イテームズ

Last-modified: 2021-10-23 (土) 13:19:28

元読売ジャイアンツのエリック・テームズの蔑称。「痛テームズ」ないしは名前から「E.テームズ」とも。

概要

テームズはKBOにてリーグMVP、MLBにて通算96発の実績を残し、2020年オフに同じくMLB通算196本塁打の大砲ジャスティン・スモークと共に巨人へ移籍。推定年俸は単年で1億2500万円

2021年、新型コロナウイルスの影響による渡航制限から来日が遅れ、入国できたのが公式戦開幕後の3月29日。2週間の隔離期間と二軍での調整*1を経て、4月27日のヤクルト戦で6番・レフトで一軍初出場を果たす…のだが、3回表1死1・2塁の場面で、ヤクルトのホセ・オスナが放ったライナー性の打球をワンバウンドで処理しようとジャンプした所、捕球出来なかった上に着地した直後倒れ込み悶絶。結果、救急車で病院に搬送。右アキレス腱断裂の重傷と診断されアメリカへ帰国し手術を受ける事になった事から、一軍デビュー戦でいきなり今季絶望の大怪我を負ってしまった。

結果的に2打数2三振、しかもマイク・グリーンウェル(元阪神)の7試合を超えて1試合で退団*2
さらにテームズを起用するにあたり、

  • 4月打撃好調だった香月一也を二軍に落とす*3
  • ここまでリードオフマンとして活躍していた松原聖弥をベンチスタート
  • 打率4割超えのゼラス・ウィーラーもベンチスタート*4
  • ここ数年のテームズは一塁専で来日後の二軍戦ではDH、ライトでの起用がメインで1試合しかレフトで使っていないのに一軍デビュー戦でレフトを守らせる。

と言うかなりの無理をしたうえでこの結果になったことから「イテームズ」の蔑称が付けられるに至った。


その後

  • MLBも観戦している巨人ファンからはスモーク、テームズ共に高齢かつ守備・走塁難なため懐疑的な見方をされていた。入団時にはスモークの方が名前とかけて「煙*5のように消えそう」と言われていた。しかし、蓋を開けてみればテームズの方が出場1試合と圧倒的なスピードで一軍から消えてしまった。
    • そのスモークは噂以上の超鈍足ぶりから「スモカス」呼ばわりされながらも一軍でそこそこ戦力となっていたものの、6月17日に「家族の来日の目途が立たず、会うことができない」事を理由に退団*6。翌日にはアメリカの自宅に帰宅した様子が夫人のTwitterにアップされ、こちらも本当に煙のように消えることになってしまった。24日には自由契約公示。
  • この試合の実況だった竹下陽平アナは「せっかく組んだジャイアンツの最強打線、原監督理想の打線は、テームズの故障によって一夜限りということになってしまいました」と淡々とコメントした。
  • テームズは担架で病院に運ばれた後、自身のInstagramのストーリーに「Wow.」と一言掲載した*7

    Wow.

  • この翌日(4月28日)の試合前、テームズは松葉づえを突きながら神宮球場に姿を現し、手術でアメリカへ帰国することについて首脳陣やチームメイトに謝罪。今季中の復帰は絶望的とみられるが、再起を誓った。

巨人 アキレス腱断裂のテームズが帰国「申し訳ありません」と謝罪も再起誓う - デイリースポーツ

 テームズは期待の新助っ人として27日のヤクルト戦で来日初出場したが、守備の際に負傷。右アキレス腱断裂と診断された。翌28日に松葉づえを突きながらグラウンド入り口へ現れ、原監督とハグ、握手を交わしていた。アキレス腱断裂は一般的に復帰まで半年から1年がかかり、今季中の復帰は絶望的とみられている。
 テームズは「首脳陣、チームメート、スタッフとともにこれから頑張っていこうという矢先に、不幸な出来事によって帰国することになってしまい、申し訳ありません。必ず手術を成功させて、直ちにリハビリに取り組むつもりです。一日も早くグラウンドに戻り、ファンの皆様に元気な姿をお見せしたいと思っています」などとコメントした。

  • 球団はポストシーズンでの復帰の可能性があるとして支配下登録を続けていたものの、スコット・ハイネマン(前レッズ3A)*8中田翔(前日本ハム)の加入で支配下枠が上限になる影響もあり、事件から4ヶ月近くたった8月23日に自由契約公示された。
  • その後は米国で治療を続けているようで、9月にはかつて所属していたミルウォーキー・ブリュワーズの試合を観戦しているところを球場内に紹介されている。

余談

  • 類似した事例として1974年に太平洋クラブライオンズ(現在の埼玉西武)に入団するも立っていることも困難な程の膝の重傷を抱えていたために開幕戦の3打席2打数無安打1四球のみで5月に帰国を余儀無くされたフランク・ハワードのケースがあるが、結果的に2打席2三振に終わったテームズはそれより更に短時間での離脱を余儀無くされたことになる。
  • しかし上には上がおり、同じく楽天の新外国人であるルスネイ・カスティーヨは4月23日、来日初出場の試合の第1打席(初回)でハーフスイングで脇腹を痛め、1打席のみで故障離脱している。テームズ同様の流れになることを危惧されていた*9が、こちらは交流戦頃からファーム戦に出場、6月21日には無事一軍に合流した。

関連項目



Tag: 巨人 蔑称


*1 全9試合で.500 4HR 15打点 出塁率.645 長打率1.136 OPS1.781と打撃面では期待が持たれていた一方、レフト守備ではこの時点で後逸しており不安視されていた
*2 アキレス腱断裂という怪我の重さ、34歳という年齢を考えると、この先の選手生命すら危うい。
*3 二軍降格となった4月26日時点で15試合に出場し、打率.286、3本塁打、6打点、OPS1.004。しかしこれでケチがついてしまったのか一転して打撃不振に陥ってしまい打率.203まで落としてしまった。
*4 テームズに代わり守備から途中出場。4打数4安打3打点1本塁打の活躍で乱打戦を勝利に導いている。
*5 ただし綴りは若干異なり、煙は「smoke」でスモークは「smoak」である。
*6 新型コロナウイルス感染症の関係でビザの発給が難航したため。同じ年にはオリックスのブランドン・ディクソンも似たような理由で退団・帰国している。
*7 ただInstagramの更新の時にはアキレス腱断裂と報道されていなかったために搬送後の試合展開に驚いただけなのでは?という声もあった。
*8 ただし、このハイネマンも来日から1ヶ月でコンディション不良を理由に帰国してしまい、巨人の助っ人野手は猛帰国賞を達成してしまった。
*9 石井一久監督から「短期で(復帰)は難しい」とされており、かつ単年契約であるため。