ステータスは高くはなく*16、何より奥義の意味がなくなっているが、自身の<超級エンブリオ>のステータス補正は平均的に高く、《装備枠拡張》レベルEXと自身の<超級エンブリオ>との相性が極めて良く、特典武具やボスのレアドロップ装備などを数多く所有しているため、ソロで神造ダンジョン(<墓標迷宮>)の深層攻略をも可能としている。

超力士(オーヴァー・レスラー)

力士系統超級職。バルク・ボルカンのメインジョブ。
固有スキルによって一部を除いて装備が不可能になる代わりに超級職の中でも高いステータスを持つジョブ。
 
バルク・ボルカンの場合、自身の<超級エンブリオ>が強制的に相手の装備品を解除させるため、相手は装備品を装備できるのに自身は装備できないという欠点を実質的に無くし、場合によっては利点に変えている。

搔王(キング・オブ・スクラッチ)

拳士系統爪拳士派生超級職。ドミンゴス・ロドリゲスのメインジョブ。
拳士系統の爪(形)武器の使用に特化した上級職【爪拳士】派生の超級職。
ステータスはAGIとSPが高く、「自身の攻撃と、威力・性質・属性が同じ光刃?を複数発生させる」奥義によって、一振りで連続攻撃を行う。
 
ドミンゴス・ロドリゲスの場合、自身の<エンブリオ>が「攻撃が相手に当たる度に、相手が耐性を持っていない病毒系状態異常をランダムに付与する」能力のため、防御力が高く攻撃が通じにくい相手にも、高いAGIと奥義による連続11連撃により多数の状態異常を仕掛けることができる。

粉砕王(キング・オブ・グラインド)

拳士系統砕拳士派生超級職。餓鬼道戯我丸のメインジョブ。
木石を己の拳で粉砕する【拳士】と【壊屋】の混合職である【砕拳士】派生の超級職。
東方の【破壊王】とも呼ばれ、オブジェクト(非生物・非モンスター)破壊に秀でているが、【破壊王】がSTRと城砦破壊に極特化しているのに対し、他のステータスのバランスがある程度取れている為、対人戦も可能な範囲に収まっている。
 
餓鬼道戯我丸の場合、仕掛けた後離れる必要がある必殺スキルの余波を奥義で相殺することで即効性を高めたり、中距離から放てるがスキル上昇分の防御力を無視できない奥義に、零距離で打ち込まなければならないが強度を無視して粉々に出来る自身の<エンブリオ>とを使い分けたり出来るが、最も上がるSTRの使い道が少ないことなどがあり、シナジーとしては微妙とされる。

破壊王(キング・オブ・デストロイ)

壊屋系統超級職。シュウ・スターリングのメインジョブ。
ステータスはSTRに極特化しており、他はほとんど上昇せず、戦闘系前衛超級職であるが、ENDとAGIがどちらも低く直接戦闘には向いていない。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
奥義の《破壊権限》は非実体・物理耐性・破壊無効のものを物理攻撃で破壊可能にする。
就職条件に「オブジェクト(非生物・非モンスター)への与ダメージが一億以上」があり、就職クエストが「試練の門(オブジェクト)を一撃で破壊する」となっている。
 
シュウ・スターリングの場合、自身の超絶戦闘技術によって、相手が超音速機動を行っていても、普通に前衛で戦うことができ、<超級エンブリオ>による広域殲滅でメインジョブのレベルが1000を超え、結果としてSTRが装備などの補正込みで20万を超えているため、世界中のほぼ全てのものを破壊できる。
更に『STRを基準に自身のステータスを決める』必殺スキルによる戦神艦迫撃決戦形態(フル・オフェンスモード)では“HPが1800万・STRが36万・ENDが18万・AGIが9万”などと殴り合いでは神話級<UBM>ですら相手にならず、単独で<SUBM>と互角以上に戦えるほどの戦闘力を誇り、<超級>最上位の戦闘力を有している。

無疵王(キング・オブ・???)

系統不明の超級職。【フェルム・イデア】のメインジョブ。
クラウディア曰く【破壊王】と対になる超級職であり、防御力以下のダメージ量の攻撃を効果含めて無効化するスキルを持つ。

神獣狩(ゴッドハント)

狩人系統?派生超級職。カルル・ルールルーのメインジョブ。
戦闘力ではなく狩る力に秀でている。近接の短剣から遠距離の弓まで幅広い武器の適性を持ち、様々な狩猟を補助するアイテムをその場で瞬時に作成するスキルや、自動HP回復スキル、極限環境に対する適応力もあり、更に飲食・睡眠がなくとも獲物を長時間追うこともできる*17
また、ある程度なら薬品の調合も可能であり、サバイバル料理も上手くなる。
総じて狩猟に必要な能力を網羅し、長期戦に特化した万能型のジョブと言えるが、直接戦闘にはあまり向いていない模様。

カルル・ルールルーの場合、自身の<超級エンブリオ>が装備品を不壊化させるスキルを持っており、【救命のブローチ】で死なず【健常のカメオ】で状態異常にも罹らず【防犯のブレスレット】で装備を奪われなくしており、無敵と呼ばれるほどの生存・耐久性能を獲得している。
また、自身の被ダメージに応じて性能が強化される特典武具や特攻態(バーストモード)と呼ぶ攻撃特化装備群も所持しており、攻撃能力が低いというジョブの欠点も克服している。
弓に適正のある狩人系統のためサブの【強弓武者】の奥義が使用可能で、保有する古代伝説級武具とのコンボによる広域殲滅能力も持つ。

大賢者(アーチ・ワイズマン)

魔術師系統賢者派生超級職。インテグラ・セドナ・クラリース・フラグマンのメインジョブ。
魔術師系統の汎用上級職【賢者】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、特定の属性に特化するのではなく、天地海の三大属性の魔法に加え、回復魔法などの三大属性以外の魔法も使用することができ、本人の才能によっては他の魔法系超級職の奥義すらも使用できる模様。
未完成の魔法理論を完成させるため、奥義によって自身の記憶の一部を保存し、次代に遺して行くことができる。
 
しかし、初代フラグマンの奥義の改造の結果、彼以降、歴代フラグマンは全員が全記憶・全知識を受け継ぎ、遺している。
奥義のリミッターを外した結果、記憶を引き継いだ者はその量によって廃人となる危険性があるため、歴代フラグマンは奥義の使用に耐えることができ、使命を受け継ぐ後継者として相応しい者に継承してきた。
 
インテグラ・セドナ・クラリース・フラグマンの場合、師より受け継いだ記憶・知識・技術と自身の規格外な才能によって、三大属性に分類される全魔法*18、その他の属性の魔法の多くを使用することができ、更にその場で必要に応じて新たな魔法を開発することもできる。

先代【大賢者】の場合

先代【大賢者】は自身の“三大属性への適性”と“規格外な魔法の才能”、“代々受け継いで来た魔法技術”と“自身の百年を越える修練”によって各属性に特化した魔法系超級職の奥義すら使用し、【炎王】の奥義である《恒星》にいたっては連発どころか四つも同時に発動させられる領域に至っていた。

炎王(キング・オブ・ブレイズ)

魔術師系統紅蓮術師派生超級職。
魔術師系統の火属性魔法特化上級職【紅蓮術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、天属性の中の一つである火属性魔法に特化している。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
単純な単体攻撃力ならば、他の魔法系超級職を上回る超級魔法を使うことができる。
 
フュエル・ラズバーンの場合、火属性魔法に更に磨きをかけ、奥義である《恒星》を二発同時に発動できるまでになったが、先代の【大賢者】に敗れた。その後、制御能力を突き詰め、【魂売】の<超級エンブリオ>によって改造され、【イグニス・イデア】となり、寿命と引き換えに膨大なMPを手に入れたことで、《恒星》を一度に64も発動させることが可能となり、全身に超高熱を纏いあらゆる攻撃を無効化する、【地神】を除けば世界最大の魔法兵器として、<超級>に匹敵するほどの力を得た。
 
このジョブに就いていたティアンのフュエル・ラズバーンが死亡したため、現在は空位となっている。

嵐王(キング・オブ・ストーム)

魔術師系統翆風術師派生超級職。ケイデンスのメインジョブ。
魔術師系統の風属性魔法特化上級職【翆風術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、天属性の中の一つである風属性魔法に特化している。
風属性魔法の性質上、攻撃範囲に優れており、広域殲滅に向いた超級魔法を使う。
 
ケイデンスの場合、自身の<エンブリオ>が魔法開発・制御に特化しているため多種多様な風属性オリジナル魔法を使用することができる。
また、もう一つのメインジョブである【傲慢魔王】による防御スキルで自分自身の攻撃も無効化できるため、使えば自爆する威力の魔法も安全に使うことができる。

爆裂姫(バースト・プリンセス)

魔術師系統?派生超級職。ブレンダ・フォーサイスのメインジョブ。
魔術師系統の爆発魔法特化上級職派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、天属性の中の火属性と風属性の複合である爆発魔法に特化している。
爆発魔法の性質上、不要な拡散を防ぐための制御にリソースを割り振っていないため広域殲滅に向いているが、自爆の危険性も高い。
 
ブレンダ・フォーサイスの場合、自身の<エンブリオ>が「自他の攻撃に対する完全耐性を3つまで獲得・付与する」能力を持ったガーディアンであるため、普段は爆発魔法への耐性を獲得させ、それを自身にも付与することで自爆や誤爆を恐れずにガーディアンを前衛とした後衛魔法職として戦い、決戦では必殺スキルによって、爆発魔法と相手の攻撃2種類への完全耐性、格闘系のサブジョブと上位純竜級の三倍のステータスを持って、爆発魔法を使いながら近接戦闘を行う魔法戦士ビルドで戦う。

光王(キング・オブ・シャイン)

魔術師系統閃光術師派生超級職。エフのメインジョブ。
魔術師系統の光属性魔法特化上級職【閃光術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、天属性の中の一つである光属性魔法に特化している。
元々光属性は、火属性に次ぐ威力と全属性最速の速度に加え、アンデッドへの特効*19をも併せ持ち、闇属性と相殺関係にある強力な属性であるが、他の属性魔法と比べてMP消費量がかなり多いため、他の魔法系超級職よりも一回の戦闘で使用できる魔法の回数が少なく、他の属性魔法よりも魔法発動までに時間がかかり、魔法が直線軌道を描き、読み易いなどの欠点がある。そのため、正面戦闘では遅れをとりやすい。
 
エフの場合、自身の<エンブリオ>によって、光属性魔法の三つの欠点全てを克服し、更に必殺スキルによってそれぞれの役割を担うモンスターを召喚することもできる。そのため、AGIの低い魔法職でありながら、対AGI型を得意とし、END型でも光属性への強力な耐性装備等がないと厳しいという、遠距離において準<超級>最強クラスの戦闘力を誇っている。

