概要
本作では色々なポケモンが救助を求めたり、あるいは情報をくれたりしてくれる。
そんな本作に登場するポケモンたちを覗いてみよう。
(ネタバレ部分もありますので、閲覧の際は充分ご注意下さい)
主人公とパートナー
- 主人公
- フシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメ/ピカチュウ/ニャース/コダック(男の子限定)/ワンリキー(男の子限定)/カラカラ/イーブイ(女の子限定)/チコリータ/ヒノアラシ/ワニノコ/キモリ/アチャモ/ミズゴロウ/エネコ(女の子限定)◆(番号順)
本作の主人公となるポケモン。
ゲーム本編が始まる前の性格診断の結果によって、主人公となるポケモンが決まる。
ストーリーでも触れられている通り、元はニンゲンだったがある日、突然ポケモンになってしまった。
ほとんどの記憶が欠落*1している中、一匹のポケモンが近づいてきて、会話を交えて主人公を介抱するが、直後にパニックになったバタフリーが我が子キャタピーの救助を求めてきたことで、介抱してくれたポケモンをパートナーとして一緒に「不思議なダンジョン」へと足を踏み入れることとなる。
無事に救助を達成した後はパートナーからの「救助隊」の誘いを取り敢えず承諾し、共に本作のテーマである「救助隊」を結成した。
「元ニンゲン」というのも主人公のテーマの一つとなっているが、ストーリーを進めることによって、何故主人公がポケモンになったかなどの経緯が掘り下げられていく。
しかし、パートナー共に困っているポケモンを助けながら、自分の過去を求めて奔走する最中、次々ととんでもない出来事に巻き込まれていく…。
- パートナー
- フシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメ/ピカチュウ/チコリータ/ヒノアラシ/ワニノコ/キモリ/アチャモ/ミズゴロウ◆(番号順)
記憶を無くし倒れていた主人公を介抱したポケモン。プレーヤーの選択によってそのポケモンは変わる。
「救助隊」の結成に意欲があり、困っているポケモンを助けたいという情熱的な性格。
一方で倒れていた主人公を不審に思うことなく介抱したり、怒り狂うポケモンを宥めて穏便に済まそうとする*2など優しい性格も併せ持つ。
主人公の腕を見込んで「救助隊」へと誘い、結成した後は主人公と協力しながら、困っているポケモンたちを次々と救っていく。
主人公とは協力して数々の依頼をこなしていく上で重要且つ、大切なパートナーだが、主人公がとある容疑をかけられた際は少しばかり疑ってしまったり*3もした。
主人公の考えを尊重し、主人公がポケモンに戻りたいと言った時は理解を示したりするが、やはり主人公との別れに感情的になって涙を流す。しかし主人公の運命を尊重し、主人公消滅後は、二匹の頃からコツコツと築き上げた救助隊を解散することなく、引き続き救助活動を続けることを誓う。
主人公たちの周りのポケモンたち
ポケモンひろばのポケモンたち
エンディング前
- ブルー
- ひろばの住民の一匹。初めて会ったときはペリッパーくんれんじょの方角を教えてくれる。
性別はオスで一人称は「ボク」。
のちの「とうひこう」の件で主人公を疑ってしまったことを素直に謝罪した。ナマズンの池に突如できたほら穴に興味本位で入った際、意図せずグランブルに進化してしまう。
当初は顔がイカつくなったと戸惑っていたが、フーディンから進化する事のメリットを説明されたことであきらめがついた様子。
- マダツボミ
- ひろばの住民の一匹で、時おり時事ネタを教えてくれることがある。一人称は「わたし」。
現実的な性格で、ウワサ話はあまり信用しないタイプ。
のちの「とうひこう」の件で主人公を疑ってしまったことを素直に謝罪した。
