ver12.4.0 から ver12.6.0 へのバージョンアップです。
Light.vnサンプルのスクリプトなどを比較して、変更になったコマンドや記述をみていきます。
以前のバージョン内の記述などを変更しないと、機能しなかったりエラーがでてしまうポイント。
- Ver12.6.0 アップデート内容(2021/06/23) から
- 「待機 ボタン選択」に先頭(ボタン名)入力が必須になりました。「待機 ボタン選択 [先頭]」
- 「カメラ追走」基準が、対象個体とカメラの描画中心になるように変更されました。
- 「Shaders」内のファイルが更新されました。
- 「待機 文字出力完了」使用時に文字窓が存在しているか確認するようになりました。
- 「System」内のファイル名が変更されました。
- システムのスクリプト記述が一部変更となっています。
(セーブ・ロード・メニュー・イベント)- セーブ・ロードの変数が大幅に変更されています。
- ダイアログ関連の変更でイベント(events.txt)に追加記述されています。
- 今回のアップデートでは「Scripts」フォルダ内の「System」内ファイルの名前が変更され簡略化しています。名前が変わっているので他スクリプトでの指定の際はご注意ください。
ver12.4.0で制作した作品のバージョンアップの際は「BGM」「Fonts」「Image」「Maps」「Models」「Movie」「Patch」「Plugins」「SaveData」「Screenshots」「Scripts」「SFX」「Voices」の素材フォルダを ver12.6.0フォルダの方に移動しましょう。 - 今回は「Shaders」内のファイルも更新されました。「Shaders」フォルダも交換しておきましょう。
- 「system」フォルダのファイル名が簡略化しました。新しくゲームを作っていく際は簡略名のファイルを使っていきましょう。
- 「Shaders」フォルダのファイルが更新されました。ファイル名は変わっていませんが、中身のプログラムが変わっているのでご注意ください。
セーブ画面(save.txt)
- 「セーブファイル存在時の枠」の「セーブ1」などが「スクリプト system/save.txt save_try (slot1)」に変わりました。
- 「削除ボタン」の「セーブ削除1」などが「スクリプト system/save.txt delete (slot1)」に変わりました。
- 「セーブ時のスクリーンショット」の「(vn_saveimage1 != "")」「{{ vn_saveimage1 }}」などが「(lvSaveExists(slot1))」「(lvSaveImagePath(slot1))」に変わりました。
- 「日付」「"{{ vn_saveinfo1 }}"」などが「(lvSaveInfo(slot1, "date"))」に変わりました。
- 「台詞」の「"{{ vn_saveinfoStr1 }}"」などが「(lvSaveInfo(slot1, "text"))」に変わりました。
- 「セーブファイル番号」の「"{{ (vn_slotPageCur * vn_slotsPerPage) + 1 }}"」などが「"{{ slot1 }}"」に変わりました。
- 「データ無し時画像」の「セーブ 1」「(vn_saveimage1 == "")」などが「スクリプト system/save.txt save_try (slot1)」「(!lvSaveExists(slot1))」に変わりました。
- 「ページ移動ボタン」の「(vn_slotPageCur == 0)」などが「(slot_page_current == 0)」に変わりました。
「(vn_slotPageCur != 0)」などが「(slot_page_current != 0)」に変わりました。
「変数 vn_slotPageCur = 0」などが「保存変数 slot_page_current = 0」に変わりました。
※各10箇所あるので全て変更しましょう。
- 「待機 ボタン選択」に先頭記述が必要となったので「待機 ボタン選択 sys」と記述しています。
※「sys」は各ボタン個体名の共通先頭部分です。「sys_save_on_1_frame」や「sys_save_on_1_delete」などのボタンを指定しています。
- ページ移動処理「page_next」の「変数 vn_slotPageCur = ( (vn_slotPageCur + 1) % vn_slotPageMax )」が「保存変数 slot_page_current = ( (slot_page_current + 1) % slots_page_max )」に変わりました。
- ページ移動処理「page_pre」の「変数 vn_slotPageCur -= 1」「もし ( vn_slotPageCur < 0 ) 変数 vn_slotPageCur = (vn_slotPageMax - 1)」が「保存変数 slot_page_current -= 1」「もし ( slot_page_current < 0 ) 保存変数 slot_page_current = (slots_page_max - 1)」に変わりました。
- 「ダイアログ設定「上書き」」として「栞 save_try _slot_number」以下のスクリプトが追加記述となっています。
- 「ダイアログ設定「削除」」として「栞 delete _slot_number」以下のスクリプトが追加記述となっています。
ロード画面(load.txt)
- 「セーブファイル存在時の枠」の「ロード1」などが「スクリプト system/load.txt load_try (slot1)」に変わりました。
- 「削除ボタン」の「セーブ削除1」などが「スクリプト system/load.txt delete (slot1)」に変わりました。
- 「セーブ時のスクリーンショット」の「(vn_saveimage1 != "")」「{{ vn_saveimage1 }}」などが「(lvSaveExists(slot1))」「(lvSaveImagePath(slot1))」に変わりました。
- 「日付」「"{{ vn_saveinfo1 }}"」などが「(lvSaveInfo(slot1, "date"))」に変わりました。
- 「台詞」の「"{{ vn_saveinfoStr1 }}"」などが「(lvSaveInfo(slot1, "text"))」に変わりました。
- 「セーブファイル番号」の「"{{ (vn_slotPageCur * vn_slotsPerPage) + 1 }}"」などが「"{{ slot1 }}"」に変わりました。
- 「データ無し時画像」の「(vn_saveimage1 == "")」などが「(!lvSaveExists(slot1))」に変わりました。
- 「ページ移動ボタン」の「(vn_slotPageCur == 0)」などが「(slot_page_current == 0)」に変わりました。
「(vn_slotPageCur != 0)」などが「(slot_page_current != 0)」に変わりました。
「変数 vn_slotPageCur = 0」などが「保存変数 slot_page_current = 0」に変わりました。
※各10箇所あるので全て変更しましょう。
- 「待機 ボタン選択」に先頭記述が必要となったので「待機 ボタン選択 sys」と記述しています。
※「sys」は各ボタン個体名の共通先頭部分です。「sys_save_on_1_frame」や「sys_save_on_1_delete」などのボタンを指定しています。
- ページ移動処理「page_next」の「変数 vn_slotPageCur = ( (vn_slotPageCur + 1) % vn_slotPageMax )」が「保存変数 slot_page_current = ( (slot_page_current + 1) % slots_page_max )」に変わりました。
- ページ移動処理「page_pre」の「変数 vn_slotPageCur -= 1」「もし ( vn_slotPageCur < 0 ) 変数 vn_slotPageCur = (vn_slotPageMax - 1)」が「保存変数 slot_page_current -= 1」「もし ( slot_page_current < 0 ) 保存変数 slot_page_current = (slots_page_max - 1)」に変わりました。
- 「ダイアログ設定「ロード開始」」として「栞 load_try _slot_number」以下のスクリプトが追加記述となっています。
- 「ダイアログ設定「削除」」として「栞 delete _slot_number」以下のスクリプトが追加記述となっています。
メニュー画面(menu.txt)
イベント(events.txt)
settings.xml
- 「settings.xml」はLight.vnエディター設定が記録されているファイルの1つです。
ver12.6.0 では変更点はありません
settings_dev.xml
- 「settings_dev.xml」はLight.vnエディター設定が記録されているファイルの1つです。
ver12.6.0 では変更点はありません