8月1日 猫効率21.5ブロック打法vs6ブロック打法にゃ!追加/行数制限によりプロ試験に挑戦にゃ!削除
7月29日 猫効率15.フォーヘッドは対子手の交差点にゃ!追加
7月23日 猫効率13.ツーヘッドは強しにゃ!追加 他微修正
まさかの行数制限にひっかかってしまったのでもう1ページ作らせてもらいましたにゃ。
もしこっちに迷い込んだ牌効率に興味があるキャッツは前編から見て欲しいにゃん♥
猫効率12.雀頭について考えてみるにゃ!
雀頭=ヘッドで困ってる猫をちょこちょこ見かける気がするのでこのへんでヘッドについて考えてみるにゃ
ヘッドはできるなら早めに候補を作れると精神衛生上いいにゃ
タンヤオ等の役が確定してるとポンしてテンパイしやすいというところも見逃せないにゃヘッドは大事にゃ
ここでは超初心向けにオススメのヘッド候補の紹介と、ヘッドがない時に頼りになる形を紹介するにゃ
超初心者向けヘッド候補紹介にゃ!
ズバリヘッド適正の高い牌は1289牌+字牌にゃ!
1289牌と字牌がヘッド適正高い1つ目の理由は横に伸びにくいからにゃ
こいつらはペンチャン待ちになりやすいからにゃね 重なってくれればヨコ伸びの弱さを克服できるにゃ
3~7でヘッドを作ることも多々あるけど3~7は横に伸びやすいので超初心者だとヘッドが迷子になる可能性があるにゃ
アタマが迷宮入りしかけてる例にゃ 未解決事件FILE行きにゃ
ツモ
ソーズの赤5を使い切りたいけど4sのヘッドが危うくなってきたにゃ…!ツモ次第で迷宮入りしそうにゃ!
もしこう構えられていたら事件は起こらずに済んだかもしれないにゃ↓
ツモ
1289字牌がヘッドに強い2つ目の理由はリーチがかかった時に比較的安全な牌として使える可能性が高いからにゃ
また、役牌をヘッド候補にする時はもう1つヘッド候補を作って2ヘッド体制にしてあげるとリーチも鳴きもやりやすくなるにゃ
このへんも初心者は意識しておいてほしいところにゃ
補足
ちょっと慣れてきた初心者にゃーはドラをヘッドにする事を考えてみて欲しいにゃ
数牌ドラを無理に横に使おうと思うとすると使い切れなくて溢れる可能性がでてくるのにゃ
ドラがトイツなら思い切ってヘッド候補にしてあげると後で迷いがなくスッキリするケースがあるにゃ
例えばこんな形…
ツモ ドラ
どうにかあがりたいドラドラにゃ!
こういう時はリャンメンにこだわりすぎずに思い切って2mをきってあげるとまとまりやすいにゃ 中ポンにも対応しやすいにゃ
2mを残して14mを引いたらドラが出ていく可能性が高いにゃ
ヘッドがない時にオススメの形にゃ!
ヘッドレスにオススメの形① 亜リャンメンにゃ!
アタマがなくて困った時は亜リャンメンをヘッド+リャンメンの2ブロックとして考えるのにゃ
例えばこんな形…
2234mを2m+234mと見るとヘッドがなくてすごいやりにくい形に見えちゃうにゃ
ブロック分けしてみるにゃー
+++++
アタマ行方不明事件にゃ!
一方で22mをヘッドとして見れるとスッキリするにゃ
+++++
亜リャンメンでヘッドを作ると考えるとどんな形でテンパイになりそうかイメージしやすくなったと思うにゃ
ヘッドレスにオススメの形② 連続形(ノベタン)にゃ!
25m待ちでアタマを作る形にゃ
具体例はこんな形…
ツモ
ツモを手にいれてブロック分けしてみるにゃ
コツはヘッドレスなのでノベタン形をブロックで考えてあげることにゃ
+++++
2345mと1234sの2つのノベタンがあるのに気づいたかにゃ?
25mツモと14sツモでアタマ行方不明事件解決にゃ!
最後までノベタンが残ってもリーチ行きやすいので、現状ヘッドレスな事はあんまり気にしなくてよさそうにゃ
↓こういうのもよく見るにゃ 萬子部分に注目にゃ
6mのフォローがはいってるけど4567mが連続形になってるのが見えるかにゃ?
4567mノベタン+6mとして見た場合47mツモでヘッド+1メンツ完成 (44+567+6 or 456+6+77)
4566m亜リャンメン+7mとして見た場合36mツモでヘッド+1メンツ (345+66+7 or 456 66 7)
になるにゃ
今回は6sもヘッドとして使えるので58mひいてシンプルに萬子で2メンツでもOKにゃね
もういっちょおまけにゃ
ヘッドがないにゃ!
なので連続形を求めるんにゃが、萬子部分を1234と2345のふたつのノベタンとして考える事がポイントにゃ!
そうすると14m25mツモでヘッドが完成してテンパイになるのがわかるにゃ?
少し慣れたキャッツなら③か④をタテ引きで重ねてもヘッド完成してテンパイというのが見えるにゃ
にゃ?先に36mツモったら?
さすがに3pか4p単騎で即リーチは打ちづらいので一旦ダマテン
萬子か索子にくっついてノベタン、あるいは亜リャンメンでテンパイを期待が一般的な考え方にゃ
ヘッドレスがある時に連続形(ノベタン)があると便利にゃのはわかったかにゃ?
ヘッドレスの牌姿から未来の連続形(ノベタン)を意識できると更に一歩先を行く猫になれるにゃ!
例えばこんな形…何切るにゃ?
ツモ
単純な受け入れ枚数なら2mか7m切りが一番広いにゃ(受け入れ:12種41枚)
けどにゃーのオススメは①か⑦切りで筒子をスッキリさせてあげる事にゃ 受け入れは11種37枚に減るけどにゃ
(1pと7pどっちを切るかは2s6sがどれくらい捨てられるかと⑥引き3面張がいるかいらないかで決めるにゃ)
2mを残した萬子の2457mの形は一見不自由に見えるけど3mか6m引きでノベタン形が作れてアタマ行方不明事件を解決できる可能性が高くなるにゃ!
テンパイしたけど最終形がアタマ単騎でうーんってなるぐらいなら少し受け入れを犠牲にしても最終形がよくなる形を目指したほうがいいというのがにゃーの持論にゃ
ついでに…カンチャンは2つ複合(リャンカン)は強いけど3つはいまいちという事を覚えておいて欲しいにゃ
リャンカンはどちらかの受けを引けば面子が完成してその部分のカンちゃんにさよならできるけど3つカンチャンが複合していると
どこか埋まってもまだカンちゃんが残るのにゃ
もちろん序盤にカンチャンだらけだったらカンチャン3つの複合系も残すけど中盤以降で困ったら1枚外してリャンカンに受けるとスッキリする事が多いにゃ
え…裏目引いたにゃ?じゃあ裏目が痛くないと感じれるような形にしてから外してにゃ!
極端な例をあげとくにゃ
ツモ
これぐらいなら1pきって2pの裏目ひいても耐えられる痛み…むしろ2p引きがなんですかにゃ?ぐらいのはずにゃ
麻雀は絶対裏目から逃れられないにゃ!でも自分で納得できる裏目なら耐えられるにゃ!
話が脱線したにゃ
ヘッドに困った場合でも連続形はつよつよというお話だったにゃ!
ヘッドレスにオススメの形③ 数牌暗刻にゃ!
4mか2mを引ければ神ランクゴールの数牌暗刻+くっつきになるにゃー
1m、5m引きでもカンチャン単騎の2面待ちにゃ
この形はアタマを含んでいるので何も考える事はありませんにゃ
暗刻を崩してヘッドにする事も可能なので数牌暗刻があればアタマ行方不明は起こりにくいにゃ
他の部分で効率よく面子を作る事に注力するにゃ もちろんどこかが重なって暗刻様に頼らずともアタマが出来る可能性もあるにゃ
ただし数牌暗刻+くっつきは他に雀頭が出来ると一気に戦力ダウンする事はおぼえといてにゃ
数牌暗刻+くっつきは自分が雀頭も含んではじめて威力を発揮するにゃ
ヘッドレスにオススメの形③ イーペーコっぽいとこにゃ!
ヘッドに困ったらイーペーコーっぽいところにヘッドを求めると大抵なんとかなるにゃ
例えばこんな形
ツモ
「マンズのイーペーコーにゃ!略してマン…」
にゃっ!お下品は禁止にゃ!
6mツモでイーペーコーは崩れちゃったにゃ…でも素直に4m切りで完全イーシャンテンの形なのにゃ
気付けるかにゃ?ツモった6mを採用、4mを切ってブロック分けしてみるにゃ
++++
25p47s6m6s3m引きでテンパイにゃ
マンズ部分を45m+666mと見れると3mでもテンパイがある事に気づくにゃ 変則三面張がある感じにゃ
あとよくあるのはこんな形
ツモ
素直に5mを切ってテンパイにとるにゃ
4456m…つまり亜リャンメンでまずまずのテンパイにゃね
イーペーコーよりテンパイにゃ
イーペーコーに拘ってテンパイが遅くなるぐらいならイーペーコー崩してテンパイしてリーチがおすすめにゃ
イーペーコーはリャンメンの高めあるいは愚形部分を引いてやっと1ハン
リーチも1ハンで一発裏ドラチャンスあり
どっちを優先するかは言うまでもないにゃ?
