キャラクターの目パチをランダムにするスクリプト記述の一例です。
- 「アニメ登録」コマンドと「絵」コマンドにて、アニメーションキャラクターを表示させる。
- 「アニメ登録」コマンドの時間設定数値を、LIGHT.VN関数「lvRandom」に変える。
これにより、アニメーションがランダム(ランダム幅は指定数値内)に行われるようになります。
スクリプト記述例
※スクリプト記述例はLight.vn基本サンプル(公式本体)を使用した場合を想定しています。ダウンロードはこちらから。
- 新規スクリプト「sample_script.txt」内に
~アニメ登録 name 1 scg/girl_c0_normal_0.png "lvRandom(100, 4000)" scg/girl_c0_normal_1.png 10 scg/girl_c0_normal_2.png 100 0 ~絵0 id0 name 140 111 80 | 拡大 id0 100% | .イン id0 300
- 「新規スクリプト」はエディターの右上「新規スクリプトボタン」を押すことで作成できます。
※PC上で新規テキストを作成し、「scripts」フォルダに移動させることでも可能です。
- 「新規スクリプト」はエディターの右上「新規スクリプトボタン」を押すことで作成できます。
スクリプト解説
アニメ登録コマンドでのランダム表示方法を解説していきます。
1. アニメ登録コマンドと絵コマンドでキャラクターを表示
まずは「アニメ登録」コマンドと「絵」コマンドでアニメ立ち絵を表示させます。
以下、表示サンプル例。
- 新規スクリプト「sample_script.txt」内に
~アニメ登録 name 1 scg/girl_c0_normal_0.png 100 scg/girl_c0_normal_1.png 100 scg/girl_c0_normal_2.png 100 0 ~絵0 id0 name 140 111 80 | 拡大 id0 100% | .イン id0 300
- 画像の表示時間はそれぞれ100ミリ秒となっており、速い間隔でパチパチします。
目パチを分かりやすくするため「変化タイプ」オプションを「0」の「画像間の補間なし」にしています。
2. アニメ登録の一部数値をLIGHT.VN関数に変更
アニメ登録の効果時間を設定し直します。
以下、表示サンプル例。
- アニメ登録の1枚目の数値を「"lvRandom(100, 4000)"」に置き換えます。
~アニメ登録 name 1 scg/girl_c0_normal_0.png "lvRandom(100, 4000)" scg/girl_c0_normal_1.png 10 scg/girl_c0_normal_2.png 100 0
- 「"lvRandom(100, 4000)"」は100~4000の間の数字をランダムに決定する設定になっています。
目パチ演出をよりよくするために、2枚目の数値も「10」に変えています。
これらにより、1枚目(目開き)で100~4000ミリ秒止まり、2枚目(半閉じ)で10ミリ秒止まり、3枚目(目閉じ)で100ミリ秒止まる、というランダム性アニメーションが完成します。
各数値をいじって、直接動きを確かめてみると分かりやすいかと思います。
目パチのみに限らず、ランダム性を持たせたいアニメーション(光の点滅や物の回転など)にも有効ですので活用していきましょう。- 参照項目:LIGHT.VN関数 > lvRandom
- 参照項目:アニメ登録
あわせて観ておきたい動画
目パチ口パクを解説している動画もあります。
キャラクター演出に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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