散歩

Last-modified: 2021-07-17 (土) 01:33:31

かつて東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していたアンドリュー・ジョーンズが四球を選ぶこと。

転じて、四球出塁そのものも指す。


概要

ジョーンズは狙うゾーンや球種を絞ってじっくりと待つタイプの打者であり、同時に対戦投手もMLB通算434本塁打の実績を警戒して慎重にコースを突く配球が多かった。この結果(三振と)四球に終わるケースが非常に多く、飽きるほど見せつけられたなんj民は四球を選ぶ事を野球の俗語で「歩く」という事にかけ「散歩」と形容した*1
ジョーンズは「四球は引き分け」と解釈していた様でヒットにはこだわっておらず、1試合でほとんどスイングしなかったり、にも関わらず複数の四球を選んだりするケースもあった。後者は1試合3四球の際に「猛歩賞」と表現する事も。
また、ジョーンズは試合中痺れる展開でも笑顔を絶やさず、ベンチでも打席でもいつもニコニコしていたため*2安直に「ニコニコ散歩おじさん」の別称を付けられることとなった。

余談

もちろん上記の理由から三振・四球・本塁打はかなり多い。
ジョーンズの2013年のアダム・ダン率は{(26+105+164)/604}×100=48.8%と、前年に同指標トップだった中村剛也よりも高い数値を示しており、この事からもジョーンズの四球(と三振)の多さが分かる。

 

また2014年9月25日の対福岡ソフトバンクホークス戦では五十嵐亮太から四球を選んで満塁にすると、後続打者の4押し出しによって歩いて本塁へ帰ってくるという「お散歩おじさん」の本領を発揮した。

同年は史上3人目となる「規定打席到達者で四球数>安打数」を達成*3。1人は王貞治(読売ジャイアンツ、4度)、もう1人はクラレンス・ジョーンズ*4(南海ホークス・近鉄バファローズ)である。また、同年の四球数118はパ・リーグの最多四球記録である。


関連項目


*1 英語表記でも四球を「walk」と表現する。
*2 死球を受けたり、多少の不服な判定があったとしても終始笑顔で流していたが、2014年には球審白井一行の判定に納得がいかず、珍しく笑顔を見せなくなった上に試合終了と同時に怒り顔で白井に詰め寄ろうとする場面が見られた。
*3 楽天での2年間は打率.243・.225ながら出塁率は.391・.394、さらに史上初の来日初年度から2年連続100四球をマークした。
*4 ちなみにクラレンスは、アンドリューがアトランタブレーブス所属時に打撃コーチを務めていたという縁がある。