ここではパワポケシリーズのBGMなどについて考察しています。
※サウンドスタッフ一覧はスタッフロールにある順番で記載。
パワプロクンポケット
おぐらつとむ(小倉努)氏は「きんごろう」「金五郎」という別名でも活動している。ファミコン時代のスタッフロールやコナミ矩形波倶楽部では別名でのクレジットが多い。
- サウンドスタッフ一覧
- すなご じゅんこ
- くすのき あつし
- おぐら つとむ
- あらき しげる
パワプロクンポケット2
本作から参加のさとうなおゆき(佐藤直之)氏は「猫叉Master」の名前でも活動している。
- サウンドスタッフ一覧
- さかくら ゆういち
- とよはら さいこ
- すなご じゅんこ
- さとう なおゆき
パワプロクンポケット3
今回はプログラマーの井上氏がサウンドも担当している。井上氏は現在は主にプログラマーの仕事をしているが、昔は本家パワプロなどでサウンドの仕事もしていた。
北川氏のtwitterで「3は確か全曲担当しました」との発言がある。
メインセレクト画面の曲は、同年発売のパワプロ2001でも使われている。
- サウンドスタッフ一覧
- 小倉 努
- 井上 秀登
- 北川 保昌
- 砂子 純子
パワプロクンポケット4
本作から参加の広野智章氏は「劇団レコード」の名前でも活動している。
PSパワプロのサクセスロードのお見舞いBGMがアレンジして使われている。
- サウンドスタッフ一覧
- 岩切 剛文
- 広野 智章
- 佐藤 直之
- 小野 貴士
- 砂子 純子
パワプロクンポケット5
裏サクセスの曲は同じコナミから発売の「冒険時代活劇 ゴエモン」の曲と同じ曲が何曲か使われていて、広野氏は「冒険時代活劇 ゴエモン」でもサウンドスタッフを担当していた。
- サウンドスタッフ一覧
- 坂倉 雄一
- 広野 智章
- 小野 貴士
- 弓島 隆子
- 砂子 純子
パワプロクンポケット6
- サウンドスタッフ一覧
- 北川 保昌
- 弓島 隆子
- 高本 誠一
- 小野 貴士
- 山川 誠
パワプロクンポケット1・2
北川氏のtwitterで「ワンツーは移植と新曲全て担当しました」の発言がある。
- サウンドスタッフ一覧
- 高本 誠一
- 北川 保昌
- 山川 誠
- 小林 龍爾
パワプロクンポケット7
サウンドテストが隠しモードとして登場した。
大久保氏はtwitterで「自分はサウンドディレクター兼効果音だったのでコンポーザー陣に「やってー」とか「う-んイイネ!」とか言ってるだけでした」と発言している。
ここから「サウンドスタッフにはSE担当も含まれる」「大久保氏がクレジットされている作品(10まで)ではサウンドディレクターとSEを担当している」という2点が判明している。
- サウンドスタッフ一覧
- 大久保 悟
- 広野 智章
- 北川 保昌
- 弓島 隆子
パワプロクンポケット8
サウンドスタッフは7と全く同じメンバー。本作の「しんみりしちゃう・・・」は、パワプロ15やパワポタ3でも使用された。
サウンドテストが正式なモードとして登場した。
- サウンドスタッフ一覧
- 大久保 悟
- 広野 智章
- 北川 保昌
- 弓島 隆子
パワポケダッシュ
弓島氏の公式サイトには「パワポケダッシュ全曲担当」の記述があり、弓島氏がメインであることが判明している。この点は大久保氏のtwitterで「自分はサウンドディレクター兼効果音だったのでコンポーザー陣に「やってー」とか「う-んイイネ!」とか言ってるだけでした」という発言とも合致する。
スタッフロールには、「サウンド」の項目には名前がないものの、「おてつだい」の項目にはきたがわ やすまさ氏の名前がある。
- サウンドスタッフ一覧
- おおくぼ さとる
- ゆみしま たかこ
- (株)マリブ エンターテイメント - スペシャルサンクス
パワプロクンポケット9
木村雅彦氏は以前はコナミの社員だったが、2006年頃に独立しているため外注スタッフになった可能性がある。
本作から使用されている「楽しいデート」は、もともとはパワプロ9の広野氏作曲*1のサクセス中のデート時の曲。
サウンドモードの68は「バトルンルン」という曲だが、スタッフのミスなのか通常のプレイでは聴くことができない。無理矢理聴くにはチート使用などを行う必要がある。後に配信された後述のサウンドトラックでは『バトルンルン(サクセススペースキャプテン編/宇宙戦闘ボス)』というタイトルになっており、対面同様ボス相当の戦闘で使用予定だったものの設定ミスでどんな相手の戦闘でも曲が変わらない状態になってしまったと思われる。