- ハスブレロ
- ひろばの住民の一匹で情報通。性別はオスで一人称は「オレ」
ぶっきらぼうな性格だが、分からないことがあると丁寧に教えてくれる。
のちの「とうひこう」の件で主人公を疑ってしまったことを素直に謝罪した。
エンディング後は進化したブルーを見て、しんかに興味を持つが、しんかによって自分の性格も変化しないか危惧している。
- ナマズン
- ひろば一の年長者。
長命なだけあって色々な伝記や昔話を知っており、時折キャタピーたちに聞かせたりする。
故意ではないが、暇潰しに自分の話した昔話が原因で主人公を危機に陥れてしまったことを後悔し、深く反省した。
エンディング後はひでんわざマシンの「ダイビング」を1つだけ渡してくれる。
- カクレオン兄弟
- 兄弟で商店を経営するポケモン。兄は通常カラーだが、弟は色違いの紫色。
どちらも、のちの「とうひこう」の件で主人公を疑ってしまったことを素直に謝罪した。- カクレオン(兄)
- おもに食料や飛び道具などダンジョン攻略に役立つ商品を販売している。
ポケモンニュースによると、カクレオン(兄)を巡ってさまざまな疑惑や憶測が飛び交っている。 - カクレオン(弟)
- おもにわざマシンやふしぎだまなどダンジョン攻略に役立つ商品を販売している。
非常に兄を尊敬している。
- ガルーラ
- 倉庫事業を経営するポケモン。
おおらかな性格で、一部を除いてどんなどうぐでも快く預かってくれたり、倉庫で預かったどうぐは責任を持って守ったりと仕事に対する責任感も強い。
「とうひこう」の件では表向きはひろばのポケモンと同調しているが、内心は彼らが無実であると信じ続けていた。
- ペルシアン
- 銀行を経営するポケモン。
性格は真面目で口調は丁寧。性別はメス。
なお、銀行ではあるが利息は付かないのは有り難いが、融資もしてもらえない。
のちの「とうひこう」の件で主人公を疑ってしまったことを素直に謝罪した。
- プクリン
- ポケモンが住めるともだちエリアを管理する不動産を経営するポケモン。購入者に管理権を譲渡する。
性別はオス。
非常にフレンドリーな性格で、主人公たちに初めて会った際にもともだち~ともだち~と言う。
のちの「とうひこう」の件ではずっと主人公達の潔白を信じていたことを明かす。
- ゴクリン
- れんけつやを経営するポケモン。
性別はオス。
のちの「とうひこう」の件では主人公を信じていたことを明かし、同時に疑ってしまったことを素直に謝罪した。
- マクノシタ
- くんれんじょを経営するポケモン。
救助隊を強くするのに非常に情熱的なポケモン。
なお、ポケモンひろばの住民の中では唯一台詞がほとんど変化しないキャラクターである。
マクノシタ曰く、くんれんじょに出現するポケモンらは救助隊のスキルアップに協力するボランティアのポケモンなんだとか。
- ペリッパー
- 一族総出でペリッパーれんらくじょの経営や、救助依頼の手紙を配達を担当するポケモン。
様々な性格のペリッパーがおり、真面目な口調で話すペリッパーを初め、語尾に「~ちょ」と付ける田舎口調のペリッパーや、「~まーす」と軽い口調のペリッパー、さらには「ヨォ!アミーゴ!」や「コンチキショー!」と口調が豪快な兄貴分ペリッパーなど、やたら濃い面子ばかりが揃ってる。
手紙の配達を担うペリッパーには「さすらいの ゆうびんやさん」という肩書きが付けられている。
ストーリー中に出会うポケモンたち
序盤から中盤
- バタフリー
- キャタピーの母親。
ちいさな もりに嵌まったキャタピーの救助を主人公とパートナーに頼み込む。
キャタピーを助けたあとはオレンのみなどの木の実をお礼として渡す。FLB失踪後は他のポケモンと組んでマグマの ちていへと果敢にも挑む。
- キャタピー