震王(キング・オブ・クエイク)

魔術師系統空振術師派生超級職。ザカライアのメインジョブの一つ。
魔術師系統の振動魔法特化上級職【空振術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、天属性と地属性の複合による振動や衝撃波を操る魔法に特化している。
最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
 
ザカライアの場合、もう一つのメインジョブである【迷彩王】をサブに置くことで、AGI型超級職の物理ステータスに魔法系超級職の魔法・MPを併せ持つ中途半端ではない完全なる魔法戦士ビルドとなる。
更に自身の<超級エンブリオ>によってティアンに自身の人格と能力を上書きすることで、自分を六人増やし、本体は安全な場所に居ながら、通常の分身では不可能な本体と同一能力・人格での自立行動をとらせることができる。

砂王(キング・オブ・デザート)

魔術師系統?派生超級職。
ステータスはMPに特化し、地属性の中の一つである土属性魔法の内、粒子操作魔法に特化している。
微小な粒子を操作し、砂嵐や流砂を作り出し戦う。

石王(キング・オブ・ストーン)

魔術師系統?派生超級職。
ステータスはMPに特化し、地属性の中の一つである土属性魔法に特化している。
具体的な詳細は不明。

巌王(キング・オブ・ロック)

魔術師系統?派生超級職。
ステータスはMPに特化し、地属性の中の一つである土属性魔法の操作できる質量の多さに特化している。
巨大な岩石を操作して戦う。

鋼姫(フルメタル・プリンセス)

魔術師系統鉄鋼術師派生超級職。イサラのメインジョブ。
魔術師系統の金属操作魔法特化上級職【鉄鋼術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、地属性の中の一つである土属性魔法の内、金属操作魔法に特化している。
金属を操作しワイヤーを張り巡らせ攻撃と防御を同時に行う。ただし、操作する金属の格が高いと操作スピードが落ちる。また、金属鎧を作ることもできるが、性能は専門の生産職には及ばない。

泥王(キング・オブ・???)

魔術師系統涅泥術師派生超級職。
魔術師系統の泥魔法特化上級職【涅泥術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、地属性と海属性の複合属性の泥魔法に特化している。
泥で相手の動きを阻害したり、壁を作ったり、沈めたりする。
また、不透明な動く泥の中に武器やアイテムを仕込む応用技もある。

氷王(キング・オブ・グレイシャー)

魔術師系統白氷術師派生超級職。アット・ウィキのメインジョブ。
魔術師系統の氷属性魔法特化上級職【白氷術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、海属性の中の一つである氷属性魔法に特化している。
氷属性魔法の性質上、【凍結】等の状態異常を伴う超級魔法を使う。
 
アット・ウィキの場合、奥義はレベルが足りないため使用できないが、自身の<エンブリオ>によって状態異常の一切を防ぎ、【氷王】のパッシブスキルと壁役の防御力を引き上げる特典武具で強化し、更に魔力を送り込むことで回復も可能な氷属性のゴーレムに前衛を任せ、自身も魔法や魔力式銃器で攻撃するという、後衛ながら一人で全ての役割を埋め、準<超級>として十分に戦えるようになっている。
また、数多の研究と検証により、ジョブスキルによる補助なしに魔力(MP)を直接冷気に変換するというオリジナル魔法作成の初歩の技術を編み出している。

絶王(キング・オブ・???)

魔術師系統?系統超級職。
魔術師系統の絶属性魔法特化上級職派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、海属性の中の一つである絶属性魔法に特化している。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
電撃を消す防壁を張る他、生体に直接接触して不随意筋や脳細胞の電気信号などの体内の電気を一瞬で消す即死攻撃を得意とする。
最終奥義は原子や分子の結合を解いて分解することができる。

現在下位職含めてロストジョブとなっている。

抗王(キング・オブ・レジスタンス)

魔術師系統抵抗術師派生超級職。
魔術師系統の防御魔法特化上級職【抵抗術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、海属性の中の一つである防御属性の生物やモノに耐性を付与する防御魔法に特化している。
詳細不明。

壁姫(ウォール・プリンセス)

魔術師系統障壁術師派生超級職。ウルスラのメインジョブ。
魔術師系統の壁魔法特化上級職【障壁術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、海属性の中の一つである防御属性の壁魔法に特化している。
あらゆる種類の障壁魔法を自在に使用する支援型後衛職。
 
ウルスラの場合、自身の<超級エンブリオ>が「低燃費で広範囲の海水を操作する」ことに特化しているため、大量の海水を操作して海水の壁を作り、そこに数々の防御壁魔法を重ねることで鉄壁の防御を行ったり、海に大穴を開けることも可能となっている。

鏡王(キング・オブ・ミラー)

魔術師系統反射術師派生超級職。
魔術師系統の反射魔法特化上級職【反射術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、反射魔法に特化している。
あらゆる属性の攻撃魔法に対する反射魔法を自在に使用し、奥義である《ミラー・フォース》は、攻撃魔法に限らず、あらゆるエネルギーを反射できる。
それでも反射魔法の欠点であるタイミングと反射角度の問題は残っているため、使いこなすには技量を必要とする。
 
ジャンパ・ランヴォールの場合、【魂売】の<超級エンブリオ>によって、改人【ポリプス・イデア】となり、蛸の触腕とサブ脳を追加され、本人の技量も相まって、最大で6つの反射魔法を同時に発動させることができるようになり、タイミングのズレによる失敗の確率を下げ、準<超級>に匹敵する戦闘力を誇っていた。
 
このジョブに就いていたティアンのジャンパ・ランヴォールが死亡したため、現在は空位となっている。

闇姫(ダーク・プリンセス)

魔術師系統暗黒術師派生超級職。曼珠沙華死音のメインジョブ。
魔術師系統の闇属性魔法特化上級職【暗黒術師】派生の超級職で、ステータスはMPに特化し、対生物特化属性の闇属性に特化している。
闇属性魔法の性質上、他の魔法と比べると威力も低く非生物のオブジェクトなどには無意味だが、対生物限定で防御力無視の強力な効果を持つ。
 
曼珠沙華死音の場合、自身の<エンブリオ>がダメージ判定によって13種類の状態異常をランダムに付与するスキルや必殺スキルによって解呪不可の【死呪宣告】を付与することができるため、「闇属性魔法によって確実にダメージを与えて状態異常と【死呪宣告】にかける」という方法を取っている。
また、自身が保有する【紫水晶之捕獲者】に搭乗し、人口知能の戦闘演算能力に補助*20してもらうことにより、戦術とそれなりの機動力を保持している。

大霊道士(グレイト・ソウルタオシー)

道士系統霊道士派生超級職。張葬奇のメインジョブ。
道士系統のアンデッド使いの上級職【霊道士】派生の超級職で、端的に言うと“東方の【冥王】”であるが、道士系統と死霊術師系統の両方の特長を持つ。
ステータスはMPに特化し、死体に【符】を仕込んでアンデッドを製作し、使役するため、日中は満足に力を発揮できず、炎や聖属性などに極端に弱い。
また、道士系統の超級職として風属性の超級魔法を使うことができるので、単体でもある程度は戦える。
【冥王】との違いは、「【符】による強力な風属性の超級攻撃魔法を使えるため、単体でも戦えること」「アンデッド用のバフスキル等を持たず、戦闘時にアンデッドを強化したりできないため、あらかじめアンデッドに強化用の【符】を仕込んでおく必要があること」「アンデッド製作に、魔力を込めた【符】を使用するため、怨念を使用せず、死者の魂を見ることもできないため、怨念とはあまり関わりがないこと」など。

尸解仙(マスター・キョンシー)

道士+僵尸系統超級職。迅羽のメインジョブ。
道士系統と僵尸系統の混合超級職で、符による強力な火属性の超級魔法を使用する耐久型魔法職。ステータスはHP・MP・END以外はあまり上がらない。
「アンデットである僵尸(キョンシー)が厳しい修業の末、仙人となった」という設定から、アンデッドの長所は持っているが、炎や聖属性に弱いなどの短所*21は無くなっている模様。
 
迅羽の場合、自身の<超級エンブリオ>のステータス補正がAGI(+STR)に特化しているため、結果として、HP・MPは数十万、END・AGIは一万以上、STRは数千だが<超級エンブリオ>の装備攻撃力が高いため実質一万以上に魔法も使える、という器用超万能型となっている。

総司令官(コマンダー・イン・チーフ)

指揮官系統超級職。グレイ・α・ケンタウリのメインジョブ。
自身の指揮下にある生物や物品のステータスや装備性能を強化する典型的な後衛型支援職。

グレイ・α・ケンタウリの場合、自身の<超級エンブリオ>に搭載した<遺跡>の兵器や特典武具を強化して戦う。

超付与術師(オーヴァー・エンチャンター)

付与術師系統超級職。シャルカのメインジョブ。
ステータスはMPに特化していて、パーティーメンバーにバフを懸ける典型的な後衛型支援魔法職。
固有スキルによって、バフの仕様上、本来は不可能なはずの全体バフと単体バフを同時に行使できる*22ことができ、より強力で多彩な支援を可能にしている。
 
シャルカの場合、<エンブリオ>が物理耐性型ガーディアンという典型的な前衛であるため、それを支援し、単体で準<超級>の戦力となっている。

式姫(フォーミュラ・プリンセス)

式術師系統超級職。更科桔梗のメインジョブ。
ステータス傾向は不明だが、おそらくMPに特化していて、式神を作成してモンスターを呼び出して戦う。
ある程度能力を自由に設定したモンスターを使用できる。式神の欠点の一つの術者の実力面はかなり緩和されているが、それでも式神の能力設定に限界はあり、更に召喚コストが召喚師に比べて数倍以上なので、召喚師系統よりも使い難い。
スキルの詳細は不明だが、奥義では通常より強力な式神を編むことが可能な模様。
 
更科桔梗の場合、自身の<エンブリオ>が殺した相手のリソースをMPにして貯めておくことができるため、召喚師系統に比べてMP消費が多いという問題を解決し、更に式神に設定する条件をMP量に依存する形*23にすることで一般的には厳しい条件をクリアし易くし、それに式神の対象の無差別化や挙動の単純化等を加えることで、様々な能力を持った強力なモンスターを自在に使用している。また、MP量依存でダメージ等を肩代りする式神を使用することで単独での戦闘も得意としている。

召喚姫(サモン・プリンセス)

召喚師系統超級職。天空院翼神子のメインジョブ。
ステータス傾向は不明だが、おそらくMPに特化していて、召喚モンスターを呼び出し、それを強化して戦う。
召喚モンスターの強化や召喚コストを軽減するパッシブスキルを持ち、2種類の召喚モンスターを融合して1体の強力な召喚モンスターを呼び出す奥義を持つ。
 