おまけ ヘッドレスリャンメンピンフ形の受け入れを見てみるにゃ!
まだIQに余裕があるにゃー向けにゃ
たまーにあるヘッドがないピンフっぽい形
ちょっとだけこのイーシャンテンを見てみるにゃ
受け入れは8種28枚
参考までに一般的な完全イーシャンテンの受け入れ枚数は6種20枚で全てリャンメンテンパイになるにゃ
単純な枚数で見るとヘッドレスピンフ形の受け入れは広いにゃ
ただしこの形は愚形になりやすやいという圧倒的デメリットを持っているにゃ
リャンメンテンパイするためにはタテ重なり78m56sの12枚を先に引いてヘッドが作れないといけないからにゃ
愚形テンパイする可能性は先にリャンメンが埋まる16枚…
良型テンパイ12枚vs愚形テンパイ16枚…
感覚的にも確率的にも愚形になりそうにゃね…
一旦まとめるにゃ
ヘッドレスに構えると愚形テンパイのリスクが大きいが単純な受け入れ枚数は広くなる傾向があるという事にゃ!
「にゃ?そんな知識が何の役に立つにゃ?」
にゃ この知識が役に立つ事は大きく2つあるにゃ
1つ目は形式テンパイを取りに行くなら悪くないという事にゃ!
チーを考慮してケイテンを取るなら当然リャンメンが多いほうがいいにゃ
どうしてもテンパイして親番を逃したくない終盤などはこの形は悪くないにゃ
ちなみに形テンでアタマ単騎待ちは危険牌を1枚抱えつつテンパイ維持できるので便利にゃ
2つ目は連続形があれば愚形テンパイのリスクを減らせるという事にゃ
具体例を見て行くにゃ
上記で見た形から索子の形だけ連続形に変えてみたにゃ
受け入れは10種33枚(69m36s78m14s25s)
ノベタンあるいはリャンメンになるテンパイ受け入れは8種26枚…!
単騎待ちになる愚形テンパイは36sを引いた時のみの2種7枚…!
これなら即リーチを打てるようなノベタン以上のテンパイになりそうな気がしてこないかにゃ?
まとめのお時間にゃ
・ヘッドにおすすめは1289字牌、ドラ猫にゃ!
・ヘッドが無い時は亜リャンメン 連続形(ノベタン) 暗刻をさがすにゃ!
・良型テンパイ率と少しの受け入れ枚数差なら良型テンパイ優先にゃ!
今回も長くなったにゃ…
おつかれ様でしたにゃ
猫効率13.ツーヘッド強しにゃ!
ぼんやりはじまった雀頭特集シリーズにゃ
手作りにおいて2ヘッド=は強い!という事を覚えて欲しいにゃ
2ヘッドが強い理由は主に2つあるにゃ
・序中盤はリャンメン変化がみれるにゃ!
・終盤は完全イーシャンテンの素になるにゃ!
もう完全イーシャンテンの形は大丈夫だよにゃ?
例えばリャンシャンテンのこの2ヘッド体制から2p引きで一気に上の完全イーシャンテンに進化するにゃ
ツモ
これ以上特に語る事はない強さかにゃ…コーラを飲めばゲップがでるぐらい当たり前の話にゃ
というわけでここでは主に序中盤の2ヘッドの強さについてカンチャンと比べて見てみようと思うにゃ
ちょっと例を出してみるにゃ
ツモ
8s引きで6ブロック!
メンツオーバーなのでどこかを落とす必要があるにゃ!
完成面子と強い部分は123m と45sなので抜き出し
次に強いのがリャンカン系にゃ リャンカン系は受け入れ8枚だったにゃ というわけで抜き出し
となると残りは 33p 79p 88s どのターツを落とすかにゃ
シャボで2ヘッドに構えるか…79pのカンチャンを残すか…
牌効率世界での正解はシャボ残しのカンチャン(79p)払いとされてるにゃ!
(実戦世界では違うこともあるにゃ 例…ピンズの状況がいい 789の三色目をギリギリまで残す必要がある点数状況etc…)
2ヘッド=シャボ残しの理由はリャンメン変化が多いからにゃ!
33p88sを残した場合のリャンメン変化は2p4p7sの3種!
79pを残した場合は6pの1種!
特に3~7の対子はリャンメン変化が2種と多いにゃ 3~7の対子がシャボならリャンメン変化は4種だにゃ
一方でカンチャンでリャンメン変化が多いのは中寄りの35 46 57 こいつらはリャンメン変化2種にゃ
弱めカンチャンの13 24 68 79だとリャンメン変化1種だにゃ
つまりシャボの片割れが3~7の対子というだけでリャンメン変化はカンチャンと同等以上と言えるにゃ
「ちょっと待つにゃ!シャボばっかりいい所取りで印象操作してるにゃ!1289字牌のシャボだったらよわよわにゃ!」
にゃっ するどいにゃーちゃんにゃ
確かに28対子はリャンメン変化が1種 19字牌にいたってはリャンメン変化ゼロ…
でも1289対子がシャボだと強めのシャボリーチという選択肢がうまれてくるにゃ…!1289字牌は待ちとして強めなんだったにゃ!
ズルかにゃ?でもやっぱり2ヘッド強くないかにゃ?
(実戦世界ではシャボの待ちが河で死んでたりするので都度判断してほしいにゃ)
ここまでを一旦まとめるにゃ!
・2ヘッドに3~7の対子が含まれる場合、リャンメン変化はカンチャンと同等にゃ!
・2ヘッドに3~7の対子が含まれない場合強めのシャボリーチになる可能性があるにゃ!
・2ヘッドは完全イーシャンテンの素にゃ!
ただし実戦の世界ではその他諸々の要素(打点、手役、待ちの状況etc...)を勘案して選択して欲しいにゃ
それでもわかんにゃい…そんな時…
テンパイ前の世界でカンチャンとシャボで迷ったらシャボ=2ヘッドを選択しとくにゃ!
最後に…リャンメン変化見る時にはフリテンの可能性に気をつけてにゃ
猫効率14.スリーヘッド最弱理論を知っとくにゃ!
「」ゃーはオバカミーコは読んだことあるかにゃ?
もし読んだことがないなら是非読んでほしいにゃ
初心者~中級者向けの麻雀戦術のバイブルにして気ぶり要素も完備の麻雀漫画の金字塔にゃ
なんと今なら無料で読めちゃうにゃ!
更にこんど萩原聖人主演で映画化するので是非チェックしてみて欲しいにゃ!
abemaで独自エピソードもやるから楽しみにゃ!(にゃーはabemaと●書房の回し者ではありませんにゃ)
さて今回はあの漫画が発祥とされる3ヘッド最弱理論をみていくにゃ!
さっそくですが何切るにゃ?
オバカミーコ97話「スリーヘッドの秘密」つぼみちゃんの手より引用
ツモは手牌にいれた状態にゃ
ドラ
回答
それではオバカミーコ97話を読んでみてくださいにゃ
3ヘッドは弱いという事にゃね
おしまい
…にゃ…すいませんにゃ ちゃんと書きますにゃ
まず前提!これは絶対に意識しといてにゃ!
これはメンゼン手(鳴かない)において適用される理論であることにゃ
じゃあなんで鳴きの時に成立しないかというと鳴きを前提とする場合3ヘッド=3対子はポン材として考えられるからにゃね
さてじゃあ面倒だけど順序を追って考えて行くにゃ まずはいつもどおり手牌の分解からはじめようかにゃ
完成してるところは抜き出すんだったにゃ
そうすると抜き出す部分は完成している
789sにゃ
抜き出した形はこれ
+++
うーん まだごちゃごちゃしてるにゃ
じゃあ次!
メンツオーバーは…してなさそう!
じゃあ次!
強いゴールは固定して弱い部分をサポート!
となるにゃ 問答無用でドラ受けSランクの②③は抜き出せるにゃ
抜き出した形はこれ
++
この世界の弱さが詰まってるにゃ…カンチャンペンチャンシャボが見えるにゃ…
しかも全部サポートされてる…!どこを…どこを切ればいいんにゃ…!
まずこの形を解く時にポイントになるのは
シャボ受けが被ってる という事にゃ
通常シャボ受けは2種4枚
⑥⑥+二二
しかし3ヘッドの今回は3種6枚 とちょっと損してるのがわかるかにゃ?
⑥⑥+二二+五五
シュンツ手狙いの時の3ヘッドのタテ受け(同種牌重なり)は受け入れが弱いのにゃ!
3ヘッド時のシャボサポートはよわよわサポートなのにゃ!無料1ヶ月動作保証にゃ!
