M53/M55

Last-modified: 2023-06-01 (木) 16:32:04

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Tier 9 アメリカ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)25/13/13本体価格(シルバー)3,550,000
最高速度(km/h)前進56.3マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退14.0派生元車輌M40/M43
発見可能範囲(m)静止時434.34
移動時439.47

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5
M53/55
E:200,000
S:3,550,000
無線
E:?
S:54,000
履帯
E:?
S:64,000
エンジン
E:?
S:100,000
主砲
E:?
S:240,000
戦車
T92 HMC
E:271,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
M53/M55
Ford GAC155 mm Gun M46T97/T108M53/M551,200AN/PRC-10
77022 / [19.07]---/---/---500
17.261.3/1.5/2.510350
LVL.1
無線
Ford GAC155 mm Gun M46T97/T108M53/M551,200AN/PRC-25
77022 / [19.07]---/---/---750
17.261.3/1.5/2.510350
LVL.2
履帯
Ford GAC155 mm Gun M46M53/M55M53/M551,200AN/PRC-25
77024 / [20.57]---/---/---750
17.261.2/1.4/2.310350
LVL.3
エンジン
Continental AV-1790-7B155 mm Gun M46M53/M55M53/M551,200AN/PRC-25
81024 / [21.49]---/---/---750
18.031.2/1.4/2.310350
LVL.4
主砲
Continental AV-1790-7B8-inch Howitzer M47M53/M55M53/M551,200AN/PRC-25
81024 / [21.72]---/---/---750
18.221.2/1.4/2.310350

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度HE弾
予測
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
155 mm Gun M46HE
P HE*1
1,120
13G
88
90
930
930
3.97
5.34
490
490
1,412
1,412
3.142,9205.000.5854+65
30< >30
-5
8-inch Howitzer M47HE
AP
P HE*2
1,870
1,765
20G
102
241
102
1,100
870
1,100
6.07
---
8.49
440
440
440
1,290
1,290
1,290
2.652,9155.800.7434+65
30< >30
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 9 アメリカ自走砲
    アメリカ自走砲としては唯一密閉砲塔を持ち、換気扇を装備できる。
     
  • 火力
    M40/M43から射界の拡大・精度の向上・照準時間の減少等、車輌運用面で改善が見られる。
    特に左右30°ずつ、計60°の射界は同格自走砲の中でも2番目の広さ、また前車よりも射界が拡大したことで幅広い支援砲撃を行える。
    照準時に車体旋回を伴うことが極めて少ないため改良型射撃装置との相性も良い。
    • 155mm Gun M46
      単発火力は低いが装填速度と精度に優れる。
      M12の最終砲を順当に強化したものと考えていいだろう。
      相対する重戦車は装甲が厚く、拡張パーツ:スポール・ライナーを装備していることもあるため重戦車や重駆逐戦車には小ダメージしか入らないことがある。
      だが、広い射角と短い装填時間を上手に活用し、戦況に応じて的確な支援砲撃を行えば初期砲でも十分に活躍することはできる。
      APやHEATが撃てないため接近された際の自衛戦闘は苦手。*3
       
    • 8-inch Howitzer M47
      重装甲相手にダメージ効率が良い高火力を持つ。
      精度は0.74と悪く見えるが、爆発範囲が広いため照準が正確であれば何らかのダメージは見込める。
      装甲の厚い重戦車も車体底部は薄いものが多いため、車体上部への直撃よりも車体下部への至近弾の方がダメージが大きい場合もある。
       
  • 装甲
    他の自走砲同様、紙装甲である。
    マッチング相手のHEはもれなく貫通してしまう。
    車高が高くなったことで隠蔽率が低下しているため発見されやすくなっている。
    隠れる場所はしっかり選ぼう。
     
  • 機動性
    初期状態でも前車の最終状態と遜色ない。
    車体がM4A3E8からPershingに変わり、加速・最高速・旋回速度が向上した。
    カタログスペックの最高速56.3km/hは自走砲としては破格。実地でも平地なら35~40km/h程度で走行可能。
    特に走り出しの加速は自走砲とは思えないほど軽快で、他国の重自走砲と比べてストレスを感じにくい。
    陣地転換やカウンター攻撃回避も容易に行える。
     
  • 総論
    これまでのアメリカ自走砲の正統進化形で、バランス良くまとまった性能。
    あらゆる面で癖がなく扱いやすい車輌と言えるだろう。

史実

M53 155mm Self-Propelled Gun & M55 Self Propelled Howitzer

M53_SP_gun.jpg
↑M53 155mm自走砲

 

M53 155mm自走砲(M53 155mm Self-Propelled Gun)はアメリカ合衆国の自走砲。
155mm砲としてM48カノン砲を採用したため、M53 155mm自走カノン砲とされる場合もある。
パットン戦車(M46、M47、M48)のコンポーネントを台車に用い、ゼネラルモーターズによって1952年より生産された。
台車は前後を逆に用いたため、内部構造は逆向きに変更されている。
アメリカ海兵隊によりベトナム戦争で運用され、後にM109 155mm自走榴弾砲により更新された。NATO加盟国にも輸出されている。

 

300px-M55_8_inch_Self-Propelled_Howitzer_3.JPG
↑M55 203mm自走榴弾砲

 

M55 203mm自走榴弾砲(M55 Self Propelled Howitzer)はアメリカ合衆国の自走式榴弾砲。ベースはM53 155mm自走砲である。
製造が開始されたのは1950年代のことである。
旋回角左右30°の203.2mm榴弾砲を搭載しており、弾薬は10発備えている。発射速度は1発につき2分であり、最大射程は16,916mである。
M55の装甲は最大でも25ミリと軽いが、乗員を火砲や銃火器から守るには十分である。
M55とM53はM47パットン戦車の車体
を流用して製造された。
しかし、エンジンが車体前方に搭載されたり、予備履帯が砲塔正面に格納されたりと大幅な変更がなされている。
ベトナム戦争に動員されたが、その後アメリカ陸軍から退役した。

 

M53_and_M55_SP_guns.jpg
↑M53(左)とM55 203mm自走榴弾砲(右)

 

参考1
参考2
参考3
参考4
参考5

 

コメント

  • 火力、精度、射角が高水準で非常に扱いやすい。そして足が速いので敵に迫られても早めに陣地転換すれば十分逃げられるのが素晴らしい。癖がなくて初心者にオススメの一両。ついでに見た目もカッコいい。 -- 2022-04-21 (木) 20:39:45

*1 Premium HE
*2 Premium HE
*3 接近される前に陣地転換を早めに行うこと。