日本版タイトル | ダンカンとかねのねいろ | ||
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英語版タイトル | Duncan Drops a Clanger | ||
脚本 | ポール・ラーソン? | ||
放送日 | ・2006年9月6日(英国) ・2006年9月17日(米国) ・2007年5月16日(ドイツ) ・2008年10月8日(日本) ・2010年1月30日(ハンガリー) | ||
話数 | 241 | ||
この話の主役 | ダンカン | ||
登場キャラクターA | スカーロイ、レニアス、サー・ハンデル、ダンカン、ラスティー、マイティマック | ||
登場キャラクターB | ピーター・サム | ||
登場キャラクターC | エリザベス | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | 作業長 | ||
登場人物B | ミスター・パーシバル、ティールーム駅長、パーシバル夫人、ミスター・パーシバルの作業員 | ||
登場人物C | 子供達 | ||
登場スポット | ・レニアス高架橋 ・乗換駅 ・ティールーム駅 ・クロス-ニー-クーン駅(言及のみ) ・村の広場 ・村の時計塔? | ||
あらすじ | ・時計台の大きな鐘を磨く場所へ運ぶダンカン。線路を走るたびに鐘が鳴り、その鐘の音に夢中になってしまったダンカンは、どんどんスピードを上げて走ってしまいます。すれ違うラスティーやスカーロイやマイティマックやサー・ハンデルが「スピードを落とせ」と注意するが・・・。 | ||
メモ | ・スカーロイとレニアスとサー・ハンデルとマイティマックとラスティーから注意を受けるダンカン。 ・ミスター・パーシバルとピーター・サムは台詞無し。 ・第8シーズン『キーキー、ガタガタ、コンコン』以来、トーマスを始めとしたノース・ウェスタン鉄道のレギュラー蒸気機関車達が1台も登場しない回でもある。 ・この話のスカーロイは第7シーズンの『ジェームスとソドーとうのじょおう』以来終始笑わなかった。 ・作業長、第5シーズン『うしろむきのトード』以来久々に喋る。 ・サー・ハンデルとダンカン、初めて会話する*1。 | ||
台詞 | ・ナレーター「高山鉄道に忙しい季節がやって来た。今日はソドー島のお祭りが開かれる日だ。この大イベントの為、小さな機関車達は森や谷を走り回っている。ラスティーは小麦粉の貨車を運び、ピーター・サムは南瓜の貨車を運び。そしてダンカンは特別な仕事を任されていた。時計台の大きな鐘を磨いて綺麗にする為その金を運ぶ仕事だ。その途中ダンカンは古くて凸凹の線路を通った。彼はこの線路が大好きだった。ダンカンはいつもガタガタと音を立て、この線路を走った。彼は自分の車輪の音がとても気に入っていた。ダンカンは前に走ったり、バックしたり、ガタガタごとごと、リズムに乗って線路を行ったり来たりした。其処へレニアスが通りかかった。」 ・レニアス「ダンカン、仕事に遅れるぞ!」 ・ナレーター「でも、ダンカンにはレニアスの声は聞こえなかった。彼の車輪がガチャガチャとあまりに大きな音を立てている。やっと乗換駅に着いたダンカンだったが、遂遅刻してしまった。作業長はカンカンだった。作業員達は大きな木の枠を用意して待っている。中には大きな鐘が入っていた。その鐘はダンカンの貨車に下ろされる間も明るい音を立てていた。」 ・ダンカン「うわぁー、こいつは素敵な音だぜ。」 ・作業長「いいかい!」 ・ナレーター「作業長は真面目な顔で言った。」 ・作業長「この鐘は凄く重い!それに此れから走る線路は所々、修理が必要位古くなってる!ゆっくり慎重に走るんだぞ!」 ・ナレーター「だが、ダンカンはその指示を聞いていなかった。彼はすっかりその鐘の音に夢中になっていたのだ。ダンカンは金を磨く場所へ向かった。山を走り抜けてると、彼の車輪がまたガタガタと音を立て始めた。そして金も鳴り始めた。ダンカンがスピードを上げると鐘がさらに大きな音で鳴り響く。線路の凸凹やカーブを通る度、鐘はガランガランと音を立てた。ダンカンは自分の車輪の音よりも、鐘の音が気に入ってしまい、最高な気分だった。」 ・ダンカン「イェ~イ!!」 ・ナレーター「彼が煙を上げた。そして鐘の音はどんどん大きくなっていた。」 ・ラスティー「スピードを落として!」 ・ナレーター「ラスティーが叫んだが、ダンカンには聞こえなかった。」 ・ダンカン「最高だぜ!」 ・ナレーター「ダンカンは汽笛を鳴らした。」 ・スカーロイ「気をつけろって。」 ・ナレーター「スカーロイが言った。」 ・ダンカン「ヒュー!!」 ・ナレーター「ダンカンは大声を上げた。」 ・マイティマック「鐘が落ちるぞ!」 ・ナレーター「マイティマックが声を掛けたがそれでも、ダンカンは耳を貸さなかった。彼は走り続けた。線路は更に凸凹になって来て、鐘はもっともっと大きな音を立てた。サー・ハンデルが水の補給をしていた。其処へダンカンが猛スピードで向かって走ってくるのが見えた。」 ・ダンカン「イェ~イ!!」 ・ナレーター「ダンカンは歓声を上げた。サー・ハンデルが汽笛を鳴らした。」 ・サー・ハンデル「スピードを落とせ!この先の線路はとても危険だよ!」 ・ダンカン「僕のこの鐘の音を聞いてくれよサー・ハンデル!ほら最高だろ!」 ・ナレーター「そこで問題が起きた。ダンカンの車輪が古くなっている線路の上でぐらついた。彼はブレーキを掛けたが、もう手遅れだった。貨車から木の枠が飛び出し、鐘は山の斜面をドンドン転がり落ちて行った。ガランガラン転がり落ちながら大きな音で鐘が鳴った。」 ・ダンカン「しまった!大変だ!鐘を落としちゃった!これじゃ鐘を綺麗に磨く事が出来ない…!全部僕の所為だ!」 ・ナレーター「辺りはシーンと静まり返った。その時、ダンカンにある音が聞こえた。」 ・ダンカン「鐘の音みたいだ…。」 ・ナレーター「彼は静かにそう言って、じっと耳を澄ました。」 ・ダンカン「違う…これは…いや、やっぱり鐘の音だ!僕が運んでいた鐘だ!耳を澄ましてこの音を辿れば…鐘を見つけられるかも知れない。」 ・ナレーター「ダンカンは音の方へ進んだ。」 ・ダンカン「音が大きくなって来たぜ!」 ・ナレーター「興奮してダンカンが言った。そしてついにダンカンは鐘を見つけた。木の枝に引っかかっていた鐘は穏やかな風に吹かれ優しい音色を立てていた。ダンカンは急いで直ぐ坂道を下り丁度いいタイミングで止まった。木の得たが俺鐘がダンカンの貨車に落ちてきたのだ。」 ・ダンカン「やったぜーーー!!」 ・ナレーター「ダンカンが声を上げた。最高な気分だった。ダンカンはまた金を運び始めた。今度は作業長に言われた通りゆっくりとそして慎重に走った。直ぐに鐘が磨かれダンカンは再びその鐘を載せて、ゆっくりと慎重に乗換駅迄戻った。彼は時間通りにピカピカの鐘を届ける事が出来た。そしてお祭りの始まりが開く鐘の音が響く、それを聞いたダンカンは今迄聞いた中で、その音が一番美しい音色だと思った。」 | ||
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・スカーロイ:梅津秀行 ・レニアス:中村大樹 ・サー・ハンデル:緒方文興 ・ラスティー:川島得愛 ・ダンカン:逢坂力 ・マイティマック:川野剛稔 ・作業長:金光宣明 | ||
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