となるとどこかのトイツを崩すのが良さそうにゃ これをトイツほぐしと言ったりするにゃ
さて、ペンチャンかカンチャンを作るしかないにゃ
じゃあ一二のペンチャン ⑥⑧ 五七のカンチャンどれを作るのがいいにゃ?
フォロー外すんだからできれば優秀なのがいいにゃ シンキングタイムにゃ
正解は57mのカンチャンにゃ!
理由はリャンメン変化の形が多いから!
68pからリャンメン変化は5pの1種4枚
57mからリャンメン変化は48mの2種8枚
12mからリャンメン変化は45m引きの二手代わりが必要!
というわけでここでは57mのカンチャンを作る5m切りが正解となるにゃ
122mの形は二はシャンポンの待ちか頭になりそうと考えて行くにゃ
まとめてみるにゃ
・3ヘッド最弱理論はメンゼン手(鳴かない手)において適用される
・ほぐす対子はほぐした後に優秀な形(ここではリャンメン変化の多い形)を優先
頭がパンクしたかにゃ?一旦スレでち○ぽとでも書いて休憩にゃ
補足
3ヘッド最弱理論については実は適用されるケースが限定されるんじゃないかという議論もあるにゃ
でも議論の場を見ても3ヘッド最弱が否定されるケースもわりと微弱な差
70点を取りにいくならとりあえず採用しとくにゃ もちろん前提はちゃんと抑えてにゃ
今回の問題、猫効率に沿って一番弱い部分の一二二のフォローを確定させて他の部分のサポート外しを見るという考え方もOKにゃ
何切るの解法は一つは限らないにゃ
猫効率15.フォーヘッドは対子手の交差点にゃ!
雀頭特集シリーズ最終回にゃ
ここまで2ヘッドはつよめ 3ヘッドはよわよわという事を学んできたにゃ
じゃあ4ヘッド及びそれ以上は…?というお話をするにゃ
麻雀やってると特に3ヘッドをほぐす必要性もないまま4ヘッドになってる事が結構あるのにゃ
今回は牌効率というより構想や牌理の話になってくるにゃ
おまけに私見多めなのでご了承くださいにゃ
まず覚えておいてほしいことは4ヘッドはトイツ手を意識する交差点になるにゃ
4ヘッドで交差点に気づいたらその先には主に
・七対子ルート
・四暗刻(トイトイ)ルート
・トイトイ一直線ルート
の3つの道があるにゃ
トイツ手に進む場合、最初の道は七対子からはじまるにゃ
1.七対子ルート
フォーヘッドで七対子が濃厚になってくるのは
・手牌でドラが浮いてる
・メンゼン手でテンパイしにくそう(愚形が多い)
・ちょっと守備も意識したい
という要素がある時にゃ
例えばこんな手牌にゃ
東1局 南家 3巡目
ドラ
普通にメンゼンでリーチしようと思ったらカンチャンとペンチャンとシャンポン引いて…
テンパイに何年かかるんにゃ…!
――2000年後…
<…(リーチにゃ)
東1局 南家 約6億巡目
ドラ
2000年後に干からびた愚形リーチしてリーチドラ1…?なんにゃこれ!
(注:愚形だらけでもすぐテンパイする事もありますにゃ)
でも4ヘッドに気づいてチートイを意識すると光明が見えてくるにゃ!
チートイの魅力は破壊力にゃ!
9s使いきるならリーチチートイドラドラでマンガンから!ツモって跳満!ウラウラで倍満にゃ!
''麻雀牌は36種でチートイは7種使う,という事は19.4%の確立でウラウラにゃ!
ヨコ伸びを見きったとしても十二分なリターンがあるにゃ!2000年後でもこのリーチならかける価値あるにゃ!
仮に先制リーチを受けても字牌や残しておいた隅っこの牌で守備力もカチカチにゃ!
レッツ七対子にゃ!
2.四暗刻(トイトイ)ルート
さっきの形から七対子をすすめていくとこんな事がよーくあるにゃ
ツモ ドラ
…七対子イーシャンテンから暗刻になるツモにゃ!
ここで四暗刻(トイトイ)ルートにブチ当たるにゃ
ここで七対子続行なのか四暗刻(トイトイ)ルートにどちらに行くべきかは頻出の質問にゃ
この交差点で確認すべき大事なポイントは自分の対子が河で死んでないかどうかにゃ!
暗刻にしたい対子が河で死んでたり1枚切れで死にかけの対子だらけだったら四暗刻の上がり目は薄くなるにゃ
一方で順目が浅くて河に全然欲しい牌がきられてない場合は喜んで四暗刻(トイトイ)ルートに進むのがにゃーのオススメにゃ
四暗刻(トイトイ)ルートに進んだところでチートイしばらくイーシャンテンを維持できるしにゃ!気持ちはいつだって高めにゃ!
四暗刻イーシャンテンでもはやチートイツに戻れない…四暗刻きつくなってきた…という時は状況に応じて鳴いてトイトイテンパイに取るにゃ
3.トイトイ一直線ルート
4ヘッドから七対子と四暗刻をスキップしたトイトイルートもあるにゃ
巷ではトイトイダッシュと呼ばれているにゃ
それはこんな形にゃ
東1局 南家 3巡目
ドラ
さっきと大きく違うのは
・役牌がはいってる=トイトイに打点が加算できる
・2mと1pの対子がある
事にゃ!
1289字牌というのは基本的に捨てられやすいにゃ つまりポンとロンしやすいにゃ!
この手みんなが序盤に捨てそうな牌をポンポンしていったらトイトイ白中でマンガンコースにゃ!速度も打点もあるにゃ!
ドラ重ねてきたらハネマンコースにゃ!
あと1枚トイツがたりてない?気合で重ねろにゃ!
…重ねるのがムリという慎重派は5ヘッドから発進でもいいにゃ
個人的には暗刻が1つあると安心してトイトイダッシュできるにゃ
こんな感じにゃ↓
ドラ
こういう形なら鳴いてても守備力に関してもある程度確保できるにゃ
字牌が手に残ってれば守備につかえるし、手の中でトイツあるいはトイツ狙いの孤立牌は1289が多いはずなので守備力は高めにゃ
(…タイミング次第で重ならなかった9s切れなくなるのはおあしすにゃ…)
4.フォーヘッドでトイツ手にいかない事もありましてよ
ごきげんよう!ジニアですわ!
フォーヘッドでトイツ手にいかない事もありましてよ!
トイツ手にいかない例をご覧あそばせ!
例1.東1局 南家 3巡目
鳴いてタンヤオのほうがよさそうな手ですわー!三色もついたら7700ですわー!
例2.東1局 南家 3巡目
リャンメンが多くてメンゼンのほうが早そうな手ですわー!
例3.東1局 南家 3巡目
5ブロック確保できそうでおマン♥染めのほうが安定感ありますわー!ごめんあそばせー!
<セレブは手が違うんにゃ手が…
トイツ手に行く理由もあればトイツ手にいかない理由もたくさんにゃー
どのラインの4ヘッドでトイツ道に進むのか、進まないのか(上記の手はちょっとセレブすぎにゃ)
この辺はぜひ自分で感覚を磨き上げていって欲しいところにゃ!個性にゃ!
圧倒的なトイツの個性で歴史に名を残した麻雀プロもいるにゃ!
参考になるかは…にゃーの口からは言えないにゃ…
まとめにゃ
・4ヘッドあったら対子手会議にゃ!特に愚形が多い時は緊急ミーティングにゃ!
・四暗刻(トイトイ)狙いは対子の切られ具合と相談にゃ!
・トイトイダッシュは1289役牌の対子の持ち具合で決めるにゃ!
・4ヘッドあっても他の道が見えるなら対子手にこだわる必要なしにゃ!
猫効率16.弱ターツ3枚構成理論とイーシャンテンピーク理論を知っとくにゃ!
弱ターツ3枚構成理論とは
手の中で弱いターツは3枚構成がいい 4枚はよくない…という話にゃ
詳しく見て行くにゃ
まず弱ターツとは何かというところからにゃ
シンプルに弱いターツだと例えばペンチャンやカンチャン、シャボ
これにサポートがはいった形が3枚構成にゃ
12のペンチャンに2をつけて3枚構成で3にくわえて2のタテ受けを残して面子化しやすいようにする
35のカンチャンに5をつけて3枚構成で4にくわえて5のタテ受けを残して面子化しやすいようにする etc,,,
以前お話した強い部分より弱い部分にサポートをいれようというのは大体↑みたいなお話にゃ
絶対的弱ターツも存在すれば相対的弱ターツも存在するにゃ
例えば以下の完全イーシャンテンの牌姿からだと
ツモ
4p切りで完全イーシャンテンの形をかえるにゃ
感覚的に解けるにゃーもいると思うけどこの理論で考えるなら
赤含みの45pと赤を含まない45sのターツなら赤含みのほうが強ターツ
なので45sは相対的弱ターツになるにゃ というわけで45sの部分を4sで手厚くするのにゃ
続いて4枚はよくない…というお話をするにゃ
4枚がダメな理由は余剰牌が出るからにゃ
余剰牌とはこの中の1sみたいなやつにゃ↓
1sが受け入れ的な意味で機能してないのがわかるかにゃ?
