ver14.0.2 から ver14.2.1 へのバージョンアップです。
Light.vnサンプルのスクリプトなどを比較して、変更になったコマンドや記述をみていきます。
以前のバージョン内の記述などを変更しないと、機能しなかったりエラーがでてしまうポイント。
- Ver14.2.1 アップデート内容(2023/08/05) から
- 「衝突許可単位」が「侵入許可単位」に変更になりました。
- 「クリア」を実行すると、いくつかの指定が初期化されるようになりました。
- カメラ初期化・個体深度計算・カメラ基準個体描画・ライトモード・描画基準個体・衝突基準個体・特殊効果自動反映・マスク自動反映・物理処理・侵入許可単位・衝突チェックが全て初期化。
(Commands.xml参考)
- カメラ初期化・個体深度計算・カメラ基準個体描画・ライトモード・描画基準個体・衝突基準個体・特殊効果自動反映・マスク自動反映・物理処理・侵入許可単位・衝突チェックが全て初期化。
- 「ジャンプ」にてスクリプト先を指定する場合、「マクロ反映」が初期化されるようになりました。
- 「変数消去」を使用する際、「 , 」で変数名を区切るように修正されました。
- 「アニメシート登録」の縦計算が正しくなるよう修正されました。
- 「settings.xml」の「WindowSizeAdjustable」設定がTrueの場合、作品の縦横比に合わせてアプリが伸びるように改善・変更されました。
- 「settings.xml」の「WindowSizeAllowFreeRatio」設定がTrueの場合、作品の縦横比を無視してアプリが伸びるようになりました。
- システムのスクリプト記述の変更はありません。
- 今回のアップデートでは「Tools」フォルダが追加されています。
そして前回のアップデートで各素材フォルダがすべて「Data」フォルダに移動しました。
ver14.0.2で制作した作品のバージョンアップの際は「Data」フォルダを ver14.2.1フォルダの「Data」フォルダと交換しましょう。
settings.xml
- 「settings.xml」はLight.vnエディター設定が記録されているファイルの1つです。
ver14.2.1 では「WindowSizeAllowFreeRatio」が追加されました。
作品の縦横比を無視してアプリが伸びるようになる設定のようです。
「WindowSizeAllowFreeRatio="true"」でオン。
「WindowSizeAllowFreeRatio="false"」でオフとなります。
※現段階ではエディター上でオンオフの切替ができる設定項目はないようです。
settings_dev.xml
- 「settings_dev.xml」はLight.vnエディター設定が記録されているファイルの1つです。
ver14.2.1 では変更点はありません。