MOD機体/アメリカ

Last-modified: 2020-02-20 (木) 08:16:08

本ページは、アメリカ製MOD機体のうち朝鮮戦争より前に計画・設計・製造された「1946本来の時代まで」のみのページです。それ以降の現代機MODについてはMOD機体/アメリカ現代機に分けてあります。

※アメリカ海軍機体として開発された機体をベースに、改修したサブタイプがアメリカ陸軍にも採用された場合は、アメリカ海軍側に記述します。

アメリカ陸軍

ダグラス A-26 インベーダー

A-26 Invader(インベーダー)はアメリカ陸軍航空隊がWWII中に導入し、終戦後はアメリカ空軍によって朝鮮戦争やベトナム戦争、いくつかの小さな軍事作戦に投入された双発の攻撃機・軽爆撃機である。
本来のB-26の型式名を持っていたマローダーが1948年に退役後、同年中に命名規則が変更されてA型番がB型番に併合された際、このインベーダーが新たにB-26を名乗ることとなった。1962年の規則変更でA型番が復活し、1967年に再びA-26に改名された(ベトナム戦争のためにタイと結んでいた軍事協定において、爆撃機は受け入れられないとされていたためのようだ)。
ダグラス社が開発・生産した本機は、1942年に初飛行し、西ヨーロッパ戦線のほか太平洋戦線にも投入されて沖縄から九州への空襲にも用いられた。総生産数は2600機あまりであり、ベトナム戦争にも近代化改修されて投入された。

胴体内爆弾倉のほか、主翼下にもハードポイントが用意されており爆弾やロケット弾を装着可能。
IL-2 1946向けにMOD化された2サブタイプはともに機首に12.7mm機関銃を多数備えた攻撃機形態だが。
このほかに機首をガラス風防にし、ノルデン照準器を備えた爆撃機形態も存在した。

B型とK型の2サブタイプがセットで配布されている。
対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
 4.09mと4.10.1m向けは別の配布トピックで行われており最新バージョン数字が大きい。
収録済MODパック: B.A.T.- WAW (A-26Kは武装欠如でミッションに登場できず)、B.A.T. - JTW
単体配布場所: SAS - Twins
動作に必要な他MOD: (Auto)DiffFM対応環境、4.11.1m以降向けではv1.0導入後にv1.1パッチを上書き、A-26Kの爆弾等はJetEra v1.33かVega Weapon packが必要
外見はスクラッチ。コックピットはパイロットはB-25から流用で銃座はA-20からの流用っぽい。

A-26B Invader

A26B_ss.jpg
WWII中から朝鮮戦争で活躍した攻撃機タイプ。

固定武装: ブローニングM2 12.7mm機銃 機首8門400発ずつ・主翼内6門400発ずつ、上部リモコン銃座2門450発ずつ、下部リモコン銃座2門450発ずつ
爆弾: 16x 100ポンド、4xまたは6x 500ポンド、4x 1000ポンドの通常爆弾、175ガロンナパーム弾、それらと10x HVARや増槽とのコンボ
ロケット弾: 10x 5" HVAR、またはこれと爆弾や増槽とのコンボ
魚雷: 2x Mk13
その他: 2x 154ガロン増槽
    「PTO」(太平洋戦域)で始まるLoadoutでは、下部銃座が廃止され内部燃料タンクが増設されている。

A-26K Invader

A26K_ss.jpg
近代化改修されベトナム戦争に投入された攻撃機タイプ。
左右翼端に増加燃料タンクが固定装備されている。

1966年には40機が米空軍第606特殊作戦飛行隊に配備され、夜間にホーチミンルートを通って南ベトナムの反政府ゲリラに物資輸送を行っていたトラック車列への攻撃などに用いられた。この際はUC-123 プロバイダーが敵を発見して照明弾を投下、A-26Kが攻撃を行うという「ハンター・キラー」戦法が用いられた。
この任務はそのままに、1967年秋からは第609特殊作戦飛行隊に配置換えとなり、1969年11月まで用いられた(AC-130 ガンシップに交代して退役)。

