目から光が消える

Last-modified: 2024-02-16 (金) 19:37:59

あまりにも悲惨な負け方ムエンゴに対する選手の表情を端的に表した言葉。


概要

この呼び方が定着したのは、2019年5月15日の試合で好投するも9回に勝ち星が消滅した大竹耕太郎(当時ソフトバンク)の表情に対して使われた時で、その表情を収めたスレッドのタイトルにこの言葉が使われたことによる。


【元祖】大竹耕太郎(ソフトバンク時代)

2019年シーズンの大竹は5月14日時点で6試合に先発登板してHQS率100%という好成績にも関わらず、勝ち数は僅か1勝(1敗)勝利した試合も援護点はたったの1という有様。防御率がほぼ同じの同僚・高橋礼が8.33という莫大な援護率をバックに4勝無敗と躍動する中、勝てない日々が続いていた。
そんな大竹は5月15日の西武戦(ヤフオクドーム)に登板。昨シーズンのパ・リーグを制覇した超強力打線と対峙した大竹は山川穂高に2発を浴びるなど、6回を投げて3失点となり7試合連続のHQSはならず。それでもQSは達成しマウンドを降りる。この時点で味方は4点を取っていたので大竹には2勝目のチャンスが到来した。7回は松田遼馬、8回はリバン・モイネロが締め、大竹の2度目の勝利は目前。
ところが9回、クローザー・森唯斗が崩れる。先頭の森友哉にヒットを許すと1アウトから外崎修汰の2ランホームランで逆転を許してしまい、大竹の勝ち星はまたもや消滅。そして打線はそのまま裏を増田達至に締められてチームも敗北。大竹にとってはこの試合をもってソフトバンク以外のパ・リーグ5球団相手にムエンゴで勝ちを逃す事になってしまった。

この試合で森が外崎に一発を浴びた直後、「【定期】大竹、大竹」というタイトルのスレが立つ。以下に内容の一部を示す。

【定期】大竹、大竹
https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1557922266/


1 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:11:06.53 ID:IDmncvF60

いつもの

12 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:11:54.39 ID:IGjrZgNA0

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16 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:12:03.13 ID:iQEUZv7R0

>>12

ドンマイw

27 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:12:26.87 ID:DULR/W0v0

>>12

財布落としたのに気づいた時のワイみたいな顔

32 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:12:37.86 ID:jpvTStdb0

>>12

諦めてて草

162 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:17:08.80 ID:u400JlIO0

笑って!

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172 :風吹けば名無し:2019/05/15(水) 21:17:30.44 ID:sc4nJ8pfa

>>162

これはこれで

シーズン開幕から5月15日までの大竹耕太郎の成績

日付相手球場試合結果投手結果投球回投球数被安打奪三振失点自責点援護点
4月3日オリックス京セラD大阪引分-7 0/39665000
4月10日日本ハムヤフオクドーム-710345222
4月17日ロッテZOZOマリン8*110274110
4月25日オリックスヤフオクドーム-8 1/311056000
5月2日楽天ヤフオクドーム711243001
5月9日楽天楽天生命パーク-79455223
5月15日西武ヤフオクドーム-611186334

アダム・ジョーンズ(元オリックス)

MLB通算282本塁打の実績をひっ下げてオリックスに入団したジョーンズ。しかし2020年シーズン開幕以降、チームは負けを積み重ねていった。

6月26日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)では、ジョーンズ自身の2号2ランHRを放ち先制するも、先発の山岡泰輔がアクシデントでわずか3球で降板、5-2と貯まっていたリードも8回裏の猛攻で逆転されてしまい5-6の敗戦。
試合終了後中継のテレビカメラに抜かれたのは、痛恨の逆転負けという結末に呆然とたたずむジョーンズの姿だった。
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28日の同カードでも、シーソーゲームを繰り返した挙げ句8回裏にレアードの勝ち越しホームランによって5-6の敗戦。史上初の6タテ*2を食らったチームに再び悲しい顔を抜かれるジョーンズが哀愁を誘った。
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梅津晃大(中日)

梅津は2020年8月2日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)に先発したが、試合はこの試合が今年の一軍初登板だったベテラン・山中浩史との息詰まる投手戦となり、梅津は10回を5安打127球無失点に抑え完投した*3ものの、味方野手陣も山中(8回まで)→清水昇(9回)→石山泰稚(10回)のリレーの前に5安打完封され0-0の引き分けに終わる。
試合後、ベンチで最後のアウトを見届けた梅津の放心した顔がネットで注目を集めた*4
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近藤健介(ソフトバンク)

近藤は2022年オフに日本ハムからFA移籍。翌2023年のソフトバンクは近藤をはじめとした超大型補強の効果も相まって6月終了時点では首位オリックスと0.5ゲーム差と、3年ぶりのリーグ優勝に手が届く位置にいた。
しかし7月以降全く勝てなくなり、球宴を挟んで引き分けなしの11連敗を喫してしまう。また近藤自身も高額契約ゆえのプレッシャーか、負けが込むたびに悲壮な表情を見せることも増えていた。

そんな中、12連敗を阻止するために7月24日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)に臨んだチームは、相手先発・佐々木朗希を相手に1回表から先制。追加点こそ取れずも投手陣は無失点で繋ぎ、1点リードのまま9回裏には28登板・防御率0.33と無双状態の守護神ロベルト・オスナが登板して2死*5まで漕ぎつける。
この時、DHでベンチに下がっていた近藤は連敗がようやく止まると確信したのか笑顔を見せる。
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しかしその笑顔も束の間、直後にオスナが角中勝也から逆転サヨナラ2ランを被弾してしまう*6。これで球団54年ぶりの12連敗*7となり、↑の笑顔からたった2分後に見せた近藤の表情は絶望感を漂わせるものであった。
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なおこの時期は移籍元である日本ハムも大型連敗*8を喫しており、「移籍してもしてなくても結果は変わりなかった」とネタにされている。


ウィリアンス・アストゥディーヨ(ソフトバンク)

上述の近藤の目から光が消えた試合ではアストゥディーヨの目からも光が消えており、その表情が一変する瞬間も話題となった。

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(該当シーンは4:53~)

画面右端のニコニコ笑っていた表情が一瞬で凍りついたのがアストゥディーヨである。
なお、画面中央の柳田悠岐は口の動きから見て取れる限り「ヤバい!」と叫んだ模様。


関連項目



Tag: ソフトバンク オリックス 中日


*1 完投
*2 同一相手のみの6連敗は1988年の近鉄-ロッテ(近鉄6連勝)などあるが、日程消化で組まれた連戦の上藤井寺→川崎と球場を変えており、同一球場・最初から決められた6連戦では初のこと。
*3 同シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的として、延長戦は10回で打ち切りの特例が設けられていた。
*4 しかも梅津はこの登板後に故障して二軍落ち、結局シーズン終了まで復帰できなかった。一方ヤクルトの先発だった山中も同年オフに構想外となり引退している。
*5 この直前まで一死3塁だったが、岡大海の投ゴロで3塁走者の小川龍成が本塁突入し憤死。下記の笑顔は犠飛でも同点のピンチから一旦脱したことに対する安堵の笑顔では無いかとする説もある。
*6 なお、角中はこの本塁打で「2023 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞」のパ年間大賞に選ばれた。
*7 引き分けなしの場合では球団史上初である。
*8 球団ワーストまであと1敗に迫る13連敗を喫している。