Aquarius

Last-modified: 2023-07-27 (木) 23:13:43

Aquarius(水瓶)

  • Keeping the Peace」完了後、ラッテイ市庁舎二階にいる執行官から受注。
  • プリ村DLC「From the Ashes」のNPC収集前提クエスト。
  • このクエストに完全な正解はない。誰の望みを優先させるかを自分で考え、誰かを切り捨てなければならない世知辛いイベントである。
  • このクエスト進行中、別のサブクエスト「聖職者」が開始されることがある。
    選択によって他のサイドクエストに大きな影響を与えることがあるので要注意こちらで解説

執行官に話を聞く。

  • 執行官の下に配属された後、「なにか仕事はないか」と尋ねると、任せたい問題があると言われる。
  • 街に難民が溢れている中、労働者を募集したいのだが、話しかけようとしても逃げてしまうので、誰に仕事を割り振って良いのかわからないらしい。そこで、かつての村人仲間であったヘンリーが、面接と採用を行うように、というもの。
  • 執行官の望む雇用の目安は、「難民の中でも一番生活が切羽詰まっている人物」また、「与えた金を無駄遣いせず、適切な目的に使える人物」である。
  • 募集人員の内訳は、
    • 「水運び」定員3名。
    • 「排泄物清掃」定員2名。
    • 「調理人(経験者優遇)」定員1名。
      である。
  • ラッテイはすぐ近くに川があるものの、地形的には高い丘の上に位置しているため、水を汲むためには必死で急な坂を往復しなければならない重労働である。
  • 「排泄物清掃」は、中世社会においてもトップ3を争うエンガチョ不人気職。(残り2つは墓掘り人とクズ肉屋)
    そのため、なり手の多い「水運び」よりも一日の給料は倍である。
  • 調理については依頼者であるコンラッド・ハーゲンに詳細を聞くように言われる。

コンラッド・ハーゲンに話を聞く。

  • 広場の一等地にある交易所のハーゲンに「調理人」の募集について詳しい話を聞くと、貴族を招く晩餐会を任せられるような人材が欲しいと言われる。
  • また、できれば身の回りの家事もやってもらいたいとか。遠回しに、愛人の募集なのか?と聞くと、そうではないと怒られる。
  • 調理人についてはハーゲンの個人的な依頼だが、水汲みと汚物処理はどちらかと言うと役所の管轄のため、あまり詳しい話は聞けない。

アレックスに話を聞く。

  • 難民の中から候補者を探し始めるのだが、執行官には難民のまとめ役をしているアレックスという男を紹介される。
  • アレックスというのは滅びたスカーリッツで執行官をしていた男の息子。酒場で執行官とウンコおじさんと一緒に酒飲んで政治談義してたあの人のはずなのだが…顔が違う? …やせたのかな。
  • とりあえずアレックスに話を聞くと、いろいろと渋られはするが、アレックスを通さずに直接話をつけたときの影響力の低下を心配したのか、最終的には難民勢の中から、希望者を集めてくれる。
  • 対象NPCは市庁舎前の中庭、建物の凹み部分に集まる。集合するまで待とう。
  • ちなみにこの段階からテレサがアップを始める。そしてヘンリーのいる場所に向けてGPS追尾を始める。
    このときのテレサはヘンリーが風呂屋で鍵のかかった屋内にいたり着替えていたりトイレに座っていたりしても、問答無用で目の前に押しかけてくる。
  • テレサの話は、特定のNPCを優先して仕事を割り振ってほしいというもの。
    これに応えるかどうかはヘンリー君が決めることなので、クエストの成功可否には関係ない。

料理のできる人物を探す。

  • 空いた時間で資格持ちの調理人をさがそう。
  • アレックスに心当たりを尋ねると、「そんなのアグネスしかいない」と言われる。
    ただし、本当に腕がいいため仕事に困っているわけではないので、引き受けてもらえるかどうかはわからない、とのこと。
  • アグネスはラッテイの聖マシュー教会(北西の角の教会)にいる。
    • 彼女は、スカーリッツの教区司祭であるフランシス神父の家政婦をしていた。
      (スカーリッツの村の中には教会はないが、一緒に襲撃を受けたロヴナの聖ジェームス教会が、スカーリッツ教区の教会を兼ねている)
    • フランシス神父は襲撃後の情報が途絶え行方不明のままだが、彼女は神父が無事に戻ってくるのをずっと待っている。
  • この時そのままアグネスに調理人の仕事を打診しても断られる。
    • アグネスによると、フランシス神父は襲撃前の段階でサーザヴァに出張していたらしい。
  • アグネスに料理人を引き受けてもらうためには、フランシス神父に「ロヴナには戻らないのか」を確認しなければならない。
    ただし、フランシス神父の問題については、他のクエストに関連してくるので解説は「聖職者」のページで。
    • 確認するのは「アグネスが心配しているが、戻る気はないのか」だけであることに注意。
    • 簡単に言えば「スカーリッツへ戻って欲しい」等の説得は安易に実行してはいけない
      説得に成功してしまうと聖職者の一部のクエストが強制終了してしまうばかりか、サイドクエスト「神の手の中で」の一部まで失敗することになる。
      説得に失敗した場合は問題ないと思われるが、無闇に実行するのは控えよう。
    • 説得に成功した場合、前述の通りフランシス神父はロヴナの聖ジェームス教会跡の隣にある司祭館に移動する。

