M46 Patton

Last-modified: 2023-12-15 (金) 01:18:21

A63_M46_Patton.png

Tier 9 アメリカ 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)101/76/50本体価格(シルバー)3,450,000
最高速度(km/h)前進48.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退20.0派生元車輌Pershing
発見可能範囲(m)静止時352.57
移動時375.48

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8
M46 Patton
E:174,690
S:3,450,000
無線
E:?
S:54,000
履帯
E:?
S:60,500
エンジン
E:?
S:45,000
主砲
E:?
S:165,900
砲塔
E:?
S:52,000
エンジン
E:?
S:99,000
主砲
E:?
S:219,000
戦車
M48 Patton
E:205,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
初期
M46
Ford GAN90 mm Gun M36T80E1M46M731,600SCR 508
56040 / [34.67]102/76/76395
13.571.3/1.5/2.338400
LVL.1
無線
Ford GAN90 mm Gun M36T80E1M46M731,600SCR 528
56040 / [34.69]102/76/76745
13.581.3/1.5/2.338400
LVL.2
履帯
Ford GAN90 mm Gun M36T80E4M46M731,600SCR 528
56042 / [35.56]102/76/76745
13.581.1/1.3/2.138400
LVL.3
エンジン
Continental AV-1790-190 mm Gun M36T80E4M46M731,600SCR 528
70442 / [44.70]102/76/76745
17.071.1/1.3/2.138400
LVL.4
主砲
Continental AV-1790-190 mm Gun T15E2M2T80E4M46M731,600SCR 528
70442 / [44.70]102/76/76745
17.071.1/1.3/2.138400
LVL.5
砲塔
Continental AV-1790-190 mm Gun T15E2M2T80E4M46T1191,700SCR 528
70442 / [44.70]216/64/76745
16.391.1/1.3/2.140410
LVL.6
エンジン
Continental AV-1790-5A90 mm Gun T15E2M2T80E4M46T1191,700SCR 528
82042 / [49.99]216/64/76745
19.091.1/1.3/2.140410
LVL.7
主砲
Continental AV-1790-5A105 mm Gun T5E1M2T80E4M46T1191,700SCR 528
82042 / [49.84]216/64/76745
19.031.1/1.3/2.140410

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
90 mm Gun M36AP
APCR
HE
255
11G
255
190
268
45
240
240
320
---
---
1.46
920
1,219
920
720
720
720
10.342,4821.700.3470+22
-10
10.342,4821.700.3471
90 mm Gun T15E2M2AP
APCR
HE
255
11G
255
221
268
45
240
240
320
---
---
1.46
975
1,219
975
720
720
720
10.342,4821.900.3470+22
-10
10.342,4821.900.3471
105 mm Gun T5E1M2APCR
HEAT
HE
1,000
10G
680
268
330
53
390
390
480
---
---
1.91
1,478
1,173
945
720
720
720
6.002,3402.000.4054+22
-10
6.002,3402.000.3754

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 9アメリカ中戦車
    戦後、既存のM26 Pershingを改造した第1世代主力戦車であり、Pattonシリーズの初代である。
     
  • 火力
    全体的に精度はやや低めだが、照準拡散が少なく照準時間も短いため、遠距離よりも近~中距離での射撃に適正がある。
    俯角はいずれも-10°と優秀。積極的にハルダウンを行っていこう。
    ちなみに、改良砲塔にすると搭載できる弾数が1増える。
    • 90 mm Gun M36
      初期砲。
      前TierM26 Pershingの初期砲。
      通常弾(AP)の貫通力が190mmしかなく、同Tier帯では心許ない。
      課金弾(APCR)の貫通力は268mmあり重装甲車輌相手に有用。
      戦果を稼ぐには課金弾を多用せねばならず出費がかさむ。
       
    • 90 mm Gun T15E2M2
      中間砲。
      T26E4の史実砲の改良型。
      単発火力・分間ダメージともに低く火力不足。
      しかし、精度や照準拡散、貫通力は105mm砲より若干高く、中間砲としては及第点の性能。
      こちらも初期砲と同じく課金弾を多用することになるだろう。
       
    • 105 mm Gun T5E1M2
      最終砲。
      試作対戦車砲を転用した砲。
      Tier 9中戦車の主砲としては精度が低めであり、400m超の長距離狙撃は苦手である。
      一方で照準拡散が小さい上に照準時間も良好であり、近~中距離ではスペックの割に当てやすく感じるだろう。
      単発火力390で分間ダメージ2,340と優秀、貫通力は通常弾(APCR)が265mm、課金弾(HEAT)が330mmと重装甲車輌相手にも申し分ない。
      戦闘は通常弾で事足りるが重装甲車輌向けに課金弾も多少携帯し、側背面取りや弱点狙撃も積極的に行っていこう。
       