おそらく将来真っ先に捨てられるであろう浮き牌といった感じかにゃ
その余剰牌が弱ターツ4枚構成にしてしまったためにでるのは例えばこんな形にゃ↓
ツモ
4sを手に入れて考えると
萬子はリャンメン+完成メンツの強ターツ
ピンズは弱ターツが4枚構成されてる
ソーズはヘッドを抜くとカンチャンにフォローがはいった3枚構成にゃ
何切るかという話になると1p7p4sのどれかになりそうなのはOKかにゃ?
もしひっかかるポイントがあるとすればピンズを2ブロックと考えてしまうことかにゃ
他のブロックで4つ作れそうなのでピンズは1ブロックでいいと考えるにゃ
ちなみに1p 7p 4s どれを切っても受けいれ枚数は変わらないにゃ
どっち何切ってもよさそうだけど先の事を考えてみるにゃ
ここから1pをきって4pをツモった姿はこうにゃ↓ツモは手にいれてるにゃ
ここから7pを切ったイーシャンテンの姿↓は全部の牌がテンパイに向けて無駄なくがんばってるのがわかるかにゃ?
1枚も無駄な子なんていないにゃ
7p切りでテンパイへの受け入れ枚数…5種15枚
一方でリャンシャンテンから4sをきって4pをツモった姿はこうにゃ
ブロックが足りてるので1と7pが要らない子=余剰牌になってるにゃ(カン2p or 6p引きは形がよくなるけどシャンテンは進まないにゃ)
おまけに索子がカン5sの受けしかなくてさっきより苦しくなってるのが見えるかにゃ?
1p or 7p切りでテンパイへの受け入れ枚数…3種11枚
どっちのイーシャンテンか選ぶなら余剰牌のない前者の形を取りたいにゃ
こういうイーシャンテンの強さに重きを置く考えをイーシャンテンピーク理論というにゃ
2シャンテン→イーシャンテンよりイーシャンテン→テンパイのほうがえらいからイーシャンテンの形が強いほうがいいよねってことにゃ
このイーシャンテンピーク理論をあらゆる牌姿で完璧に使いこなすのは難易度めちゃ高いにゃ
そんな時に役立つのが以前やったつよつよイーシャンテンの紹介にゃ
3シャンテンぐらいからつよつよイーシャンテンを意識してそれに近づけてあげれば完全イーシャンテンピーク理論でも及第点はとれるはずにゃ
以前紹介した完全イーシャンテンと暗刻ヘッドレスイーシャンテン、連続形くっつきイーシャンテンは出現頻度的にも強さ的にも超実戦的にゃ
どうやってこれらのイーシャンテンを作るかと言うとそれらにとって重要なパーツを認識してあげることにゃ
・完全イーシャンテンは対子+フォローの3枚構成 (788+西西など)
・暗刻ヘッドレスを目指すには暗刻
・連続型くっつきイーシャンテンは連続形
これらのパーツ=強い形を意識してあげるにゃ!
あとは「強い形を覚えるにゃ!」で紹介した中ぶくれ形残しもつよつよイーシャンテンになりやすいにゃ
まとめるにゃ
・弱ターツは3枚構成がおすすめにゃ!4枚は働かない余剰牌が出るにゃ!
・強い形と強いイーシャンテン形を意識しといてあげればイーシャンテンピーク理論はとりあえずOKにゃ!
注意
※弱ターツ3枚構成理論はある程度ブロックが見えてきてから使う理論ということは注意してにゃ!
例えば浮き牌だらけの最序盤の1357はざっくり2ブロックで考えといて問題ないにゃ!
猫効率17.二度受けは嫌にゃん♥
2度受けとは、同じスジを二回引く必要がある形の事にゃ
よくあるのはこういうやつにゃ
ツモ
メンツオーバーでどこかの両面を捨てる必要があるにゃ
45mと78mの受け入れ6mでかぶちゃってるのがわかるかにゃ?
この萬子の2つのリャンメンは機能低下を起こしちゃっているのにゃ
というわけでここでは45m or 78m落としが牌効率的に正解となるにゃ 6m引きで3面張は名残おしいけどにゃ…
タンヤオもつかない今回は最後の待ちが端っこのほうが出和了しやすいので45m切りが良さそうというところまで考えられるとえらいにゃ!
(一応45m残しは赤5m引きに対応できるメリットがあるにゃ)
34pを切っていって想定されるヨコ受け入れ…369m 3種12枚
34m or 78を切っていって想定されるヨコ受け入れ…36m or 69m+25p 4種16枚
↓こういうのも二度受けにゃ
ツモ
萬子のイーペーコーの素に目を奪われるのは初心者あるあるだと思うにゃ
でもこれも36mが二度受けになってるにゃ!しかも2枚同じ方を揃えないとイーペーコーは成立しないにゃ!
イーペーコーにこだわるぐらいならさっさとテンパイしてリーチしたほうがお得にゃ
というわけで4m1枚外しで完全イーシャンテンに受けるのがいいにゃ
4m切り5m残しの理由は赤5mの受け入れが残るからにゃ
もしも4m切りでなく34pを外すとタテ受けの45m5sが残るとはいえ、そこを引くと愚形テンパイになるにゃ
受け入れ
4m切り…6種20枚 (良形テンパイ6種20枚)
3p or 4p切り…5種14枚 (良形テンパイ2種8枚)
この後、25pを引いてテンパイすると5mを捨ててテンパイになるにゃ
自分の河には45mと捨てられてるにゃ
これをダブルメンツ落としと呼ぶにゃ なんかかっこよくにゃい?
ちょっと脱線して守備の話するにゃ
他家の手出しをたまに見れる余裕があるにゃー向けなのでまだムリそうだったら飛ばし推奨にゃ
上記の手牌を進めていった場合こんな捨て牌が考えられるにゃ
リーチを受けた側の目線で考えてみるにゃ ★の右の牌は手出しにゃ
<リーチです🔪
★★★
★★
この捨て牌の手出し4m5m 二度受けを嫌った可能性のある369mはこの世で一番危ない牌になるにゃ
ダブルメンツ落とし、あるいは二度受けを嫌ったターツ外しじゃなかったとしてもリャンメンを嫌うぐらいだから捨てられた36m待ち以上の良形もしくは手役が絡んだ高打点のリーチが想定されるにゃ
基本的にオリたい気分で一杯にゃ くわばらくわばらにゃ
<とりあえず河に3枚見えの3mワンチャンスとスジを頼って2mにゃ…
<ロン リーチ一発タンヤオチートイドラドラウラウラ 24000よ
(セオリー通りの読みが効かない事もあるのが現実にゃ)
ちなみに今回8s7sもメンツ落としに見えるけど7sツモ切りなので単純に孤立8sを切って7sが使えなくてツモ切った可能性が濃厚にゃ
手出しかどうかで意味が変わってくるにゃ
一歩先を行きたい猫向けおまけコラム 第二回 「いらない字牌といらない数牌 どっちを先に切るにゃ?」
タイトルの結論 「字牌先打ちが今風 ただしケースバイケース」と考えるにゃ
オールドファッションセオリーでは数牌から切って字牌を相手に鳴かせない、自分で重ねてポン材もしくは安牌として使うという考え方が主流だったんじゃよ…
現代では字牌を先に切る打ち手が多いんじゃないかにゃ
何故なら普通に考えて順目が重なるだけ相手が字牌を重ねて鳴かれる確率が高いからにゃ
更に速攻派鳴き雀士うまぶりクソ鳴き役牌バック野郎が増えたから字牌がオタ風であっても仕掛けられた後で出したくないという心理もありそうにゃ
そういう事もあってダブ東、ダブ南を1打目に打つ人が増えたと分析してるにゃ
字牌先切り数牌残し優先の別の側面としてリーチ優位の現状であれば、孤立19牌であっても手に残して重なった時のピンフの頭だったり強めカンチャンの2 8をgood!とする攻撃的思考もあるにゃ
この考え方のほうがナウいし、シビアに見れば牌効率的にも正解の可能性が高いんだけどここでは初心者向けにオーソドックスなセオリーを学んで欲しいのでTIPSでは基本的に1 9は切っていこうねとしてるにゃ
とは言え自分の配牌がうんちで役牌重ねて鳴くぐらいしかあがり目がなさそうだったり、
勝負できる手じゃないから相手の手を遅らせつつ守りたいといった場合など字牌を抱え込むケースも多々あるにゃ
このへんのバランスは打ち手次第だと思うにゃ ナウいから毎回役牌から切れと言うことではないのにゃ
この考えを応用すると実力ある子(目安ケツ~)がダブ東を早々と迷いなく切ってきたらこいつこの局勝負する気がありそうと考えることができるにゃ
無論親のダブ東早切りも危険にゃね
牌効率の基礎ができたらこういう情報も取り入れつつ攻防のバランスを見て牌を選択していく事になるにゃ
とは言えそれは不確定情報にすぎない応用にゃ まずは「自分の手牌をしっかり打てる事が大事」と波溜師匠も仰ってるにゃ
3-1 猫でもわかる牌効率 終盤編
2シャンテン~テンパイぐらいの局面にゃ!
