かつて東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していたアンドリュー・ジョーンズが四球を選ぶこと。
転じて、四球出塁そのものも指す。
概要 
ジョーンズは狙うゾーンや球種を絞ってじっくりと待つタイプの打者であり、同時に対戦投手もMLB通算434本塁打の実績を警戒して慎重にコースを突く配球が多かった。この結果(三振と)四球に終わるケースが非常に多く、飽きるほど見せつけられたなんj民は四球を選ぶ事を野球の俗語で「歩く」という事にかけ「散歩」と形容した*1。
ジョーンズは「四球は引き分け」と解釈していた様でヒットにはこだわっておらず、1試合でほとんどスイングしなかったり、にも関わらず複数の四球を選んだりするケースもあった。後者は1試合3四球の際に「猛歩賞」と表現する事も。
また、ジョーンズは試合中痺れる展開でも笑顔を絶やさず、ベンチでも打席でもいつもニコニコしていたため*2安直に「ニコニコ散歩おじさん」の別称を付けられることとなった。
余談 
もちろん上記の理由から三振・四球・本塁打はかなり多い。
ジョーンズの2013年のアダム・ダン率は{(26+105+164)/604}×100=48.8%と、前年に同指標トップだった中村剛也よりも高い数値を示しており、この事からもジョーンズの四球(と三振)の多さが分かる。
また2014年9月25日の対福岡ソフトバンクホークス戦では五十嵐亮太から四球を選んで満塁にすると、後続打者の4押し出しによって歩いて本塁へ帰ってくるという「お散歩おじさん」の本領を発揮した。
同年は史上3人目となる「規定打席到達者で四球数>安打数」を達成*3。1人は王貞治(読売ジャイアンツ、4度)、もう1人はクラレンス・ジョーンズ*4(南海ホークス・近鉄バファローズ)である。また、同年の四球数118はパ・リーグの最多四球記録である。