- サウンドスタッフ一覧
- 大久保 悟
- 広野 智章
- 弓島 隆子
- 北川 保昌
- 荒木 茂
- 木村 雅彦
パワプロクンポケット10
荒木氏がサウンドプロデューサーを担当。木村氏、白山氏は外注。北川氏がこの年に、大久保氏が翌年にKONAMIを退社してカプコンに移籍しており、両氏の最終参加作品になっている。
木村氏はKONAMIから前年に独立しており、確実に外注としての参加。
大久保氏はtwitterで「自分はサウンドディレクター兼効果音だったのでコンポーザー陣に「やってー」とか「う-んイイネ!」とか言ってるだけでした」と発言しており、10までサウンドディレクターの担当をしていたことがわかる。
直接のサウンドではないが、野球実況担当の堀江良信氏が大久保氏に対し「お世話になりました☆ 楽しい現場でした!」、大久保氏の返答が「携帯ゲーム機の小さなスピーカーにも負けないパワフルな実況を有難うございます」という会話が存在していることから、実況音声もサウンド班の分担であることが明示されている。
- サウンドスタッフ一覧
- 荒木 茂 - サウンドプロデューサー
- 大久保 悟
- 北川 保昌
- 広野 智章
- 木村 雅彦
- 白山 貴史
パワプロクンポケット11
サウンドスタッフが大幅に入れ替わっている。前作までサウンドディレクターを担当していた大久保氏がクレジットされていないため、サウンドディレクターから入れ替えの大規模な入れ替えとなっている。
上西氏、田中氏、諸田氏はコナミの人だが、白山氏、大林氏、林氏、古谷氏はコナミの人ではなく、「WMスタジオ あかね館」という会社の人で、外注スタッフということになる。木村香真良氏も外注。木村雅彦氏も外注。
よってサウンドスタッフの大半(9人中6人)が外注スタッフとなっている。
- サウンドスタッフ一覧
- 上西 隆仁
- 田中 昭一
- 諸田 直久
- 白山 貴史
- 木村 香真良
- 大林 圭一郎
- 林 真二郎
- 古谷 光広
- 木村 雅彦
パワプロクンポケット12
11では大半が外注スタッフだったが、今作ではコナミ所属スタッフが増えて12人中7人が内製スタッフになっている。
12の企画会議第1回の資料を見ると、「ポケ11の反省点 納期の遅れ サウンド人員不足ーサウンド内の誰に言っていいのかわからない・・・」という記述があり*2、この点から外注メインの体制から内製メインの体制に変えた模様。
本作からの参加である田川義浩氏は「DJ TOTTO」の名前でも活動している。
11と比較して同じ曲の使い回しが大幅に減らされた。木村雅彦氏、白山氏、木村香真良氏、大林氏、古谷氏は外注。
渡邊紀如氏のインタビュー*3によると「作るのが好きだったのは「パワポケ」のアルバムモードのBGMですね。(中略)そのBGMは本当に作るのが好きで、ずっと「全部作らせてください」と頼んで書いてました」とのことでアルバム曲は作曲者が判明している。バッドエンドまで含めた本作における当該曲は「しあわせなくらし」「なんじゃそりゃ」「とおくのお空」「あれ・・・?」「それぞれの戦い」「やってもうた」「やられてもうた」「さようなら・・・体力の限界」「やられたでやんす・・・」「任務失敗でやんす・・・」の10曲。
- サウンドスタッフ一覧
- 上西 隆仁
- 渋谷 郁夫
- 諸田 直久
- 田中 昭一
- 寒川 真澄
- 渡邊 紀如
- 田川 義浩
- 木村 雅彦
- 白山 貴史
- 木村 香真良
- 大林 圭一郎
- 古谷 光広
パワプロクンポケット13
今作ではスタッフの役割がよりわかりやすくなった。所属が書かれていない神村氏はフリーの作曲家に同名が確認できるため、音楽制作協力枠は外注スタッフを区別している模様。
渡邊紀如氏のインタビュー*4によると「作るのが好きだったのは「パワポケ」のアルバムモードのBGMですね。(中略)そのBGMは本当に作るのが好きで、ずっと「全部作らせてください」と頼んで書いてました」とのことでアルバム曲は作曲者が判明している。バッドエンドまで含めた本作における新規当該曲は「この感動を、今君に伝えたい!」「戻らない時間」「俺って英雄!?」「ああ、もうしません」「ああ、ごめんなさい」「さようなら・・・体力の限界」「我、大海原にて散る」の7曲。
- サウンドスタッフ一覧
- 渋谷 郁夫 - サウンドディレクター、サウンドデザイナー
- 田川 義浩 - コンポーザー
- 田中 昭一 - コンポーザー
