In God's Hands(神の手の中で)
- サーザヴァ修道院にいるヨハンカと話すことで開始。
- このクエストには複数の時間制限があります。
- このクエストの結果によって、後のメインクエストの進行に影響を与えることがあります。
- このクエストの進行中に別のサイドクエストが派生することがあります。
- 他のクエストの達成状況によって、このクエストの一部の目的が失敗になることがあります。
- メインストーリーではサーザヴァの登場は中ボス戦後の「捕虜と尋問」または「光るもの全て」が最初となるが、来訪自体はチュートリアル後、「目覚め」開始以降ならいつでも可能であり、クエストを開始することもできる。
- ただし、比較的難易度の高いクエストのため、序盤に無理をして始めても苦しむことになる。
むしろ、準備が出来るまでうかつにヨハンカに話しかけて不用意にクエストを開始してしまわないように注意した方がよい。
- ただし、比較的難易度の高いクエストのため、序盤に無理をして始めても苦しむことになる。
診療所のヨハンカに話す。
- 彼女の看護している重傷者の中には既に危篤状態の者もおり、クエスト開始後、数日で死に始める。
最短で約四日程だが、場合によってはクエストを開始する前からカウントが始まっていたという報告もある。
NPCの死亡が嫌な場合は、不用意に診療所のヨハンカに近づくべきではない。
- ヨハンカはスカーリッツの幼馴染で、マティアスの恋人。
- 「予期せぬ訪れ」で悪ガキ集団とウンコを投げた後、乱闘していると、「やめなさい、保安官が来るわよ!」と警告している。
- 襲撃後はサーザヴァ修道院の馬小屋に滞在しながら、診療所でニコデモス修道士の助手としてスカーリッツの怪我人の看護をしている。
- その他にもヨハンカは様々な問題を抱えており、かなりイライラしている。
- 彼女に助けを申し出ると、必要な援助の内容がリストアップされる。
- 診療所の責任者への相談。(ニコデモス神父と会話)
- 治療物資・予算の確保。(セバスチャン卿への説得)
- 食料の確保。(肉類を100個用意)
- 怪我人、病人の治療。(手伝いを申し出るためには、パーク「応急手当Ⅱ」以上が必要。)
- トーマス(重傷)→パーク「応急手当Ⅲ」、あるいはラッテイ西にいる処刑人ヘルマンと会話。
- フィリップ(重症)→ロヴナのサイモン神父と会話。(サイドクエスト「聖職者」の達成が必要。)
- ハンス(重傷)→包帯10個。
- 不眠症の人(軽症)→子守唄のポーション
- 石工のセメク(軽傷)→紫のハーブ
- できるだけ事前に必要なアイテムや工程を把握してから発生させた方がよい。
包帯10個、肉100個などは先に用意しておいた方が楽。
※バージョン1.9.6時点では「クエスト受注後に取得した肉」のみ納品可能となるバグがある模様。 - ゲーム内ではスカーリッツと他の街の位置と距離関係が、四角い画面内に収まるように多少変更されているが、史実ではスカーリッツとタルンベルクの間にサーザヴァが存在するので、長距離の移動に耐えられなかった重傷者は、全てサーザヴァに残されていったのだと推測できる。
診療所の責任者への相談。
- 修道士の中で、この先最もお世話になる修道士ニコデモスに何か援助できることがないか、相談する。
- また、後続の目的で必要とされるアイテムやハーブの多くはニコデモス自身から購入することが可能である。
- 買取も全種類のアイテムに対して行えるので、非常に重宝する商人である。
予算の確保。
