本物が、来た!

Last-modified: 2020-12-02 (水) 18:27:44

オリックス・バファローズの2020年オープン戦の広告ポスターに載ったキャッチフレーズ。この年加入したアダム・ジョーンズを指しており、これが転じてジョーンズは「本物」または「偽物」と呼ばれることもある(詳細後述)。

概要

ジョーンズはMLB通算1939安打、282本塁打、ゴールドグラブ賞も4度受賞した輝かしい実績を持ち、来日前年度となる2019年にもアリゾナ・ダイヤモンドバックスでプレーをしてシーズン通算16本塁打67打点を記録していた。
そんな現役バリバリのメジャーリーガーであるジョーンズが2019年12月11日にオリックスと契約合意。かつて同じく(当時)現役真っ只中のメジャーリーガーで「AJ」の通称を持つアンドリュー・ジョーンズが東北楽天ゴールデンイーグルスを初のリーグ優勝、日本一に導いたことから、アダム・ジョーンズのオリックス加入が同じような効果をもたらすのではないかという期待が非常に高く、オープン戦告知ポスターにはジョーンズの姿と共に「本物が、来た!」というキャッチコピーが付けられていた。
しかしいざオープン戦が始まると、守備ではとてもゴールドグラブを4度受賞したとは思えぬ緩慢な動きを連発*1。打席でも140キロ中盤の直球にすら差し込まれて凡退する場面を何度も見せる。この傾向は6月に延期された開幕直前の練習試合でも引き続き見られたため、ファンの間では一気に不安が広がることとなる。

そして迎えた開幕戦、ジョーンズは打撃でノーヒット*2、失点に絡むマズい守備を連発。これによりついに上記のキャッチコピーを捩って「偽物」扱いされてしまった*3
その後も大物助っ人と呼ばれた割に低調な打撃で偽物扱いが続いていたが、成績不振で西村監督が辞任して中嶋聡監督代行が就任すると3試合連続ホームランを放つなどついに覚醒。「本物緊急来日」と言われ「前の監督が嫌いだった」などとネタにされつつも、打撃においては評価を持ち直したかに見えたが最終的には下記の成績に終わり戦力でこそあるが期待外れだったという評価に落ち着いた。
ボーア軍ネタで弄られこそされなかったが、立ち位置がよく似ていたジャスティン・ボーア(元阪神)とは成績も似ていた。

  • ジョーンズ
    打率.258、12本塁打、43打点、OPS.749、得点圏打率.233、盗塁1
  • ボーア
    打率.243、17本塁打、45打点、OPS.760、得点圏打率.250、盗塁1

複数年契約のため2021年も残留が濃厚であり、来シーズン本領を発揮し偽物の汚名を返上できるか注目される。

 

なお、ジョーンズの「本物」か「偽物」どちらかの評価以前に肝心のチームが開幕から悲惨な負けを積み重ねてしまい、ジョーンズには「オリックスに入団してしまったこと」に対して同情が集まるようになってきている*4

告知ポスター

偽物が、来た!


↑の雑コラ

関連項目


*1 元々タイトルを獲得していた頃でも指標自体は優秀というわけではなく、「何故ゴールドグラブを取れたのか不思議」と言われるほど守備の評価は低かった。特にここ数年の守備指標は平均以下と劣化が見えていた。
*2 ただしジョーンズ以外の選手も全くヒットを打てず、結局開幕戦はチーム全体でもバントによる内野安打1本(この1本も相手の守備ミスによって生まれたものなので実質ノーヒット)しか打てなかった。
*3 偽者ではないので注意。
*4 対ロッテ戦6タテをやらかした際に、最後の2試合で放心してしまった画像がネタになっている。ただ以前所属していたチームが勝率.290を叩き出したボルティモア・オリオールズだったため、この程度は大丈夫と考える者も少なからずいる。