タルト

Last-modified: 2022-05-17 (火) 14:45:29

基本情報

名前タルトHPS (9999)
読みSGB (1000)
属性攻撃力A (234)
回避率5防御力S (221)
クリティカル率3敏捷性D (90)

HP・SG・攻・防・敏は基本的にS,A,B,C,Dの5段階で評価(評価換算表はこちら
()内はLv.99時ステータス

 

加入条件

夢のフランス

  • 終盤、夢のフランス編ラストダンジョン直前のボス戦開始時に加入(初期Lv50)

本編

  • サブキャラ扱い。
    夢のフランスクリア後、忘却の魔女の結界でタルト・ミヌゥを撃破すると正式加入。
     

通常攻撃

名称属性対象消費Hit数追加効果備考
アグレッサー敵単体01Hit-通常時
HitごとのEP回収:4
2Hit-2ndフォーム時
HitごとのEP回収:6(合計12)
*12Hit-Finalフォーム時
HitごとのEP回収:6.8(合計13.6)

ヴ=ヴァリアブル属性(敵への攻撃が全て弱点扱いになる)

 

習得魔法

魔法名習得Lv属性対象消費Hit数追加効果備考
ピアース初期敵単体SG701Hitガードブレイク
防御力DOWN III
HitごとのEP回収:10
2ndフォーム時のEP回収:15
Finalフォーム時のEP回収:17
ショック初期敵全体SG701Hit x nHitごとのEP回収:4
2ndフォーム時のEP回収:6
Finalフォーム時のEP回収:6.8
 

習得マギア

マギア名習得Lv属性対象消費Hit数追加効果備考
魔力解放初期特殊自身EP30-攻撃力・防御力の強化
状態異常耐性を獲得
EP獲得量増加(1.5倍)
味方全体の状態異常解除
2ndフォームに変身
「英雄誕生」が追加
英雄誕生Lv.99*2自身EP80-攻撃力・防御力の強化
状態異常耐性を獲得
EP獲得量大幅増加(1.7倍)
ヴァリアブル
マギアダメージUP
2ndフォームで追加
Finalフォームに変身
属性がヴァリアブル化*3
専用のマギア2種を追加
ラ・リュミエール初期敵全体SG40
EP30
1Hit x nHP25%回復(味方全体)
攻撃力UP III(味方全体)
ラム・トロワ敵単体SG25
EP30
3Hit必中
リュミノジテ・フランセズ回復味方全体EP50-HP50%回復
防御力UP III
ラ・ポルトゥ・トゥ・パラディ-敵単体EP7015Hit即死Finalフォームで追加
(通常習得はしない)
耐性がない場合は必ず即死
ラ・フラーム・ソーベ・ル・ピーズ-敵全体EP703Hit x nFinalフォームで追加
(通常習得はしない)

ヴ=ヴァリアブル属性(敵への攻撃が全て弱点扱いになる)

 

特殊技

特殊技名習得Lv属性対象消費Hit数追加効果備考
ペネトレイトアタックLv.99自身EP75-攻撃力UP IV
防御力無視
同名の中オーブ装備でも使用可能

オ=中オーブ技

 

待機

待機技名習得Lv属性対象消費Hit数追加効果備考
防御初期待機自身--防御ダメージ半減
HP5%、SG1%回復
待機-何もせずに行動終了
次の行動までの時間を少し短縮
 

サブイベント

なし

 

キャラ性能解説

外伝漫画「魔法少女たると☆マギカ The Legend of "Jeanne d'Arc"」の主人公。
言わずと知れた中世の聖人ジャンヌ・ダルクその人。本名はジャネット。
タルトの由来は、自身の名前を書いた際に「Jehanne Tart*4」と書いたことから。
原作「魔法少女まどか☆マギカ」の12話でも、彼女らしき魔法少女が一瞬だけ登場している。

本作の夢のフランスでは、ほむら達がフランスに来てしまった原因となっているようだが…?

 

戦闘については、一言で言うと今作屈指のバランスブレイカーであり今作の最強キャラ
基本は光属性だが、フォームチェンジを行うことで最終的にヴァリアブル属性になる。
火力がとにかくぶっちぎりで吹っ飛んでおり、フランス編で加入した時は「もうタルト一人でいいんじゃないかな」と思えるほどの超性能を発揮する*5
初期Lv50という部分も合わせ、一人だけダメージの桁が一つ多いと感じた人も多いのではないだろうか。

ヒット数は少ないが高火力の魔法が2つと、複数の強力なマギアを所持している。
味方を25%回復・攻撃を強化しながら全体攻撃できる「ラ・リュミエール」が特に便利。
ステータスは敏捷を除いて概ね高水準。特にHPと防御が高く、ダメージを抑えつつ味方を回復できるのが強み。

 

そして一番の特徴は「魔力解放」と「英雄誕生」の変身(フォームチェンジ)だろう。
変身後は攻撃と防御が上昇し、EP獲得量が飛躍的に上がるため気軽にマギアを撃てるようになる。
状態異常耐性も獲得するため、味方の回復要員としても安定感が増す。
2ndフォームへの変身はEP30と比較的簡単なため、EPが溜まったら即座に変身させよう。

2ndフォームだけでも強力だが、Finalフォームになると属性がヴァリアブルとなり一気に凶悪化。
防御属性だけでなく、全ての攻撃がヴァリアブル属性扱い*6となり、攻撃強化と合わせて火力が1.5倍近く上昇する。
状態異常耐性も2ndフォームより強化され、状態異常にかかることはほぼ無くなる。
さらに強力なマギアが2種追加。「ラ・ポルトゥ・トゥ・パラディ(天国の扉)」には耐性持ち以外を確定即死させる効果がある。
一部のボスにも即死は有効なので非常に強力。
ただしFinalフォームへの変身には「魔力解放」から「英雄誕生」へと段階的に発動する必要があるので注意。