天空院翼神子の場合、自身の<エンブリオ>が召喚モンスターを強化することに特化しており、ジョブと合わせた多重強化によって強力な召喚モンスターを使用できる。また、それらに必殺スキルと奥義、更には【大小喚の輪】の《極大(マキシマイズ)》召喚を重ねることで神話級<UBM>クラスの召喚モンスターを使用することもできる。

呪術王(キング・オブ・カース)

呪術師系統超級職。LS・エルゴ・スムのメインジョブ。
ステータスはMPに特化していて、相手に呪術による状態異常・デバフを懸ける典型的な後衛魔法職。
固有スキルである《クリエイト・カース・オブジェクト》レベルEXによって、あらゆる状態異常・デバフを込めたアイテムを作成したり、奥義である《カース・ゾーン・エンタングル》によって、極限まで強化された種類豊富な呪術によって敵を呪い殺す。
 
LS・エルゴ・スムの場合、呪術に加え、魔力式散弾銃を使用した高威力の中距離攻撃を行い、更にそれらを凌がれても、自身の<超級エンブリオ>によって相手を幼体化させて妨害しつつ、ある程度の時間が経過すれば『強制老化』で即死させる、という二段構えを取っている。

女教皇(ハイプリエステス)

司祭系統超級職。扶桑月夜のメインジョブ。
ステータスはMP以外は低く、部位欠損や病気などをも一瞬で治す、超級の回復魔法を使い、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
聖職者系ジョブであるため聖属性魔法にも優れている。
就職条件は500レベル分を聖職者系のジョブのみで埋め、更に司祭職1000人分の推挙を必要とする。
かつての【教皇】が最終奥義《聖者の帰還(ウルファリア・エルトラーム)》によって神話級<UBM>と相打ちになったことで、アルター王国の国教になった。
 
扶桑月夜の場合、<超級エンブリオ>がデバフに特化しており、使い方次第では自身の被ダメージを大幅に減少させることができ、超級回復魔法と合わせれば、戦闘職の<超級>と耐久戦もある程度行うことができる。

冥王(キング・オブ・タルタロス)

死霊術師系統高位霊術師派生超級職。ベネトナシュのメインジョブ。
強力なアンデッドを製作し、それらを強化して戦う後衛型支援魔法職。ステータスはMPに特化し、強力な攻撃魔法等は所持していない。そのため、日中は満足に力を発揮できず、炎や聖属性などに極端に弱い。
奥義である《観魂眼》により生者や死者を問わず魂が見え、死者と会話し交渉することすら可能になる。
【死霊王】とは異なり、より《死霊術》に特化した『アンデッドを征す者』であるため、アンデッドを作るだけでなく、アンデッドそのものやアンデッドの動力源になる怨念を消滅させることにも秀でている。
 
ベネトナシュの場合、自身の<超級エンブリオ>がアンデッドを保護する固有スキルを保有しているため、炎や聖属性に対する耐性を与えることができ、日中でも関係なくアンデッドを使用することが可能となっている。
また、強力な<UBM>をアンデッドにして従えていたり、自身の<超級エンブリオ>には【天竜王】と並ぶ、魂からの死者蘇生の必殺スキルなどもある。

死霊王(キング・オブ・コープス)

死霊術師系統大死霊派生超級職。
死霊術師系統の自身の種族がアンデッドに変化する上級職【大死霊】派生の超級職で、魔法職でありながらMPだけでなく、HP・STR・AGI・ENDなども前衛超級職に近いくらい上がり、呪怨系状態異常攻撃を使い戦う。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
種族は『アンデッド』であるため、再生能力を始め、生存能力は高くなっているが、【尸解仙】とは異なり、アンデッドの弱点は残っているため、正気を保ちづらく、日中は満足に力を発揮できず、炎や聖属性などに極端に弱くなる。アンデッドを作ることはできるが、《死霊術》そのものが使いにくくなる。
【冥王】とは異なり、死者の魂を見ることはできない。

盗賊王(キング・オブ・バンディット)

盗賊系統大盗賊派生超級職。ゼタのメインジョブ。
ステータスはAGIとDEXが高く、気配を消し、固有スキルの《スティール》レベルEXや奥義の《アブソリュート・スティール》で相手のアイテムから臓器まで、ありとあらゆる物を音もなく盗む。
 
ゼタの場合、<超級エンブリオ>によって防御能力や隠蔽能力を増強するだけでなく、広域殲滅型と広域制圧型にもなるという器用超万能型となり、更に必殺スキルの殺傷性がとてつもなく高く、【救命のブローチ】を戦闘の合間に盗むことができれば高耐久の<超級>相手ですら一撃死を狙うこともできる。

強奪王(キング・オブ・バーグラリー)

強盗系統超級職。エルドリッジのメインジョブ。
ステータスはAGIに特化し、正面からアイテム・身体の部位を奪い取ることに長けている。
【盗賊王】とは異なり盗み自体を隠蔽する能力はほぼないが、相手の装備を奪う固有スキルや、中距離から敵の肉体を毟り取る《グレーターテイクオーバー》、敵に与えたダメージに比例したステータスを奪う奥義の《グレーター・オールドレイン》など、相手の優位を奪う能力が多く、【盗賊王】よりも対人戦闘に向いている。
しかし、<エンブリオ>や特典武具などの装備は奪えないため、そうした装備で全身を覆っている相手などには弱い。
 
エルドリッジの場合、<エンブリオ>によって、4万近いENDを得ることで素手でも継続戦闘能力が高く、ステータス強奪と強度無視武器破壊によってより優位に立つことができる。

暗殺王(キング・オブ・アサッシン)

暗殺者系統超級職。月影永仕郎のメインジョブ。
ステータスはAGIに、能力は隠蔽と対人戦闘に特化している。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
【絶影】との違いは、【絶影】がより隠蔽に特化しているのに対し、より暗殺に特化していること。
実際、固有スキルの《看破》レベルEXによって、如何なる相手のステータスも看破することができ、最終奥義の《相死相殺》は「対象の人間に触れさえすれば、自身が死ぬ代わりに絶対に対象を殺すことができる」という暗殺能力の極みとなっている。
 
月影永仕郎の場合は、自身の<エンブリオ>によって、より隠蔽能力が増加し、夜であれば、かなりの広域殲滅攻撃を可能としている。

絶影(デス・シャドウ)

隠密系統超級職。マリー・アドラーのメインジョブ。
ステータスはAGIに、能力は隠蔽と対人戦闘に特化し、ある程度忍術なども使用することができる。
【暗殺王】との違いは、【暗殺王】がより暗殺に特化しているのに対し、より隠蔽に特化していること。
【潜伏王】との違いは、【潜伏王】がより物理的に長時間に渡って隠れることに特化しているのに対し、《看破》などの対面での一対一の隠蔽に特化し、忍術などの撹乱能力があること。
実際、奥義の《消ノ術》は隠蔽能力の極みとして、世界から消える完全なるステルス能力となっているが、使用可能時間は短い。
 
マリー・アドラーの場合、自身の<エンブリオ>が様々な攻撃手段を持つため高火力の奇襲を行うことができ、“国絶やし(リージョン・ロスト)”と呼ばれた<超級>、【疫病王】キャンディ・カーネイジの討伐を達成した。

潜伏王(キング・オブ・ハイド)

伏兵系統超級職。
ステータスはSPが高く、能力は隠蔽に特化している。
隠蔽の中でも、広域探知スキルを無効にするスキルが中心で、SPが高いため、長時間に渡る潜伏が可能。
【絶影】との違いは、【絶影】が《看破》などの対面での一対一の隠蔽に特化し、忍術などの撹乱能力があるのに対し、より物理的に長時間に渡って隠れることに特化していること。
実際、奥義の《ハイド・アンド・シーク》は空間の裏に長時間隠れ潜むことができる。
 
このジョブに就いていた名も無き殺し屋の場合、【魂売】の<超級エンブリオ>によって、改人【ピストリークス・イデア】となり、サメの探知能力に加えて、一対一での隠蔽能力や空中・水中移動能力も獲得し、MP・SPブースターによって、より長時間奥義を使用できるようになり、準<超級>に匹敵する戦闘力を誇っていた。
 
このジョブに就いていたティアンが死亡したため、現在は空位となっている。

迷彩王(キング・オブ・ステルス)

?系統超級職。ザカライアのメインジョブの一つ。
ステータスはAGIに特化し、隠蔽能力に優れる模様。
固有スキルの《五感迷彩》によって視覚・聴覚・嗅覚・触覚などによる感知から逃れる。
詳細不明。
 
ザカライアの場合、もう一つのメインジョブである【震王】をメインに置くことで、AGI型超級職の物理ステータスに魔法系超級職の魔法・MPを併せ持つ中途半端ではない完全なる魔法戦士ビルドとなる。
また、このジョブをメインにすると魔法は使えなくなるが、潜入・隠密行動を取ることができるようになる。
更に自身の<超級エンブリオ>によってティアンに自身の人格と能力を上書きすることで、自分を六人増やし、本体は安全な場所に居ながら、通常の分身では不可能な本体と同一能力・人格での自立行動をとらせることができる。

奇襲王(キング・オブ・レイド)

襲撃者系統超級職。
【伏姫】と比べてステータスは低いが、敵に発見されていない時の攻撃力補正が高いアクティブスキルが多く、奥義の《サドンデス》は「相手に見られていないとき、相手の防御力等を無視した大ダメージを与える」もので、【救命のブローチ】すらも無効化するため、上手く当たれば相手のHP残量によっては一撃必殺も可能となるなど、より奇襲に特化している。
 
モーター・コルタナの場合、【魂売】の<超級エンブリオ>によって、改人【ウェスペルティリオー・イデア】となり、強制的に周囲を暗闇にして敵に見られていない状態を作り出すことができるようになり、奇襲・隠密能力が格段に向上し準<超級>に匹敵する戦闘力を誇っていた。
 
モーター・コルタナが【邪神】の眷属になりジョブを失ったため、現在は空位となっている。

伏姫(ダウン・プリンセス)

野伏系統超級職。狼桜のメインジョブ。
奇襲能力に特化していて、一撃目の威力を極限まで高めている。ステータス傾向は不明だが、【奇襲王】よりは高い。
野伏初撃必殺理論が流行っていた時には多くの人がこの超級職を求めたが、【救命のブローチ】が数多く出回るようになった現在では、奇襲による一撃必殺などほぼ不可能になっている。
 
狼桜の場合、自身の<エンブリオ>がモンスターの髏頭を素材にしたステータス強化鎧を纏い、奇襲が失敗した後も戦闘できるため、「奇襲によって、とりあえず【救命のブローチ】を壊しておいて、後は正面切って戦う」という戦闘スタイルを取っているが、必殺スキルのコスト稼ぎの効率化*24以外に特に相乗効果はないため、シナジーとしては微妙である。

鎌王(キング・オブ・???)