固定武装: ブローニングM2 12.7mm機銃 機首8門400発ずつ
爆弾: 6xまたは14x Mk81、6xまたは14x Mk82、4xまたは8x Mk82 SnakeEye、3xまたは13x Mk83、4x 750ポンドの通常爆弾、2xまたは4x BLU-1ナパーム弾、2xまたは4x CBU-24クラスター爆弾、これら複数種やロケット弾のコンボ
ロケット弾: 28x 2.75" HYDRA70(史実ではMk4 FFARのはず、誤り)、またはこれと爆弾複数とのコンボ
魚雷: 無し
その他: 無し

マーチン B-26 マローダー

B-26 Marauder(マローダー)はアメリカ陸軍航空隊がWWII中に使用した双発中型爆撃機である。
マーチン社が開発し、1940年に初飛行し、1941年に量産機の部隊配備が開始されたが、パイロットの訓練に時間を取ったため実戦投入は1942年になってからであった。

同時期のアメリカ陸軍で用いられた双発中型爆撃機のB-25 ミッチェルと比較すると、機体規模はB-26がわずかに大きく、エンジンははるかに強力で積載できる爆弾量も多かった。その上でB-26は高速性を追求した設計がされており、胴体は前後で幅を絞った紡錘形をしている。
上空では狙い通りの高速性を発揮できたが、低速時の操縦は難しく、着陸速度が当時としては異例の200km/h超で難易度が高くしばしば事故を引き起こした。
改良型のB-26Bでは装甲と防御も増し、実戦での生還率も良好だったが、離着陸の難しさが敬遠されて総生産数は5300機弱にとどまった。これは1万機近くが生産されたB-25の半数強でしかない。また第二次世界大戦が終結すると1948年にはアメリカ陸軍から全機退役となった。

マローダーの退役後の1948年、それまで攻撃機分類だったA-26 インベーダーがB-26に改名された(1967年にA-26へ復名)ので、混同しないように注意が必要である。

Martin B-26B Marauder

B26B_ss.jpg
装甲・武装が強化された改良型で最多生産タイプ。

固定武装: ブローニングM2 12.7mm機銃 12門
爆弾: 20xまたは30x 100ポンド、10xまたは16x 250ポンド、10xまたは16x 300ポンド、6xまたは8x 500ポンド、4x 1000ポンド、2x 2000ポンドなどの通常爆弾、10xまたは16x 260ポンドフラグメンテーション爆弾、12x M26クラスター爆弾
ロケット弾:
魚雷: 1x Mk13、1x Mk13 Late
その他: 照明弾、補給物資投下
対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
 4.09m向けは配布トピック1番目の下の方に別ダウンロードリンクあり。
 4.12.2m向けは同一トピックreply220に記載されていて1番目からリンクあり。
収録済MODパック: B.A.T.- WAW
単体配布場所: SAS - Twins
動作に必要な他MOD: (Auto)DiffFM対応環境、1で配布されているWeapon patch、4.09mでは3Dデータ入れ替え作業が必要、タイヤの3Dモデルをよくするパッチもトピック内で配布あり
その他注意点: HSFX7ではエラーになる場合がある、readmeに従って対処
外見はスクラッチ。コックピットはB-25流用っぽいか。
爆弾倉ドア開閉キーは有効になっておらず爆弾投下時に勝手に開閉する。

前述の着陸の難しさがMODのフライトモデルで再現されているかは不明。

ノースロップ P-61 ブラックウィドウ

P-61 Black Widow(ブラックウィドウ)はアメリカ陸軍航空隊がWWII中に使用した双発夜間戦闘機である。
ノースロップ社が開発し、1942年に初飛行し、1944年に実戦投入された。
アメリカ軍で最初に機上レーダーを搭載する機体として初期設計された、また当初から夜間戦闘機に分類
された機体であった。
対地・対舟艇攻撃にも用いられた。

P-38とも共通する双胴型であるが、機首はレーダーを収納したレドームになっており、前方固定兵装は
腹部に携行している。
また背部に12.7mm機関銃4連装の遠隔操作銃座があるが、この銃座の効果が疑問視されたことやB-29など
爆撃機に搭載する遠隔操作銃座の生産が優先されたことなどの理由から、非搭載とされたサブタイプも多い。

対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
 4.09m向けは別トピックで行われている。
収録済MODパック: B.A.T.- WAW
単体配布場所: SAS - Twins
動作に必要な他MOD: (Auto)DiffFM対応環境
外見はスクラッチ。コックピットもスクラッチ?

