背景音(bgm)
背景音 bgm1.ogg 反復
- BGMフォルダ内にあるBGM素材を再生します。
- 複数が存在しないため、名前を設定しません。演出関係のコマンドの対象名には「背景音」を用いることになります。
- 背景音0……音量0の状態で設定します。コマンド「イン」を用いて既定音量にすることができます。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 素材ファイル名 | ファイル名 | BGMに設定する素材のファイル名 |
反復 | 設定項目の語句 (反復) | ループ再生の適用 |
効果音(soundEffect)
効果音 se01 se01.ogg
- SFXフォルダ内にある効果音素材を再生します。
- 効果音0……音量0の状態で設定します。コマンド「イン」を用いて既定音量にすることができます。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 名前 | 命名 | 効果音素材に設定する個体名 |
【必須】 | 素材ファイル名 | ファイル名 | 効果音素材のファイル名 |
反復 | 設定項目の語句 (反復) | ループ再生の適用 |
ボイス(voice)
ボイス fight voice1.ogg 80 braver switch01
- Voicesフォルダ内にある音声素材を再生します。
- コンフィグにおいてトラックバーを用いて音量を個別に調節できるようにする場合には、設定項目「音量数値変数」に既存の変数名を記述します。
設定音量は“「既定音量」×「主音量(%)」×「ボイス音量(%)」×「音量数値変数値(%)」”となります。
項目参照:変数 - コンフィグにおいて音声の消音切替を提供したい場合には、設定項目「消音切替変数」に既存の変数名を記述します。
指定した変数の値が「true」になると消音され、「false」になると音量が戻ります。 - ボイス0……音量0の状態で設定します。コマンド「イン」を用いて設定音量まで上げることができます。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 名前 | 命名 | 音声素材に設定する個体名 |
【必須】 | 素材ファイル名 | ファイル名 | 音声素材のファイル名 |
音量数値変数 | 個体名 | 音量の調整時に用いる変数名 | |
消音切替変数 | 個体名 | 音量の調整時に用いる変数名 |
ボイス再生(voiceReplay)
ボイス再生
- 直近に再生したボイス素材をもう一度再生します。
- ボタンの適用コマンドとして設定することを想定していると思われます。
背景ボイス(bgvoice)
背景ボイス backv roar.ogg mrlion fight
- 他のボイス素材が再生される時に音量がゼロになるボイス素材を再生します。
- コンフィグにおいてトラックバーを用いて音量を個別に調節できるようにする場合には、設定項目「音量数値変数」において既存の変数名を記述します。
設定音量は“「既定音量」×「主音量(%)」×「ボイス音量(%)」×「音量数値変数値(%)」”となります。
項目参照:変数 - 背景ボイス0……音量0の状態で設定します。コマンド「イン」を用いて既定音量にすることができます。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 名前 | 命名 | 素材に設定する個体名 |
【必須】 | 素材ファイル名 | ファイル名 | 音声素材のファイル名 |
音量数値変数 | 個体名 | 音量の調整時に用いる変数名 | |
音量ゼロ対象の名前の一部 | 個体名 | 優先して再生されるボイス素材の個体名 |
自動ボイス登録(setAutoVoice)
自動ボイス登録 fighter fighter_%04d.ogg 64 volume_fighter
- 自動割当音声として、Voicesフォルダ内にある音声素材を一括指定します。ファイル名のみ異なる場合のコマンド「ボイス」の多数回記述の負担を軽減するためのコマンドです。
登録した自動割当音声は、コマンド「自動ボイス」で用いることになります。 - 設定項目「登録名」は、一括指定する音声素材群の個体名です。これをコマンド「自動ボイス」の「設定済登録名」で指定することになります。
- 設定項目「素材ファイル名形式」は、自動割当音声として一括指定する音声素材のファイル名を特別な形式で書くものです。
簡潔に書くならば、「連番のみ『%(桁数)d』あるいは『%d』と記述したファイル名」となります。- 「特別な形式」とは、連番の代入部分のみを整数の記述にすることを指します。C++のsprintfの方式に準じています。
整数の記述とは、「%(桁数)d」「%d」のことです。連番のファイルを用意した経験がなければ「%d」が適している場合があるかもしれませんが、基本的には桁数を指定します。- たとえば、3桁であれば基本的には「%03d」とします。この場合では、001、022、635等の番号が表されていることになります。
4桁の0埋め連番(「0001」「0022」「0635」等)であれば「%04d」とします。12桁の0埋め連番であれば「%012d」とします。 - 0をつけるのは、足りない位に0を入れるため(0埋め)です。0をつけなければ、足りない位には空白が入るため、ほぼ確実にエラーが出ます。