鎌士系統大鎌士派生超級職。ヴォイニッチのメインジョブ。
ステータスは万能寄りで高くないが、「急所への攻撃(クリティカル)」を発生させた場合、威力を増大させ、【ブローチ】を始めとする防御能力を無効化させる。ただし、ステータスが高くないため、前衛型の戦闘系超級職相手では急所を狙うのは難しい。
 
ヴォイニッチの場合、自身の<エンブリオ>が索敵に特化しているため、広範囲での危険察知により回避や先制攻撃での対応力を高め、さらに【ネタロウ】の経験値補正を受けてメインジョブのレベルが1000以上になった結果、<エンブリオ>のステータス補正も含めてSTR・AGIが3万を超え、相手がAGI型超級職であっても比較的容易に急所攻撃(クリティカル)を狙え、急所攻撃(クリティカル)にこだわらずともかなり高い威力の攻撃を繰り出すことができるなど、攻撃と防御の両方に優れている。

大提督(グレイト・アドミラル)

船員系統提督派生超級職。醤油抗菌のメインジョブ。
船員系統のレア上級職【提督】派生の超級職で、艦隊指揮能力に特化していて、艦隊全体を広域バフにより強化して戦う海上戦闘特化の典型的な広域制圧型のジョブ。
 
醤油抗菌の場合、自身の<超級エンブリオ>が「液体を爆薬に変える」ため、海上戦闘において【地神】に匹敵するほどの広域殲滅攻撃を可能としている。しかし、一応自身の超級武具の自立戦艦を強化してはいるが、単艦に対して艦隊強化スキルでは強化効率が良くはないため、シナジーはあまりない。
本人は自身の恩人から受け継いだ「グランバロアを護る」という意思と決意・覚悟の証だと思っているが、シナジーの無さに思うところもある模様。

潜水王(キング・オブ・ダイバー)

?系統超級職。バネッサ・セファリッドのメインジョブ。
自身の装備品にバフをして潜水能力を強化することに特化している。
 
バネッサ・セファリッドの場合、自身の<超級エンブリオ>が潜水艦のため、それを強化することによって水深1万メートルまで潜っても問題なく、常人では決して届かない距離から攻撃できる。

大教授(ギガ・プロフェッサー)

研究者系統超級職。Mr.フランクリンのメインジョブ。
非戦闘職であるため、DEX以外のステータスがほとんど上がらず、戦闘系下級職にも劣る。スキルは解析系に特化している。
生産職であり、創ったものによって大きく評価が異なるため、飛び抜けた才能と多大な努力、奇抜な発想等が必要となる。
 
Mr.フランクリンの場合、自身の<超級エンブリオ>との相性がきわめて良く、それに加え本人の才覚も合わさって、様々なモンスターを創って扱えるようになっており、<UBM>討伐時のMVPの複数回獲得のほか、典型的な広域制圧型として、単騎で都市を滅ぼすことも可能となっている。
他にも、MVP特典や先々期文明の遺産等を数多く使用することで、神話級<UBM>以上の戦闘力を持つ改造モンスターすらも創ることができる。

猛毒王(キング・オブ・ヴェノム)

毒術師系統超級職。スプレンディダのメインジョブ。
生産系のジョブなため、ステータスはMPとDEXに特化し、様々な毒物を固有スキルによって強化し、自身は病毒系状態異常を完全に無効化して戦う。そのため、基本的に【快癒万能霊薬】が天敵である。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
 
スプレンディダの場合、自身の<超級エンブリオ>が回復・再生能力に優れているため、HPが秒間1000以上回復し、【死兵】の《ラスト・コマンド》と合わせた不死身戦法に加えて猛毒を散布して、長期戦闘によって相手を状態異常で殺すスタイルを取っている。更に最終奥義である《運命(デスティニー)》もデメリットなく使用できる。
 

先代【猛毒王】アロ・ウルミルの場合

アロ・ウルミルの場合、元々高いDEXを利用して糸を使い、敵を【拘束】し、【快癒万能霊薬】の使用を封じていた。【魂売】の<超級エンブリオ>によって、改人【アラーネア・イデア】となり、改造前は道具を介して使っていたころより強力な毒物を体内に保有し、拘束能力も格段に向上し、準<超級>に匹敵する戦闘力を誇っていた。

疫病王(キング・オブ・プレェグ)

病術師系統超級職。キャンディ・カーネイジのメインジョブ。
生産系のジョブなため、ステータスはMPとDEXに特化し、様々な細菌やウイルスを生産し固有スキルによって強化して戦う。
また、細菌やウイルスを扱う都合上それらを察知することにも長けている。
 
キャンディ・カーネイジの場合、自身の<超級エンブリオ>が極めて殺傷能力が高い細菌を生産することに特化しているため、国家単位のティアンを殺害しており史上最悪の広域殲滅型として恐れられていた。

発破王(キング・オブ・ブラスター)

発破工系統超級職。アンダースタンドのメインジョブ。
生産系のジョブだが、扱う対象から戦闘力もある。
固有スキルの《設置爆弾強化》レベルEXで、爆発物の威力を大幅に強化する。
 
アンダースタンドの場合、自身の<エンブリオ>が「大地を爆弾に変換する」能力のため、その爆弾の威力を強化している。

機械王(キング・オブ・メカニズム)

整備士系統超級職。クラウディア・L・ドライフのメインジョブの一つ。
他の生産系超級職と同じく、ステータスはMPとDEXに特化し、他のステータスはほとんど上がらない。
その整備能力は非常に高く、先々期文明時代の兵器等の整備も可能である。
 
クラウディアの場合、『ラインハルト・C・ドライフ』を演じるために整備士系統に就いたら、超級職まで就けてしまっただけで特に思い入れなどはない。
ただ、他のメインジョブである【衝神】などの前衛系のジョブでは上がりにくいMPが良く上がるため、このジョブによって、戦闘時にMPを使用するアクティブスキルの使用回数を大幅に増やしている。

鉄道王(キング・オブ・レイルウェイズ)

線路工+鉄道員系統超級職。ツークンフト・ツーク・ファーラーのメインジョブ。
安全に列車を運行することに特化したジョブで、戦闘能力は一切ない純粋な生産系超級職。複合と言うより線路工系統と鉄道員系統二つの系統の超級職という珍しいジョブ。
奥義の《不朽の旅路(エターナル・ジャーニー)》によって線路がある道に限られるが、ありとあらゆる道を走行することができる。
<Infinite Dendrogram>には、モンスターや魔法・高いステータスのものなど線路を簡単に破壊や移動させるような要因が多すぎるため鉄道文明が発展することがなく、条件を満たすものもは愚か、下級職の【鉄道員】や【線路工】に就く人すらもおらず、またそもそも一人で線路の作成・敷設と列車の操縦の両方を長く行う人間がまずいないため、長らくロストジョブになっていた。

ツークンフト・ツーク・ファーラーの場合、自身の<超級エンブリオ>が列車であることと、下記の固有スキルにより就職条件である「線路の累計作成距離」「列車の累計走行距離」の両方を簡単に満たしこのジョブをとることができた。
<超級エンブリオ>の固有スキルで進行方向に自動で線路を配置できるため、奥義と合わせることで空中すら含めたどんな場所でも線路を固定して移動できるようになっており、シナジーは非常に高い。
ただし、ジョブ・<エンブリオ>共に戦闘能力を持たない為、荒事には向かないビルドになっている。

超操縦士(オーヴァー・ドライバー)

操縦士系統高位操縦士派生超級職。
ステータスはMPとDEXに特化し、他のステータスはほとんど上がらない。最終奥義の存在する超級職の一つ。
固有スキルと奥義ともに、機械等の性能を極限まで引き出し、自在に操縦することに特化しているため、戦闘能力は操縦者の技術と操縦する機械に依存する。
そのため、先々期文明が滅亡した後は操縦する機械の大幅な弱体化により、このジョブはあまり強いジョブでなくなった。
また、最終奥義である《マシン・ソウル》によって、機械に自身の遺志を魔力と共に焼きつけ、自身の死後も機械に最期の仕事をさせることもできるが、<マスター>はデスペナルティの影響で使えないスキルと化している。
【撃墜王】との違いとして、【超操縦士】は乗り物を操縦するのが超上手いジョブであるとのこと。
 
カーティス・エルドーナの場合、<叡智の三角>の最高傑作である伝説級モンスター相当機体【インペリアル・グローリー】を複数のMVP特典で改造・強化し、自在に操縦することで個人戦闘型<超級>と互角に戦えるほどの戦闘力を誇っていた。
 
このジョブに就いていたティアンのカーティス・エルドーナが死亡したため、現在は空位となっている。

撃墜王(エース)

操縦士系統?派生超級職。AR・I・CAのメインジョブ。
ステータスはMPとDEXに特化し、他のステータスはほとんど上がらない。
操縦士系統のジョブだが同じ操縦士系統を殺すことに特化している。
機械等を操縦するのが主であり、その戦闘能力は操縦する機械に依存する。
そのため先々期文明が滅亡し、操縦する機械の大幅な弱体化が起こったことで、このジョブもあまり強いジョブではなくなった。
【超操縦士】との違いとして、【撃墜王】は乗り物を乗り物で撃破するのが超上手いジョブ。要するに操縦士のジョブと見せかけた操縦士キラー。
 
AR・I・CAの場合、フランクリンの造った決算度外視の速度特化型純竜級機体【MGFX-001 ブルー・オペラ】をMVP特典で改造・強化することで超音速で飛行し、自身の<超級エンブリオ>の未来視によって、驚異の回避力を誇る。

車騎王(キング・オブ・チャリオッツ)

操縦士系統?派生超級職。マードック・マルチネスのメインジョブ。
東方の操縦士系統派生の一つであり、戦車(チャリオッツ)*25に搭乗することに特化したジョブで、奥義《無敵戦車》により特殊装備品とした(騎乗した)戦車の強度と攻撃力を跳ね上げ、強化した戦車で戦う。
そのため、戦闘能力は操縦者の技術と操縦する戦車に依存する。

マードック・マルチネスの場合、<遺跡>で発見しレストアした動力炉がなく電力で稼働する戦車【トールハンマー】を奥義で強化し、自身の<超級エンブリオ>で発電・蓄電した電力を戦車に送電して稼働させ帯電により電磁バリアを展開することで、最硬にして最速にして最強の戦車を駆る。
また、システム的に【トールハンマー】の副砲扱いの無人戦車型の<マジンギア>群【電波大隊】を奥義で強化し、<超級エンブリオ>から送電した電力で稼働させ必殺スキルで操作することで広域制圧型となる。
しかし、実際には戦車から降りて自身の<超級エンブリオ>と神話級特典武具で戦った方が圧倒的に強いのだが、マードックは本人の嗜好からそれを好まず、基本的に戦車を軸として戦っている。

牽牛王(キング・オブ・カウボーイ)