- むしポケモンの幼虫。オスかメスかは不明。バタフリーの子供。語尾に「~です」と付けるのが特徴的。
ちいさな もりのほら穴に嵌まってしまっていた所を助けられてからは、主人公達を憧れのヒーローとして尊敬するようになる。
後に主人公達の救助基地の改築工事を手伝う。
- トランセル
- キャタピーの友だち。怖くなるとすぐにカラを固くする。
エンディング後はバタフリーに進化できないことに嘆いている。
- コイル
- でんじはの どうくつ最深部にて電磁波の影響でくっついてしまったコイル2体を助けてほしいと主人公たちに依頼をしてきたポケモン。
無機質の性格上、片仮名言葉で喋る。
この件のみならず、ディグダの件にも登場し、その際パートナーは救助隊に加入するよう説得するが、住める場所が近くに無いとして一度は破談となる。主人公たちがプクリンに初回特別サービスで無料でともだちエリアを解放させてもらってるところに駆けつけ、自身のともだちエリアの解放を求めたところ、プクリンは快く了解してくれたことで、晴れて主人公たちの仲間になった。
- サーナイト
- 主人公の夢の中に時折姿を現しては、その度に主人公の役目や行く末を話す謎のポケモン。
夢の中にいながら、夢の外にいた存在までも認知*4して感情を読み取ったりすることもできる。
性格は温厚で誰にでも優しく接し、丁寧で落ち着いた口調で話す。ナマズンの話したキュウコン伝説によると、サーナイトはキュウコンのタタリからパートナーのニンゲンをかばい、キュウコンはその姿を見てサーナイトを助けるかどうか訪ねたが、そのニンゲンはサーナイトを見捨てて逃げ出してしまった。しかしサーナイトはそのニンゲンを恨むことはなく、むしろサーナイトの役目であるパートナーを全力で守る事をやり遂げられた事を誇りに思っている。*5。
現在はキュウコンの呪いで実体が封印されているために動くことができず、魂の状態でしか意志疎通が出来ない。
この状態を解決するにはキュウコンの呪いを解く必要があるが、それを解くにはかつてパートナーであったニンゲンの力が必要なようだ。サーナイトを裏切ったニンゲンの正体はイジワルズのリーダー、ゲンガーである。
ゲンガーもかつてはニンゲンだったが、キュウコンの呪いによってポケモンの姿に変えられていた。
「ほしのていし」後に考えを改め、嫌々ながら主人公たちにキュウコンに会うためのボディーガードを頼み込み、命を懸けてサーナイトを救う。
かくしてゲンガーらの尽力でサーナイトは実体を取り戻して現実世界に戻ることができたが、タタリを受けて魂の状態だった時の記憶を失っているようで、ゲンガーがかつての自分のパートナーである事に気づいていない。
去り際にサーナイトが名を尋ねるが、ゲンガーはあえて自分の正体を明かさず「オレの名はゲンガー」と名乗るにとどめた。姿かたちが変わってもまた一からやり直せる。お互いに名前を知った以上、これからも何かしら関わることがあるだろう。
- ダグトリオ
- ディグダの父親。何者かに拐われた息子のディグダを救ってほしいと主人公たちに依頼する。
また常に地中で生活するためか、依頼する時も相手に話しかけるときもまずは地中から話しかける。
依頼する時は例え相手が女の子であっても、部屋の中に勝手に入り込んで依頼を押し付ける。
遠慮ってものを知れ。
この件が解決したあとも度々登場する。
エンディング後は曰く世界を旅したらしい。聞き手・ディグダ
ディグダ「パパ どこに いっていたの?ダグトリオ「せかいを たびしてきたのだ
ダグトリオ「せかいは ひろい。
まだ みたこともない ポケモンたちが
せかいには いっぱい いる。ディグダ「そうだったんだ……。
その みたこともない ポケモンたちを
パパは ぜんぶ みてきたんだね?ダグトリオ「………………。
アタリマエだ。ダグトリオ「わたしたちを だれだと
おもってるんだ!?