仮にファイル名の連番部分で0埋めをしていない(「1」「22」「635」等)場合には、今後のために共通桁数の連番にリネームすることをおすすめします。リネームツールで一括変換すればすぐ完了します。
リネームしない場合には「%d」を選びます。これは任意の桁数の整数となります。
- たとえば、3桁であれば基本的には「%03d」とします。この場合では、001、022、635等の番号が表されていることになります。
- ファイル名の連番以外の共通部分はそのまま記述します。
例スクリプト文の「fighter_%04d.ogg」は、「fighter_(0埋め4桁連番).ogg」を表しており、「fighter_0001.ogg」「fighter_0022.ogg」「fighter_0635.ogg」「fighter_2355.ogg」等の形式を指定することになります。
- 「特別な形式」とは、連番の代入部分のみを整数の記述にすることを指します。C++のsprintfの方式に準じています。
- 設定項目「開始番号」は、自動割当音声に指定する素材ファイル名の連番の開始番号です。この番号から昇順に自動割当を行います。
例スクリプト文においては、「fighter_0064.ogg」から自動割当が行われます。 - コンフィグにおいてトラックバーを用いて音量を個別に調節できるようにする場合には、設定項目「音量数値変数」に既存の変数名を記述します。
設定音量は“「既定音量」×「主音量(%)」×「ボイス音量(%)」×「音量数値変数値(%)」”となります。
項目参照:変数
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 登録名 | 命名 | 自動割当音声に設定する個体名 |
【必須】 | 素材ファイル名形式 | ファイル名(特殊) | 音声素材のファイル名形式 |
【必須】 | 開始番号 | 数値 | 自動割当音声の連番の開始番号 |
音量数値変数 | 個体名 | 音量の調整時に用いる変数名 |
自動ボイス(autoVoice)
自動ボイス v_fighter fighter
- コマンド「自動ボイス登録」で設定した自動割当音声を再生します。
例スクリプト文のような記述を繰り返すだけで自動的に音声が割り振られるため、記述が簡略化されます。 - このコマンドが適用されると、割当番号に合致するファイル名の音声素材が再生され、再生後に1が割当番号に加算されます。
次回適用時には1だけ大きい割当番号に合致するファイル名の音声素材が再生されます。- コマンド「自動ボイス登録」の例スクリプト文のように設定したあと、上記の例スクリプト文のようにコマンドを適用すると、「fighter_0064.ogg」が再生されます。
次に同様のコマンドを適用すると「fighter_0065.ogg」が、また次には「fighter_0066.ogg」が再生されます。連番部分が自動加算された素材が割り当てられるということです。
- コマンド「自動ボイス登録」の例スクリプト文のように設定したあと、上記の例スクリプト文のようにコマンドを適用すると、「fighter_0064.ogg」が再生されます。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 名前 | 命名 | 音声に設定する個体名 |
【必須】 | 設定済登録名 | 個体名 | 設定済の自動割当音声の個体名 |
音量(volume)
音量 背景音 50% 2000 a7 音量2 背景音 -30% 400
- 素材の再生時の音量を変更します。
- 音量2……音量を相対的に変化させます。例の場合は、背景音の既定音量の70%が適用後の音量になります。
- 加速度を設定することができます。
項目参照:加速度について
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 対象名 | 個体名 | 音量を変更する対象素材の個体名 |
【必須】 | 音量 | 数値(単位付) または 数値(符号・単位付) | 素材再生時の音量(単位:%) または 音量の相対変化量(単位:%) |
効果時間 | 数値 | 音量変更に要する時間(単位:ms) | |
加速度 | 数値 | 変化の種類 |
背景音自動継続(bgmAutoContinue)
背景音自動継続 true
- あるBGMの再生中にコマンド「背景音」で同一の音源を再生する場合において、先頭から再生するか、コマンドを無視して再生を続けるかのいずれかの動作を設定します。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | true または false | 設定項目の語句 (true・false) | BGMの更新回避 または BGMの更新許可 |
反復区間(loopRegion)
反復区間 54000 32000
- BGMの指定時点から指定時間が経過するまでの区間を反復再生します。
例の場合は、54秒経過後から32秒間の区間、すなわち86秒までの区間が反復されます。
設定項目 | 記述の種類 | 説明 | |
【必須】 | 反復開始時点 | 数値 | 反復区間の開始時点(単位:ms) |
【必須】 | 反復時間 | 数値 | 反復区間の長さ(単位:ms) |