P-61A

初期量産型。主翼ハードポイントは左右1箇所ずつ。

固定武装: 前方固定イスパノAN/M2 20mm機関砲 4門、背部旋回ブローニングM2 12.7mm機銃 4門
爆弾: 2x 1000ポンド、2x 500ポンド + 6x 4.5インチロケット弾
ロケット弾: 8x AP-HVAR
魚雷: 無
その他: 増槽、「upper turret」は旋回銃座なし(外見の反映なし)

P-61B

P61B_ss.jpg
機首を20cm延長した改良量産型。(本MODの外部3Dモデルに反映されているかは不明)
主翼ハードポイントは左右2箇所ずつに増えた。

固定武装: 前方固定イスパノAN/M2 20mm機関砲 4門、背部旋回ブローニングM2 12.7mm機銃 4門
爆弾: 4x 1000ポンド、4x 1600ポンド、4x 110ガロンナパーム、4x 500ポンド + 6x 4.5インチロケット弾
ロケット弾: 8x HVAR、8x AP-HVAR
魚雷: 無
その他: 増槽、「upper turret」は旋回銃座なし(外見の反映なし)

アメリカ海軍

グラマン F7F タイガーキャット

太平洋戦争後期、それまでのエセックス級と比較してはるかに巨大な新型空母ミッドウェイ級が
建造されるのに合わせ、強力なエンジンを双発にした大型の艦上戦闘機に爆弾・ロケット弾・魚雷
の搭載能力も持たせるよう設計・生産されたのがグラマン社のF7F Tigarcat(タイガーキャット)
である。
P&W R-2800-34W ダブルワスプ 2,300馬力エンジンを双発とし、最高速度700km/hを誇る。
戦闘機型は1人乗りで胴体は左右に狭く上下方向に扁平に伸びた断面になっている。
また機首は細く尖っていた。
機首に4門の12.7mm機銃、左右主翼付け根に計4門の20mm機関砲を装備した。
1943年に試作機が初飛行し、量産が開始されたが、F6FやTBFの生産が優先されたため太平洋戦争の
終戦までの生産数は僅かにとどまり実戦を経験することがなかった。

またレーダー操作員を乗せた複座とし機首にレーダーを装備した夜間戦闘機にも発展した。
夜間戦闘機の武装は主翼付け根の20mm機関砲のみとなった。

やはり大型の機体で着艦速度も速かったことから、空母艦上運用されたのは夜間戦闘機型のみと
なり、朝鮮戦争において昼間戦闘機型は陸上基地から海兵隊が地上攻撃に使用した。

対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
収録済MODパック: B.A.T. - WAW, JTW (-3NはJTWのみ)
単体配布場所: SAS - Twins (夜戦型はNight Catというトピック名の別トピック、4.09m向けはまとめて専用トピック)
動作に必要な他MOD:

F7F-3 Tigarcat

F7F3_ss.jpg
単座昼間戦闘機バージョンでエンジンをより高空性能に振ったR-2800-34Wに変更。

固定武装: イスパノ・スイザ 20mm機関砲 4門、ブローニングM2 12.7mm機銃 4門
爆弾: 500ポンド x1/x2、1000ポンド x1/x2、1600ポンドx1/x2、2000ポンド x1
ロケット弾: TinyTim x1/x2/x3、(AP)HVAR x8
魚雷: Mk13 late
その他: 150ガロン増槽 x1/x2/x3、300ガロン増槽 x1
上記複数種類さまざまなコンボ搭載

F7F-3N Nightcat

複座夜間戦闘機バージョン。レーダーを収納している機首は太く丸い形状となり下方にコブがついている。

固定武装: イスパノ・スイザ 20mm機関砲 4門
爆弾: 無
ロケット弾: 無
その他: 150ガロン増槽 x1/x2/x3

グラマン F8F ベアキャット

F8F Bearcat(ベアキャット)はグラマン社がF6Fの後継艦上戦闘機として
アメリカ海軍向けに開発した単発単座レシプロ戦闘機である。
小型の機体に強力なP&W R-2800-34W ダブルワスプ 2,300馬力エンジンを搭載し、
最強のレシプロ艦上戦闘機、また陸軍機のP-51と並んで最強のレシプロエンジン
戦闘機などと評される事もある。