- 渡邊 紀如 - コンポーザー
- 寒川 真澄 - サウンドデザイナー
- 妹尾 拓磨 - サウンドデザイナー
- 諸田 直久 - サウンドプログラマー
- 音楽制作協力
- 白山 貴史(W.M.スタジオ)
- 大林 圭一郎(W.M.スタジオ)
- 古谷 光広(W.M.スタジオ)
- 中原 健太郎(W.M.スタジオ)
- 林 真二郎(W.M.スタジオ)
- 神村 茂三
パワプロクンポケット14
佐藤氏(4以来)、広野氏(10以来)が久々に担当。本作は4のアレンジBGM「あの4度目の桜」「この4番目の海」があり、佐藤氏が4以来の久々の登場であることから、この2曲はおそらく佐藤氏によるものと考えられる。
13と違い、制作協力も含めて全て内製で外注スタッフが存在しない。完全な内製になったのはパワポケ8以来。
2011年11月発売の「Nintendo DREAM 12年1月号」でゲーム本編の発売に先駆けて「ポケット!フォーエバー!」「麦わら帽子と野球帽」「でゅえりすと・初段」が付録CDに収録。本誌の作曲者インタビューで前者二曲が佐藤氏、後者が村井氏の作曲であると判明している。
また、 渡邊紀如氏のインタビュー*5によると「作るのが好きだったのは「パワポケ」のアルバムモードのBGMですね。(中略)そのBGMは本当に作るのが好きで、ずっと「全部作らせてください」と頼んで書いてました」とのことでアルバム曲は作曲者が判明している。バッドエンドまで含めた本作における新規当該曲は「栄光のフラッグ」「君の事は忘れない!」「もう負けたくないっす」「輝く未来へ向かって」「いつか帰る場所」「次回へ続く!」「完!!」「この世界が見せる風景」の7曲。
- サウンドスタッフ一覧
- 渋谷 郁夫 - サウンドディレクター、サウンドデザイナー
- 渡邊 紀如 - コンポーザー
- 佐藤 直之 - コンポーザー
- 広野 智章 - コンポーザー
- 村井 美紀 - コンポーザー
- 田川 義浩 - コンポーザー
- 妹尾 拓磨 - サウンドデザイナー
- 中野 智晴 - サウンドデザイナー
- 関根 智雄 - サウンドデザイナー
- 寒川 真澄 - サウンドデザイナー
- 諸田 直久 - サウンドプログラマー
- 松川 智禎 - 制作協力
- 松藤 暢彦 - 制作協力
- 柏崎 歩 - 制作協力
サウンドトラック (CD/デジタル)
- ゴーゴーポケレンジャー / 花丸高校校歌
- 2005/01/16 - 02/06 第21回次世代ワールドホビーフェアにて配布
一枚組全4トラック。会場のコナミブースにて試遊体験者などに配られたと思われる。スタッフ(?)に関する表記は表ジャケットにある「ヒビキ ゴウ」しかない。
パワポケ7内『ゴーゴーポケレンジャー』と『花丸高校校歌』がおそらくスタッフらによる生歌唱版で収録されている。『パワポケ7 スタッフロール』はゲーム内に収録されているものとは異なりアウトロパートが追加され非ループ曲となっている。
- パワプロクンポケット音楽館
- 2009/12/23発売
3枚組。Disc1にはパワポケ12、Disc2にはGBC版のパワポケ1とパワポケ2、Disc3にはパワポケ3のBGMが収録。
12の曲と被るためか2と3の野球仙人の曲は省かれている。
ライナーノーツのサウンドスタッフは上述してきた1,2,3,12のサウンドスタッフと合致しない。特に広野氏に到っては1,2,3,12全て参加していないがライナーノーツには記述がある。
逆に北川氏は3を全曲担当しているにもかかわらずライナーノーツには記述が無い。おそらくCD発売の時点でパワプロプロダクションに籍があるスタッフを羅列したものと考えるのが自然と思われる。
- 音楽館ライナーノーツ プロダクションスタッフ
- 上西 隆仁 - サウンドマネージャー
- 渋谷 郁夫 - サウンドディレクター
- 田中 昭一 - コンポーザー
- 田川 義浩 - コンポーザー
- 渡邊 紀如 - コンポーザー
- 佐藤 直之 - コンポーザー
- 広野 智章 - コンポーザー
- 音楽館ライナーノーツ プロダクションスタッフ
- パワプロクンポケット14 オリジナル・ゲーム・サウンドトラック
- 2011/12/15配信開始
デジタルデータのみの販売。iTunes Storeのみでの販売時期が長かったが、約4年後の2016/2/3からAmazonでも配信開始。
ディスク分割や枚数ごとに曲番号が割り振られていることから、本来はCDでの販売も予定されていた可能性が窺える。
