概要
<マジンギア>
先々期文明兵器
煌玉蟲
煌玉獣シリーズの一つ。先々期文明崩壊後に三代目フラグマンによって製造された。いわば、海賊版煌玉獣。
単純性能なら煌玉馬以上、煌玉竜以下だが“動力炉”を積んでいないという致命的な欠陥があるため、基本的に完成度では初代フラグマンの作ったオリジナルの煌玉獣には及ばない。
そのため、安定運用には最低限、魔法系超級職相当の魔力が必要*1となる。
また、使用者のMPを節約するためにオリジナルの煌玉馬と違い、飛行機能が搭載されていない。
性能振りやダウンサイジングにつれて思考能力が落ちていったため、基本的に一号機から順番に頭が良い。
開発に全て【水晶之調律者】が関わっているため名称が【○水晶之○○者】で統一されている。
【紫水晶之捕獲者】
名工フラグマンの名を継いだ者の作品。
初登場:クロウ・レコード(7話)
形状:蜘蛛
装備スキル:?
所有者:曼珠沙華死音
備考:煌玉蟲一号機。別名「死音の外付け頭脳」
戦闘能力はオリジナル煌玉馬と同等。
トラップ作製能力と立体機動力に特化した軽量補助型機体。
自発的に搭乗者を守り、蜘蛛の糸を発射しての捕獲や防御を行う。
蜘蛛の糸にはかかった者のAGIを大幅に減少させる効果がある。
燃費が比較的よく、バランスに優れた煌玉蟲。
搭乗者の超級職を補助する目的で作製されており、他の煌玉蟲よりも演算能力が高い。
【黄水晶之抹消者】
名工フラグマンの名を継いだ者の作品。
初登場:第七章
形状:蠍
装備スキル:《抹消》《光学迷彩》
所有者:ジュバ
備考:煌玉蟲二号機。
純戦闘用の機動兵器。煌玉蟲の中で一番戦闘力が高い。
超級職の奥義に匹敵する性能の【魔導式大出力荷電粒子砲】や、強力なバリア機能が搭載されている。《光学迷彩》もついているが使用中はゆっくりとしか動けない。
戦闘能力は火力重視の設計のためオリジナル煌玉馬より上だが、エネルギー変換効率が低く*2、魔法系超級職のMPに加え、適した<エンブリオ>の補助が無ければまともに運用出来ない。
1000年以上前に何者かがこれで現在のドライフ皇国地下の<遺跡>に乗り込み、その場に残置され、そこで眠っていた所、ジュバによって発見された。
ジュバの場合は自身の<エンブリオ>による無差別MP回復と、【流姫】のスキルによる他者のMP徴収のコンボで運用可能となっている。
コックピットは一人分で中にはジュバが配置したクッションや小物、消臭剤などがある。
【煙水晶之暗殺者】
名工フラグマンの名を継いだ者の作品。
初登場:六・五章外伝②
形状:蟷螂
装備スキル:《光学迷彩》
所有者:リヒテル
備考:煌玉蟲三号機。
煌玉蟲の中では唯一小型で無人自動操縦が可能。
騎乗不可能であるため、厳密には煌玉獣ではない。
《光学迷彩》をしながら高速移動が可能な暗殺特化型煌玉蟲。
【紅水晶之破砕者】
名工フラグマンの名を継いだ者の作品。
初登場:第七章
形状:蜈蚣
装備スキル:?
所有者:ヒカル
備考:煌玉蟲四号機。
兵員輸送&強行突撃用の煌玉蟲で、地中の地層を探査する能力を持つ地底戦車。
煌玉蟲の中でもかなり巨大で、複数人の搭乗が基本設計になっている。
堅牢さは煌玉馬以上で、コクピット内部を爆破されても地下数百メートルでの地中潜航能力を維持できる。
戦闘能力は火力重視の設計のためオリジナル煌玉馬より上だが、魔法系超級職のMPに加え、適した<エンブリオ>の補助が無ければまともに運用出来ない。
長期間地中に潜伏するための住環境が整備されているため、食料などを積み込めば一種のシェルターとして使用できる。
溶融式地中航行形態という機能を持つが詳細は不明。
ヒカルの場合、自身の<超級エンブリオ>がMP補正に特化しているため、煌玉蟲の中でも燃費が最悪な【紅水晶之破砕者】も1人で運用出来る。
【黒水晶之捕食者】
名工フラグマンの名を継いだ者の作品。
初登場:-
形状:蝗
装備スキル:?
