あまりにも悲惨な負け方やムエンゴに対する選手の表情を端的に表した言葉。
【目次】 |
概要
この呼び方が定着したのは、2019年5月15日の試合で好投するも9回に勝ち星が消滅した大竹耕太郎(当時ソフトバンク)の表情に対して使われた時で、その表情を収めたスレッドのタイトルにこの言葉が使われたことによる。
【元祖】大竹耕太郎(ソフトバンク時代)
2019年シーズンの大竹は5月14日時点で6試合に先発登板してHQS率100%という好成績にも関わらず、勝ち数は僅か1勝(1敗)、勝利した試合も援護点はたったの1という有様。防御率がほぼ同じの同僚・高橋礼(現:巨人)が8.33という莫大な援護率をバックに4勝無敗と躍動する中、勝てない日々が続いていた。
そんな大竹は5月15日の西武戦(ヤフオクドーム)に登板。昨シーズンのパ・リーグを制覇した超強力打線と対峙した大竹は山川穂高に2発を浴びるなど、6回を投げて3失点となり7試合連続のHQSはならず。それでもQSは達成しマウンドを降りる。この時点で味方は4点を取っていたので大竹には2勝目のチャンスが到来した。7回は松田遼馬、8回はリバン・モイネロが締め、大竹の2度目の勝利は目前。
ところが9回、クローザー・森唯斗が崩れる。先頭の森友哉にヒットを許すと1アウトから外崎修汰の2ランホームランで逆転を許してしまい、大竹の勝ち星はまたもや消滅。そして打線はそのまま裏を増田達至に締められてチームも敗北。大竹にとってはこの試合をもってソフトバンク以外のパ・リーグ5球団相手にムエンゴで勝ちを逃す事になってしまった。
この試合で森が外崎に一発を浴びた直後、「【定期】大竹、大竹」というタイトルのスレが立つ。以下に内容の一部を示す。
【定期】大竹、大竹
https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1557922266/
1 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:11:06.53 ID:IDmncvF60
いつもの
12 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:11:54.39 ID:IGjrZgNA0
16 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:12:03.13 ID:iQEUZv7R0
>>12
ドンマイw
27 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:12:26.87 ID:DULR/W0v0
>>12
財布落としたのに気づいた時のワイみたいな顔
32 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:12:37.86 ID:jpvTStdb0
>>12
諦めてて草
162 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:17:08.80 ID:u400JlIO0
笑って!
172 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:17:30.44 ID:sc4nJ8pfa
>>162
これはこれで
シーズン開幕から5月15日までの大竹耕太郎の成績
日付 | 相手 | 球場 | 試合結果 | 投手結果 | 投球回 | 投球数 | 被安打 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 援護点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4月3日 | オリックス | 京セラD大阪 | 引分 | - | 7 0/3 | 96 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 |
4月10日 | 日本ハム | ヤフオクドーム | 敗 | - | 7 | 103 | 4 | 5 | 2 | 2 | 2 |
4月17日 | ロッテ | ZOZOマリン | 敗 | 敗 | 8*1 | 102 | 7 | 4 | 1 | 1 | 0 |
4月25日 | オリックス | ヤフオクドーム | 勝 | - | 8 1/3 | 110 | 5 | 6 | 0 | 0 | 0 |
5月2日 | 楽天 | ヤフオクドーム | 勝 | 勝 | 7 | 112 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 |
5月9日 | 楽天 | 楽天生命パーク | 敗 | - | 7 | 94 | 5 | 5 | 2 | 2 | 3 |
5月15日 | 西武 | ヤフオクドーム | 敗 | - | 6 | 111 | 8 | 6 | 3 | 3 | 4 |
アダム・ジョーンズ(元オリックス)
MLB通算282本塁打の実績をひっ下げてオリックスに入団したジョーンズ。しかし、2020年シーズン開幕以降、チームは敗戦を積み重ねていった。
6月26日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)では、ジョーンズ自身が2号2ランを放って先制するも、先発の山岡泰輔がアクシデントでわずか3球で降板。一時は5-2と3点あったリードも8回裏の猛攻で逆転されてしまい、チームは5-6で敗戦。
試合終了後、中継のテレビカメラに抜かれたのは、痛恨の逆転負けという結末に呆然とたたずむジョーンズの姿だった。
28日の同カードでもシーソーゲームを繰り返した挙げ句、8回裏にレアードの勝ち越しホームランによって5-6で敗戦。史上初の6タテ*2を食らったチームに、再び悲しい顔を抜かれるジョーンズが哀愁を誘った。
梅津晃大(中日)
梅津は2020年8月2日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)に先発したが、試合はこの試合が今年の一軍初登板だったベテラン・山中浩史との息詰まる投手戦となり、梅津は10回を5安打127球無失点に抑え完投した*3ものの、味方野手陣も山中(8回まで)→清水昇(9回)→石山泰稚(10回)のリレーの前に5安打完封され0-0の引き分けに終わる。
試合後、ベンチで最後のアウトを見届けた梅津の放心した顔がネットで注目を集めた*4。
近藤健介(ソフトバンク)
近藤は2022年オフに日本ハムからFA移籍。翌2023年のソフトバンクは近藤をはじめとした超大型補強の効果もあり、6月終了時点では首位オリックスに0.5ゲーム差と3年ぶりのリーグ優勝に手が届く位置にいた。
しかし、7月以降まったく勝てなくなり、球宴を挟んで引き分けなしの11連敗を喫してしまう。また、近藤自身も高額契約ゆえのプレッシャーか、負けが込むたびに悲壮な表情を見せることも増えていた。
そんな中、12連敗を阻止するために7月24日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)に臨んだチームは、相手先発・佐々木朗希を相手に1回表から先制。追加点こそ取れなかったが投手陣は無失点で繋ぎ、1点リードのまま9回裏には28登板・防御率0.33と無双状態の守護神ロベルト・オスナが登板。2死*5まで漕ぎつける。
この時、ベンチに下がっていた近藤は連敗がようやく止まると確信したのか、笑顔を見せる。
しかし、その笑顔も束の間、直後にオスナが角中勝也から逆転サヨナラ2ランを被弾してしまう*6。これで球団としては前身の南海時代に記録して以来、54年ぶりの12連敗*7となり、上記の笑顔からたった2分後に見せた近藤の表情は絶望感を漂わせるものであった。
なお、この時期は移籍元である日本ハムも大型連敗*8を喫しており、「移籍してもしてなくても結果は変わりなかった」とネタにされている。
ウィリアンス・アストゥディーヨ(ソフトバンク)
上記の近藤の目から光が消えた試合ではアストゥディーヨの目からも光が消えており、その表情が一変する瞬間も話題となった。
(該当シーンは4:53~。1:31からは上記近藤の目から光が消えた姿も確認できる)
画面右端のニコニコ笑っていた表情が一瞬で凍りついたのがアストゥディーヨである。
なお、画面中央の柳田悠岐は口の動きから見て取れる限り「ヤバい!」と叫んだ模様。
関連項目
- ムエンゴ
- ゾウのグリン
- そうか、そう来たか / 武田負
- バルデスおじさん
- 渡辺俊介ちゃんを救う会
- 4.18事件...高梨裕稔の目から光が消えた画像が有名。
- 野手も反省する所があると思う…上記の大竹が登板した試合の翌日に発生。
- 松山の悲劇…7年前の出来事。スタンリッジの目から光が消えた画像が有名。
- 何があかんのですか…13年前の出来事。
- 打たれた平野佳寿です...(画像的に)対極。