「はい、お願いします!」
日本版タイトル | ドナルドのあひる |
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英語版タイトル | Donald's Duck |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1991年12月23日(米国) ・1992年3月31日(英国) ・1992年5月12日(日本) ・1993年2月19日(オーストラリア) ・1998年5月11日(ドイツ) ・2008年5月9日(ハンガリー) |
話数 | 57 |
対応原作 | ・第24巻『機関車オリバー』 (第1話『ドナルドのあひる』) |
この話の主役 | ダック(前半) ドナルド(後半) |
登場キャラクターA | トビー、ダック、ドナルド |
登場キャラクターB | バーティー |
登場キャラクターC | トーマス、ジェームス、パーシー、ダグラス、トレバー、赤いバス (原作のみ:マイク) |
登場キャラクターD | エドワード(未公開シーン) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ダックの機関士、ダックの機関助手、ダックの整備員、ドナルドの機関助手 |
登場人物B | トビーの機関士、パーシーの機関士、パーシーの機関助手、ドナルドの機関士、乗客 |
登場人物C | ドナルドの機関助手、ドナルドの車掌、ダグラスの機関士、アノファ採石場の作業員、青いオーバーオールの作業員、ティッドマス・ホルト駅長、ティッドマス・ホルト駅の駅員、ティッドマス・ホルト駅の作業員、トップハム・ハット卿の付き人 |
登場スポット | ・ティッドマス貨物駅 ・ファークァー橋 ・ティッドマスビーチ ・灯台 ・アールズバーグ ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス・ホルト駅 ・ティッドマス・ホルト機関庫 ・ファークァー橋 ・アノファ採石場 ・アノファ操車場? |
あらすじ | 家鴨みたいだとドナルドにからかわれたダックは仕返しを思いつきます。 |
メモ | ・この回からダックが支線を受け持つ様になる ・ドナルド初の単独出演回*1。 ・ダック、初めて赤色の急行客車を牽引する。 ・ダック、初めてトビーと会話する。 ・あの時のトーマスに続き、燃料(水)タンクに異物を入れられるドナルド*2。 ・あの時のゴードンとヘンリーとジェームスとディーゼルとパーシーに続いて、恐ろしい仕返しを決行するダックとドナルド。 ・炭水車に家鴨を入れた犯人をあっさり見抜くドナルド。 ・ダックの機関助手がダックの石炭入れの下を見て大爆笑するシーンで、一緒に映っていない筈トーマスの汽笛の音が幽かに聞こえる。 ・この回を元に楽曲『ドナルドのガーガーあひる』が作られた*3。 ・駅は既に有るのにその近くに又駅を建てようとしている。*4 ・未公開シーンではドナルドが緑色の急行客車を牽引してエドワードと擦れ違うシーンと貨車を牽引しているダックが操車場に居るシーンとドナルドが貨車を牽引してアノファ採石場に居るシーンとダグラスが貨車を牽引してアノファ採石場に居るシーンが有る。 ・現時点で、デイリーが登場するのはこのエピソードのみ。 |
台詞 | ・ナレーター「ダックは大きな駅の操車場で一生懸命働いていた。客車を牽く事もあれば貨車を押す事も有った。どんな仕事でもダックは文句も言わずにこなした。或る日、ダックが機関庫で休んでいるとトップハム・ハット卿がやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「ダック、中々よくやっとるな。自分の支線を持ってみたいと思わんか?」 ・ダック「はい、お願いします!」 ・ナレーター「というわけでダックは新しい支線を受け持つ事になった。責任有る仕事を貰いとても嬉しかった。