面接

  • 市庁舎前に集まった6人に対して、話を聞くことが出来る。
  • 彼らが集まったのは「水運び」募集に対して。定員3名。
  • この6人の中から、3名を採用し、2名を別の嫌われ仕事に振り、1名にお祈りメールを出す簡単なお仕事。
  • それぞれの6人の特徴を以下に列挙する。また、候補者の中には希望通り水運びの仕事につけることで、見返りのお礼をくれる者もいる。
    ただし、割り振りを終える前に、見返りの話をしていなければならない。
  • 誰をどこに割り振るかは完全にプレイヤーの自由である。よく考えよう。

トンダ

  • スカーリッツ鉱山のウィンチ(巻き上げ機)担当。「ウィンチのトンダ」。
  • 恐らく候補者の中で一番力が強く、一番肉体労働に向いている。
  • ウンコ運びは断固拒否!割り振ったら殴る!
  • 見返りは「パンチの繰り出し方」のレッスン。(格闘経験値)
  • 面接の選択肢によっては評判がどんどん下がっていく。なるべく低姿勢で、兵士を勧めるのもやめよう。

ピックマン

  • スカーリッツ鉱山の鉱夫。本名ヴァシル。足の親指をピック(つるはし)で潰したのでピックマンというあだ名がついた。
  • 坂道を往復する仕事だが、怪我自体は襲撃以前の昔の話なので支障はない。
  • ウンコ運びについては気乗りはしない様子。
  • 見返りは「女王シバの剣の欠片」。効果は男性機能向上!
    なお、ここで入手しなかったとしても「女王シバの剣」のサイドクエストは達成可能。一種のクエスト救済措置である。

ロック

  • スカーリッツ鉱山の鉱夫。本名ピーター。同じ名前の奴が何人いると思ってんだ!ということで適当なあだ名。
  • 実は襲撃後、ラッテイに来てから喧嘩騒ぎで腕を痛めている。
  • ウンコ運びを最初は渋るが、前述の通り重量物の運搬には腕の調子がよろしくないので、説得すれば引き受ける。
  • 見返りについて質問すると「鉱山で発見された銀の場所」を聞くことができるが、水に割り当てたとしてもその後詳しい情報などは一切ないため実質見返りは皆無。ちなみにこの情報は「鉱山の探査」に関連する。

コーネリアス

  • スカーリッツ鉱山の経営者。とはいえ雇われ。フランチャイズのファミレス店長のようなポジション。
  • どちらかというと肉体労働者ではなく経理担当の事務方である。ただし、ラッテイの執行官には何故か超嫌われている。
  • ウンコ運びを仄めかすと、「そんな仕事は私のような立派な男にはふさわしくない!…うむむ、しかし2倍か…」と言われる。
  • 見返りは「サーザヴァで防具屋をしている友人のツテで割引販売」(店主の評判を格段に上げる効果のため既に評判が100近いとほぼ無意味)。ちなみにファストトラベル先の近くにあるオタ・ラヴステインの店のことである。

ヴィンセント

  • スカーリッツの外れにあったモイミール農場の息子。ほとんど村の方には顔を出したことがないので、村人との付き合いは少ない。
  • 一番若く、募集に応じた理由は「母親に行けと言われたから」。
  • ウンコ運びを進めると、嫌がりはするが、他のメンツと比べると反応は少ない。
  • 見返りは「なし」。別にそこまでしてやりたいわけでは。

アントニア

  • スカーリッツ鉱山の鉱夫だった男の妻。夫は瀕死の重傷で、治療のために現金が今どうしても必要である。
  • 明らかに男向けの仕事なのでアレックスも声をかけていないが、噂を聞きつけて勝手にやってきた。
  • ウンコ運びだろうがなんだろうが、必要なのは金。夫を助けるには金がいるのだ!
  • 見返りは「なし」。そんなこと出来る余裕があったら、治療に使っとるわい。

テレサ(番外)