下記の歴代サントラ配信にあわせてか現在は配信終了してしまった模様。
- 歴代シリーズ全作品サウンドトラック
- 2021/11/10配信開始
デジタルデータのみの販売。パワポケRの発売を記念して配信開始された。スタッフ表記は『パワプロクンポケット サウンドチーム』となっている。
価格は単体で255円、アルバム各2037円。販売のほかいくつかの聞き放題サブスクリプションサイトでも配信されている。該当販売・配信サイトについては公式Webサイトを参照。
こちらは2や3でも野球仙人の曲が収録されているほか、7は前述の配布CDからも3トラック収録*6。ただしアンビエントのみの試合曲や9以後で前作と共通で使われている曲は初出タイトルのみなどいくつか省かれているものもある。
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- あれってパワポケスタッフが作成しているんですか?もしそうならすごいですよね。 -- 2010-11-21 (日) 18:45:09
- 外注スタッフ混じってるって書いてあるぞ。 -- 2010-11-24 (水) 16:32:45
- もともとパワプロから持ち込まれたりパワプロをモチーフにしたBGMが多いね -- 2011-07-17 (日) 23:50:29
- あと12だったかに、同じメロディで楽器やスピードを変えたのが3曲位入ってるよね -- 2011-08-13 (土) 17:53:09
- パワポケからパワプロに行ってる曲もある -- 2011-10-22 (土) 00:37:32
- ポケの悲劇がパワポタでながれてた -- 2012-07-19 (木) 19:58:50
- ↑ポタの悲劇ww 「こわひ・・・」もパワポケ甲子園の曲だったはず -- 2012-07-19 (木) 22:18:42
- まあパワポケ甲子園で「こわひ…」が流れるのは謎の「ふふふ~ん」って流れる場面とかだしなww -- 2012-07-20 (金) 07:28:14
- 佐藤直之…猫叉Master広野智章 -- 2012-12-31 (月) 19:59:15
- 広野智章…劇団レコード -- 2012-12-31 (月) 20:00:20
- 二人とも、現在BEMANIシリーズで活躍している。 -- 2012-12-31 (月) 20:01:21
- ちなみにBEMANIシリーズの一つ、ポップンミュージックにて、猫叉劇団名義でコラボ曲を発表。二人のコメントを見ると、10年近く一緒に仕事していながら、コラボは初めてとのこと。 -- 2012-12-31 (月) 20:06:13
- パワプロ10のOPですでにコラボしてるのにね -- 2013-05-23 (木) 13:25:52
- 若さゆえの劣情のときのBGMがパワプロ2013のラグナロク編で復活してた -- 2014-08-30 (土) 18:53:07
- 若さゆえの劣情のときのBGMがパワプロ2013のラグナロク編で復活してた -- 2014-08-30 (土) 18:53:30
- いつになったらサントラ2を出してくれるんだろう・・・ -- 2014-09-01 (月) 16:44:31
- 田川義浩さんは -- 2014-12-08 (月) 01:45:40
- ↑間違えて途中送信してしまった…。田川義浩さんはBEMANIシリーズで活躍しているDJ TOTTOと同一人物である可能性が濃厚。 -- 2014-12-08 (月) 01:48:41
- DS甲子園にも似たような曲があったっな -- 2016-02-07 (日) 14:07:43
- 音ゲーで有名な方々がいますね -- 2016-05-19 (木) 15:39:39
- 佐藤直之→猫叉Master、広野智章→劇団レコード、田川義浩→DJ TOTTO -- 2016-05-19 (木) 15:41:41
- 佐藤直之→猫叉Master、広野智章→劇団レコード、田川義浩→DJ TOTTO -- 2016-05-19 (木) 17:41:51
- 弓島さんはツイッターやってるよね~ -- 2016-05-19 (木) 23:27:10
- コナミは別のサントラでも既に退社してる元スタッフに関しては一切名を出さない事が多い(近年出たゴエモンさうんど玉手箱など)。もちろんこれはコナミに限ったことではなくちょくちょく見かける事例ではあるが… -- 2019-06-28 (金) 21:53:14