ついにここまで来たにゃ…旅のゴールまであと一歩…!
急に難易度の上がった中盤編を乗り越えられたにゃーなら終盤編も頑張れるはずにゃ!
猫効率18.ペンチャンとのお付き合いを考えてみるにゃ!
みんなの嫌われ者ペンチャン…にゃーも好きとは言えないにゃ
でもペンチャンアレルギーを発症して無駄にペンチャンを見切っていては和了と勝ちは遠のくばかりにゃ
この病気を発症してしまうと
「ペンチャン外した瞬間河でメンツになるにゃあああ!ペンチャン嫌いにゃああ!親リーかかったにゃ!またラスにゃあああ!」
とますます病状は悪化の一途を辿り最後は憤死すると言われていますにゃ 恐ろしいにゃー
一方でペンチャンを過大評価しすぎる猫もペンチャンアレルギーに比べれば全然マシとはいえ問題があるにゃ(あんまりいないと思うけどにゃ…)
というわけで今回はペンチャンとの清く正しいお付き合いを考えてみるにゃ
今回は純粋な牌効率だけではお話が難しかったので局収支(その選択をした事における点数変動の平均値)や他の条件が含まれますにゃ
ご注意くださいにゃ
宗教戦争に踏み入り兼ねないジャンルなので書くかどうか迷ったけど勇気出して書いてみたにゃ
にゃーは平和主義なのでいきなり刺してくるのはやめて欲しいにゃ♥
本題に入るにゃー 今回は初心者が確実に抑えるべき
・ペンチャンと絶対別れていいケース
・ペンチャンと絶対付き合ったほうがいいケース
を見た後で
・ペンチャンと別れるか難しいケース
を見ていくにゃ
ペンチャンと絶対別れていいケース
■メンツオーバーにゃ!
こんな手にゃ さあさあいつも通りササッとブロック分けしてにゃ
例1
ツモ
例2
ツモ
両方ともメンツオーバーにゃ 例2は五六六七の中ぶくれ形を2ブロックとカウントするとメンツオーバーにゃ
メンツオーバーは弱いゴールは戦力外通告寸前だったにゃ?ここまでの復習、大丈夫かにゃ?
SランクリャンメンとBランクカンチャンでメンツ足りてるのにペンチャンとお付き合いする意味ないにゃね
にゃーはこんなダメ男と別れてイケメンリャンメンカンチャンさんとお付き合いさせていただきますにゃん♥
メンツオーバーになったらペンチャンさんとお別れするにゃ!さよならにゃ~
ペンチャンと付き合ったほうがいいケース
■ブロックがたりないにゃ!
「にゃーはペンチャン君とつきあったほうがいいかにゃー?」
「絶対付き合ったほうがいいにゃ~♥あんないい人めったにいないにゃ~♥」(お前レベルだとあの程度の男で妥協するのがお似合いにゃ…)
さて…ブロック分けしていくにゃ
例3
ツモ
ブロックがペンチャンを含む
一二 五六七 23 西西の4ブロックしかににゃ
こういう時は絶対にペンチャンとお付き合いするにゃ
重度のペンチャンアレルギー患者はもうペンチャン外ししたくてソワソワするにゃ 自ら死を選ぶ猫にゃ
どれくらいお付き合いするかというとツモ次第で例1のメンツオーバーになるのでその時を目安にお付き合いにゃ
もちろん途中で手役が見えてきてペンチャンを外す必要があるならはずしていいにゃ
このへんは臨機応変に頼むにゃ ただよっぽどの事が無い限り限界まで連れて行くにゃ
ちなみにこの次に三ツモったら嬉しいにゃー この後のツモ次第でホンイツまで見えちゃうにゃ
ダメ男がたまにみせる神ムーブににゃーはやられちゃうにゃん♥
ここまでは簡単なケースをお話しましたにゃ 覚えてにゃ
ここから先は非常に難しく戦争になりかねないお話をしますにゃ
ペンチャンと別れるか難しいケース
■最頻出 ペンチャンテンパイVSテンパイとらずにゃ!
例4
ツモ ドラ
超リアルにゃ…残した6sが良形イケメンに変化する事もなくテンパイしてしてしまったにゃ
やっぱり現実のダメ男が先に3mを引いてくるなんてなかったんにゃ…ピンフなしドラ無し毛無し…
ブロックも過不足なし…にゃーはこの男と添い遂げるしかないにゃ…?
選択肢は2つあるにゃ
A.ペンチャンテンパイを取ってリーチ判断のフェーズに移る
B.ペンチャンを外してイーシャンテン戻し 良型テンパイを夢見る
正解は…
A.ペンチャンテンパイを取ってリーチ判断のフェーズに移る
テンパイ選択してリーチ リーチ打てば大体正解にゃ!
めちゃくちゃ弱いリーチに見えるけどにゃ…
念の為に子の愚形、役なしドラなし先制リーチの局収支を見てみるにゃ
「統計学」のマージャン戦術 (近代麻雀戦術シリーズ) 著者:福地誠 みーにんより引用するにゃ
興味ある人はAmazonやお近くの書店で買ってみてにゃ♥<PR>
…よし宣伝したので大丈夫にゃ
「統計学」のマージャン戦術 p.28より引用
愚形先制のみ手リーチの局収支
5巡目リーチ…+100
8巡目リーチ…△100
12巡目リーチ…△600
※天鳳鳳凰卓290万局をサンプルとする
※愚形は数牌シャボ 数牌単騎 カンチャン シャンポンを含む
※和了放棄時の局収支は△1500
集計対象の愚形リーチが河に細工した強い愚形だったり強いカンチャン28を含むとはいえ最弱ペンチャンでもリーチのほうがお得っぽいにゃ
話がズレていきそうにゃ…何が言いたいかというとこの形は若干リーチ優位…まだマシかなのラインという事にゃ
※毎回役ナシドラなしペンチャンを絶対リーチしろと言ってるわけではないから注意してにゃ!
もちろん後押しする形があるならリーチがドンドン優位になっていくにゃ
この形でドラを1つ以上含むならリーチに傾いてくにゃ
一方で少し条件が変わるだけでBのテンパイとらずも有利になるケースがあるにゃ
麻雀はどうしても難しいものは他要素を考慮して総合的に判断しないといけないのにゃ…!
ケースバイケースという言葉は麻雀において逃げだけに使う言葉ではないのにゃ
じゃあこのギリギリリーチ優位のラインからペンチャン外しが優位になってくるケースを考えるにゃ
ペンチャン外しが優位になってくるケース1.巡目が浅いにゃ!
まず順目が浅い事にゃ!
3~7枚の孤立牌がメンツになるのにかかる平均順目とペンチャンツモるのにかかる平均順目に大きな差はない
らしいにゃ(一次ソース求むにゃ)
ここをまず基準にするにゃ
そうすると
順目が浅ければ(イメージとしては捨て牌1段目以内)良型でのテンパイ張り直しを期待する選択肢が出てくる
順目が深ければ(イメージとしては捨て牌2段目真ん中以降)はペンチャン残しが優位
なのにゃ
「にゃっ!手替わりとペンチャンツモが同じぐらいならやっぱりリーチして早くツモったほうがお得にゃ!リーチにゃ!」
合ってるけど落ち着いて欲しいにゃあ いまからもう少し条件くわえていくにゃ
ペンチャン外しが優位になってくるケース2.手替わりの多い強い形が見えるにゃ!
テンパイしなおすなら当然イーシャンテンの状態で受け入れ枚数が広くてテンパイ形も良いほうがいいにゃ
という事で連続形のような強い形があるなら手替わり期待はアリ寄りになるにゃ
例えばこんな形…
ツモ
ソーズの連続形があるにゃ!
手替わりの受け入れが広くて三面張とピンフまで見えそうにゃ!
ペンチャン外しが優位になってくるケース3.ペンチャン外しで大幅打点上昇の可能性があるにゃ!
例えばこんな形…
ツモドラ
なんて持ってきた日にはえらいことになるにゃ…!にゃっ…!(失神)
条件をまとめてみるにゃ
①順目が浅い
②手替わりの多い強い形が見える
③打点上昇の可能性がある
この条件が2つ以上重なればテンパイ取らずはアリとしていいと思うにゃ!
実戦では今回考慮にいれてない持ち点、他家の状況などなどもふまえてアレンジしてほしいにゃ
(もちろん②と③重なったから16巡目にペンチャンテンパイ外しなんて極端な事はやめてにゃ)
最後に脳死の判断基準をご紹介しておくにゃ
順目が浅く、ペンチャン払ってタンヤオ確定するならペンチャン払いの局収支がリーチでもダマでも明確に有利になるにゃ
これも上述の本に詳細が記載されてるにゃ 詳細には触れないけどデータ派にゃーは読んでみても良いかもにゃ
まとめるにゃ!
ペンチャンとのお付き合い方法にゃ!