ちなみにFinalフォームは原作での設定上デメリットがあるように見えるが、本作ではデメリットは一切無し。
EPが溜まれば遠慮なく使っていい。

 

強力無比な性能を誇るタルトだが、しかし全く弱点がないわけではない。
魔法とマギアの両方で大量のSGを消費するため、とにかく最悪の燃費の悪さを誇る。原作再現。
初期Lv50なので最大SGは520程度あるが、その状態ですらSGが持たないほど。
変身後の火力はぶっちぎりなので、魂の欠片2で「魔力吸収」を習得させることで多少は改善できる。

また敏捷性もかなり低く、長期戦になればなるほど他のアタッカーにダメージが追い付かれる。
特に後述の専用オーブ無しだと変身にターンを消費する必要があり、本領発揮に時間がかかる点も地味に痛い。
小オーブなどの装備品で補強するか、他のメンバーに速度UP系の魔法をかけてもらうのが無難だろう。
長期戦になる場合はSG技ではなくEP技をメインに使った方がいいかもしれない。
一応、EP補充率は同じような弱点を抱えるキャラと比べると良好ではあるが、変身するまでは効率が低下する。

細かい点だが必中技がマギア「ラム・トロワ」しかないので、回避を多用する相手への対策が厳しい。
また、最強キャラとは言え正攻法で叩きのめすタイプであり、未来視などの特殊な状態変化には手も足も出ない。
攻撃が当たらなければEPが全く稼げなくなるので、攻め手を封じられると最終的にはジリ貧となってしまう。

また攻撃技の大半が1~3Hitのため、毒系の状態異常を有する味方との相性はあまり良くない。
マギア「ラ・ポルトゥ・トゥ・パラディ」が15Hitなので、そちらのタイミングに状態異常を合わせよう。
そもそも毒系が入るボスなら、魔法やマギアの火力でも押し切れることが多いので気にする必要もないが。

 

専用大オーブが2種類用意されており、本編メンバー*7同様かなり優遇…というかちょっとやりすぎなくらい強い。
タルトは変身することで本領を発揮するのだが、専用オーブはどちらもこの変身段階をすっ飛ばしてしまう。
本来はEPを貯めて、ターンを消費して行うフォームチェンジを全てスキップしてしまうということである。
そのため、最終的には初手からノーコストで他キャラの最大火力の攻撃をヴァリアブル属性でポンポンたたき出す、化け物みたいな性能に達してしまう。
上記の通りキャラ性能自体にはきちんと欠点はあるものの、あまりに強すぎる(正直バランス調整でナーフされてもおかしくないレベルの)ため、分量・用法を守って正しく連れて歩きましょう。
さすが過去のフランスの英雄と伝えられるだけあって、ただの一般人上がりの魔法少女達とは文字通り格が違う…。

Ver1.0.2にて2種類の専用オーブの入手タイミングが遅くなり、あくまでやり込みの範囲に収まるように。
「魔力解放」の消費EPが20→30に下方修正。また、Finalフォーム用の専用マギア2種の消費も、それぞれEP50→70になった。
Finalフォーム自体の火力の高さはそのままだが、全体的にEPの燃費が悪くなっている。
だが性能的には「使用に自重を考えるレベルの強さ」から「妥当な範囲」となった程度なので、現在でも十分強い。

 

Ver1.0.3bにて、フランス編クリア時に「英雄誕生」を習得しないように修正された。
Ver1.0.3以前はEPが80あれば「英雄誕生」で一気にFinalフォームに変身することができたが、修正後は「魔力解放」で2ndフォームを経由しないと「英雄誕生」が表示されなくなっている。
「魔力解放」と「英雄誕生」で合計EPが110(30+80)必要になり、Finalフォームの発動がより難しくなった。

Lv.99になると「英雄誕生」を通常習得できるので、以前と同じように直接Finalフォームに変身が可能。
だがその頃には専用大オーブを入手できるので、無理にLv.99まで上げる必要性は薄くなっている。

 

タルト及びミヌゥあとついでにこいつはフランス編キャラでありながらほむらとのレベル同期*8が存在していない。
加入時点でフランス編クリア相応のレベルなのでそちらでは気にする事はないと思われるが、忘却の魔女の結界で加入した後は他フランスキャラと違いレベル上げの必要があるので注意しよう。

 

解放・誕生を使わないとEP効率がよろしくなく、使っても全体的には低めな部類なので難易度スペシャルは少々苦手。
一応単発火力特化としてはマシな方だし、魔法の火力が高いので使えなくもないが。



*1 表示状は光属性だが、実際にはヴァリアブル属性として処理される。
*2 v1_0_3以前はフランス編クリア時に自力習得
*3 通常攻撃、魔法、マギア等が全てヴァリアブル属性として処理される。敵への攻撃が全て弱点扱いになり威力が増加。防御属性もヴァリアブルに変化。
*4 作中や史実で触れられているが、ジャンヌ自身は文盲であり筆記が出来なかったとされる。また「D'Arc」という綴りは近世になって変化したもので、公式の記録ではDarc, Dars, Day, Darx, Dare, Tarc, Tart, Dartなど、複数の姓が書かれている。
*5 ただし加入直後のボス戦に限り相性が悪く、強みを十全に活かせない
*6 表示上は光属性のままだが、通常攻撃・魔法・マギアも含めた全ての攻撃がヴァリアブル属性として処理される。
*7 ほむら達、かずみ、織莉子など
*8 フランスに入る度にほむらと同じレベルになる、忘却加入後はパーティー編成画面に入るとほむらと同じレベルになる機能