- ディグダ
- エアームドに因縁つけられ、拐われてしまったポケモン。ハガネやま頂上にて人質に捕られている。
主人公、パートナー及びコイルたちの協力により無事救助された。
主人公に助けられたことに恩を感じ、主人公がキュウコン伝説の濡れ衣を着せられた際にも主人公達の潔白を信じ続けた。
- エアームド
- オネェ口調が特徴的なポケモン。ここ最近の地震の頻発に悩んでおり、原因の一因と疑ったディグダを有無を言わさずハガネやまへ拐っていった。
ディグダを助けにきた主人公たちを追い払うために勝負をしかけてくる。ポケモンニュースの一記事に「ある情報筋から一連の災害はディグダが暴れているからという報告があった(但し、災害調査団は疑問視している)」という記述があり、エアームドはこの報告を疑うことなく鵜呑みにしてしまったものと思われる。
- ゲンガー/アーボ/チャーレム
- こちらを参照。
- ワタッコ
- 風に身を任せ移動するポケモン。
仲間の一匹がちんもくの たにに引っ掛かってしまい、チーム テングスに助けを求める。
エンディング直前までは事あるごとに広場に姿を現していたが、エンディング後は旅立ってしまう。
- サンダー
- 伝説の鳥ポケモンの一匹。
自然災害に苦しめられている中、ワタッコを救助しにやってきたダーテングが自身のナワバリに侵入した事でついに堪忍袋の緒が切れ、怒りに任せてダーテングをライメイの やまへと拐っていった。
主人公らはダーテングを救助するためにライメイの やま山頂にてサンダーと対峙する。
- ネイティオ
- おおいなる きょうこくの頂上にあるせいれいの おかで一日中太陽を見つめ、何かを感じ取っている。
エンディング直前、宇宙から隕石が迫っているのを見通し、世界に住むポケモンたちに危機をテレパシーを通じて伝える。
中盤以降
- ファイヤー
- ほのおの やまの山頂に住む伝説のポケモン。口調は丁寧言葉。
最近頻繁に起きる自然災害に頭を悩ませており、山に立ち入った主人公達がその原因と勘違いして襲いかかる。
戦いに敗れた後にパートナーの説得を聞き入れ、主人公たちに自然災害の原因を突き止める事を約束させる。
なお、主人公たちが追われている身ということは知らない模様。
エンディング前は仲間にならない。
- フリーザー
- じゅひょうの もり奥地にいる伝説のポケモン。
主人公たちが森を荒らしに来た侵入者だと勘違いし、主人公たちに襲いかかる。
ファイヤーとは異なり、戦いに敗れた後もパートナーの説得を聞き入れず、再び攻撃をしかけようとするが…。
なお、主人公たちが追われているということは知らない模様。
エンディング前は仲間にならない。
- アブソル
- 逃避行中に仲間になるポケモン。フリーザーに再び襲われそうになった主人公たちを助ける。
フリーザーとは顔なじみのようで、主人公たちの説得を聞き入れなかった彼もアブソルの言葉は信用し、ようやく落ち着いた。
- キュウコン
- 逃避行における一連のストーリーの根幹の鍵を握るポケモン。
主人公に掛けられた「サーナイトを裏切った人間」という疑惑は、キュウコンが真相を語ったことで晴れた。
また、ゲンガーと認識があるようだが…。
- ソーナノ
- 語尾に「~ナノ」を付けるという変わったしゃべり方をするポケモン。
暴れまわるマンキーたちに悩み、主人公たちに懲らしめるようお願いする。
解決後は救助基地の改築に自ら申し出て手伝ってくれる。
- ソーナンス
- ソーナノと違って「ソーナンス!」しか喋れないポケモン。
問題解決後は救助基地の改築をソーナノと共に手伝う。
- 特別救助隊チーム
- それぞれのチーム、ポケモンの詳細はリンク先のチーム情報を参照のこと。
失踪したFLBを探すためにチーム ハイドロズのリーダー・カメックス、チーム カラミツキのリーダー・オクタン、チーム ゴロゴロのリーダー・ゴローニャで構成した特別チーム。