・メンツオーバーならペンチャン外すにゃ!
・ブロック足りないならペンチャン残すにゃ!
・テンパイしたらだいたいリーチ!でも条件が複合すればテンパイ取らずもありにゃ!
条件
①順目が浅い
②手替わりが多い
③打点上昇の可能性がある
・順目が浅くてタンヤオが確定するならペンチャン外すにゃ!
実戦の世界では自分が親かどうか点数や場の状況はどうか等たくさんたくさん含めて総合的に判断して欲しいのにゃ~
ペンチャンとのお付き合いはやっぱり難しいのにゃー
身も蓋もないことをいうとそもそもペンチャン約ナシドラ無しをテンパイした時点で基本は局収支マイナスにゃ
補足
平澤元気様のyoutube動画も大変パクらせて参考にさせていただきましたにゃ
こちらも見て欲しいにゃ ぜひぜひ高評価とチャンネル登録していってにゃ<PR>
宣伝ノルマ完了にゃ これで許されるにゃ
猫効率番外編3.ざっくり字牌の切り方にゃ!
字牌の切り順でお困りキャッツを見かけたのでにゃーの考えをざっくり書いとくにゃ
いまでも戦争が起こるジャンルなのであくまでにゃーが属する派閥の考え方を書いとくにゃ
ここでは単純化のために『孤立字牌がいらない状況かつ染め仕掛け気配がない』という前提とするにゃ
風牌(東・南・西・北)について
鳴かれたくない牌から捨てて自分が得する牌を残していくのが基本にゃ
一番鳴かれたくない風牌とはズバリ
・東場で子の時のダブ東
・南場で東家、西家、北家の時のダブ南
にゃ
ダブ東もダブ南は当事者以外にとって他の役牌と変わらない価値のくせに鳴かれたり振り込むと嫌な気分になるにゃ
こんなもんより他の役牌残したほうがいいにゃ
字牌いらない状況なら1打目に捨てて当事者に嫌な思いさせるにゃ
え?鳴かれたにゃ?1巡目に鳴かれるならいつ切ってもどうせ鳴かれるにゃ最悪フリコミにゃ
2巡目のほうがダブ風が1枚からら対子になる可能性があるので切るなら早いほうがお得にゃ
切るのが遅いほど鳴かれる確率は高くなると考えるのが基本にゃ
一方で自分が得する牌はなにかというと自風(西家なら西 北家なら北)にゃ!
ダブ東、ダブ南は鳴かれるデメリットより鳴くメリットが大きいので当然残しにゃ
ダブ風になっていない自風(西、北など)は他家にとってほとんど価値のないオタ風…つまり安全度は比較的高めで自分で重ねたら役にする事もできる
というわけで一番残す価値がある風牌にゃ
じゃあ他の風はどう考えるか…というと、自分からみて反時計回りに捨てていくといいにゃ!
北家なら東>南>西 西家なら北>東>南にゃ(ダブ東、ダブ南は先に捨ててにゃ)
この順番で捨てていくと最後に切る風は上家にポンされる可能性が若干高くなるにゃ
上家がポンすると自分のツモ番がすぐ回ってくるにゃ!
にゃーはこれをこっそりダブルツモ略してダブヅモと名付けてるにゃ
(Youtubeを彷徨ってたら鈴木たろうプロも同じ事を言ってたので安心してダブヅモして欲しいにゃ!)
せっかくなのでオーラスで使える応用テクニックを紹介するにゃ
オーラスは特殊なのでさっきの反時計回りの話は一旦忘れて欲しいにゃ
こんな状況だとするにゃ
オーラス
東家(自分) …40000点
南家…14000点
西家…15000点
北家…31000点
トップ目だけど北家のおばさんに逆転されそうで怖いにゃ!
一方で南家と西家は絶対にラスになりたくない壮絶な1000点バトルがはじまりそうにゃ
南家と西家は自分の風がポンできるならすぐに鳴いて1000点か2000点程度であがってくれそうじゃないかにゃ?
この状況を利用するのにゃ!
何をするかというと南と西はしばらく抱え込んであげるのにゃ
ちょっと抱え込めなくなってきたなというタイミングで南と西を手離すと自風を対子にできた南家と西家は涙を流しながらポンしてくれるのにゃ
にゃーは優しいので人助けしてあげるのにゃ!
(現金な奴らにゃ にゃーに感謝するといいにゃ)
これで南家と西家がチンポポンチー合戦を繰り広げるのを北家は苦々しい顔で眺めるしかないのにゃ
余裕があれば南家の鳴きたそうな牌があればチーさせたり、南家西家に差し込んであげるのにゃ!北家は憤死するにゃ
にゃっにゃっにゃっ
さて…この南と西は自分にとって得する牌というわけにゃね
じゃあこの状況で北はどうするか…これは自分にとって損しかない牌にゃね
これはさっさと切るのがここでのセオリー通りにゃ 2巡目リーチされて北切れないとか最悪にゃ
実際には南家、西家が北きって鳴かれずに安全度の高い牌になる事が多いので守備的にいくなら安牌候補として抱えてもいいにゃ
ここまでうまく行くことはあんまりないし実戦ではもっと複雑な状況が多いけど思い出した時に挑戦してみると良い引き出しになるにゃ
慣れてくるとオーラスに限らず応用効く場面も結構あるにゃ
基本原理は巡目が深いほど鳴かれやすいという事にゃ
三元牌(白・発・中)について
等価値なので好きに切っていいにゃ (緑一色があるから発が一番危険です-はやめてにゃ)
ただリーチに対して好きに切るとたまーに「裏ドラ確率おじさん」が湧くにゃ
分かりやすい例をあげると中がポンされてる状況で他家からリーチがはいったとするにゃ
自分の手から生牌の白か発のどちらかを切らざるを得ないとするにゃ
その時に白をきったほうが裏ドラが乗りにくいから正解と言われるんにゃ(裏ドラが白の場合、裏ドラ表示牌は中でいま自分の目から三枚見えてるにゃ)
このおじさんで厄介なのになると河に1枚2枚切れの三元牌の枚数からマウントとってくるのでめんどくさいにゃ
知っててもいいけど起こりうる確率的にそんなに意識するほどの事ではないと思うにゃ
一応裏ドラ確率おじさんもよっぽど思考に余裕がある時のチートイの待ち選択には役にたつかにゃ…あくまで何枚切れかが優先だけどにゃ
ドラが役牌の場合
めっちゃ難しいやつにゃ!にゃーが教えて欲しいにゃ!
強いて言うなら自分都合で考えればいいと思うにゃ
自分の手牌に打点と役が見えない時は限界まで抱えてればいいし、ドラを流局まで抱えてノーテンでもいいにゃ
あるいは手牌の形と打点が整ってきて自分にとってのメリットが薄くなってきたと思えば切ればいいにゃ
やっぱり鳴かれるのが怖いにゃ?毎回ドラ役牌ポンされるってわけでもないにゃ
どうしても鳴かれる恐怖が消えないなら自分の手牌がドラポンと勝負できると思える状態まで整えてから切るか、怖いなら鳴かせた後にベタオリしてくださいにゃ
ちなみにドラポンされてオリるのは悪いことじゃないにゃ(良いことでもないけどにゃ…)
他家がドラポンに振り込んでくれればノーダメージにゃ!多分他家には恨まれるけどにゃ!
好きにカンして他家にドラモロ乗りさせてオリる「」ゃーが考える事ではないにゃ!
にゃ…?ドラ役牌待ちに振り込んだにゃ…?おとなしく成仏してくださいにゃ…
(良い子のみんなはドラ役牌の時の仕掛けはタンヤオに見えようとドラ役牌で振り込む可能性を頭の片隅にいれとくにゃ)
まとめにゃ
・自分に関係ない時のダブ東、ダブ南はさっさと切るにゃ!
・自分の風は一番残す価値があるにゃ!
・他の風は反時計周りに切るとダブヅモチャンスにゃ!
・オーラスは風牌の切り順で他家をコントロール出来る事があるにゃ!
・三元牌は好きに切るにゃ!ただしリーチに対しては裏ドラ確率おじさんがたまーに出てくるにゃ!
・ドラ役牌は自分都合優先にゃ!
猫効率19.複雑な部分の対処法にゃ!
麻雀を打ってて複雑な形の部分で頭パンクする事ないかにゃ?
よくあるのはイーペーコー的な雰囲気で対子や暗刻があるやつにゃ
このあと例題で見て行くにゃ
ごちゃついた部分は2段構えで処理するのにゃ
①抜き出して考える!にゃ!
②それでもわからなかったら触らない!にゃ!
めんどくさがりなにゃーは②だけ覚えて帰ってもいいにゃ
'①抜き出して考える!にゃ'
よくわからない牌姿はブロック分けして完成メンツと強いブロックを抜き出すのが第一歩だと覚えてるかにゃ?
さっそくやってみるにゃ
例1:イーペーコっぽいものを抜き出すにゃ!
