ユーモア竹下

Last-modified: 2023-07-21 (金) 01:18:54

フジテレビアナウンサー・竹下陽平の蔑称。


概要

竹下は2017年11月に開催されたアジアチャンピオンズシップの第二戦・日本対台湾戦において実況を担当した。この試合は解説に谷繁元信、石井一久、ゲスト解説として阿部慎之助、郭源治(かく・げんじ)*1が出演していた。

ところがこの試合、郭泰源(かく・たいげん)*2と郭源治を呼び間違えたり、解説の石井に「コントロールがいいタイプじゃないですもんね*3と言ったりするなど竹下が失言や失礼な表現を連発してしまう。
その中でも、勝利監督インタビュー内で稲葉篤紀監督山崎康晃今永昇太を言い間違えた際に「最後はユーモアもありました」とフォローにならないフォローをし、そこから「ユーモア竹下」の呼び名が生まれた。

そもそも選手や球団などを日々煽っているなんJにおいて、痛々しい実況痛烈な実況は比較的受け入れられることが多かった。しかし、竹下は若手でないどころかアナウンサー室長(当時*4)という高い地位にありながらお世辞にも上手いとは言えない実況だったこと、ミスをした選手だけでなく解説者らにも失礼な発言をしたこと、ただでさえ日本贔屓が当たり前で中立性がなくなる国際試合においてさらに相手国を見下すような言動があったことなどから反感を買うこととなってしまった。

打線

1 遊「全く合ってなかった京田がタイムリーを打ちました」
2 中「(谷繁が田村の直球ばかりのリード批判した直後、変化球でアウトに取ったことに対して)谷繁さん、変化球でアウトにとりましたが、何か一言ありますか?」
3 指「バックネット裏の郭泰源さん、あ、郭源治さん」
4 一 「(石井さんは)元々コントロールがいいタイプじゃありませんもんね
5 右 「(見事バントを決めた田村に対して)大仕事を成し遂げたかのようにベンチに帰っていく田村です」
6 左「(ボテボテの一ゴロを見て)ちょっとハーフライナーになりましたでしょうか」
7 三「(解説者石井に対して)なるほどねぇ~」
8 捕「左中間への当たり、ファールグラウンドで掴んでチェンジです」
9 二「千葉ロッテマリーンズを代表する内野手、中村」

先発「3-0です!日本!リードを2点に広げました!」
中継ぎ1「(1-1でハーフスイングを取られた後に)これで2ボール1ストライクです!」
中継ぎ2「(今永の好投を自慢するかのように)郭さん、台湾にこんな左腕はいませんか?」
中継ぎ3「(四球のあと三振をとった野田に対して)野手は最初から投げてくれよと思ってるかもしれませんが」
中継ぎ4 「今のどうでした?(投球かバントに対してかは言わず、何を言ってるのかわからない)」
抑え「(稲葉監督の名前間違いに対して)最後はユーモアもありました

代打「5球続けてのフォアボール」
代走「郭さん、台湾は昨日も完封負け、そして今日も点が取れていませんが」

監督「台湾この大会遅すぎた初めての得点」
コーチ「非常に優等生な阿部さんの話が続いておりますが谷繁さんどうですか」

関連項目


*1 台湾読みはクォ・ユェンツ。中日ドラゴンズで活躍した台湾出身の投手。NPB通算106勝116セーブ。現役中の1989年に日本に帰化し、現在の本名は「佳久源治」。
*2 台湾読みはクォ・タイユェン。西武ライオンズに在籍していた台湾出身の投手。通算117勝。同時期に活躍した郭源治や荘勝雄(元ロッテ)とともに「二郭一荘」と並び立てられた。
*3 実際に石井はコントロールが悪く、暴投はNPB通算2位を記録している。しかし、石井の場合は逆に荒れ球を武器にしてNPB,MLBともに活躍し通算182勝を挙げており、もっと失礼に当たらない言い方ができたのではないかと批判が相次いだ。
*4 現在はエグゼクティブアナウンサーで次長。