騎兵+従魔師系統超級職。ジャミー・クレセントのメインジョブ。
東方の騎兵系統と従魔師系統の複合超級職であり、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
【車騎王】の対になるジョブであり、テイムモンスターの強化に特化したジョブで固有スキルの《家畜生命強化》レベルEXでテイムモンスターのHPを10倍化し、最終奥義の《ロデオドライブ》でHP以外の全ステータスを10倍にする。
 
ジャミー・クレセントの場合、自身の<エンブリオ>がHP増加に特化したガーディアンであり、必殺スキルと《家畜生命強化》レベルEXを使用することによって5000万という神話級以上のHPを獲得できるため最終奥義の《ロデオドライブ》も容易に使用できる。
また、莫大なHPを持つため本体狙いというテイマー特有の弱点も、テイムモンスターとHPを共有するスキルの《ライフリンク》によって克服している。
ただし、HPを増やすには広い空間が必要になるので闘技場結界では全力を出せず、また、HP以外のステータスに比べて、<エンブリオ>の身体がでかすぎるため、純粋なダメージ量を目的としない致命的な特殊能力に極端に弱い。

奏楽王(キング・オブ・オルケストラ)

指揮者系統超級職。ベルドルベルのメインジョブ。
支援職である音楽家系統を支援する非戦闘職で、ステータスもMPとSPとDEX以外はほとんど上がらず、効果は支援する【音楽家】の能力に依存する。
 
ベルドルベルの場合、自身の<エンブリオ>が音楽系のスキルを持つため、それを強化することで単体で広域殲滅型の準<超級>となっている。

鍛造王(キング・オブ・フォージング)

鍛治師系統鍛造師派生超級職。二重鉢轟のメインジョブ。
鍛治師系統の内、金属の質を高めることに特化した【鍛造師】派生の超級職で生産職を支援するための生産職。
神話級金属も素材として扱えるが、できるのは質を高めることまでで装備品に加工することはできない。
 
二重鉢轟の場合、自身の<超級エンブリオ>が金属を消費して戦闘力を高めるスキルを持つため、自身で加工した高品質な神話級金属を利用することで生産職でありながら天地の決闘ランキング三位に座している。

放蕩王(キング・オブ・ゴージャス)

道楽者系統超級職。マニゴルドのメインジョブ。
道楽者系統に共通している金銭を消費して攻撃するスキルで戦う。
しかし戦闘系ではないためステータスが低く、本人の金銭保有量によって戦闘力が変化するピーキーなジョブ。
 
マニゴルドの場合、自身の<超級エンブリオ>によって受けたダメージを金銭に変換することで強固な防御力と無尽蔵の金銭を生み出すことを両立しており、さらにその金銭を消費することで、攻撃範囲も威力も桁違いな砲撃を放つ広域殲滅型となっている。

殲滅王(キング・オブ・ターミネーター)

系統無し超級職。アルベルト・シュバルツカイザーのメインジョブ。
HPとSTRが上がり易く、次にENDが上がり易い。
狙ったモンスターを集団・種族ごと根絶やしにするための追撃に特化した超級職で、「一度でも討伐したモンスターと同種のモンスターの位置」と「一度でもダメージを与えた相手の現在位置とステータス」を把握することができる。
奥義を含め、固有スキルは上記の二つ含む三つのみ。
 
アルベルト・シュバルツカイザーの場合、高火力の兵器を扱うことで広域殲滅を行い、自身の<超級エンブリオ>によって、七回まで完全回復と耐性・特効獲得を行うため、作中で最も特殊な能力を持つ相手に対し有利であり、特殊な能力を持つモンスターでも倒すことが可能になる。

魔砲王(キング・オブ・イリーガルカノン)

?系統超級職。ヘルダイン・ロックザッパーのメインジョブ。
ステータスはMPとDEXが上がり易く、魔力式大砲の運用に特化している。最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
奥義の《魔弾の射手》は「砲撃が視認した相手(の致命部位)に当たるまで追尾する」というもの。
 
ヘルダイン・ロックザッパーの場合、自身の<エンブリオ>が防御力・防御スキルを無視した砲撃を行う大砲であるため、奥義と合わせると「視認した相手に絶対に命中し、あらゆる防御を無視して撃ち抜く」砲撃を行うことができる。

魔弾王(キング・オブ・イリーガルバレット)

?系統超級職。ヒカルのメインジョブ。
ステータスはMPが高く、特殊な効果が付与された「魔弾」を生産する生産職。
自身が生産した魔弾である程度戦闘を行うこともできるが、戦闘系超級職ではない為、戦闘に重要なステータスはあまり上がらないのであまり直接戦闘に向いていない。
 
ヒカルの場合、自身の<超級エンブリオ>の非常に高いMP補正によって莫大なMPを有し、他者にMPを付与することができるため、チームイゴーロナクのメンバーにMPを与えてサポートに徹している。
単独で戦闘する場合、生産した自動追尾する魔弾を周囲に滞空させることによって防御面を補うことができ、固定式ダメージ弾を打ち出す魔力式銃器【命削り(スラッシャー)】で莫大なMPを込めた砲撃を放ち一撃必殺を狙うこともできる。

魔装王(キング・オブ・イリーガル?)

?系統超級職。
MPを使用する装備を強化することに特化したジョブで、マジックアイテム運用版の【大賢者】とも。
その他詳細不明。

このジョブに就いていたティアンのズワルト・フリーベルが死亡したため、現在は空位となっている。

喰王(キング・オブ・イーター)

餓鬼系統超級職。カタ・ルーカン・エウアンジェリオンのメインジョブ。
ステータス傾向的にはEND型であるが、素材を捕食することで経験値を獲得できるため、高レベルになりやすく、結果的にどのステータスも高くなりやすい。
何であれ食べたものでHPを回復し、「食べた生物のステータス一つを自身のステータスに加算する」奥義を持つ。
その他、歯や顎・消化器官なども強化される模様。
 
カタ・ルーカン・エウアンジェリオンの場合、自身の<超級エンブリオ>によって全身に口を作り、耐性突破と強度減算能力を持つ顎であらゆるものを喰い、更に特典武具を喰うことでその<UBM>のスキルを一つ習得できる。
その結果メインジョブのレベルが1000を超え、END型でありながら超音速機動もできる。
また、全身の口で敵とその装備を食べることで致命傷も容易く回復可能であり、融合している<エンブリオ>が生きていれば、HPが0になっても完全回復が可能。

扇動王(キング・オブ・アジテーション)

囮系統超級職。パレード・W・デッドのメインジョブ。
ステータスはAGIが高く、固有スキル《ルアー・オーラ》レベルEXにより、理性あるモンスターはおろかティアンのヘイトすら自身に誘因させ、奥義である《指名手配(ウォンテッド)》によって、そのヘイトを他者に擦り付けることができる。
 
パレード・W・デッドの場合、空間転移ゲートである自身の<エンブリオ>によって凶猛なモンスターの群生地と繋げ、スキルでモンスターの大群をゲートのこちら側に誘引した上で相手にヘイトを擦り付けてMPKを行う。

命王(キング・オブ・ライフ)

?系統超級職。
ステータスはHPが高く、味方にHPを分け与えたり、ダメージを肩代わりするHP壁役(タンク)のようなジョブ。
奥義である《ノー・ペイン・ノー・ゲイン》によって、パーティーメンバーのダメージや損傷を肩代わりできる。
 
ロドンの場合、【魂売】の<超級エンブリオ>によって、改人【サイノクス・イデア】となり、巨体化によってHPを増設し、弱点となり得る主要臓器の位置をずらして隠し、極めて高い再生能力を獲得し、大量の回復薬を内蔵することで、奥義によって引き受けたダメージや損傷を高速で回復・再生することができるようになり、準<超級>に匹敵する戦闘力を誇っていた。
 
このジョブに就いていたティアンのロドンが死亡したため、現在は空位となっている。

犯罪王(キング・オブ・クライム)

系統無し超級職。ゼクス・ヴュルフェルのメインジョブ。
奥義の《犯罪史(ワールド・レコード)》によって「犯罪を犯すと経験値が獲得できる」が、「ステータス上昇値がかなり低いため、レベルが半分に満たない戦闘系超級職に届かず」*26、「固有スキルも奥義一つだけ」という戦闘系超級職としては下位に位置する超級職。
しかも、就職条件が完全に犯罪行為なので、就こうとしても途中で捕まったり、討伐されたりするため、ロストジョブでこそ無かったが就くことのできた人が長らくいなかった。
ゼクスは就職条件を全く知らず、狙ってすらいなかったが、犯罪を繰り返していたら条件を達成したので就いた。
 
ゼクス・ヴュルフェルの場合、生存能力と万能性の非常に高い自身の<超級エンブリオ>によって、どれだけ犯罪を犯しても誰にも討伐されず、自身の合計レベルの半分までの相手に変形し、そのステータスとスキル(+第三形態までの<下級エンブリオ>)を使用する戦法上、自身のステータスが低く、スキルが弱かったり、数が少なかったりしても関係ないため、この超級職による欠点は実質存在しない。
この超級職によって、ゼクスは合計レベルを1500以上*27にまで上げている。

殺人姫(マーダー・プリンセス)

系統無し超級職。エミリー・キリングストンのメインジョブ。
ステータス上昇値はかなり低いが、“自身が殺害した人間範疇生物(<マスター>・ティアン)の数と同じだけ全ステータスが上昇する”奥義《屍山血河》によって、全ステータスが最低1万以上になる、STR型・AGI型・END型のハイブリット超級職である。
就職条件は「近接武器で1万人以上の人間範疇生物(<マスター>・ティアン)を殺害する」という異常なもの。
これを満たすためには、現在の<マスター>の人数*28や強さなどから、<マスター>のみを狙ってもまず達成できず、結局ティアンを殺すほかないが、ティアンの場合は就く前に普通に討伐され、<マスター>の場合もティアンを殺せば指名手配を受けることとなり、大抵は他の<マスター>が組んだ討伐パーティーなどに討伐され“監獄”に送られることになるので、就くことは非常に難しい。
 
エミリー・キリングストンの場合、自身の<超級エンブリオ>が生存能力に特化しており“不死身”に限りなく近いため誰も討伐できず、結果的に3万6000人以上の人間範疇生物(<マスター>・ティアン)を殺し、全ステータス4万前後というHP・MP・SP以外はそれぞれの特化型超級職以上の非常に高いステータスを保持している。

流姫(フロー・プリンセス)

系統無し超級職。ジュバのメインジョブ。
ステータスはMPが高く、特殊超級職【妖精女王(ティターニア)】の試作型超級職で、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
就職クリスタルのある秘境の環境の影響で、魔法系超級職に就いていることが前提のジョブなため、周囲のMPを自身に流入させるスキルと最終奥義以外は基本的に何もできないが、魔法職にとってはMPの回復速度が上がるだけでもとても有用となっている。
 