実力派揃いのチームで期待も厚かったが、ダンジョン内を巣喰う強力なポケモンたちを前になすすべもなく惨敗し、大怪我を負った状態でひろばに戻される。
一度は諦めかけたものの、主人公とパートナーの勇気に感化され、再度FLBの捜索へ動き出す。
- グラードン
- マグマの ちてい最深部で深い眠りについていた伝説のポケモン。
地殻変動の影響で眠りを妨げられ、その怒りで我を忘れ暴れ回った結果地震を引き起こし、他のポケモンたちを困らせていた。
エンディング前は仲間にならない。
- ドーブル
- まだ若者だが芸術家の端くれ。成人になったときに背中に足跡を付けるという儀式が嫌で村から逃げ出した。
しかし、逃げた先は不思議のダンジョンであるとおぼえの もりであり、完全に迷ってしまい抜け出せなくなっていた。
主人公らによって救助され事の顛末を離している間に、仲間のドーブル達が救助基地まで追いかけてくるが、ドーブルの咄嗟の判断で主人公らの救助隊への加入を希望する。
慌てふためく仲間のドーブル達だったが、最終的に村を統べる村長ドーブルから許可したことで、救助隊の仲間に加わった。
このドーブルは救助基地の旗のデザインを変えることができる特別なドーブルで、別れると二度と旗のデザインを変えることが出来なくなる。
- レックウザ
- てんくうの とうの頂点に住まうポケモン。
地球に迫る隕石を止めるために主人公とパートナーはレックウザに頼もうとするが、自分の縄張りに入ってきたことに立腹し聞く耳を立てず、戦うことになる。
エンディング前は仲間にならない。
エンディング後
- カイオーガ
- 海の支配者。
あらしの かいいき最深部にて鎮座している。
グラードンとの死闘のすえ長い眠りについていたが、力を回復し蘇る寸前であった。
- ミュウ
- キュートさが光る幻のポケモン。
特定の条件を満たすとちてい いせきに出現するが、ひろばのポケモンたちはミュウのことよりも、おたからの話題で盛り上がっている。
マダツボミが未確認のポケモンの存在を仄めかす程度でしか話題にならなかった。
- パッチール
- 伝説のポケモン求めて何千里。
フラフラと歩きながら特徴的な喋り方をするポケモン。一人称は「てまえ」。
幻のポケモンを求めて旅をしていたが見つけることはできず、ポケモンひろばに訪れたときには極度の疲労により倒れこんでしまった。
容体回復後はそのポケモンに出逢うことを諦め、主人公らに「とうめいな はね」を渡す。
- エンテイ
- 海を隔てた先にある大地を守護するポケモンの一匹。
溶岩・マグマが吹き流れるほのおの だいちを守護している。
伝説のポケモン・ホウオウに出逢うための重要な鍵を握る存在で、戦いに勝利をすると「とうめいなはね」にほのおのパワーを吹き込んでくれる。
- ライコウ
- 海を隔てた先にある大地を守護するポケモンの一匹。
カミナリ雲に覆われたイナズマの だいちを守護している。
伝説のポケモン・ホウオウに出逢うための重要な鍵を握る存在で、戦いに勝利をすると「しんくのはね」にでんきのパワーを吹き込んでくれる。
- スイクン
- \海を隔てた先にある大地を守護するポケモンの一匹。
強い北風が吹き荒れるきたかぜの だいちを守護している。
伝説のポケモン・ホウオウに出逢うための重要な鍵を握る存在で、戦いに勝利をすると「ゆうひのはね」にみずのパワーを吹き込んでくれる。
なお、エイティ、ライコウ、スイクンの三者がパワーを吹き込んだことによって、当初は「とうめいなはね」だったものが「にじいろのはね」へと変わっていった。
- ホウオウ
- パッチールが探し求めていた幻のポケモン。
雲を突き抜けるほど標高があるはるかなる れいほうの頂上で挑戦者を待ち続けており、頂上に辿り着いたプレイヤーと対峙することとなる。
伝説のポケモンだけあって、非常に寛大な心を持ち合わせており、倒れこんだものを介抱するという場面も存在する。
