ソ連軍の砲弾

Last-modified: 2022-08-09 (火) 23:32:00
 

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本シムに登場するソ連軍の砲弾とその種類を解説する。()は装填時の選択キー

1~5の数字キーで砲弾を選択後にRキーで装填を指示。

徹甲弾 BR-350A(数字キー 1)


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ソ連軍の徹甲弾も基本的に装甲を貫くと爆発する「徹甲榴弾」である。
T-34やKVー1、SU-76などに使われた76.2ミリ砲に使用されるごく一般的な徹甲弾であると同時に、ドイツ軍のものと同様最も使い勝手が良い砲弾である。信管があり爆発するので歩兵掃討にも榴弾程ではないが威力を発揮するオールマイティな砲弾。
多少装甲が厚い戦車相手でも、何発も立て続けにぶち込んでいれば十分に乗員に被害を与えることが出来る。
因みにこれの85ミリ砲版がBR-365BR-365Kである。


 

徹甲弾 B-240(数字キー 1)


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T-26やBTー5、T-70などに使われた45ミリ砲に使用される通常徹甲弾。A-IX-2爆薬19.5グラムを内蔵し、1キロ先にある垂直に立てられた35ミリの装甲板を撃ち破る能力を持つ。これは、ドイツ軍Ⅲ号戦車J型の42口径5センチ砲に匹敵する威力であり、採用当時は世界最強クラスの砲弾だった。
多少装甲が厚い戦車相手でも、何発も立て続けにぶち込んでいれば十分に乗員に被害を与えることが出来る。


 

高速徹甲弾 BR-365P(数字キー 1を三回押し)


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ソ連軍の高速徹甲弾。T-34-85SU-85などに使われた85ミリ戦車砲の砲弾。
信管は付いておらず純粋な徹甲弾である。多少装甲が厚い戦車相手でも十分に貫徹することが出来るが、
爆発しない点と搭載弾数が少ない点に注意。また通常徹甲弾とは弾道が違うので注意。

 

英語圏ではAPDSAPFSDSなど弾頭の径が砲の口径より小さい砲弾のことを「Sub-caliber,サブキャリバー」と
呼ぶのだが、タングステン製弾芯は砲の口径より小さいためAPCRもサブキャリバーとして分類されることがあり、
本シムもそれに従っている。もっとも、第二次大戦中に使用された装弾筒付徹甲弾はイギリス軍の
6ポンド砲用、17ポンド砲用APDSのみであり(タングステン芯のAPDSの話)、本シムに関する限り基本的にSub-caliber=APCRである。


 

成形炸薬弾 BP-353L(数字キー 4)


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ソ連軍T-34シリーズソ連軍KV-1シリーズソ連軍自走砲シリーズSU-76に使用されていた76.2ミリ砲用の成形炸薬弾。ただし、この砲弾を積んでいるのは今のところSU-76のみである。ドイツ軍のGr38 H/Lと同じく、弾道はほとんど低伸しないので注意。


 

榴弾 OF-350(数字キー 2)


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T-34やKVー1、SU-76などに使われた76.2ミリの戦車砲に使用された榴弾。ドイツ軍のものと同様遅延信管を設定することが出来、砲弾を数字キー 2で選択した状態でTabキーで遅延信管を選択(赤い時計のアイコンが出た事を確認!)して、Endキーで信管を3段階まで遅延させられる。元に戻すにはHomeキー
因みに対戦車用としてもある程度は効果を期待できる。


 

榴弾 F-354(数字キー 2を二回押し)


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T-34やKVー1、SU-76などに使われた76.2ミリの戦車砲に使用された榴弾の中でも上記OF-350よりひとつ型が古い砲弾。遅延信管が設定できず、弾道も上記OF-350より山なりに飛ぶのが特徴。ソ連軍T-34シリーズには通常積まれていないことが多いが、ソ連軍KV-1シリーズでは使用出来る。


 

榴弾 O-240(数字キー 2)


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T-26BT-5/7T-70などに使われた45ミリ砲に使用される榴弾である。遅延信管は付いておらず着発式であるところが旧式砲弾を感じさせが、高初速砲であるため弾道が低伸しやすく命中させやすい。
口径が小さい割にはそこそこの火力があり、的確に命中させられれば十分歩兵の火力支援が出来る。


 

榴霰弾 Sh-354T(数字キー 5)


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目標上空にて散弾を撒き散らす砲弾(お届け型散弾とでも言おうか)。榴弾における遅延信管と同じく、砲弾を数字キー 5で選択した状態でTabキーで遅延信管を選択(赤い時計アイコンが出た事を確認!)して、Endキーで信管を無制限に遅延させられる。元に戻すにはHomeキー。因みに正確に目標上空に着弾させるには、何度も弾着地点を目測で確認しつつEndキーHomeキーで信管を調整する必要がある。信管をいじらないことで「キャニスター弾(散弾)」としても使用出来る。{非常に使い勝手が悪い上に搭載弾数も少ないと来ているが使い慣れると塹壕を一撃で無力化出来る。

 

↓余談だが、実物はドイツ軍Ⅲ/Ⅳ号戦車シリーズの側面装甲30mmに対して貫徹可能な威力を持っている。(史実で撃破例があるかは不明)

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キャニスター弾(散弾) Sh-350(数字キー 5を二回押し)


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上記Sh-354Tから遅延信管を外したような砲弾。砲弾が発射された直後に破裂して無数の子弾を自車の目の前に撒き散らす。なお、搭載されていないことが多いので使える機会が少ない。


 

コメント欄

  • 質問なのですが、ソ連砲弾の最初についているBRやOFはどういった意味を持っているのでしょうか?。基本的に徹甲弾はBRで榴弾はOFだと思っていたのですが同じ榴弾でも最初の文字がOやFだけのものがあるなのが気になりまして、どういった基準でそうなっているのか教えてほしいです。 -- 2022-08-03 (水) 00:26:32
    • Bが炸薬ありの徹甲弾、BRが炸薬なしの高速徹甲弾だった希ガス -- 2022-08-03 (水) 12:20:44
      • 亀レスですみませんorz。なるほどそういう意味ががあったのか、回答ありがとうございます -- 2022-08-09 (火) 23:32:00