配備が対日戦の終戦間際であったことから日本機と実戦で対決する機会は生まれず
(アメリカ軍の手によって、鹵獲した零戦との模擬戦を行ったことはあるそうだ)
朝鮮戦争では戦闘機としてはジェット機の台頭が始まり、機体を小型化したことから
F4Uのような戦闘爆撃機に用いることのできる汎用性にも欠けていたため、やはり参戦
機会とならなかった。
アメリカ海軍のアクロバットチームであるブルーエンジェルズの機体に選ばれた。

アメリカ軍を退役した機体の供与を受けたフランス軍が第一次インドシナ戦争に使用
している。それらの機体は終戦後に南ベトナム空軍に再供与されたが、ベトナム戦争
開始後すぐにA-1スカイレイダーなどとの入れ替わりで退役した。
それと別に同時期のタイ空軍にも供与された機体があった。

機体の特性がエアレースに適しているとして、エアレーサー機となったものも多い。

F8F-2

F8F_ss.jpg
アメリカ海軍実戦配備タイプ。
固定武装: 機首固定機銃 イスパノ・スイザ 20mm機銃 4門 各門205発ずつ
爆弾: 50kg・100kg・250ポンド・1000ポンドなどの通常爆弾各種
ロケット弾: HVAR
その他: 150ガロン増槽
対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.2mも可)
収録済MODパック: B.A.T. - WAW
単体配布場所: SAS - US_Singles
動作に必要な他MOD: トピック中で指示されているF2Gトピック内で配布のWeapon mod導入が必要
その他注意点: HSFXではエラーになる場合がある、トピック内でHSFX用パッチが配布されていたと思う
ベータ版
コックピットもスクラッチだがアルファ版と記載されている

F8F-Racer

エアレーサー機としての外見を持っている。
その他はおおむねF8F-2と共通のようだ。

カーチス・ライト SB2C ヘルダイヴァー

SB2CはSBDの後継機としてカーチス・ライト社が設計・生産した艦上急降下爆撃機で、また魚雷を携行
して雷撃することも可能な能力も持たされており、後期型は主翼にロケット弾を携行して浮上航行中の
潜水艦や艦艇を襲撃する作戦も行えることとなった。
魚雷や爆弾を胴体内爆弾倉に収納する。
愛称のヘルダイヴァー (Helldiver) はカーチス・ライト社が急降下爆撃機に与えてきた伝統的名称で
SB2Cで3代目となる。

初飛行は1940年、運用開始が1943年で太平洋戦争後期に日本と空母戦を行ったり日本本土へ空襲を行った
りもした。

面積や空間が限られる空母で運用するため、強力なエンジンを採用しながら全長は短めに切り詰められ
ていることが外見上の特徴となっているが、このことが飛行中の安定性欠如を招くことに繋がり、空母
搭乗員からその搭載量の多さは歓迎されつつも飛行性能に関しては厳しい見方がされた。
イギリスに貸与される予定もあったがその飛行特性もあって大多数がキャンセルとなり、オーストラリア
空軍や陸軍航空軍も貸与を受けたり購入したりしたが両軍は戦術から急降下爆撃を止める方向に向かい
やはりキャンセルや所属替えとなった。
アメリカ海軍でも急降下爆撃を辞め防御銃座も持たない単座のAD スカイレイダーに統一する動きとなった
ため、第二次世界大戦・太平洋戦争の終戦後は急速に退役していった。
なおギリシャやフランスに売却され、ギリシャや第1次インドシナ戦争に参加した。

対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
収録済MODパック: B.A.T. - WAW
単体配布場所: il2freemodding
その他必要MOD: 4.11.1m以前環境やHSFX環境には要Diff FM導入
機体本体はスクラッチ
コックピットは流用?

SB2C-1C Helldiver

SB2C1C_ss.jpg

細かな不具合があった最初の量産型SB2C-1を改善した型。
エンジンは1,700馬力のライトR-2600-8、3翅プロペラ?