ツモ
萬子の部分がごちゃっとしてるにゃー
まずはここから考えてあげるにゃ
コツはごちゃっとしてる部分の端っこの1枚しかない牌を優先的にメンツもしくはブロック候補として考えてあげることにゃ
そうすると…
完成メンツとしてイーペーコー崩れの344556が抜き出せるかにゃ?
…5mが一枚余ったにゃ
次に他ブロックを見て行くにゃ
ツモった3sが4sとくっついてリャンメンになったにゃ となると6sはヘッド化
イーペーコっぽいのとヘッドを抜いて考えると
孤立5m+246p+34sから何を切るかというお話になるにゃ
こうなると孤立5mがいらないのが一発でわかるにゃ?
受け入れ枚数
5m切り…4種16枚
2p切りor6p切り…3種12枚
例2:対子+フォローを抜き出して完全イーシャンテン意識にゃ!
ツモ
これはよくあるパターンにゃ
萬子の完成面子456を抜き出すと344m
これは完全イーシャンテンの素のつよつよ形だったにゃ!
完成メンツの456mと789pを抜き出すと
344m+22s+556s
2sのヘッドもあるので4m or 5s切りで完全イーシャンテンにゃ!
じゃあどっちを選択するかというと
4m切りでも完全イーシャンテンだけどごちゃっとしてる部分は受け入れが増えやすいのにゃ
この形、抜き出し方を変えると
3+44456+22s
で変則三面張(47m2s)になってるのにゃ
4mは残しておいたほうが7m受けがあってお得なのにゃ!
打5sは打4mより受け入れが3枚多いにゃ しかも全部リャンメンテンパイ
実はこれ完全イーシャンテンを超えた完全イーシャンテンだにゃ!?
普段から完全イーシャンテンを意識して対子+フォローの形に敏感になってくると気づいたら解けるようになる問題にゃ
ごちゃっとしてるなと思ったら「完成メンツ」+「対子+フォローの形」で考えてみるのがにゃーのオススメにゃ
今解けなくても焦らないにゃー
例3:複数パターンの抜き出しで比較してみるにゃ!
ツモ
萬子の見方は2通りあると思うにゃ
イーペーコー崩れを抜き出す形
344556+45m
暗刻を抜き出す形
3+444+555+6m
抜き出した形で比較すると前者の完成メンツ+リャンメンと見れるほうが無駄なく使えそうにゃのがわかるかにゃ?
というわけで前者のパターンを採用して他のターツ候補と比較してみるにゃ
45m+24p+34s+66s
抜き出した部分で2ブロック、合計6ブロックあるのあるのでメンツオーバー
一番弱い24p切りが正解にゃ
こうやって書くと簡単そうに見えて実戦でごちゃついた部分から抜き出しはかなり難しいにゃ
抜き出しも数パターンある事が多くてどれが最適かすぐに見抜くのはにゃーもはっきりいって苦手にゃ
でもポイントは完成面子と強い形を抜き出してあげる事で間違いないにゃ!
強い形とは今までに紹介した
対子+フォロー(例:455) 中ぶくれ形(4556)、 三面張(23456) 暗刻+くっつき(5556)等にゃ!
特に意識したいのは完全イーシャンテンの元の対子+フォローにゃ!
また、暗刻は暗刻として考えるパターンと雀頭候補として考える2パターンで見え方が変わってくるケースが多いにゃ!
強い形を意識しながら麻雀を打ってればそのうち少しずつできるはずになるはずにゃ!
にゃーも毎日修行中にゃ!復習何切るにも抜き出し問題追加する予定なので気長に待ってくれると嬉しいにゃ!
最後にエイム力に自信のあるにゃーなら使える小ネタをお伝えするにゃ
自動理牌を画面←の鳴きなしとか設定するとこを手動理牌にすると手の中で抜き出しできるにゃ
注意点は抜き出しをするとその形以外の受け入れが見えにくくなる事にゃ
ごちゃっとしたところの愚形をどう鳴こうかかなと考える時はおすすめにゃ
例
23455677を234567+57と抜き出すと6は鳴き得なのが見えるにゃ
(画像準備予定にゃ)
②それでもわからなかったら触らない!にゃ!
「ごちゃついた部分を触らずに置いておく。」これは60点ぐらいのワザップにゃ 実際は受け入れが狭くなるケースも多いにゃ
ただ多少受け入れが狭くなったとしてもごちゃついたところを触らない場合ごちゃついたところ周りのテンパイは良形になりやすい、もしくは良形変化がしやすいにゃ
例題3問を見ても萬子部分に触らなかったパターンで平均60点は取れてると思うにゃ
結構実戦的なセオリーなので覚えておいていいにゃ!プロでもこのワザップ好きはいるにゃ!
にゃーの評価は60点だけど実際はもっと点数高いワザップなのかもしれないにゃ
(🔪おばさんの元ネタの女流プロはこのワザップを使ってるらしいにゃ 元ネタの女流プロは可愛い系なのになんでこうなったんだろうにゃ…)
もう一つ関連するワザップにゃ これは90点の技にゃ にゃーとの秘密にしといてくれにゃ
じゃんたまではよくわからないところがくっついてテンパイしたらボタンがピカピカするにゃ!
手牌を全部なぞって一番いい待ちになってるところを探すにゃ!鳴いてる場合はテンパイしてるかも?と思ったら全部なぞるにゃ!
もしごちゃついた部分がシャボやカンチャンでテンパイして待ちを変えたい場合、ほとんどのパターンで手替わり枚数が多いにゃ!
その後にそれっぽい牌をツモったらもう一度全部の牌をなでてみるといいにゃ!
これが低IQのサバイバル術にゃ!にゃーもやってるにゃ!ち○○にゃ!
…もちろんまずは抜き出して考えるのが王道にゃ
でも頭パンクしたら触らずにアバウトにブロック数を考えながら他の部分を整えていくんにゃ
あとはどうにかなってる事を神様にお祈りするにゃ
まとめにゃ
・ごちゃついた形は完成面子と強い形で抜き出してあげるのが王道にゃ!
・完成面子ではイーペーコーっぽいもの 強い形では特に対子+フォロー形が特に大事にゃ!
・普段から強い形を意識して打つ事で自然と抜き出しがうまくなるにゃ!
・それでもわからない時はごちゃついてる部分は触らないにゃ!60点は取れるにゃ!
・テンパイや待ちがわからなかったら手牌を全部なぞってみるにゃ!
猫効率20.差がつく形を覚えるにゃ!
つよつよ形は一通り紹介したので実戦でみかけるレベルで覚えておくとお得な形を紹介するにゃ
実戦で見る頻度と重要度からにゃーの独断と偏見で選んだにゃ
①リャンメンカンチャン
(2m 4-7m受け)
(3m 5-8m受け)
(4m 6-9m受け)
etc...
リャンメン受けだけでなくカンチャンでも2メンツが完成する形にゃ
フォローが一枚入ってるだけで4枚も受け入れが増えるお得な形なので覚えておくにゃ
カンチャン部分がはいると数字の並びが連続するのにゃ
上の例3つでなんとなく雰囲気はわかったかにゃ?
なんとなく法則が見えたら上の例以外の萬子リャンメンカンチャンを3つ考えて欲しいにゃ!
一旦シンキングタイムにゃ!
できたかにゃ?4 5 6を離れた牌として考えてみて混乱したキャッツもいるかもしれないにゃ
5を離れた牌として考えると同じような形はできないにゃ!安心してにゃ!
離れた牌が4,6の場合はペンチャンカンチャンの形になるにゃ!これも覚えといていいにゃ!↓
ちなみにこのリャンメンカンチャン形、麻雀中級者でも見落とす事があるにゃ
よい子のみんなは見落した人を見てもドヤ顔で指摘マウントしていくようなお下品な事はやめようにゃ
調子のってマウントとりにいくとリャンメンカンチャンを捨てる理由があって逆にボコられる事もあるにゃ
<おばさんリャンメンカンチャン見逃して捨ててるにゃー!にゃーに牌効率教わったほうがいいにゃ?にゃ?
<このカンチャン受けは3枚切れよ 今ツモった牌は下家の仕掛けに切れる牌じゃないわよね?この下家の最終手出しは…
<…
②飛び対子
etc
対子が一個歯抜けで3つ並ぶ形にゃ
太古よりこの形は真ん中の対子をほぐせと伝わっているにゃ ほぐした後はこうなるにゃ↓
(26mのシャボ受け カンチャンの35受けで1雀頭1メンツ完成 受け入れ12枚)
原理を現代風に解釈するなら3ヘッド最弱理論を使った場合、真ん中が1枚でカンチャン2つ作る仕事をするからだにゃ
とりあえず真ん中外せばいいと覚えておけばいいにゃ
③順子+カンチャン
etc
カンチャン部分を引くと3面張が完成するにゃ 順子部分のカンちゃんがないほうをひくと1メンツ+カンチャンが完成するにゃ(2456なら7)
一見孤立牌のように見えて受け入れが補強されてて最高3面張は嬉しさしかないにゃ!(フリテンにならないかは事前に確認しようにゃ)
くっつきテンパイの時なんかも大活躍だにゃ!