ジュバの場合、魔法系超級職には就いていないが、自身の<エンブリオ>が「周囲の生物のMP回復速度を無差別に加速させる」ため、他者が回復したMPを自身に流入させることにより、所有している兵器である【黄水晶之抹消者(シトリン・オブリテレイター)】の全性能を発揮させることができる。

覇王(キング・オブ・キングス)

系統なし超級職。ロクフェル・アドラスターのメインジョブ。
ステータス*29は満遍なく平均以上に伸びる。
ロクフェル・アドラスターが、600年前から生きたまま封印されているため、誰も就くことのできないロストジョブになっている。
当時【龍帝】であった黄龍人外と互角だったという逸話に加え、封印されたため*30、それ以降誰も就いていないので、一般には「物凄い特殊超級職だったに違いない」と思われている。
実際は特殊超級職ではなく、『上級職・超級職に就かないまま、合計レベルとSTR・AGI・ENDの合計ステータスが自身の10倍以上の超級職を単独で10人殺害する*31』という全超級職の中でも最難関と言われるほどに非常に難しい*32就職条件によって、歴史上、ロクフェル・アドラスターただ一人しか就けていない超激レア超級職で、超級職系統超級職とも言われ、その特性も頭がおかしい模様。
 
実際、ロクフェル・アドラスターの戦闘力は桁違いで、超級職の最終奥義クラスの攻撃を予備動作もなく、一瞬で普通に繰り出すことができ*33、ティアンであるのに、単独で神話級<UBM>討伐はおろか、単独で<イレギュラー>をも倒して服従させていたようで、現在の<超級>最上位クラス以上の戦闘力を誇り、史上最強のティアンと呼ばれている。

抜刀神(ジ・アンシース)

居合スキル特化型超級職。カシミヤのメインジョブ。
一応、AGI型超級職ではあるが、ステータスはほとんど上昇しない。
対人戦特化で、人型じゃないものや巨大モンスターなどが相手だとあまり有効ではないが、奥義であるパッシブスキル《神域抜刀》と東方剣術系パッシブスキル《剣速徹し》によってあらゆる()を斬る。
 
カシミヤの場合、自身の<エンブリオ>が抜刀補助に特化しているため《神域抜刀》によって増加した50万のAGIで自在に動き回ることが可能になっており、あらゆる姿勢から《神域抜刀》を切らさずに連続して攻撃を放つことができる本人の超人的な技巧も合わさり対人近距離戦闘において準<超級>最強クラスの戦闘力を誇る。

武神(ジ・アーツ)

素手スキル特化型超級職。名捨のメインジョブ。
「格闘技の才能」と「生涯*34一度も武器を装備した事が無い」という就職条件を持つため、長らくロストジョブであった。
就いた人の使用する武術によって、奥義などが変化する模様。
 
名捨は【破壊王】に匹敵する戦闘技術を持っている模様。

天神(ジ・アトモス)

天属性魔法スキル特化型超級職。スヌスムムリクのメインジョブ。
ステータスはMPに特化し、三大属性の一つである天属性魔法に特化し、天属性に分類されるあらゆる魔法を使用できる。
天属性の性質上、科学的エネルギー*35の発生・増幅、及び気体の操作が主体であり、攻撃魔法が中心となる。
 
スヌスムムリクの場合、600年前に当時の【地神】【海神】と共に【覇王】を封印し、長命種の寿命を以て、その後も魔法の研鑽を続けた伝説の魔人と呼ばれ、その実力は“魔法最強”と謡われるファトゥムと広域殲滅型同士の激しい戦闘を行えるほど。

地神(ジ・アース)

地属性魔法スキル特化型超級職。ファトゥムのメインジョブ。
ステータスはMPに特化し、三大属性の一つである地属性魔法に特化し、地属性に分類されるあらゆる魔法を使用できる。
地属性の性質上、攻守のバランスが良く、一部重力操作なども混ざるが、基本的には鉱物・土・地面などの固体の操作・強化が主体であり、物理攻撃・物理防御が中心となる。
地属性に含まれる複数の派生魔法全てで一定以上の成果を発揮するのが判定条件のひとつとなっている。
 
ファトゥムの場合、自身の<超級エンブリオ>によって、<Infinite Dendrogram>最大のMPを誇り、その影響で魔法の規模も威力も桁違いとなり、地属性魔法に分類される全ての派生魔法で、才能と技術をぶち抜く出力を出すことで就職の判定条件をクリアし就くことができた。
世界最大の広域殲滅型であり、神話級<UBM>ですら相手にならず、単独で<SUBM>と互角以上に戦える程の戦闘力を持ち、“魔法最強”と謡われ、<超級>最上位の戦闘力を有している。

海神(ジ・オーシャン)

海属性魔法スキル特化型超級職。
ステータスはMPに特化し、三大属性の一つである海属性魔法に特化し、海属性に分類されるあらゆる魔法を使用できる。
海属性の性質上、科学的なエネルギーの吸収・減衰と液体の操作が主体であり、防御魔法が中心となる。
 
かつてはグランバロアに所属していたティアンが就いていたが現在は死亡しており、現在は在位者がいるかは不明。

牙神(ザ・ファング)

短剣スキル特化型超級職。
ステータスはAGIとDEXが上昇しやすく、他の種類の剣を扱う超級職に比べ、射程範囲と直接攻撃力に劣るが、豊富かつ強力な状態異常攻撃を持つ。
耐性がない相手なら触れるだけで即死級の状態異常を叩き込むことも可能。
 
このジョブに就いていたティアンが死亡したため、現在は空位となっている。

衝神(ザ・ラム)

突きスキル特化型超級職。クラウディア・L・ドライフのメインジョブの1つ。
突きのモーションをとっていればスキルの対象になるため扱える武器の判定が広く、クラウディアは槍を使っているが先代はパイルバンカーを使用していた。
奥義《ディストーション・パイル》によって、空間に干渉し、威力を落とすことなく遠距離に突きを放つことができる。
 
クラウディアの場合、奥義を「空間に干渉して槍の矛先の出現位置を操作する」ものに上書きし、本人の超絶技巧をより絶対的なものにしている。
爆発テロのリハビリで槍を握ってから僅か2週間で条件をクリアし『就けるのならば就いた方がいい』という理由で就いたため、特に思い入れなどはない。
特殊超級職である【機皇】についてからもクラウディアとラインハルトが同一人物という真実に気づかせないために【衝神】をメインジョブにしている時間が長い。

器神(ザ・ウェポン)

兵器運用スキル特化型超級職。ラスカル・ザ・ブラックオニキスのメインジョブ。
固有スキルによって殆どの兵器を運用・修繕することが出来る。
ステータスはそれほど高くなく*36、自動兵器や巨大兵器を使用して戦う。
機械の構造を正確に把握する能力が判定条件に関わってくる模様だが、詳細は不明。
 
ラスカルの場合、自身の<超級エンブリオ>が連結した機械の構造を完全に把握するため就くことができた。
また、自身の<超級エンブリオ>で大量の先々期文明の機械を収集・連結し、その機械を煌玉人【瑪瑙之設計者(アゲート・デザイナー)】が改造することによって、【紅縞瑪瑙(サードニクス)】や【テトラ・グラマトン】など数多くの超兵器を所有している。
ただし、ラスカルはスキルを優先してMP・SPが上がりやすい下級職や上級職を取得しているため尚更ENDが低く、超音速機動や高速三次元機動などをする兵器で搭乗者の保護機能が万全でない場合、ENDが足りずダメージを受けてしまうこともある。

闘神(ザ・ファイト)

決闘スキル?特化型超級職。RANのメインジョブ。
1対1の対人戦に特化したジョブであり、奥義によって短時間の未来を見ることができる。
就職には、闘技場において非超級職の状態で勝率100%のまま1000勝する必要がある。
 
RANの場合、自身の<超級エンブリオ>が相手を別空間の格闘ゲーム場に閉じ込め、戦闘を得てとする相手に格ゲーという全く異なるジャンルでの勝負を押し付け、その結果で勝敗を決定するため、1回も負けることなく就職条件を満たした。必殺スキルを確実に発動させるために未来を見て有利に立ち回ることと超級職としてステータスを上げて格ゲーを有利に進める以外にシナジーはない。

鬼神(???)

変身スキル特化型超級職。
変身中はSPを継続消費しつつ、攻撃スキルを撃つたびにMPも消費する

匠神(ザ・クラフト)

制作スキル?特化型超級職。
「手で作る」いずれかの物品の製作の極地に達したジョブであり、代々の【匠神】によって極めた物品は異なる。
 
当代の在位者であるティアンの場合、刀剣に特化している模様。

無将軍(ゼロ・ジェネラル)

無人兵器指揮能力特化型超級職。ギフテッド・バルバロスのメインジョブ。
他の【将軍】系と同様、ステータス上昇値はそれほど高くなく*37、配下の数を揃え、それらを強化し、連携して戦う典型的な広域制圧型のジョブ。
工場で生産された無人兵器を指揮するため、生産された無人兵器によって様々な戦闘方法が可能となるが、先々期文明崩壊後、完全な無人兵器を製造する技術が失われたため、長らくロストジョブだった。
 
ギフテッド・バルバロスの場合、幼いころに偶然手に入れた神話級特典武具によって、自然の石や木を材料に“人形(無人兵器)”を生産することができたため、就くことができた。
自然物から“人形(無人兵器)”を生み出すという性質上、広域制圧型としては非常にコストが軽く、何処でも素早く軍勢を展開することができ、1000体以上の“人形(無人兵器)”を強化し、的確に操作することで準<超級>にも匹敵するほどの戦闘力を有している。
ただ、特典武具によって生産される“人形(無人兵器)”は特別な一点物以外はバリエーションに乏しいため、対策を立てられやすく、同一手段で倒されまくるという本来の【無将軍】にはない欠点が生じている。

魔将軍(ヘル・ジェネラル)

悪魔崇拝者系統悪魔騎士派生超級職。ローガン・ゴッドハルトのメインジョブ。
召喚師系と【将軍】系の要素が混ざったジョブで、ステータスはそれほど高くなく、大量の悪魔を召喚しバフスキルで強化して戦わせる典型的な広域制圧型のジョブ。
悪魔召喚にはMP・SPではなくアイテムや生物のリソースを変換したポイントを使用する。
大量のポイントを使うことで伝説級悪魔を召喚でき、神話級特典武具を捧げれば神話級悪魔すら召喚することができる。
しかし、召喚する悪魔の性能の割に消費するポイントが非常に重く、STR・END・AGIを上昇させる各バフスキルも20%しか上昇できないため使い勝手は非常に悪い。
 