固定武装: 主翼固定機銃 イスパノ・スイザ 20mm機銃 2門、背部旋回銃座 7.62mm機銃 2門
爆弾: 250ポンド x2/x4・500ポンド x2/x4・1000ポンド・1600ポンド・Mk53爆雷 x2/x4
ロケット弾: 無
魚雷: Mk13
その他: 増槽

SB2C-3 Helldiver

エンジンを1,900馬力のライトR-2600-20へ強化、スピナー無し4翅プロペラ。

武装は-1Cと共通。

SB2C-4 Helldiver

スピナー有り4翅プロペラ、穴あきダイブブレーキなどの改良型。
主翼にハードポイントが設けられロケット弾を搭載可能となる。

固定武装: 主翼固定機銃 イスパノ・スイザ 20mm機銃 2門、背部旋回銃座 7.62mm機銃 2門
爆弾: 250ポンド x2/x4・500ポンド x2/x4・1000ポンド・1600ポンド・Mk53爆雷 x1/x2/x4
ロケット弾: HVAR x8
魚雷: Mk13 (late?)
その他: 増槽、AN/APS4レーダーポッド

SB2C-5 Helldiver

フレームレスのスライド式キャノピー採用ほか。

搭載可能兵装にナパーム弾やフラグメンテーション爆弾も追加。

ヴォート XF5U

ヴォート社はWWII中に特殊な円盤形状の主翼を用いてSTOL製を高める研究を行っており、
小型の社内実験機V173は実際の飛行にも成功していた。
この飛行する姿がUFOと誤認されたとの説もある。

この実験を基に空母で運用できる実戦的な艦上戦闘機として開発されたのがXF5Uである。
その形状からフライング・パンケーキ(Flying Pancake)やフライング・フラップジャック
(Flying Flapjack)といった愛称を持った。
しかしXF5Uのほうはプロペラの開発に手間取り、ヴォート社でもF4Uの生産に追われたり、
ジェットエンジンの実用化により戦闘機の高性能化はジェット機で行う方針に転換される
といったことが重なって、プロペラ以外の機体本体は完成状態で地上試験が行われ、
機体完成から2年あまり遅れてプロペラも完成したもののアメリカ海軍は開発中止を命じて、
結局XF5Uは初飛行すらすることなく開発中止となった。

初飛行こそしていないとはいえ、機体は基本的に完成しており、搭載予定だった兵装も確定
していることから、このMODでもおおむね実機が再現できていると思われる。

XF5U-1

XF5U1_ss.jpg

固定武装: 機首固定機銃 イスパノ・スイザ 20mm機銃 4門 か ブローニングM2 12.7mm機銃 6門 かを選択式
爆弾: 250ポンド・500ポンド・1000ポンドの通常爆弾を2発ずつ
ロケット弾: Tiny Tim 1発
その他: 150ガロン増槽
対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.2mも可)
収録済MODパック: B.A.T. - WAW
単体配布場所: SAS - Twins
その他必要MOD: SAS Common Utils、4.11.1m以前環境やHSFX環境には要Diff FM導入
機体本体はスクラッチ
コックピットは他の機体から流用

アメリカ民間機

パイパーJ3

Piper J3 Cub

PiperJ3_ss.jpg
パイパー J3 カブは、1937年から1947年にかけて2万機超が生産されるという大ベストセラーな単発単葉の
民間向け軽飛行機である。

実機にはいくつかのエンジンメーカー・エンジン出力との組み合わせがあるが、MOD化されたのがどの機体を
ベースにしているのかは不明。

タイヤ装備の尾輪式固定脚な基本型のほか、双フロートつき水上機型やスキー付き雪上型も同梱されている。

WWII中はアメリカ陸軍が本機をO-59もしくはL-4 グラスホッパーの名称で観測機として5千機ほど採用した。
また戦後イスラエルも数機を導入し第一次中東戦争に使用したとのこと。
(おそらくいずれも無武装)

対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
収録済MODパック: B.A.T. - WAW
単体配布場所: SAS - US_Singles (Piper J3 Cubs - Own Slotsが最新のスクラッチバージョン)
その他必要MOD: (Auto)Diff FM環境
機体本体はスクラッチ
コックピットは他の機体から流用

武装