彼の支線は海岸を通って港迄繋がっていた。ダックはこの支線のカーブを走るのが大好きだった。煙が潮風に靡き、彼の緑のボディは太陽を浴びて輝いた」 ・ダック「はあぁーっ、まるで休みの日みたいだなぁ〜!」 ・ダックの機関士「はははっ、全くだ!走る場所が変わると遠足気分になるよ!」 ・ナレーター「だが、間も無くダックは今迄以上に忙しくなった。トップハム・ハット卿が港に新しい駅を建設していた。ダックは仕事があればどこでも重い貨車を牽いて行った。バーティーはダックの乗客の面倒を見たし、他の機関車達も手伝ったが、この仕事には時間がかかった。そこら中、騒音と埃でいっぱいだった。」 ・トビー「駅はすぐに完成するよ!」 ・ダック「ああ、予定通りにね!」 ・ナレーター「ダックは自分の仕事がどんなに大事かドナルドに延々と語り続けた。」 ・ダック「トップハム・ハット卿が僕をどれほど頼りにしてるかわかる?」 ・ドナルド「へぇー、そうですかぁ…。」 ・ダック「僕はね、大西部鉄道時代の…」 ・ドナルド「ガーガー!!」 ・ダック「なんだよぉ?!」 ・ドナルド「実に君は『ガーガー』と家鴨みたいですねぇ。」 ・ダック「良いじゃないか!!」 ・ナレーター「ダックは怒った。次の日、ダックは機関士達に話した。」 ・ダック「僕が家鴨みたいだってドナルドが言うんだ!!」 ・ダックの機関助手「ふーん、家鴨ねぇ…。」(初台詞) ・ナレーター「助手はちょっと考えると何かヒソヒソと話した。彼等はドナルドに仕返しをしてやる事にしたのだ。その日はどの機関車も忙しくてお互いに話も出来なかった。ドナルドも『ガーガー』と揶揄う暇もなかった。だがドナルドが眠りにつくと、ダックの機関士と助手はドナルドのタンクに何かを入れた。翌朝、ドナルドが水を入れる為に停車すると思いがけないお客が乗っている事に気付いた。小さな白い家鴨がタンクの中から飛び出して来たのだ。」 ・ドナルド「ははっ、誰がやったかはわかってます。」 ・ナレーター「家鴨は大人しかった。助手のサンドイッチを分けて貰い、パクパク食べた。そして炭水車に乗ったままだった。他の機関車達はこの家鴨の事を知ってドナルドを揶揄った。やがて家鴨は旅行に飽きてしまい、ある駅で飛び降りた。その夜、ドナルドの機関士と助手はダックにお返しをしてやる事にした。翌朝、ダックの作業員達がやって来た。」 ・作業員「ハハハッ!ダック!石炭入れの下を見ろよ!」(初台詞) ・ドナルドの機関助手「卵が入った巣箱?が有るぜ!」(高戸靖広さんのドナルドの機関助手の初台詞) ・ナレーター「ドナルドも目を覚まして言った。」 ・ドナルド「こりゃま、ダック。君は昨夜、こっそり卵を産んだ様ですねぇ。」 ・ナレーター「ダックも笑い出した。」 ・ダック「ドナルド…、君の勝ちだよ。君を負かすには頭が要るね!」 ・ナレーター「家鴨は、近くの池に離され、通り過ぎる列車を見送った。駅長は家鴨に『デイリー』と名付けたが、他の皆は『ドナルドのダック』と呼び続けた。」 |
原作との相違点 | ・原作の時系列は『オリバーのだっしゅつ』と『ちょっとちがうよオリバー』の間である。 ・原作でダックの支線の開業準備を手伝ったのはドナルドだけだったが、TV版ではダグラスとパーシーとトビーとバーティーとトレバーも手伝っている。 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トビー:川津泰彦 ・ダック:塩屋浩三 ・ドナルド:佐藤浩之 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ダックの機関士:緑川光 ・ダックの機関助手:小林俊夫 ・ダックの整備員/ドナルドの機関助手:高戸靖広 |
シリーズ前回 | ゴードンとゆうめいなきかんしゃ |
シリーズ次回 | トーマスとバーティーのてだすけ |
原作前回 | 小西部鉄道 |
原作次回 | オリバーの大しっぱい |
参照画像 | 参照はドナルドのあひる/画像? |