ローガンの場合、自身の<超級エンブリオ>の必殺スキルによって獲得ポイント・召喚数・召喚時間・ステータス*38を10倍にすることで亜竜一体で亜竜級悪魔を二千体召喚でき、更に召喚時間やステータスは弄れないが、獲得ポイント10倍により伝説級悪魔もそれなりに容易に召喚でき、本来なら神話級特典武具を捧げなければ召喚出来ない神話級悪魔も、逸話級以上の特典武具で召喚することができる。
また、STR・END・AGIを20%上昇のバフスキルを200%上昇に変えることで神話級<UBM>に匹敵するまでに神話級悪魔を強化することができる。
ただ当人の性格・戦法・戦闘技術の乏しさ・他人を見下す姿勢などのせいで<超級>の中で最弱の部類とされており、相性が悪い訳でもない準<超級>にすら負けかけたこともあった。
現在は【盗賊王】に提示されたジョブプランにより、自身の<超級エンブリオ>により変換効率を100倍以上にした【錬金術師】系統の金属錬成スキルで生贄に適した高品質の金属を大量に生み出し貯めておき、戦闘時は貯蔵したコストを一気に使い、<超級エンブリオ>で強化した【魔将軍】の悪魔召喚スキルと召喚師系統の《多重同時召喚》を《分身人形(エイリアス)》に併用させ、自分は安全な場所から伝説級悪魔を何十何百と召喚する『錬金貯蔵伝説級連打理論』というローガンにしか出来ない戦い方へシフトした。

ジョブ名の初期案は【悪魔将軍】だったが、ゴールドマンなあの人しか思い浮かばなかったので削って【魔将軍】となった。

蟲将軍(バグ・ジェネラル)

魔蟲師系統魔蟲群師派生超級職。
ステータスはそれほど高くなく、配下の魔蟲を強化し戦う、典型的な広域制圧型のジョブで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
その最終奥義《一寸の虫にも五分の道連れ(イーブン・ア・ワーム・ウィル・バーン)》により死んだ魔蟲を強力な爆弾に変えることができ、【将軍】系共通の弱点である本人を先に狙われたとしても、固有スキルの《コロニー・フォー・ワン》によって、配下の魔蟲が尽きるまでは死ぬことはない。
 
エ・テルン・パレの場合、【魂売】の<超級エンブリオ>によって、改人【レジーナ・アピス・イデア】となり、亜竜級相当のステータスを有する改人【アピス・イデア】を強化し率いることで、準<超級>に並ぶ戦闘力を誇っていた。
 
現在は、このジョブに就いていたティアンのエ・テルン・パレが死亡したため、空位となっている。

飛将軍(スカイ・ジェネラル)

?系統超級職。リーフのメインジョブ。
ステータスはそれほど高くなく、配下の怪鳥を強化し戦う、典型的な広域制圧型のジョブで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
《怪鳥強化》レベルEXに加えて、奥義の《編隊飛行(フォーメーション・フライト)》によって、配下の数だけ怪鳥のAGIを強化でき、最終奥義の《バード・ストライク》によって怪鳥を固定ダメージの爆弾に変えることができる。
 
リーフの場合、自身の<エンブリオ>の必殺スキルが「自身のパーティー枠の空きの数だけ影鳥を生み出す」という能力なため、《編隊飛行(フォーメーション・フライト)》と《バード・ストライク》によって、AGI5000で飛び5000の固定ダメージを与える5000羽の影鳥を低コストで瞬時に生成することができ、広域制圧型の準<超級>としてトップクラスの実力を持つ。
ただし、影鳥のステータスはかなり低く5000羽いてもろくな壁役にならないので、将軍シリーズ特有の弱点である本体狙いは克服できていない。

騎将軍(ナイト・ジェネラル)

系統不明の超級職。
軍団内の特殊装備品(騎乗モンスター含む)に広域バフをして戦う。
系統が近いため騎士系統のスキルも使用できる。

妖怪総大将(ジェネラル・モンスター)

系統不明の超級職。
妖怪系の【将軍】。【将軍】系の中でも変わり種のジョブで、単独でも強い代わりに《軍団》のスキルレベル上限が他の【将軍】よりも低く設定されており、加えてこのジョブについた時点で強制的に種族が妖怪に変更される。*39

怠惰魔王(ロード・アケディア)

系統無し超級職。ZZZのメインジョブ。
特殊超級職である【邪神(ジ・イーヴィル)】の試作型超級職の一つで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
ステータスはHPとSPが数百万と高い反面、それ以外は【魔王】シリーズでは最弱であり、加えて【生贄】のように自身では一切の戦闘行動*40が取れない。
代わりに【邪神】の持つオブジェクト(非生物・非モンスター)眷属(モンスター)化スキル《眷属変性》に似た能力である、固有スキル《奉仕種族(スラル)》によって【スラル(配下)】を生み出し、戦闘や作業を代行させる。
最終奥義《怠惰の終焉(ジ・エンド・オブ・スロウス)》を使うと戦闘行動の禁止が解除され、それまでに作成した全ての【スラル】の合計ステータスを持つ人外の怪物となるが、代償として最長でも一週間以内に死に至る。
 
ZZZの場合、【スラル】に戦闘だけでなく生活なども依存している。
また、<超級エンブリオ>の固有スキル等の使用は戦闘行動に含まれないため、眠っている限り無敵となり、【スラル】に【強制睡眠】の効果を与え、【睡眠】になり無防備となった相手を【スラル】で倒したり、相手を夢の世界に放り込み、スキルや装備品などに制限の掛かった相手を夢の中で倒している。
加えて<超級エンブリオ>の固有スキルである《夢の終わり》によって相手のMPとSPを削ってほぼスキル使用不能状態に陥らせ、《怠惰の終焉》により【獣王】の最終形態に比するステータスを得て敵を撃滅する世界屈指に極悪なコンボを持つ。

暴食魔王(ロード・グラ)

系統無し超級職。ディス・サティスファクタリィのメインジョブ。
特殊超級職である【邪神(ジ・イーヴィル)】の試作型超級職の一つで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
ステータスはHPとENDしか上がらず【魔王】シリーズの中で最も生命力が高い。
【邪神】の持つ死者のリソースを吸収する能力に似た固有スキル《暴引暴食(イート)》によって自然界のリソースが自動でジョブの器に流れ込み、レベルアップする。

強欲魔王(ロード・アワリティア?)

系統無し超級職。???のメインジョブ。
特殊超級職である【邪神(ジ・イーヴィル)】の試作型超級職の一つで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
【邪神】の持つ歴代の記憶を継承する能力に似た固有スキルを持っており、他生物に自らの記憶と人格を転写することができる。
 
現在の在位者の詳細は不明だが、ティアンでありながら複数の神造ダンジョンをクリアする実力を持ち、最低でも千年以上【強欲魔王】として活動している。

色欲魔王(ロード・ルクセリア)

系統無し超級職。ルーク・ホームズのメインジョブ。
特殊超級職である【邪神(ジ・イーヴィル)】の試作型超級職の一つで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
ステータスはMP・SP及び従属キャパシティの増加に特化している。
【邪神】の生物(ティアン・モンスター)眷属化能力である《眷属変性》に似たスキルを持ち、対象を人間範疇生物(<マスター>・ティアン)非人間範疇生物(モンスター)の能力を両方持った眷属に変化させる。
テイムモンスターを眷属に改造して戦うという戦闘スタイルのため、従魔師系統超級職と同等の従属キャパシティを持つ。
永続眷属化と簡易眷属化に、最終奥義である《色欲の終焉(ジ・エンド・オブ・ラスト)》による超強化・解放の三種類が存在する。ただし、永続眷属化の成功率はかなり低く、確率としては1%以下の模様。
 
ルークの場合、テイムモンスターを眷属化して大幅に強化するだけでなく、自身の<エンブリオ>が「あらゆるスキルを習得」し、「自身・<エンブリオ>・テイムモンスターの三身合体する」ことができるため、眷属化したテイムモンスターと合体することで戦闘系統超級職を優に越えるステータスとスキルを得ることができる。
現在*41は簡易眷属化のスキルしか使用していない。

傲慢魔王(ロード・スペルヴィア)

系統無し超級職。ケイデンスのもう一つのメインジョブ。
特殊超級職である【邪神(ジ・イーヴィル)】の試作型超級職の一つで、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
【邪神】の<アーキタイプ・システム>外の存在からの攻撃無効化能力に似たスキルを持ち、【魔王】シリーズの中で最も強力な防御能力を持つ。
自分より合計レベル500以上低い人間範疇生物(<マスター>・ティアン)からの干渉を無効化し、異物からの干渉を無効化する。
本来は、レベルの低い人間からの干渉を減衰・無効化することしかできないジョブだった*42が、“化身”(管理AI)干渉後はティアン以外全ての存在からの干渉を無効化するぶっ壊れジョブとなった。
<マスター>の場合は自分自身の攻撃の余波による自滅を防ぐという副次効果もある。
 
ケイデンスの場合、もう一つのメインジョブである【嵐王】で培ってきた高いレベルがあるため、ほとんどの人がダメージを与えられず、レベルを上回ったとしても【嵐王】の高いMPと特典武具に貯蓄していたMPが無くならない限り異物無効化スキルを常に使用できるので、ティアンを除いたあらゆる存在を一方的に攻撃することができるようになっている。更に<エンブリオ>が魔法の開発に特化しているため、サブジョブの【嵐王】の奥義が使えないという欠点がないも同然になっている。

【■■】

?系統超級職。
先々期文明から空位*43が続いていた。
求めた時点で資格がなくなるもので、だからこそ失伝したとされる。
先天的な才能が求められる模様。

【天竜王】は【疫病王】事件の生き残りであるティアン「マール」に資格があると見ている。

【???】

死兵系統超級職。
具体的な詳細は不明だが、最終奥義が存在する数少ない超級職の一つ。
就職条件がめんどくさく、複合臭いらしい。
最終奥義は「お前が死んだら俺は死ぬ」というもの。

管理AI用超級職

兎神(ザ・ラビット)

兎特化型超級職。クロノ・クラウンのメインジョブ。

実際には、【兎神】と言うジョブは存在せず、管理AI12号(ラビット)が騙っている架空のジョブである。
しかし、先々期文明崩壊後、“完全リスト”が失われてしまっているため、この事実に気がつくことは困難を極める。

猫神(ザ・リンクス)

猫特化型超級職。トム・キャットのメインジョブ。
“三強時代”の<超級>【猫神】シュレディンガー・キャットを初め、歴史上何度か登場しているが、条件や固有スキルなどは不明で、わかっているのはAGI型の超級職で超音速機動や複数の種類の武器を使用することくらい。
 
実際には、【猫神】というジョブは存在せず、管理AI13号(チェシャ)が騙っている架空のジョブである。
しかし、先々期文明崩壊後、“完全リスト”が失われてしまっているため、この事実に気がつくことは困難を極め、更に過去にもこのジョブで管理AI13号(チェシャ)が活動していたこともあり、昔からある超級職だと認識されている。

特殊超級職

勇者(ヒーロー)

特殊超級職。勇者の役割(ロール)を持つ。
特に“血筋”や“適性”は関係なく、ティアンの中から選ばれ、生まれながらに【勇者】に就いている。ティアン限定の宝くじのようなもの。
固有スキル《オールマイティ(万能)》によって、全ての下級職・上級職に適性を持ち、それぞれ100個ずつ取得できるため、あらゆるジョブスキルを習得でき*44、さらに固有スキル《全連結(フルリンク)》によってサブジョブのジョブスキルを全て使用できる超万能型超級職で、総合性能では数ある超級職の中でもトップクラスの性能を誇る。
 
現在はこのジョブに就いていたティアンの草薙刀理が死亡したため、空位となっている。

聖女(セイント)

特殊超級職。ゼクス・ヴュルフェルのもう一つのメインジョブ。
回復役の役割(ロール)を持つ。
特殊超級職のうち、“血筋”のみに由来するものの一つで、ある血筋の女性が特別な試練(クエスト)をクリアすると就ける。
部位欠損すらも、一瞬で治すことができる超級の回復魔法を使う。高度な治療ほど自身の身を削ることになる模様。
最終奥義に蘇生魔法を持つ?

