「うわぁ英雄だって!なんだか照れちゃうなぁ・・・!」
日本版タイトル | やったねビルとベン |
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英語版タイトル | Heroes |
脚本 | ブリット・オールクロフト デヴィッド・ミットン |
放送日 | ・1992年6月30日 (英国) ・1992年9月22日(日本) ・1993年3月18日(オーストラリア) ・1993年6月4日(米国) ・1998年1月9日(ドイツ) ・2008年5月18日(ハンガリー) |
話数 | 76 |
この話の主役 | ビルとベン |
登場キャラクターA | ゴードン、ビルとベン、貨車達 |
登場キャラクターB | エドワード |
登場キャラクターC | ショートホイールベースの無蓋貨車、ブルドーザー |
登場人物A | トップハム・ハット卿、青いオーバーオールの作業員、茶色スーツとハンチング帽の男性、ビルの機関士、ソドー陶土会社の監督、ソドー陶土会社の作業員 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人 |
登場人物C | ジェム・コール、ゴードンの機関士、ゴードンの機関助手、アールズバーグ・ハーバー駅長?、ビルの機関助手、ベンの機関士、ベンの機関助手 |
登場スポット | ・ソドー陶土会社 ・アールズバーグ港 ・ソドートレーディング会社 ・アールズバーグ・ハーバー駅 ・アールズバーグ橋? ・アールズバーグ操車場 ・水車(未公開シーン) ・滝のある橋(未公開シーン) |
あらすじ | ある日ビルとベンが石切場で作業をしていると、何処からか奇妙な物音が聞こえて来た。それは何と、地滑りの音だった! |
メモ | ・ビルとベン、今期2回目の主役回。 ・ビルとベン、初めてゴードンと会話する*1。 ・ビルとベンが登場して、ボコが登場しない初めての回でもある。 ・他の機関車がカメオ出演しない回でもある。 ・ゴードン、初めて赤い急行客車を牽引する*2。 ・アールズバーグ港を本線扱いするゴードン*3。 ・ゴードンとベンが言う『ここ』とはアールズバーグ港を指しているが、実際ビルとベンがゴードンと初めて出会った場所は原作ではブレンダム港、人形劇ではナップフォード港なので、同じ港でも場所が異なる。 ・この話のエドワードは『パーシーとこうずい』、ゴードンは『トーマスとパーシーとりゅう』に続いて終始笑わなかった。 ・エドワードが何故か機関車紹介から省略されている。 ・丸山みゆきさんのベンの声はこの話が最後となる*4。 ・日本語リマスター版では機関車紹介の前に一瞬だけ、第3シーズンから第7シーズンまで使われていたスタッフロールの映像が映る。 ・珍しく貨車の声を森功至さんが演じている。 ・数年後、陶土会社で再び地滑りが発生する。 ・この話の未公開シーンの一部が次回の『くだものれっしゃ』の一部シーンに使われている。 |
台詞 | ・ナレーター「ある朝、双子の機関車のビルとベンは石切り場で貨車をせっせと運んでいた。悪戯好きな二人は仕事に飽きるとうずうずし始めた。」 ・ベン「ねえビル、何か無い?何か。」 ・ビル「何かって何さ?」 ・ベン「だからさぁ、何か面白い事だよ。」 ・ビル「そうだなぁ、何も無いね。」 ・ベン「全く見る物、聞く物、ちっとも変わらない!何か吃驚する様な事が起こらないかな?吃驚する様な事…。」 ・ビル「『吃驚する様な事』って?」 ・ナレーター「ベンが答える前に、石切り場の監督がやって来た。」 ・ソドー陶土会社の監督「ビルとベン!トップハム・ハット卿から、港の駅に来る様にって電話が有ったぞ!」(初台詞) ・ビル&ベン「はーい!」 ・ビル「僕達何か、怒られる様な事でもしたかな?」 ・ベン「思い当たらないね…。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿が二人を待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「今日はエドワードが子供達と遠足に行っている。そこで、操車場の仕事を君達にやって貰いたいんだ。」 ・ベン「分かりました。一生懸命やります。」 ・ナレーター「ゴードンが二人の姿を見ると、厳しい口調で言った。」 ・ゴードン「行儀良くしろよ、ここは本線なんだからな!」 ・ベン「わかってるよ。でも、ここで初めてゴードンを見た時は、屑鉄かと思ったよな!」 ・ゴードン「ふん!また下らん事を…。兎に角!夜行列車に間に合うように、ちゃんと客車を用意しとけよ!」 ・ビル「さあ始めよう!」 ・ベン「何でも知ってるもんね!」 ・ナレーター「でも、其れは怪しかった。貨車達は狡賢い。」 ・スレートの貨車「おい、そんなやり方より、もっと良いやり方を教えてやるよ、君達の役に立ちたいんだ。」 ・ビル「それはどうも有難う。」 ・スレートの貨車「ハッハハ。上手く行きそうだ…!」 ・ナレーター「貨車達はニヤニヤ笑った。此れは罠だったのだ。その夕方、操車場は大混乱にしていた。ビルとベンは貨車達に彼方此方振り回され、ヘトヘトになっていた。夜になって、ゴードンとその乗客は駅の外で苛々しながら待っていた。ビルとベンは遅れを取り戻そうと必死に働いたがゴードンの出発は大幅に遅くなった。」 ・ゴードン「ふん!双子の役立たずめが…!」 ・ナレーター「次の日、ビルとベンは昨日の失敗を気にしながら石切り場で働いた。」 ・ビル「あれ?変な音がするよ。こんな音、聞いた事無いね。」 ・ビルの機関士「あぁ…この音は若しかして地滑りじゃないか?!」 ・ナレーター「サイレンがけたたましく鳴った。」 ・ソドー陶土会社の監督「地滑りだぁー!!皆、早く逃げろぉーー!!」 ・ビル「さあ!僕達がしっかり働かなくっちゃ!」 ・ナレーター「彼らが出ようとしたその時…」 ・ソドー陶土会社の作業員「おーい!待ってくれー!!」 ・ナレーター「作業員が一人取り残されていたのだ。ベンが慌てて止り、その作業員が貨車に乗り込むのを待ち、危機一髪の所で石切り場を脱出した。」 ・ビル「酷い事になったね。でも、僕らの所為じゃないよね?」 ・ベン「うん…トップハム・ハット卿、分かってくれるかな?」 ・ナレーター「勿論、トップハム・ハット卿には全て分っていた」 ・トップハム・ハット卿「ビルとベン、君達は、貨車の事については、もっと勉強する必要が有るが、今回の事故では実に勇敢に行動してくれた!」 ・ソドー陶土会社の監督とソドー陶土会社の作業員と茶色スーツとハンチング帽の男性と青いオーバーオールの作業員「やったね!ビルとベン!我らが英雄、ビルとベン!!ばんざーい!!」 ・ビル「有り難う!」 ・ベン「うわぁ、英雄だって!何だか、照れちゃうなぁ・・・!」(丸山みゆきさんのベンの最後の台詞) |
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・ゴードン:内海賢二 ・ビル:中友子 ・ベン:丸山みゆき ・貨車達(スレートの貨車):森功至 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ビルの機関士:小林俊夫 ・ソドー陶土会社の監督:塩屋浩三 ・茶色スーツとハンチング帽の男性/ソドー陶土会社の作業員/青いオーバーオールの作業員:里内信夫 |
シリーズ前回 | 2かいだてバスのバルジー |
シリーズ次回 | くだものれっしゃ |
参照画像 | ・やったねビルとベン/画像? |