- ラティオス
- とある目的のために何回にも渡って、カクレオン専門店からわざマシンを盗み続けていたポケモン。
真相解明まではカクレオンは咎めようとするが、解明後は空気を読んで無罪放免とした。
- ラティアス
- ラティオスの妹。何処かの谷底で翼を痛めて苦しんでいる。
- ルギア
- ホウオウと対となる伝説ポケモン。
ぎんの かいこう最深部にて対峙する。
出会うにはサンダー、フリーザー、ファイヤーの力が必要。
- デオキシス
- 宇宙からきたDNAポケモン。
実は「ほしのていし」にて接近してきた隕石に付着していたポケモンで、いんせきの どうくつの最奥部にやってきた救助隊と対峙する。
救助隊チーム
主人公らの救助隊の良きライバルたち。
協力したり、お互いの能力を高め合うために対戦をすることもできるが、中にはこちらに悪態をついてくる悪の救助隊チームも存在する。
- イジワルズ
- 世界征服をたくらむ悪の救助隊で、何かと主人公らに突っかかる。
過度なお礼を要求したり、他のポケモンを脅してチームに入れようとするなど悪行を繰り返す。
キャタピーを除いて、ひろばのポケモンたちはゲンガーに対して特に恨み節を吐かないことから、身近なポケモンを狙わず、他に相談しづらい非力なポケモンやネームバリューが弱い救助隊といった一部のポケモンのみに執着的に嫌がらせを繰り返していると思われる。- ゲンガー
- 悪の救助隊「イジワルズ」を率いるポケモン。
夢は世界征服*7。
キャタピーを脅したり、ナマズンが話した昔ばなしに出てきた悪いニンゲンを主人公にでっちあげて貶めるなど陰湿な面もある。
あやしい もりの奥地で戦う。主人公が元ニンゲンだったというエピソードを利用して主人公を陥れたゲンガーであったが、実はゲンガー自身も元はニンゲンであった。
そして、キュウコンの伝説に出てきた悪いニンゲンの正体は主人公だとでっち上げていたが、本当の真犯人はゲンガーであった。
ゲンガーこそがサーナイトを見捨てて裏切ったニンゲンであったが、「ほしのていし」の後に考えを改め、サーナイトをキュウコンの呪いから救うため、主人公らに協力を頼み込む。厳しいひょうせつの れいほうの山頂にてキュウコンから呪いの解き方を聞き出したゲンガーは再度、やみの どうくつへの同行を主人公らに頼む。
チーム、ゲンガーは目の前に立ち塞がるポケモンたちを退かせると、やみの どうくつ最深部へとたどり着いた。
ゲンガーはサーナイトを助けようとするものの、ゲンガー自身では解くことが出来ずに、代わりに何故かこちらのチームメンバーが解くこととなる。
ゲンガーのキュウコンへの態度、そして呪いを解くのに怠慢したときの反応を見れば、ゲンガーの心境は非常に焦ってることが窺い知れる。
結局どう答えようが、メンバーの手でサーナイトへの呪いを解くことはなかったが、その時、ゲンガーの必死の叫びによって「最後のカギ」が遂に解かれる。
この時のゲンガーの台詞は感動モノなので、ゲンガーが好きな人も嫌いな人もしっかりとゲンガーの叫びに耳に(目に)焼き付けておこう。
キュウコン曰くゲンガーに足りなかったのは「感謝の気持ち」であり、ゲンガーがそれに気づいたことで「最後のカギ」が解かれたのだという。
かくしてゲンガーの懸命な努力により、遂にサーナイトは実体を取り戻したものの、残念ながらかつてのパートナーがゲンガーに姿を変えた事の記憶は無くなっていた。
サーナイトを救ったゲンガーは役目は終えたと言わんばかりにサーナイトの元から立ち去ろうとするが、サーナイトがゲンガーを呼び止めると、ゲンガーの名を尋ねた。
ゲンガーは振りかえって「ケッ!オレの名はゲンガー!よろしくな」と答えると、その後のサーナイトの返事を聞き終えてから再び足を進めた。
常に悪意の満ちた笑みばかりを浮かべるゲンガーだが、きっとこの時のゲンガーの表情は今までにない清々しい笑顔だったに違いないだろう。 - チャーレム