現在は、【始源万変 ヌン】の変身能力により、<マスター>であるはずの【犯罪王】が就いている。

聖剣姫(セイクリッド・プリンセス)

アルター王国の特殊超級職。アルティミア・A・アルターのメインジョブ。
特殊超級職のうち、“血筋”と先天的な“適性”の両方に由来するものの一つ。
一度“血筋”が途絶えて、ロストジョブとなったが、アズライトの“血筋”が適合したため、復活した。
 
今代の【聖剣姫】であるアルティミアはかつての【聖剣王】アズライト・アルターに匹敵する適性を持っていたため、生まれた時から【聖剣姫】に就いていた。
詳細は該当項目を参照。

機皇(インペリアル・マシン)

ドライフ皇国の特殊超級職。クラウディア・L・ドライフのメインジョブの一つ。
特殊超級職のうち、“適性”のみに由来するものの一つ。
詳細は該当項目を参照。

宝皇(インペリアル・クラウン)

カルディナの特殊超級職。
特殊超級職のうち、“血筋”のみに由来するものの一つ。
現在は血筋が途絶えたため、ロストジョブとなっている。
詳細は該当項目を参照。

妖精女王(ティターニア)

レジェンダリアの特殊超級職。

詳細は該当項目を参照。

征夷大将軍(コンクエスト・ジェネラル)

天地の特殊超級職。現在の該当者は不明。
特殊超級職のうち、後天的な“適性”のみに由来するものの一つ。
詳細は該当項目を参照。

先導者(ヴァンガード)

特殊超級職。
斥候・危険回避の役割(ロール)を持つ。
資格者は「危険をなんとなく探知する才能」を有する模様。
 
現在の適格者はミリアーヌ・グランドリアである様子だが、条件が満たされておらず、またジョブの情報が知られていないため現在はロストジョブとなっている。
 
【先導者】が先祖にいたとされるコル・ネート・ン・レフトの家に伝承として以下の言葉が伝わっていいる。
『その者、(くう)を見る。余人に見えぬ未来の道筋を探し、選び、辿り、やがて結末に至る。その者、暗き道をただ独り先に進み、余人を導く者。ゆえに、【先導者】』

龍帝(ドラゴニック・エンペラー)

黄河帝国の特殊超級職。蒼龍人越のメインジョブ。
黄河帝国が保有する人界の<イレギュラー>。
古龍人の“血”を引く者の中から選ばれ、選ばれた者は“産まれつき”このジョブに就いている。
そのモノは人間ではないため、余人が後天的にどうこうできるモノではない。
詳細は該当項目を参照。
 
代々の継承者は、そのステータスと再生能力により<超級>に匹敵するほど戦闘能力が高かった。
先々代【龍帝】黄龍人外はその力に加え、無数の術法を極めていたため、その戦闘能力は桁違いで、神話級<UBM>では相手にならず、単独で<イレギュラー>すらも封印珠にしてしまったりと、現在の<超級>最上位クラス以上の戦闘力を誇り、寿命で死去する直前まで全盛期の状態であった模様。

邪神(ジ・イーヴィル)

特殊超級職。テレジア・C・アルターのメインジョブ*45
基本的に特殊超級職は<終焉(ゲームオーバー)>に立ち向かう存在だが、【邪神】は<終焉(ゲームオーバー)>の“呼び水”にして“ストッパー”、あるいは“トリガー”とも言える存在であり、特殊超級職の中でも【龍帝】と並んで異質な存在。
先代管理者が魔王シリーズの実証データからスキルの取捨選択とアップグレードを行い作成したジョブ。
 
以下の特徴を持つ。
①歴代の【邪神】の記憶の保持及びジョブ自体を代替脳とした思考。
②世界からのリソース吸収による自動レベルアップ。
③一定レベルに至るまでの【邪神】に関連した情報の完全隠蔽。
④<アーキタイプ・システム>の範疇に存在しなかった異物*46に対し無敵。*47
⑤代を経るごとに基礎ステータスとスキルが強化される。
⑥一定のレベル*48に至ると<終焉(ゲームオーバー)>が復活する。
 
戦闘体の権能の一部を行使し、誕生とともに世界中の死者のリソースの一部を集積して成長する<終焉(ゲームオーバー)>の頭脳体であり、自動的に周囲の危険を排除する自動迎撃機能により守られる。
【邪神】が作り出すモンスター、通称『眷属』が生物を殺傷すると他の死者のリソースより吸収量が増加する。
 
死ぬと<終焉(ゲームオーバー)>までのカウントがリセットされる、“生まれながらの超級職”にして、世界のための“生贄”。
先々期文明の<終焉(ゲームオーバー)>の復活以来全ての【邪神】がリソースが貯まり切る前に討伐されている。
特に管理AIが来て以降、発見次第即座にティアンの特殊超級職や超級職を誘導し討伐させていたが、先代【邪神】の時点でティアンが討伐できる限界にきていたため、今代はリソースの吸収を妨害し自然死まで、あるいは目的達成まで<終焉(ゲームオーバー)>の復活を遅らせる方針をとっている。


*1 【斥候】や【戦士】などと同じく他の多くのジョブでジョブスキルを使用できる下級職
*2 女衒ギルドに所属して税金を払わないと犯罪者になってしまう
*3 普通のMP特化下級職の上昇値は3000前後で、MP特化上級職でも上昇値は1万程度
*4 そのためレベル上げが困難
*5 他のジョブの場合は、思考部位を切除された段階で組み込まれる側のジョブが消失するか、あるいは消失しなくてもステータスの統合はされなくなる
*6 正確には特殊超級職ならある
*7 ただし剣技と回復魔法は【聖騎士】単体ではあまり覚えられず、下級職の【騎士】【司祭】のレベルを上げなければならない。
*8 【暗黒騎士】を消して就いた
*9 下級職の【煌騎兵】のレベル50をカンストしても《煌玉権限》のスキルレベルは1のままなため、単純計算で5000人以上の人が【煌騎兵】に就く必要がある
*10 【紅蓮術師】では初期に覚える《ヒート・ジャベリン》が【賢者】にとっては最大の火属性攻撃魔法である
*11 奥義を除く
*12 具体的に何に補正がかかるのかは不明
*13 ■白死■の能力考察の参考となる情報に上げられたことから、生命エネルギーを奪うスキルと思われる
*14 蘇生不可能なほどぐちゃぐちゃにする
*15 その場合、一時的に【超闘士】をサブに回す必要がある
*16 あくまで、前衛系超級職の<マスター>にしてはであり、前衛系上級職や【~将軍】などと比べれば普通に高い
*17 七日七夜程度は飲まず食わずでも大丈夫
*18 個々の属性に特化した魔法系超級職の奥義も含める
*19 対アンデッド属性の聖属性よりは劣る
*20 実際には、死音は分析や戦術立案などを【紫水晶之捕獲者】に代わりに行ってもらっている
*21 例外的に《聖別の銀光》には弱い
*22 本来バフは全体バフか個人バフのどちらかのみの複数使用しかできないが、【超付与術師】の場合、例えばテイムモンスターへの単体バフ、クランメンバーへの全体バフを同時に使用することができる
*23 時間設定を込めるMP量によって短縮したり、ダメージをMP量依存で移行したり
*24 超級職単体で火力が出せるため純竜級のモンスターであれば消費のある<エンブリオ>のスキルを使わずに倒すこともでき、(攻撃が通じる相手であれば)短時間で戦闘が終わるため
*25 この「戦車」は本来機械のものではなく、馬などが牽引する戦車だが、機械的な戦車の方にもスキルは適用される
*26 エンブリオのステータスマイナス補正によりゼクスのステータスは半減してさらに低くなっている
*27 一時期は3000近く
*28 現在の<マスター>の人数は同時にログインしているのは数十万人なため、現実的には一万人を殺すのは不可能に近い
*29 基礎ステータス
*30 一般的には死亡したとされている
*31 10人分の超級職の空位化が必要なため、決闘場や<マスター>の超級職の殺害は含まれない
*32 相手が自身の合計レベル10倍以上の制限により、自身が就ける下級職は精々二つの合計レベル100分で、かつステータスの指定がSTR・AGI・ENDの合計なため、生産系超級職や魔法系超級職を不意打ちで殺害しても条件を達成できない。つまり、下級職二つ程度のステータス・スキルで、かつ単身で前衛系超級職を10人殺害する必要がある
*33 ステータスだけなら今代【獣王】に及ばないため、スキル等の何かの上乗せがあると推察される
*34 <マスター>ならば、初ログインしてから
*35 熱エネルギー・光エネルギー・音エネルギー・電気エネルギーなど
*36 前衛戦闘系超級職に比べれば
*37 それでも前衛系上級職よりは高い
*38 LUC以外
*39 どの妖怪に変化するかはランダム
*40 素手や武器による攻撃や、物理・魔法問わない攻撃スキルの行使など
*41 第七章
*42 過去の仕様だと野生モンスターに対しては《ポジション》スキルが効かないため、【傲慢魔王】を就職した帰りに空棲モンスターに殺された人物もいた
*43 条件が分かると逆に取れなくなっていた模様
*44 ただし、本人の素の才能・適性を無視しているため、必ずしも達人級の技術を得られるわけではない
*45 秘匿されているため本人と管理AI以外の確認は不可
*46 <マスター>、<エンブリオ>、<UBM>を含むドロップアイテム変換機能を追加されたモンスターと特典武具
*47 ただし、概念破壊スキルを持つ【破壊王】とそれを模倣できる【犯罪王】は<マスター>だが【邪神】に攻撃が可能
*48 推定1000