M5 Stuart

Last-modified: 2023-06-18 (日) 17:05:06

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Tier 4 アメリカ 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)29/25/29本体価格(シルバー)143,000
最高速度(km/h)前進64.40マッチング範囲(戦闘Tier)4~6
後退20派生元車輌M3 Stuart
発見可能範囲(m)静止時330.05
移動時330.05

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8
M5 Stuart
E:4,500
S:143,000
無線
E:340
S:33,600
エンジン
E:670
S:10,500
砲塔
E:760
S:5,180
履帯
E:830
S:5,050
主砲
E:3,460
S:17,700
戦車
Chaffee
E:12,480
S:405,000
戦車
M7
E:13,060
S:355,000
戦車
M41 HMC
E:13,150
S:405,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
M5 Stuart
Twin Cadillac, Series 4237 mm Gun M6VVSS T16E3M5450SCR 508
32043 / [39.09]38/32/32395
21.311.0/1.1/2.044340
LVL.1
無線
Twin Cadillac, Series 4237 mm Gun M6VVSS T16E3M5450SCR 506
32043 / [39.07]38/32/32615
21.301.0/1.1/2.044340
LVL.2
エンジン
Continental R-975-C137 mm Gun M6VVSS T16E3M5450SCR 506
35043 / [42.81]38/32/32615
23.341.0/1.1/2.044340
LVL.3
砲塔
Continental R-975-C137 mm Gun M6VVSS T16E3M5A1480SCR 506
35043 / [42.30]45/32/32615
23.060.8/0.9/1.944370
LVL.4
履帯
Continental R-975-C137 mm Gun M6VVSS T16E3M5A1480SCR 506
35045 / [43.28]45/32/32615
23.061.0/1.1/2.044370
LVL.5
主砲
Continental R-975-C137 mm Gun T16VVSS T16E3M5A1480SCR 506
35045 / [43.10]45/32/32615
22.961.0/1.1/2.044370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー砲・機関砲、緑字:オートリローダー砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm Gun M6AP
APCR
HE
18
2G
10
56
78
19
40
40
50
---
---
0.31
792
990
792
720
720
720
35.291,4120.700.40123+20
-10
35.291,4121.700.42147
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度
連射[間隔
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm Gun T16AP
APCR
18
2G
10
56
78
19
40
40
50
---
---
0.31
884
884
792
720
720
720
29.14
連射[0.67]
弾倉[7.60]
1,1661.700.42120
[5×24]
+20
-10
30.31
連射[0.67]
弾倉[7.20]
1,2121.700.42750
[5x24]

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 4アメリカ軽戦車
     
  • 火力
    偵察枠軽戦車の中でもワーストを争う程に火力が不足している。
    • 37 mm Gun M6
      初期砲。前身の最終砲。
      元々が貫通力・ダメージ共にTier2相当の貧弱な代物であり、M3 Stuart時代でさえ悩まされていた火力不足が更に深刻になっている。
       
    • 37 mm Gun T16
      最終砲。
      大雑把に言って初期砲が5連射出来るようになったオートローダー砲で、弾自体の性能は全く変わっていない
      PC版と異なり、他のオートローダーと同じく一発ずつ撃てる仕様になっている。
       
      貫通力不足はあまりに深刻で、まともにダメージが通るのは基本的に軽戦車および紙装甲の駆逐戦車・自走砲くらいと思って良い。
      APCRすら貫通力78mmに留まり、この数値は他のTier4軽戦車の通常AP弾と大差ない
      本車の中華版であるM5A1 Stuartや、日本の同格軽戦車であるKe-Hoに至っては通常弾すら本車の金弾を越えている有様。
      さらに、ドイツにはAP95mm・APCR130mmという機関砲まであるのだ……。
      しかもこんな性能でありながら精度も劣悪。
      貫通できたとしてもDPMは1,000を少し超える程度。最終砲は弾倉攻撃力200と火力が全くもって足りない。
       
      攻撃的な運用は全くといって良いほど向いていないが、立ち回り次第では通常弾のみでの運用も可能。
      敵の側面や背面を狙って射撃しよう。
       
  • 装甲
    M3 Stuartの性能向上型…の筈なのだが、装甲は若干薄くなってしまっている。
    遭遇する戦車を考えれば敵弾を防ぐ事は全く期待できない。
     
  • 機動性
    前述の通り装甲が薄くなり、エンジンも据え置きだが車体重量は何故か増加しており、出力重量比は下がっている。
    その分最高速度や地形抵抗が良くなっており、機動性は高いレベルを保っていると言える。
    しかし、車体旋回速度が低下しており、小回りが効きにくくなっているため、狭い道や不安定な地形を避け、減速要素の少ないコース取りに気を付けて操縦しよう。
     
  • 偵察性能
    視界が非常に優れており、改良砲塔ならTier5までの軽戦車の中でもトップタイ*1
    速度が乗れば走り偵察も可能で、深入りしなければ長期に渡って味方の目となる事も難しくはない。
    車体がやや大きく、置き偵をしているときに小さな茂みだと隠れたつもりでも頭が出ていて発見されることがあるので注意。
    本車よりも潜伏に長けた戦車と出会うケースも多いので、敵の布陣には十分注意しよう。
    なお、M3 Stuart時代の経験はそのまま生かせるので、車体を隠せる茂みや逃走ルート、利用できる障害物をきちんと吟味しているのであれば、一方的に為す術なくやられるケースは少ない筈だ。
     
  • 総論
    Tier4以降の軽戦車はこれまでと違い、攻撃するよりも偵察することが主体になるものも多い。
     
    攻撃力が劣悪で視界や機動力の高い本車は良くも悪くも偵察の練習に高い適性がある。
    ここから先の戦車でも必要とする技術なので、今のうちから偵察の腕を磨いておこう。
     
    チャンスがあれば敵の布陣の隙を突いて自走砲狩りや紙装甲狩りを狙いたいが、本車の性能からして無理はできないし、そもそも無理をする必要も無い。
    生き残りつつ、味方の目になることを重視していこう。

史実

M5 Stuart

M5軽戦車スチュアートはM3A3軽戦車スチュアートの流れを汲む軽戦車です。 
M2~M3軽戦車で使用していた星型7気筒エンジンから、V8エンジン2基+オートマチック・トランスミッションの組み合わせに変更されています。

 

1942年4月から量産体制に入ったM5軽戦車はM3A1と同等の砲塔にM3A3とよく似た前面装甲29mmの溶接車体を持っていました。 
初期型の生産数は2,074両程度にとどまりました。

 

M5シリーズ主力生産型のM5A1はM3A3と同等の大型砲塔に改められ、車体下部には脱出ハッチも追加されました。
1944年6月までに6,810両が生産され、ヨーロッパ戦線へ送られていきました。
軽戦車の火力・装甲では第一線で生き残ることが困難だったものの、ドイツ軍もこの頃には戦車不足や燃料不足が深刻化しており、滅多に対戦車戦闘が行われなかった事から強行偵察やパトロール、歩兵支援などに重宝されました。

コメント


*1 ちなみにもう一両はドイツのPz.Kpfw. 38 (t)でこちらもTier4