ちなみにこの順子+カンチャン、以下の1と9が絡んだ形はよく見逃されるにゃ!↓
三面張にはならないけどリャンメンターツが欲しい時に見つけると便利にゃ
この順子+カンチャンは個人的にリャンメンカンチャンより見逃されてる気がするにゃ 出現頻度と強さ考えると今回の中で一番重要かもしれんにゃ
④離れリャンカン
(13のカンチャンで2受け 68のカンチャンで7受け)
(24のカンチャンで3受け 79のカンチャンで8受け)
出現頻度はそこまで高くないけど知らないと気づかない可能性があるので紹介しておくにゃ
不思議なもので片方のカンチャンは見えても、もう片方のカンチャンが見えなくなって端っこの牌を切りがちにゃ
特にこの形はタンヤオがつくからという理由で1と9が切られやすいにゃ それで正解の事も多いけどにゃ
最速でテンパイが必要な時にはちゃんとこの形を意識してあげたいものにゃ
以上にゃーセレクションの差がつく形でしたにゃ
こうしてみるとカンちゃんが隠れて大事な仕事をしてる事が多いにゃ!?以前に隠れたカンチャンを探せと言ったのもそういう理由にゃ
特に順子+カンチャンの形があったら注意しなきゃいけないにゃ!
こんなに頑張るカンちゃんを放置するなんて人妻はひどいやつにゃ
ささ…カンちゃん にゃーのお家でご飯でも食べて行くにゃ…お風呂も沸かしてるにゃ…
(みんなも頑張るカンちゃんは大事にしてあげて欲しいにゃ)
こういう形についてまとめたサイトや動画はたくさんあるので興味を持ったら調べてみて欲しいにゃ
まとめ
今回の形は覚えようにゃ!特に順子+カンチャンは大事な仕事してる事が多いにゃ!
頑張るカンちゃんは尊いにゃ!大事にゃ!
猫効率21.5ブロック打法vs6ブロック打法にゃ!
いよいよ牌効率最後の大物の回にゃ
5ブロック打法と6ブロック打法について比較していくにゃ!
1.5ブロック打法と6ブロック打法ってなんにゃ
タイトルと前後するけど6ブロック打法から説明するにゃ
6ブロック打法はいわゆるメンツオーバーで目一杯の構え方の事にゃ↓
6ブロックで目一杯に構えてるにゃ!
どこのメンツが先に埋まるかわからないから全部もっておこうという考え方にゃね!
一般的なケースとして6ブロックは守備的な牌持ちにくいので他家にリーチこられるとちょっと困るかにゃ(例外もあるにゃ)
じゃあ5ブロック打法とはなんなのか…
猫セオリー前編でお話した5ブロック理論…ちゃんと使えてるかにゃ?
きっといい子のにゃーちゃんは配牌毎にブロック数えてくれてると思うにゃ♥
5ブロック理論にイーシャンテンピーク理論、完全イーシャンテン、『強い所は固定して弱いところをサポートしてにゃ♥』などなどを超合体させた現代麻雀の叡智が5ブロック打法にゃ!
ひょっとしたら自然に使いこなしてるかもしれないけど例をあげて説明するにゃ!
ツモ
6ブロックに構えてたリャンシャンテンにツモ6p
ここでシャンテンは変わらないけど以下の牌姿に取るのが5ブロック打法にゃ!
6ブロックから5ブロックに減らして、その分フォローをいれたのにゃ!
前の形に比べると69sツモが明らかに裏目にゃね?でもその69s裏目は痛くないとするのにゃ 理由は後述するにゃ
さて、8sは完全に余剰牌になったのでこのあとは以下のように手牌が変化していくにゃ
攻めに特化したブクブクの攻撃的5ブロックにゃ↓
5ブロックで空いたスペースに安牌を抱える事も可能にゃ↓一般的な6ブロックより守備力が高めにゃ
上記の例とは少し違う形だけど愚形含みの場合は安牌抱えにくいので自然と攻撃的な形になりやすいにゃ↓
5ブロック打法とはブロックを5つに絞ってフォローをいれてあげる構え方の事にゃ!
2.5ブロック打法vs6ブロック打法 どっちがすぐれてるんにゃ!?
いよいよ5ブロック打法と6ブロック打法のどっちが強いか考えて行くにゃ
「リャンシャンテンの形を見ると6ブロックのほうがテンパイが早そうにゃ!」
「しかも上の例の5ブロックだと69sが完全に裏目にゃ!6ブロックのほうが強いにゃ!」
…一見そうにゃんだけど実は5ブロックのほうが基本的に強いとされているにゃ
詳しく見て行くにゃ
6ブロック打法のリャンシャンテンにゃ↓
イーシャンテンに向けた受け入れ枚数は47m58p1469sの8種32枚
ここから一つシャンテンが進むとこうなるにゃ
テンパイに向けた受け入れ枚数は47m58pの4種16枚 8sが余剰牌にゃ
余剰牌が出るイーシャンテンは受け入れMAXではないにゃ
じゃあ一方で5ブロック打法は…?
5ブロック打法で攻撃的に構えたリャンシャンテンにゃ↓
イーシャンテンに向けた受け入れ枚数は475m5836p14sの9種30枚 6ブロックより受けいれが2枚少ないにゃ!
ここから一つシャンテンが進むとこうなるにゃ
47m3568p 6種20枚 6ブロックより受け入れが4枚増えたにゃ!
リャンシャンテン時点では6ブロック打法が受け入れが多いけど、イーシャンテンになると5ブロック打法のほうが受け入れ広くなってるにゃ!
ここでイーシャンテンピーク理論を思い出して欲しいにゃ
リャンシャンテン→イーシャンテンよりイーシャンテン→テンパイのほうがえらいからイーシャンテン強くしたほうがいいというやつにゃ
もう少し説明を付け足すと、麻雀はシャンテンが進む毎に受け入れは狭くなっていくのが理にゃ
ならばリャンシャンテンの受け入れを多少犠牲にしてもイーシャンテン時に受け入れ多い形のほうが総合的にお得という考えがイーシャンテンピーク理論にゃ
イーシャンテンがつよつよの完全イーシャンテンがもてはやされるのもこういう理由にゃね
今回の例で5ブロックに構えて裏目となる69sは必要経費として割り切った考え方にゃ
3.ハァ…ハァ…6ブロック打法は時代の敗北者にゃ…?
じゃあ6ブロック打法は時代遅れの使えない打法?かというとそういうわけでもないにゃ
6ブロックは悪く言えば優柔不断、良く言えばギリギリまでいろんな可能性を残せるのにゃ
例えば↓みたいな形だと6ブロック打法は大アリにゃ
ツモ
5ブロックに構えるなら13p払いにゃけどカン2p引きの三色目が偉すぎるにゃ…
こういう時は5m切って6ブロックで優柔不断君でいいと思うにゃ
6ブロックに構えるのは現時点でターツを決めきる材料がない時と言い換えてもいいかもにゃ
ターツを決めきる材料というのは牌効率外の話も多々含まれて難しいので本講座では取り扱わないにゃん♥許してにゃん♥
というのも不親切なのでよくある材料を示しておくと
・単純に手牌にターツの優劣がある(例:カンチャン>ペンチャン 3~7のシャボ>カンチャンetc... 今までやってきた事にゃ)
・あるターツの受けが弱い(69sが河で6枚切れで78sのターツが弱い)
・打点が必要(オーラスで満貫が必要で三色ツモるしかないので13pは絶対外せない)
等などにゃ
どうしても知りたいにゃーちゃんは自習でお願いしますにゃ♥にゃお~ん♥
さて本題に戻るにゃ…6ブロックのいいとこの話だったにゃ
守備と速度のバランスがいい6ブロックもあるにゃ
中を鳴くもよし、メンピン赤で打点を狙いに行くのもよし
この時点で他家からリーチがはいったら中中と落としながらテンパイ復活もあるにゃ
今回の例では出さなかったけど、6ブロック見える前に最初から手厚い5ブロックに構えるやり方もあるにゃ
5ブロック打法と6ブロック打法どちらを選択するかは、毎局場況や点棒状況なども含めて変わるけど個性が出るところにゃ
5ブロック打法が大正義だから!ではなく柔軟に両方の打法を使いこなせるようになると麻雀に厚みが出るにゃ!
まとめにゃ!
・5ブロック打法と6ブロック打法は基本的に5ブロック打法が優れてるにゃ!
・でも状況に応じて6ブロック打法も扱えるとかっこいいにゃ!
参考までに久々のyoutubeを貼っておくにゃ
金プロが5ブロック打法を選択したやつにゃ↓説明しながら対局してるのでとっても参考になるにゃ
理解を深めるために見て欲しいにゃ!にゃーからのお願いにゃ!
プロによる6ブロック打法のいい動画があったら募集してるので猫セオリー前編のコメント欄で教えてにゃ♥
今後の更新予定(予定は未定にゃ 内容は予告なく変更されるにゃ)
・難解!?ウイング形攻略にゃ!
・コラム最終回 牌効率の先にゃ!