- 救助隊チーム「イジワルズ」の紅一点。
あやしい もり奥地で戦うこととなる。
誰にも邪魔されずに瞑想できる場所を見つけるのが夢。
エンディング後、とあるダンジョンで出られなくなったため、助けを求める。 - アーボ
- 救助隊チーム「イジワルズ」の一員。
どんな大きなものでも丸飲みできるアゴを持つことが夢。
チャーレムとは違い、ゲンガーの表情が読み取れるという理解者。
エンディング後、あることで悩んでいるゲンガーを心配している。
- FLB
- フーディンをリーダーとした救助隊チーム。
チーム名はそれぞれの構成員の名前の頭文字*9から取って組み合わせもの。
ランクはゴールドランクで実力は高く、誰からも憧られるレジェンド級の救助隊チーム。- フーディン
- FLBのリーダー。
好戦的な他の隊員とは違い、常に落ち着いている冷静沈着な性格。
時には感情的になるリザードンとバンギラスらを宥める役割も担う。
主人公をニンゲンと見抜いた数少ないポケモンの一匹。
ゲンガーによって疑いに掛けられた主人公と対面するも、1日だけ猶予を与え、そして一連の騒動の真相を突き止める旅に出るよう促す。
憧れの救助隊員はルカリオ*10。 - リザードン
- FLBの一員。感情的になりやすい性格。
逃避行騒動後のインタビューでは(主人公がキュウコン伝説に出てきた人間ではないことについて)本音か否か「いやー、実はオレもそうじゃないかと思ってたんだよ。ハハハハ」などと証言している。
その割には強硬な態度で対面していたと思うが。弁明としての信憑性はどれほどのものかはプレーヤー次第。 - バンギラス
- FLBの一員。
逃避行騒動後のインタビューでは「ゲンガーのヤロー、覚悟しとけよ!」などと見方によっては自身の非を認めたうえでこのような発言をしているようにも受け取れる。
上の奴より頼もしく感じる。リザードンのような目立った活躍はなく、ひたすらポケモンひろばでゴールドランクより上の救助隊ランクについてリザードンと話し合い続けている。
- ハイドロズ
- 水系のポケモンたちで構成されたチーム。チーム名の由来は水を表すハイドロと英語の複数を表すSを組み合わせたもの。
実力派揃いのチームだが、救助隊ランクはブロンズランクとやや低め。
カメックスのみがエンディング前に出現するが、エンディング前でもマダツボミがオーダイルのことに言及している。- カメックス
- ハイドロズのリーダー。一人称は「ワシ」。
オーダイル、ラグラージとともにただポケモンを救助するだけではなく、水わざを扱えることを生かして火事の消火活動にも参加する。
後のFLB失踪騒動時はオクタン、ゴローニャとともにチームを越えた特別チームを結成した。
エンディング後に対戦可能。西のはずれに新しい洞窟を発見したとしてFLBのリザードンと共に調査を行うが、ミュウツーの怒りに触れて共に大ケガを負いポケモンひろばに帰還する。
その後もひろばにやってきたネイティオにライメイの やまのはずれにできた謎の洞窟についての情報を聞き出そうとする。
その際に洞窟の中がどうなっているかをパートナーに聞かれ、得体のしれない何かが大量にうごめいていて近寄れなかったと話すと、意外と臆病だと笑われ、思わず怒りをあらわにする。 - オーダイル
- ハイドロズのメンバー。
カメックスと共に自然災害で発生した山火事の消火活動を行なう。 - ラグラージ
- ハイドロズのメンバー。
- ゴロゴロ
- ゴローニャをリーダーとし、その他ゴローンで構成されているチーム。チーム名の由来は岩が転がる時の音から。
救助隊なのに凶悪なチームとして有名なようだが、仲間内で足を引っ張りあっているのか、救助隊ランクはノーマルランクと低い。
なお、ゴローニャのみがエンディング前から登場する。
- 集まったポケモンたち
- ライチュウ、ゴルバット、サイドン、ストライク、バリヤード、カイロス