- 診療所の予算は、年寄りの修道士が膝の痛みを訴えるくらいしかなかった頃と額が変わっておらず、全く足りていない。
- 修道士は基本的に世俗の資産を所有しない、という建前になっており、修道院の予算の管理は世事に疎いProvost(財務係)やOverseer(監督係)が行っており、それに臨時の調整を与えるような権限を持つAbbot(修道院長)は不在である。
- 修道士側からの手続きでは、役所仕事でいつまでたっても話が進まないので、現実問題として至急に物資を診療所へ回してもらうためには、修道院に雇われて財産の管理を任されている外部貴族のCustodian(管理官)、セバスチャン・フォン・ベルグ卿に融通して貰う必要がある。
- ちなみに、ヨハンカが怒ってビンタをかました為に、修道院の中庭には武装した衛兵が巡回するようになったらしい。
- という訳で、北側の建物にいるセバスチャン卿にお願いして、予算と物資を確保する。
- セバスチャン卿はヨハンカに気があるので、ヨハンカが困っているから、と持ちかけると物資を融通してくれる。
食料の確保。
- 患者に体力をつけさせるためには、多くの栄養が必要となるが、当然予算は足りていない。
- ヘンリーは肉を100コ集めることになる。
- この時、肉の種類・状況は問われない。
- 例え密猟によって窃盗品扱いとなっていても、問題なく受け取って貰える。
- ジャーキー等でも肉類としてカウントされる。足りなかったら肉屋に駆け込むのも1つの手。
- DLC:From the Ashesでパン屋を立てて作った乾燥肉でもカウントされる。
- ver1.9にて、クエスト終了後も定期的にヨハンカへ肉を寄付できるようになった。
重傷者の治療。
- 診療所の中にいる患者について、治療の手助けを申し出ることができる。
- しかし、ヘンリーの応急手当のレベルが低い(パーク「応急手当Ⅱ」以上が必要)と、余計なことをするなと言われる。
- 説得に成功した場合、中の患者に話しかける事で診察ができるようになる。
この患者たちの中から対処きそうな人物を見つけ、治療を行っていく。 - トーマスorフィリップの治療完了or死亡後、診療所に管理官のセバスチャンが押しかけてくるので注意。
- 難易度の高い説得イベントが発生する*1ため、不安なら発生前に「吟遊詩人のポーション」を飲んでおきたい。
- ver.1.9.6現在、セバスチャンの乱入は「誰でも良いから3人の治療を終えた直後」になっています。
トーマス
- スカーリッツの人間ではないが、一番の重傷者。足を複雑骨折している。意識不明。死亡まで4日前後。
- 彼を助けるためには、ラッテイ西の丘にいる処刑人ヘルマンから開放骨折の対処法を教えてもらうか、パーク「応急手当III」が必要になる。
- 2日もあれば、歩きでも余裕を持ってヘルマンの小屋まで往復できるが、先にフィリップの方へ行ってしまうとかなり厳しい。
特に「聖職者」まで始まってしまうと、速い馬がなければ絶望的になるだろう。トリアージ(患者の治療優先度の判別)は重要である。 - 「応急手当III」を持っていれば診察時にその場で治療できるので、行程を大幅に短縮できる。
- 取得可能レベルに達しているなら、ポーション「レーテー川の水」でパークリセットする方法もある。
ただし酷い酔い方をするので「迎え酒のポーション」は必須。忘れると気絶してとんでもない場所に行ってしまいクエストどころではなくなることも。
- 取得可能レベルに達しているなら、ポーション「レーテー川の水」でパークリセットする方法もある。
