点が入らないのはわかっていた

Last-modified: 2021-12-25 (土) 11:50:10

山本由伸がチームのムエンゴを皮肉った…とされているコメントの一節。
似たようなコメントが度々出ているため、本稿では類例についても紹介する。

点が入らないのはわかっていた

概要

2020年9月22日・ソフトバンク対オリックス19回戦(PayPayドーム)の試合後に山本由伸が残したコメントの一節。

山本は周知のとおり深刻なムエンゴに悩まされており、この日の試合もソフトバンク相手に7回を無失点という好投を見せながら打線は相手先発・千賀滉大の前に苦戦、援護は2回の吉田正尚の本塁打の僅か1点だった。8回以降もオリックスに得点は入らずも後続がリードを守りきり、1-0で見事勝利を手にした山本だが、試合後のヒーローインタビューでは「相手投手が千賀さんで、点が入らないのは分かっていたので、とにかく厳しく投げていきました。」とコメント。

普通に受け取れば相手先発に「容易に点を奪えるような相手ではない」と敬意を払ったコメント*1なのだが、チーム得点がダントツでリーグ最低のオリックスの貧打っぷり*2もあって「味方打線にははなから期待していない」とも受け取れられ、「山本と吉田VSソフトバンク・オリックス連合軍」などとネタにされてしまった

動画(当該発言は0:50~辺りから)


類似発言:もうちょっと点欲しいな

概要

2021年11月10日・クライマックスシリーズファイナルステージ・オリックス対ロッテ1回戦(京セラドーム)の試合後に山本由伸が残したコメントの一節。

2021年のペナントレースで投手5冠を達成した山本はファイナルステージ第1戦で先発登板。シーズン援護率は2019年度の2.362020年度の3.07から3.84と向上していたが、それでも相変わらずムエンゴ気味*3で、この日の試合も初回に2四球からT-岡田のタイムリーで1点を奪うも、満塁の好機に凡退、エチェバリアの好守や継投策に阻まれるなど追加点を得ることができなかった。
そんな中、山本は4回まで毎回安打を許すも、5回以降パーフェクトで抑えるという内容でこの1点を守り抜き、1-0でオリックスの勝利となった。

試合後のヒーローインタビューは決勝点となるタイムリーを放ったT-岡田と共にお立ち台に上がり、「途中から、もうちょっと点欲しいなあ……って思いながら、勝ち切れて本当に良かったです。」とコメントし、隣で聞いていたT-岡田は苦笑。今までも遠回しに援護の少なさを言及する場面が多かったが、今回は直接不満を吐露したと話題に。
しかし山本が笑顔で冗談を言えるように、オリックスが昨年までとは違う、優勝できるチームであったことを象徴するようなコメントであった。

ちなみにクライマックスシリーズを制覇した後の日本シリーズでも第1戦・第6戦に先発登板したが、第1戦は6回1失点で援護点0、第6戦は9回1失点で援護点1、CS含めても24イニングも3試合で投げたにも関わらず援護点は合計2とポストシーズンを通してかなりのムエンゴだった模様*4

動画(山本の発言は0:29から)


関連項目


*1 山本の発言を言い替えるとすれば「ロースコアゲームになるのはわかっていた」といった表現に近いと思われる。
*2 これもあってか、オリックスは球団として2018~2020年の3年連続でスピードアップ賞を受賞しており、「貧打だから獲れてるだけ」とネタにされている。
*3 例を挙げれば、9回1失点で完投するもその時点では勝ちが付かなかったり(直後にサヨナラしたため結果的に勝ち投手)、東京五輪で先発登板すると日本打線が7回まで無得点に抑えられたりなど。
*4 山本が降板した後、第1戦は逆転サヨナラ勝ちしたものの、第6戦は延長12回の末敗れ、チームも日本一を逃した。