Tier 4 アメリカ 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 29/25/29 | 本体価格(シルバー) | 143,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 64.40 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | ||
後退 | 20 | 派生元車輌 | M3 Stuart | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 330.05 | ||||
移動時 | 330.05 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | |||||||
M5 Stuart E:4,500 S:143,000 | ━ | 無線 E:340 S:33,600 | エンジン E:670 S:10,500 | 砲塔 E:760 S:5,180 | 履帯 E:830 S:5,050 | 主砲 E:3,460 S:17,700 | ━ | 戦車 Chaffee E:12,480 S:405,000 | ━ | 戦車 M7 E:13,060 S:355,000 | ━ | 戦車 M41 HMC E:13,150 S:405,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 M5 Stuart | Twin Cadillac, Series 42 | 37 mm Gun M6 | VVSS T16E3 | M5 | 450 | SCR 508 | |
320 | 43 / [39.09] | 38/32/32 | 395 | ||||
21.31 | 1.0/1.1/2.0 | 44 | 340 | ||||
LVL.1 無線 | Twin Cadillac, Series 42 | 37 mm Gun M6 | VVSS T16E3 | M5 | 450 | SCR 506 | |
320 | 43 / [39.07] | 38/32/32 | 615 | ||||
21.30 | 1.0/1.1/2.0 | 44 | 340 | ||||
LVL.2 エンジン | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M6 | VVSS T16E3 | M5 | 450 | SCR 506 | |
350 | 43 / [42.81] | 38/32/32 | 615 | ||||
23.34 | 1.0/1.1/2.0 | 44 | 340 | ||||
LVL.3 砲塔 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M6 | VVSS T16E3 | M5A1 | 480 | SCR 506 | |
350 | 43 / [42.30] | 45/32/32 | 615 | ||||
23.06 | 0.8/0.9/1.9 | 44 | 370 | ||||
LVL.4 履帯 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M6 | VVSS T16E3 | M5A1 | 480 | SCR 506 | |
350 | 45 / [43.28] | 45/32/32 | 615 | ||||
23.06 | 1.0/1.1/2.0 | 44 | 370 | ||||
LVL.5 主砲 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun T16 | VVSS T16E3 | M5A1 | 480 | SCR 506 | |
350 | 45 / [43.10] | 45/32/32 | 615 | ||||
22.96 | 1.0/1.1/2.0 | 44 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲、緑字:オートリローダー砲
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Gun M6 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 56 78 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 792 990 792 | 720 720 720 | 35.29 | 1,412 | 0.70 | 0.40 | 123 | +20 -10 | |
35.29 | 1,412 | 1.70 | 0.42 | 147 | ||||||||||
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Gun T16 | AP APCR | 18 2G 10 | 56 78 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 884 884 792 | 720 720 720 | 29.14 連射[0.67] 弾倉[7.60] | 1,166 | 1.70 | 0.42 | 120 [5×24] | +20 -10 | |
30.31 連射[0.67] 弾倉[7.20] | 1,212 | 1.70 | 0.42 | 750 [5x24] |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 4アメリカ軽戦車。 - 火力
偵察枠軽戦車の中でもワーストを争う程に火力が不足している。- 37 mm Gun M6
初期砲。前身の最終砲。
元々が貫通力・ダメージ共にTier2相当の貧弱な代物であり、M3 Stuart時代でさえ悩まされていた火力不足が更に深刻になっている。 - 37 mm Gun T16
最終砲。
大雑把に言って初期砲が5連射出来るようになったオートローダー砲で、弾自体の性能は全く変わっていない。
PC版と異なり、他のオートローダーと同じく一発ずつ撃てる仕様になっている。
APCRすら貫通力78mmに留まり、この数値は他のTier4軽戦車の通常AP弾と大差ない。
本車の中華版であるM5A1 Stuartや、日本の同格軽戦車であるKe-Hoに至っては通常弾すら本車の金弾を越えている有様。
さらに、ドイツにはAP95mm・APCR130mmという機関砲まであるのだ……。
しかもこんな性能でありながら精度も劣悪。
貫通できたとしてもDPMは1,000を少し超える程度。最終砲は弾倉攻撃力200と火力が全くもって足りない。
敵の側面や背面を狙って射撃しよう。
- 37 mm Gun M6
- 装甲
M3 Stuartの性能向上型…の筈なのだが、装甲は若干薄くなってしまっている。
遭遇する戦車を考えれば敵弾を防ぐ事は全く期待できない。 - 機動性
前述の通り装甲が薄くなり、エンジンも据え置きだが車体重量は何故か増加しており、出力重量比は下がっている。
その分最高速度や地形抵抗が良くなっており、機動性は高いレベルを保っていると言える。
しかし、車体旋回速度が低下しており、小回りが効きにくくなっているため、狭い道や不安定な地形を避け、減速要素の少ないコース取りに気を付けて操縦しよう。 - 偵察性能
視界が非常に優れており、改良砲塔ならTier5までの軽戦車の中でもトップタイ*1。
速度が乗れば走り偵察も可能で、深入りしなければ長期に渡って味方の目となる事も難しくはない。
車体がやや大きく、置き偵をしているときに小さな茂みだと隠れたつもりでも頭が出ていて発見されることがあるので注意。
本車よりも潜伏に長けた戦車と出会うケースも多いので、敵の布陣には十分注意しよう。
なお、M3 Stuart時代の経験はそのまま生かせるので、車体を隠せる茂みや逃走ルート、利用できる障害物をきちんと吟味しているのであれば、一方的に為す術なくやられるケースは少ない筈だ。 - 総論
Tier4以降の軽戦車はこれまでと違い、攻撃するよりも偵察することが主体になるものも多い。
ここから先の戦車でも必要とする技術なので、今のうちから偵察の腕を磨いておこう。
生き残りつつ、味方の目になることを重視していこう。
史実
M5軽戦車スチュアートはM3A3軽戦車スチュアートの流れを汲む軽戦車です。
M2~M3軽戦車で使用していた星型7気筒エンジンから、V8エンジン2基+オートマチック・トランスミッションの組み合わせに変更されています。
1942年4月から量産体制に入ったM5軽戦車はM3A1と同等の砲塔にM3A3とよく似た前面装甲29mmの溶接車体を持っていました。
初期型の生産数は2,074両程度にとどまりました。
M5シリーズ主力生産型のM5A1はM3A3と同等の大型砲塔に改められ、車体下部には脱出ハッチも追加されました。
1944年6月までに6,810両が生産され、ヨーロッパ戦線へ送られていきました。
軽戦車の火力・装甲では第一線で生き残ることが困難だったものの、ドイツ軍もこの頃には戦車不足や燃料不足が深刻化しており、滅多に対戦車戦闘が行われなかった事から強行偵察やパトロール、歩兵支援などに重宝されました。