所有者:-
備考:煌玉蟲五号機。
コンセプトは詳細不明。
煌玉蟲シリーズの中でも完成度が段違いで暴走の後<イレギュラー>化、管理AI10号と管理AI13号の二体がかりで破壊された。群体だったらしく、単体で強いタイプと数で圧倒するタイプがいた模様。
陸上版【屍要塞】というべき兵器だったらしいが戦闘能力は【黄水晶之抹消者】に劣る模様。
この戦闘によって当時の【大賢者】も死亡している。
煌玉蛇
三代目フラグマン亡き後【水晶之調律者】が決戦兵器四号の随伴機として開発した新機体。
煌玉蟲の後継機であり、煌玉蟲には搭載されてなかった動力炉が搭載されており、簡易版煌玉竜と呼べる存在。
ただし、無人機のため煌玉獣の範囲には入らない。
命名規則は『動物の名を冠した石+蛇要素のある幻獣』で統一されている。
【蛇紋石之毒】
初登場:第七章
形状:蛇
装備スキル:《毒装態》
所有者:スプレンディダ
備考:【水晶之調律者】が【猛毒王】のサポート兼監視役として貸し出した機体。
広域汚染兵器である決戦兵器四号に対応するように設計されており、異常環境での活動能力を与えられている。機体の装甲強度はそこまで高くないが、周囲の毒物を取り込んで機体を修復する能力を持つ。
【虎目石之幻】
初登場:-
形状:?
装備スキル:?
所有者:【水晶之調律者】
備考:【蛇紋石之毒】の兄弟機。
【鷲目石之翼】
初登場:-
形状:?
装備スキル:?
所有者:【水晶之調律者】
備考:【蛇紋石之毒】の兄弟機。
大型兵器
【テトラ・グラマトン】
世界最強の犯罪者クラン<IF>の本拠地にして、世界屈指の超戦艦。
名前の由来は当時の<IF>メンバー四人*3の<エンブリオ>が神をモチーフにした物だったため『神の四文字』を意味する【テトラ・グラマトン】と【器神】が名付けた。
原型はグランバロアの300メートル級戦艦であり、完成直後に<SUBM>である【双胴白鯨 モビーディック・ツイン】との初遭遇戦で轟沈し、海溝に沈んでグランバロアでもサルベージ不可能となっていた。
その後、元グランバロアの<超級>であり、沈没位置を覚えていた【盗賊王】が【器神】に回収を提案し、当時の<IF>メンバー三人で協力して海溝まで潜り、【器神】の<超級エンブリオ>によって回収された。
回収後は【器神】と【瑪瑙之設計者】が修復と改装を続け、先々期文明のアイテムも組み込み陸海を走破する万能超戦艦として再誕。移動式セーブポイントも兼ねており、<IF>の当座の本拠地として運用している。
航行・戦闘・ドロップアイテム回収の全てを【瑪瑙之設計者】が行っている。
(一部の例外的存在*4を除けば)現存する兵器の中で世界屈指の戦闘力を有する兵器であり、ドライフ皇国中枢でもある<イレギュラー>【皇玉座 ドライフ・エンペルスタンド】に匹敵するとされる兵器の一つ。
【七光要塞】
世界最強のクランである<セフィロト>が所有する機動要塞。
現時点では詳細不明。陸上戦艦の可能性あり。
現存する中では世界屈指の戦闘力を有する兵器であり、ドライフ皇国中枢でもある<イレギュラー>【皇玉座 ドライフ・エンペルスタンド】に匹敵するとされる兵器の一つ。
最近カルディナが“動力炉”や【アムニール】の枝を獲得したためさらに強化改造が進められている。
元は"カルディナ史上最大の失敗作"と言われていた代物であり、それを何者かが世界屈指の戦闘力を有する埒外の超兵器へと変えた模様。
【新式大和】
