ロクサスとシオンのふたりとも機関を抜けるなど
我々の計画にはなかったことだ。
なぜこんなことになってしまったのか。
俺を打ち倒すほどに
ロクサスが強くなっているとはな。
リア、おまえは結局どうしたかったんだ?
俺たちがふたりで機関に入って、決めた計画…
いや、それももう単なる絵空事か。
すべて変わってしまったな、おまえも、俺も…
筆者はサイクス。
彼とアクセル(リア)の計画はKHIIIで語られることになる。
ちなみに、シークレットレポートの中で「想定」がタイトルにつくレポートは3件で、全て著者はサイクスである。「想定どおり」、「想定の修正」、そしてこの「想定外の出来事」となっている。
- 「俺を打ち倒すほどにロクサスが強くなっているとはな」と綴られているが、作中でロクサスに課されていた任務のほとんどはハートレスの討伐である。
Daysに登場するハートレスは雑魚でも強いものが多く、大型に至ってはアイツやコイツにシリーズでも屈指の面倒さを誇るヤツと難敵揃い。
バッテン傷鬼上司の指示で各地を使い走りの如く巡らされ、毎日のようにコイツらと戦わされたらそりゃ嫌でも強くなるだろう…。- しかもこれを見れるようになるまでにはエンディングを迎えた上でサイクス戦でトライアルシンボルを1つ以上獲得する必要がある。その頃にはロクサスはさらに強くなっているはずである。
この日、ロクサスは日誌を記していない。