  • テレサの話を追加で聞くと、「ヴィンセント」と「アントニア」の見返りのない二人に仕事をあげてほしいと頼まれる。
  • ヴィンセントは本人の口ぶりではやる気がなかったが、テレサの話を聞くと、生き残った母親の生活を死んだ父の代わりに支えなければいけないらしい。
    みんな、面接では、多少わざとらしくても、ちゃんと積極的な態度を見せないと、採用されないゾ!
  • 傍目に状況が明らかなアントニアはともかく、テレサとヴィンセントの繋がりは謎だったが、テレサDLCで「死んだ弟の友達」だった事が判明。

調理人の決定

  • フランシス神父を探し出して状況を聞き、アグネスに彼がロヴナに帰る予定がないことをうまく納得させることができたら、
    アグネスを、コンラッド・ハーゲンの料理人として雇うことが出来る。
  • また、アグネスを無理に説得しようとせずに、アントニアを料理人として割り振っても良い。ただし、アグネスと違ってアントニアには料理スキルはない。

執行官への報告

  • 全員の割り振りを決めたら、執行官へ報告しに行こう。
  • 各役職に対して名前を6名分リストアップした時点でこのクエスト目標自体は終了する。
  • 人事担当としての報酬はこの時点で貰える。
  • これでみんなは、幸せに、なれたのかな?

後日譚

  • 採用の結果が反映されるまでには、日数経過が必要になる。関係者がヘンリーの采配によって各自どのような結果を向かえたかを確認しに行ってみよう。
  • 各NPCからの見返りの回収や、状況の確認などは、それぞれをマーカーなしに探し出して個別に話しかけなければならないので、少々難しい。
  • 中には悲惨な結末を迎える人物もいるが、前述のとおり、ヘンリー君の仕事は、人材の割り振りまで。それぞれの結果に幸不幸はあっても、成功や失敗はない。
  • 水運びに任命した場合は、ラッテイ浴場前の川から、街中の水槽まで、一日中バケツを持って往復するようになる。
  • ウンコ運びの場合は、物乞いと坂の往復行動の半々くらい。
  • 不採用の場合は、元の行動ルーチンと同じ(ハズ)である。

トンダ

  • 特記事項のないノーマル村人。
    • 水運びに任命した場合。
      • 話しかけると流石にバテている様子だが、前もって見返りの約束をしていた場合、格闘スキルの経験値を上げてくれる。
    • ウンコ運びの場合。
      • 話しかけると怒られる。
    • 不採用の場合。
      • 物乞いNPCのまま。

ピックマン

  • 水運びの仕事を与えなかったり前もって約束していなかった場合、ピックマンは欠片を既にラッテイの刀鍛冶に売却している。詳細は「シバの女王の剣」参照。
    • 水運びに任命した場合。
      • 休めなくてしんどいと言いながら仕事はこなしている。前もって見返りの約束をしていた場合、「女王シバの剣の欠片」をくれる。
    • ウンコ運びの場合。
      • 普通に働いている。
    • 不採用の場合。
      • 物乞いNPCのまま。

ロック

  • セリフデータの中に就職前に腕の治療ができる選択肢があったが恐らく没シナリオ。
    面接時に「調子はどう?」からの選択で薬を渡せました。(マリゴールドの煎じ薬のみで確認)
    • 水運びに任命した場合。
      • 腕の傷が重労働によって悪化している。見返りの話をする前に治療を行う必要がある。
      • 痛めた関節の治療に必要なのは「生命力のポーション」(ダメージ軽減)。渡してから一週間ほど経過すると、お礼をくれる。
    • ウンコ運びの場合。
      • ウンコ運びでも既にかなりつらいので、水運びに割り振られなくてよかったと逆に感謝される。その場合でも薬は渡せる。
    • 不採用の場合。
      • 物乞いNPCのまま。

コーネリアス

  • どんな職業についても、無関係に目覚めなくなるバグが存在した。DLCのために話しかける場合、一旦ノックアウトしてから回復を待つと良い。
    DLCの斡旋自体は、コーネリアスがどんな仕事を割り振られたか、または無職かに関係なく勧誘可能。
    • 不採用の場合。
      • 物乞いNPCのまま。話しかけると、文句をいう。
    • ウンコ運びの場合。
      • 他のNPCと同様。話しかけると、文句をいう。
    • 水運びに任命した場合。
      • 他のNPCと同様。話しかけると、文句をいう。…なんとなく執行官に嫌われている理由がわかりました。でも約束していれば見返りはくれます。
    • DLC採用。
      • 誰か一人を不採用にするしかなかった胃の弱いあなたに朗報! プリビスラヴィッツのDLCクエスト「家と呼べる場所」でコーネリアスを交易所の店主として雇うことができる。しかし、やはり文句をいう。
        「俺が代わりに執行官をやってもいいぜ」でも、文句言うんでしょ。知ってる。