  • 装甲
    砲塔はある程度安定した防御力を持っているものの、車体はPershingとほぼ同一でTierが上がった分、頼りなさが増している。
    アメリカ車輌らしく俯角は広めなので、可能な限り露出面積を減らすように心がければアメリカ戦車らしい防御力を発揮できるだろう。
    • 砲塔
      改良砲塔はスペック装甲厚だと200mmを超える箇所が少ないものの避弾経始に優れ、正面の大部分が実効装甲厚250mm程度を誇る。
      キューポラも非常に小型であるため、しっかりとハルダウンを決めれば、安定した防御力を発揮できるだろう。
      しかし、主砲より下あたりを境にとした砲塔下部は傾斜が相殺され弱点となっている。
      また、防楯部分も200mm程度で抜かれる可能性がある。
    • 車体
      良くも悪くも基本的に中戦車の車体。
      車体正面上部は装甲圧101mm、40度の傾斜が付いており実質装甲圧は157.13mm。
      車体正面下部は装甲圧76mm、60度の傾斜が付いており実質装甲圧は87.76mm。
      どちらも同Tier帯では容易に貫通される弱点のため敵車輌に晒さぬよう注意しよう。
       
  • 機動性
    最高速度や履帯性能こそ変わらないが、800馬力を超える改良エンジンのお陰で総合的な機動力はかなり向上している。
    瞬発力に優れ、多少の起伏や旋回程度であれば最高速を落とさずに動き回る事が可能だ。
    悪くない旋回性と余裕のある瞬発力が戦場を選ばない足回りを発揮してくれる。
    主砲の自由度と合わせて運用性に優れ、実にアメリカ戦車らしい性能を持つ。
     
    • 偵察性能
      視界範囲はゲーム中最高クラスの410mを誇る。
      拡張パーツや乗員スキルなどで補正してやれば茂みに隠れた敵車輌や超遠距離の敵を発見できることも珍しくない。
      隠蔽率はPershingと比べれば僅かに改善されているものの、依然として平均以下。
       
  • 総論
    単発火力と分間ダメージを非常に高いレベルで両立させており、安定して貫通させられれば相手にとってかなりの脅威となる。
    しかし、貫通力や精度が劣っており、火力を発揮するには工夫が必要。
    貫通力については金弾を使ってもあまり改善されないため、持ち前の機動力で味方に気をとられている敵の側面や裏をとって補おう。
    精度については照準拡散と照準時間が優れているため、近~中距離で戦えば飛び出し撃ちで狙いが絞り切れていなくても意外と命中するのであまり気にならない。
    また、敵と交戦する際はなるべくハルダウンをして脆弱な車体を晒さないようにしたい。
    避弾径始に優れた小さめな砲塔のお陰で意外なしぶとさを発揮できるだろう。
     
    洗練され先鋭化した性能を持つライバル達と比較すると性能面で「尖った」部分に乏しく、一見して明白な強みを見出しにくいかも知れない。
    しかし、動きの自由度と火力の高さは優れた運用性を生み、実戦力としてライバル車輌に劣る物ではない。
    味方との連携や地形の利用で真価を発揮するTier 9アメリカ中戦車の名に恥じない一台である。

史実

M46 Patton

M46 PattonはM26 Pershingの改良版でM1 Abrams戦車が開発されるまでアメリカ軍の主力戦車であったM47 Patton、M48 PattonM60 Pattonで構成されるパットンシリーズの元祖に当たります。
1948年から1949年にかけて開発され、1949年から1951年にかけて2つの基本型でのべ1,168両が製造されました。
愛称であるパットンは第二次世界大戦中にヨーロッパ戦線で活躍したジョージ・パットン陸軍大将に由来します。

 

第二次世界大戦終結後、アメリカの戦車生産・開発は事実上ストップしていました。
1950年代に向けての構想はあったものの、従来のM24 Chaffee軽戦車M4A3E8 Sherman中戦車M26 Pershing重戦車で機甲力の任務はカバーできるとされ、開発予算は航空機製造に回されがちで、地上兵器は既存車輌の近代化計画で済ませていました。

 

そんな中、1946年5月にアメリカ陸軍はM26 Pershingを更新する戦車の開発を開始します。
M26はエンジンの出力不足による登坂力不足を指摘されていたため、より高出力のエンジンであるコンチネンタルAV-1790-3と新型トランスミッションであるアリソンCD-850-1を搭載した試作車M26E2が開発され、試験が行われました。
搭載する90mm砲を長砲身のT54に変更する案もありましたが、結局従来の90mm砲に新設計の排煙機とマズル・ブレーキを装備したM3A1が採用され、試作車も新たにT40の名が与えられます。
その後の試験も結果が良好であったため、1949年には新しい形式番号M46とジェネラル・パットンの名を与えられ制式採用されました。

 

M46は新規生産ではなくM26を改造して作られており、その生産途中で新型のM47パットンが開発されましたが、初期トラブルが多発し生産が遅れてしまいます。
つなぎとしてエンジンをAV-1790-5Bに、トランスミッションをCD-850-4に変更してブレーキ周り等を改良したM46A1が追加生産されました。
およそ2,000輌生産されたM26の内、800輌がM46に、360輌がM46A1に改造されています。

 

M26とM46の外見は非常に似通っているが、エンジングリルが大きく異なり、起動輪と最後部の下部転綸の間に追加された小型転綸で容易に識別できる。
M46とM46A1は外見が同じで、登録ナンバー30163849以降であればA1と識別できます。

コメント

  • 強いっちゃ強いけどひたすら金がかかる車両 -- 2019-11-05 (火) 22:38:56
  • 金弾の貫通って330じゃなかったっけ -- 2022-01-12 (水) 16:32:17
  • 105ミリの発砲音すき -- 2022-01-14 (金) 11:24:56
  • リロードさすがにナーフされたか。 -- 2023-12-15 (金) 01:18:21