「バーティーにお客を取られちゃった。彼の方が好きなのかな…?」
日本版タイトル | トーマスとバーティーのてだすけ |
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英語版タイトル | Thomas Gets Bumped |
脚本 | アンドリュー・ブレナー ブリット・オールクロフト デヴィッド・ミットン |
放送日 | ・1991年12月18日(米国) ・1992年4月7日(英国) ・1992年5月19日(日本) ・1993年2月22日(オーストラリア) ・1998年5月11日(ドイツ) ・2008年5月9日(ハンガリー) |
話数 | 58 |
この話の主役 | トーマスとバーティー |
登場キャラクターA | トーマス、パーシー、バーティー |
登場キャラクターB | アニーとクララベル (英国版のみ:ジェームス) |
登場キャラクターC | ジェームス、貨車達 |
登場人物A | トップハム・ハット卿、トーマスの機関士、黄色いスカートの女の子、学生服の男の子?、乗客、ドライオー貨物駅の検査官 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、パーシーの機関士、スティーブン・ハット、キンドリー夫人、ナップフォード駅長、ナップフォード駅の駅員、ナップフォード駅の作業員 |
登場人物C | バーティーの運転手、バーティーの車掌、ドライオー貨物駅の作業員、ファークァー駅長 |
登場スポット | ・水車 ・谷の橋 ・ドライオー貨物駅 ・ナップフォード駅 ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス機関庫の転車台 ・ナップフォード操車場 ・トリレック駅 ・ファークァー駅 ・ロアー・サドリー駅(未公開シーン) ・信号機(道路)?(未公開シーン) |
あらすじ | ・或日、トーマスはスクールバスが故障して家に帰れなくなった子供たちをバーティーと協力して家に送り届ける。帰って来た頃にはすっかり暗くなっており、トーマスはトップハム・ハット卿から説教を受けるのではと心配になる…。ある日、トーマスは線路を走っている途中で脱線してしまう…。 |
メモ | ・初のTV版オリジナルエピソードである。 ・タイトルに『トーマスとバーティーの~』と付くのは第1シーズン『トーマスとバーティーのきょうそう』以来2度目となる。 ・トーマス、初めて脱線する。 ・パーシー、初めて赤色の急行客車を牽引する。 ・トーマスがドライオー貨物駅で停車しているシーンで、クララベルがいなくなっているシーンが有る。 ・この回は未公開シーンが多く、中にはトーマスの機関士が後ろを向いているシーン*1や、ドライオー貨物駅のシーンでセットの終端が見切れてしまっているシーン等、多数存在する*2。 ・『パーシーとこうずい』の使い回し映像有り。 ・この話のジェームスは第2シーズン『おくれるのもわるくない』に続いて終始笑わなかった*3。 ・バーティーがトーマスの支線を代行しているシーンで、リマスター版で差し替えられているシーンがある*4。 ・ドライオー貨物駅の検査官とドライオー貨物駅はこの回のみの登場である。 ・「クビ」と言う、子供には少し分かりづらい言葉を使うパーシー。 |
台詞 | ・ナレーター「トーマスは、毎日午後になるとアニーとクララベルを牽いて元気に支線を走って行く。水車の有る川を過ぎ、大きな農場の傍を通り抜けて行く。すると、陸橋が見えてくる。両側には村が広がる。ここは特別な場所だ。トーマスの音が聞こえて来ると子供達が陸橋の上から手を振りいつまでも見送ってくれるのだ。ある日、トーマスは時間に遅れていた。彼は陸橋の手前の信号の所で子供達とお喋りをしていた。パーシーも信号待ちしている。」 ・パーシー「急げよトーマス、遅れたらトップハム・ハット卿が君をクビにして、別の機関車を雇うかも知れないぜ!」 ・トーマス「彼は絶対にそんな事しないよ!」 ・ナレーター「でも、ちょっと心配になった。次の日、トーマスは急いで走った。この先に貨物駅が有る。そのホームの上で検査官が赤い旗を振っていた。子供達の姿も見える。彼等も手を振っている。」 ・トーマス「おかしいなぁ・・・。この駅は貨物専用の駅なのに・・・。」 ・黄色いスカートの女の子「助けてートーマス、お願ーい!」(初台詞) ・子供達「トーマスが着てくれて良かった!僕達を家迄送ってよ!」 ・ドライオー貨物駅の検査官「スクールバスが故障したんだよ。子供達の帰りが遅くなると親が心配するからな。トーマスに送って行って貰いたいんだよ。」 ・ナレーター「トーマスは子供達が陸橋から降りて来るのを待った。そして子供達を次の駅迄乗せて行った。駅から家迄はバスのバーティーが送り届けてくれる事になった。仕事を終えて帰ると、もう夜になっていた。」 ・トーマス「あーあ、遅くなっちゃってトップハム・ハット卿に怒られるだろうなぁ…。」 ・パーシー「何度も注意したのにさ!何度も遅れてきっとこのままじゃ済まないね!」 ・ナレーター「でも、次の朝、トーマスが御客を乗せに駅にやって来た時にはトップハム・ハット卿の姿は何処にも見当たらなかった。」 ・トーマス「はぁ…助かったぁ…。」 ・ナレーター「トーマスは自分の支線の事は、隅々迄よく知っている。だが、前方のレールが太陽の熱でぐにゃぐにゃになっているとは知らなかった。」 ・トーマスの機関士「気を付けろ!!トーマス!!」 ・ナレーター「機関士が叫んだが、その時はもう遅かった。」 ・トーマスの機関士「だめだ・・・、もうこの先は進めない・・・。諦めよう・・・。」 ・トーマス「だけど御客はどうするの?」 ・トーマスの機関士「心配するな、何とかなるよ・・・。」 ・ナレーター「レールを修理してる間、トーマスは操車場で貨車を押す事になった。バーティーが会いに来た。」 ・バーティー「僕の手伝いが又必要になったみたいだね。」 ・トーマス「そうなんだ、レールが無いと走れないからね。悲しいよ…。」 ・ナレーター「バーティーはトーマスのお客を拾いに駅に行った。」 ・乗客「やあバーティー。君がいてくれて良かったよ。」 ・ナレーター「バーティーは線路沿いの道を走り、駅毎に止まっては御客を乗せた。時には駅以外の場所でも止まった。お客を家の近くで降ろすためだ。トーマスは惨めだった。」 ・トーマス「バーティーにお客を取られちゃった。彼の方が好きなのかな…?」 ・ナレーター「何日かしてトップハム・ハット卿がやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「やっとお前の支線が治ったぞ。お前とバーティーが一緒に働ける様、時刻表を改正する事にしよう。」 ・トーマス「ホントですか!」 ・ナレーター「トーマスが駅に着くと、彼の心配を他所にお客が待っていてくれた。」 ・乗客「バスのバーティーもいいが、やっぱり君がいないと寂しいよ。」 ・ナレーター「後でトーマスはバーティーに会いに行った。」 ・トーマス「僕のお客の面倒を見てくれてありがとう。」 ・バーティー「どう致しまして!新しいお客もいいけど、君と分け合う方がもっといいよ。」 ・トーマス「有り難うバーティー。ずっとこれからも友達でいよう!」 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・パーシー/黄色いスカートの女の子:中島千里 ・バーティー:緑川光 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・トーマスの機関士:塩屋浩三 ・学生服の男の子?:丸山みゆき ・ドライオー貨物駅の検査官:川津泰彦 ・乗客:小林俊夫 |
シリーズ前回 | ドナルドのあひる |
シリーズ次回 | トーマスとパーシーとりゅう |
参照画像 | 参照はトーマスとバーティーのてだすけ/画像 |