ヴィンセント

  • ヴィンセントはもともと街の中にいなかったので水汲み以外存在確認できない。
    • 水運びに任命した場合。
      • 行動パターンは、トンダと同じ。ちゃんと働きます。
    • ウンコ運びの場合&不採用の場合。
      • 街にいない?と思ってテレサに話を聞きに行くと、なんと自殺したことがわかる。今どきの若者は…
      • 彼と仲の良かった者も特にいないので、彼が何を考えていたのか理解することは出来ない。

アントニア

  • 一番選択による起伏が激しい。
    • 水運びに任命した場合。
      • 仕事にはつけてもらったものの、水運びの賃金では治療費が足りず、夫は既に死亡している。憔悴しながら、今更無意味になってしまった重労働を日々続けている…
      • 優遇したつもりで水運びに採用して幸せになれない悲しい結末。
    • ウンコ運びの場合。
      • ギリギリ夫は生きているが、まだ全快ではない。力は男に負けないと言ってはいたが、やはり厳しかったようで、荷を運ぶのは厳しそうである。
      • 体力をつけるために「牡鹿の血のポーション」(スタミナドリンク)を渡せば評判が上がる。
      • 夫の治療費の為にまとまった額の金を渡してやればすごく感謝されてかなり評判が上がる。
      • また治療費を渡す代わりに選択肢で「俺には医療の心得がある」を選ぶと、難民キャンプの梯子を降りた所で椅子に座っている彼女の夫にラザロの蘇生薬を渡せるのだが、バグっているためそちらは機能しておらず、ラザロの蘇生薬を渡そうが破滅のポーションを渡そうがアイテムを渡したところで会話が終了し、話しかけても汎用の村人会話になってしまう。
    • 不採用の場合。
      • 物乞いNPCのまま。当然、夫は死亡している。話しかけると評判が下がる。
    • 料理人の場合。
      • 夫とともにハーゲンの家に転がり込み、住み込みで働いている。待遇もよく感謝はしているが、全く望まれた通りの家事を出来ていないのでクビにならないかと怯えている。
      • アグネスに料理のアドバイスを受けるよう助言することが出来る。

アグネス

  • 未確認だが、恐らく彼女にも
    • 不採用の場合(教会で祈り続ける)
    • 料理人にした場合(コンラッド家の厨房)
    • フランシス神父をロヴナに戻した場合(ロヴナ帰還?)
      のようなパターンがあるんじゃないかな? 多分。

コンラッド・ハーゲン

  • 斡旋した料理人の感想を聞くことが出来る。
    要求すれば斡旋料も貰えるが、評判は下がるし、大した金額もくれない。ケチ!
    • アントニアを料理人にした場合
      • 手が空いたら家事をやってくれる料理人を募集したのに、料理ができずに瀕死の怪我人の看病で掛かりきりの居候が来た。話が違う。スマヌ。
      • とは言いつつ、一旦受け入れた以上、放り出しはせずに面倒を見てくれているらしい。いい人!
    • アグネスを料理人にした場合
      • 料理の腕は確かだった。文句のつけようがない。「王の晩餐にも相応しい」ベタ褒めである。
      • しかし、頑固で言動が堅苦しく、神父のような生活を強要されて困っている。ワガママ!

テレサ

  • 粉挽き場のテレサにハローワークの結果について確認できる。
    • 頼んだ二人とも採用した場合。(あと関係者が死んでない場合)
      • 感謝されて評判が上がる、ありがとうヘンリー! それだけ。
      • でも俺の嫁に頼まれちゃ仕方ねーや、でへへ。
    • 採用したけど結果がアレだった場合。
      • 頼んだことはやってくれたけど、うまく行かなかったみたい。神様って残酷ね。
      • 実際ヘンリー君には不可抗力なのでどうしようもない。
    • どちらか片方だけ採用した場合。
      • 両方仕事が貰えれば良かったんだけど仕方ないわね。ありがとう。
    • 二人とも採用しなかった場合。
      • どういう事!あれほど頼んだのに!(評判低下)
      • っていうか5人の仕事枠で候補が6人なのに2人不採用ってなんなの!数がおかしいでしょ!説明して!(途中で依頼投げ出してクエストが失敗したら多分こうなる)

  • アントニアの夫やヴィンセントが死んだ場合は、独自の会話選択肢が出現する。
    発言によっては評判が下がってしまう。気をつけよう。


以上でサイドクエスト「Aquarius」は終了です。