- 2日もあれば、歩きでも余裕を持ってヘルマンの小屋まで往復できるが、先にフィリップの方へ行ってしまうとかなり厳しい。
- トーマスの生死は、メインクエスト「勝てない奴にゃ逆らうな」と関連している。
ただし、そのクエストにも複数の攻略ルートが存在するので、死亡したからといってクエストが詰むわけではない。 - トーマスには多少の設定揺れがある。恐らく初期は「干し草の中の針」で修道院の中へ逃走しているパイオスを狙い、失敗した暗殺者の一人ということになるはずだったと思われる。しかし、その場合は「狩りの始まり」でノイホフの襲撃事件が発生する前からこのクエストを開始できると辻褄が合わなくなるため、ただの裏情報通に変更された可能性が高い。
フィリップ
- スカーリッツの村人。原因不明の昏睡状態にある。死亡まで約一週間ほど。
- 外傷もなく、診察では全く原因がつかめないが、ヨハンカにもう少し詳しい情報を聞くことが出来る。
- そもそも彼は無事な姿でサーザヴァに到着しており、当時は応答もハッキリしていた。
その時の会話によれば、彼は敵をやり過ごすために、数日間他の死体の山の中に隠れ潜んでいたらしい。- そのせいで何らかの中毒症状を起こしたのではないかとヨハンカは推測するが、対処法については知らないらしい。
- そういった中毒に関して詳しい人物には心当たりがあったが、その人物は襲撃が起こるずっと以前に行方不明になっている。
ともあれ、まずは件の人物である「サイモン神父」を探すため、ロヴナへ行くことになる。
- ここで、サイドクエスト「聖職者」へ派生する。
- 「ニガヨモギ酒」の投与後、効果が出るまで少し時間が必要。
ハンス
- スカーリッツの村人。ウンコおじさんことドイッチの息子。
父親ほどではないが若干ドイツなまり。ヘンリー達が村で喧嘩をした相手。 - 足を怪我しているが、新しい包帯がなくて、取り替えることが出来ていない。死亡まで10日前後。
- 口ぶりは達者なので油断して後回しにしていると、突然死ぬ。恐らく敗血症。本人も予想外だったろう。
- 治療自体は簡単なので早く終わらせてしまおう。包帯を10コ集めて渡せばいい。
- 怪我は逃げる時にうっかり転んでつけたらしいが、ヨハンカには見栄を張ってクマンと戦ったことにしているらしい。
- 他にも、
父親が裕福な毛皮商人なのに、ヨハンカの親族らしき人物と一緒に畑を耕している。
喧嘩の時には、明らかに主犯であるマシューとフリッツを無視してまっすぐマティアスに殴りかかる。
など、ところどころにヨハンカに気があったのではないかと思われる描写がある。人間模様!
- 他にも、
- 名前もカポン君とかぶってしまったせいで影が薄いが、本人は真面目な働き者で、喧嘩で敵対する時も100%彼は悪くない。
包帯10コで買える命なのだから忘れずに助けてあげて欲しい。
不眠症の人
- うるさくて眠れないと言い続けているスカーリッツの村人。死にはしない。
- 「子守唄のポーション」を渡すことで問題は一時的に解決する。
- 最初の一回でクエストは終了するが、その後幾度か、納品依頼が出る。
- レシピは「レシピ」ページ参照。醸造台は診療所にある。
石工のセメク
- サーザヴァの建築現場で働いていた石工。事故で足を折った。死にはしない。
- 治癒までに数ヶ月安静と医者には言われているが、数週間で戻れないならクビだと雇用主には言われている。
- 怪我の治りを早くする紫色のハーブが欲しいとヘンリーに要求する。
- ヨハンカに彼の件について相談すると怒られる。もっと他に差し迫ったスカーリッツの人がいるでしょ!