メガニウム、エイパム、ゴマゾウ
FLB失踪を受け、ダーテングが呼び寄せた救助隊に所属するポケモンたち。
話を聞いた後はダーテングの気合いに感化し、FLB救助に尽力する。
- ウソウソズ
- メンバーはウソッキー以外不明。チーム名の由来は擬態を得意とすることからだと思われる
救助隊ランクも不明。- ウソッキー
- ウソウソズのメンバー。一番重宝しているどうぐは「ゴローンのいし」。
- ドガース
- 恐らくドガースのみで構成されているであろう救助隊チーム。救助隊ランクはそれほど高くないと見られる。
チーム名の由来はメンバーのドガースから。- ドガース
- あやしい もりでの異臭騒動で疑われたポケモン。結局、あやしい もりでの異臭騒動の真相は謎のままである。
その他
- きゅうじょたいきょうかい
- 全ての救助隊チームを束ねること以外素性が一切明らかにされていない謎の協会。
お金の概念がある本作ではどのように運営されてるかも不明。
新しく登録した救助隊には活躍していけるように色々なグッズを送ったりするなど、救助しやすい環境作りにも力を入れている。
何度使っても無くならない不思議なわざマシンを調査したりする他、定期的に所属する救助隊に手紙を送ったり、救助隊にアンケートを取ったりしている。
- なぞのたんけんたい
- 素性が一切明らかにされていない探検隊。
アーボックの模様のパターン、キリンリキの尻尾の知能数など様々なポケモンの七不思議の情報を募集している。
因みに救助隊チームではなく探検隊チームである。
- ヒメグマさん
- 掌に甘い蜜が染み込んでおりよく舐めている。
取材したポケモン曰く「ちょっと羨ましい」。
- ルリリちゃん
- 溺れているヤドンさんを見つけて、小柄ながらも果敢にも自分の尻尾を浮き輪代わりにしてヤドンさんを助け出した。
救助隊チームに所属していない模様。
- ヤドンさん
- 不思議な場所で嵌まって溺れていたというポケモン。自分は泳げることをすっかり忘れてしまい、溺れていたとのこと。
- ソーナンスさん
- ある日の未明に遭難してしまった。
通報もあって、無事ハイドロズのチームに救助された。
さわぎの もりのストーリーで登場したソーナンスと同一かは不明。
- ポワルン
- 気象予報士。トンデモない天気予報を送る。
- 画家ドーブル
- 独創的な画風で注目を集める画家。
ある日、自身の初期の代表作の絵画が3億ポケという非常に高額な金額で落札された。
落札者の名前は不明。
- ラッキー
- マダツボミが逢いたがっているレアなポケモン。
また占い師を務めるラッキーもおり、ラッキー曰くダンジョンで最初に手にしたどうぐによってその日の運が決まるらしい。
- ラフレシア
- 沢山のアレルギー性の花粉を撒き散らしていることから近寄りがたい存在。
そんなラフレシアは頭の花弁が大きいため、頭が重く疲れやすいことが悩みのタネらしい。
- ウリムー
- 餌を求めて穴を掘っているポケモン。穴を掘るため時々温泉を当てることがあり、ウリムーの食事跡と思われる穴からは温泉が吹き出ているらしい。
- ナマケロ
- 自分の名前を冠した「ナマケロまくら」を開発されたポケモン。
この件についてナマケロがどう思っているかは不明。
新ポケモン
- ゴンベ
本格的な登場となるニンテンドーDS用ソフト『ポケモンモンスター ダイヤモンド・パール』よりも先行して登場した新ポケモン。
エンディング後にごく稀に広場に姿を現し、持っているリンゴを落としたり、お腹を空かせていたりしている。
その時にとった行動により、愛用品と思われる「ゴンベのハラマキ」をお礼としてくれることもある。
本作では仲間にならないが、次作の『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では主人公候補の一匹に選出されている。