グランバロアのトップクラン<GFRS>が所有する【建造王】サトミ・ヤマモトが制作した最高傑作。
大艦巨砲主義に則った、現実の戦艦“大和”を約2倍の大きさで作製した500メートル級超巨大戦艦。
戦艦でありながら、対多よりも一対一を主体とする個人戦闘型戦艦であり、対空攻撃に弱いという戦艦の弱点を補完するため大量の対空砲と対空機雷を装備し、END型超級職のガードすらも貫ける【神話級金属徹甲砲弾】という強力な兵器も装備している。
現存する中では世界屈指の戦闘力を有する兵器であり、ドライフ皇国中枢でもある<イレギュラー>【皇玉座 ドライフ・エンペルスタンド】に匹敵するとされる兵器の一つ。
【屍要塞】編時に必殺スキルを使用した【破壊王】の蹴り一発で破壊されて撃沈した。その後、【シタキリスズメ】の必殺スキルによって<水底の乙女達>に獲得されたのを取り戻し、現在も修復・改修作業の真っ最中。
【グランバロア号】
グランバロア海軍の総旗艦。
<四海走破>を成し遂げた“偉大なる”バロアが報酬として【覇王】から授与された船*5。
現存する中では世界屈指の戦闘力を有する兵器であり、ドライフ皇国中枢でもある<イレギュラー>【皇玉座 ドライフ・エンペルスタンド】に匹敵するとされる兵器の一つ。
グランバロア大船団長がこの船と共に国の決闘ランキングトップに君臨する。
【アドベンチャー号】
冒険船団の先代旗艦。
【屍要塞 アビスシェルダー】と交戦し、撤退する際に殿を務めて轟沈した。
【アドベンチャーⅡ世号】
冒険船団の旗艦。
グランバロアでも最速に近い国営造船所の最新鋭艦。
<遺跡>から発掘したグランバロアの切り札である【天神の槍】を搭載していたが、【屍要塞 アビスシェルダー】討伐のために全弾使いきった。
【アトランティス】
<水底の乙女達>が所有する巡洋艦。
高性能だがオーナーの【潜水王】がログアウト中に使われるつなぎの船。
【スカイアンカー号】
チェルシーが所有する海賊船。
雨・風に対するコーティングと対空砲火に特化した装備が施されている。
中小型兵器
【ジェミル・アクラ】
先々期文明の古語で『幻影殻』の名を持つ【アクラ】に似た兜蟹型の船。
カルディナで【水晶之調律者】が使用している。
周囲の存在から姿・存在を隠蔽するスキルを備える。
【煌玉兵レプリカ・イゴーロナク壱型】
チームイゴーロナクのメンバー、メロが作製した顔のないパワードスーツの特殊装備品。
この機体を<超級>1人を含む6人の<エンブリオ>で改造・補助することによって個人生存型の<超級>、“不退転”イゴーロナクとして振る舞っていた。
【装着式壱型】
チームイゴーロナクのメンバー、メロが作成したパワードスーツ。
外見は【イゴーロナク壱型】とほぼ同一だが、遠隔操作型ではなく有人の機械甲冑である。
備え付けの通信装置で離れた味方と通信することができる。
【鋼裂】
三代目フラグマンの遺物。魔力式チェーンソー。
起動中は相当量のMPを消耗し、燃費も劣悪だがその代償に、一分間で消費するMPと同値だけ相手の防御力や防御スキルの効果を減算して切り裂くことができる。
【???】
【器神】が所有する小型ステルスドローン。
【煙水晶之暗殺者】を参考に【瑪瑙之設計者】が開発した。
【アノイエンス・ドローン】
【器神】が所有するドローン兵器。
対<マスター>にも有効な火力を持たせた自走爆弾。
【???】
三代目フラグマンの遺物。螺旋衝角。
【機甲王】の愛用品。