- 探したいなら自分で図鑑を見て探せと言われるので、醸造台にあるハーブ図鑑を見て紫のハーブを探そう。
- レシピブックとハーブ図鑑を「」キーで切り替えることが出来る。
- 英語版では少しわかりにくいかもしれないが、有志版では少し訳に手が加えてある。
- コンフリーである。ニコデマスから購入してさっさと渡そう。
男爵襲来。
- トーマスorフィリップの治療完了or死亡後、診療所に管理官のセバスチャンが押しかけてくる。(ver.1.9.6現在、男爵の乱入は「上記病人のうち三人に治療を施すこと」の模様)
- 彼は明らかに忙しいヨハンカを強引に夕食に誘おうとする。
- ここでヨハンカを守ろうとすると、かなり話術が高くないとヘンリーは投獄されてしまう。(吟遊詩人のポーション推奨)
- 海外wikiによると、どうやらspeechの値が十分高くても、セーブデータの状況によっては必ず失敗するバグがある模様。
- イベントが発生した時間帯にもよるが、丸一日以上が牢獄で経過してしまう。
- ここでヨハンカを守ろうとすると、かなり話術が高くないとヘンリーは投獄されてしまう。(吟遊詩人のポーション推奨)
- 投獄から戻ってきた後、ヨハンカに管理官の話をすると、彼女は管理官をかばう発言をする。
- 後に続くクエストの伏線でもあるが、ここでヨハンカは管理官と関係を持ち、その見返りとして予算と物資を都合して貰ったことになる。
- 恋人が他にいて、男にビンタで殴りかかるくらい気性の激しい彼女だが、自分をかばったヘンリーが投獄されたのを見て諦めてしまったのだと思われる。
- 話術で円満に解決し投獄されなかった場合でも管理官を庇い、手助けをしているヘンリーに暴言を吐いてくる。単純に目の前の相手を常に攻撃し全方面にケンカを売る、癇癪持ちのヒステリー女なだけだと思われる。
クエスト終了。
- ある程度患者の治療を終えると、ヨハンカに「もう出来ることはない」と報告することが出来る。
- その時点でクエストは終了する。
- 終了条件はあくまで、「患者の治療or死亡」であることに注意。管理官の説得や肉の供給をやらないままでも、クエストを終わらせることは出来てしまう。
- ニコデモスの2つのサブクエストは別扱いなので、後からでも取り掛かることが可能である。
これで「In God's Hands(神の手の中で)」は終了である。
ニコデモス修道士関連のサイドクエスト
- 「神の手の中で」とは独立しており、時間制限も特にないので、ゆっくり取り組むといい。
- ヨハンカに話しかけずとも発生するサイドクエストなので、『神の手の中で』を発生させる前に達成してしまっても構わない。
「雑草(Weeds)」
- 修道院の中庭(管理官の自宅前)にあるニコデモスの薬草園で、雑草を引き抜く依頼。
- 抜くハーブは「タンポポ」「アザミ」「イラクサ」
抜いてはいけないのは「ミント」「アイブライト」「コンフリー」 - 依頼を受けてから指定のハーブを全て抜いて、ニコデモスの元へ戻って報告。再度現場に二人で行って確認後、報酬が渡される。
- 全く抜かずに報告してもちょっと叱られてやり直しを命じられるだけ。評判は低下しない。
- 「薬草学」のレベルが高い時に抜いてはいけないハーブを抜くと、周辺を根こそぎにしてしまうので、摘む際は気をつけること。
- 畑の枠線エリアの外側にも、少し雑草が広がっていることに注意。
依頼を受ける前に採取していた場合、また生えるまでに数日かかる。
運が悪いとニコデモスと確認に行く最中に雑草が生えたりするので、依頼を受けるまで触らない方が良い。
- 畑の枠線エリアの外側にも、少し雑草が広がっていることに注意。
「新しい植物標本(New Herbarium)」
- 新規人材の育成のために、ハーブの標本を作ろうとしているが、材料を集める時間がないのでヘンリーに任せる。
- 必要なものは、ゲーム中に採取・調合可能なハーブ全種を1本ずつと、土台になる適当な本。
- 本は形さえ本なら何でも構わないと言われるが、クエストアイテムは流石に不可である。
既に書いてある羊皮紙の文章を削って新しく書き換えるらしい。- 本の種類はスキルブックは大丈夫だが、レシピや地図・手紙・メモの類ではいけない。
- 読み終わった本が余っていなかった場合、サーサヴァの街に書記官がいるので買ってきてもいい。
- 各ハーブの採取場所は「錬金素材」参照。
- サーザヴァであれば、修道院近辺の植物園や宿周辺にある野原などでかなりの種類が揃う。
- 森限定のツクバネソウやベラドンナはサモペシュ北の薬草師に売ってもらうか、その周辺を探して摘むと良い。
- ニコデモスが錬金台の隣で作業している時に話しかければ本人から全種類買える。
ちょっと高いがスキルブックも買える。
- 全ての材料を渡すとクエスト達成。