Tier 5 イギリス 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 20/20/20 | 本体価格(シルバー) | 395,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 12.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~7 | ||
後退 | 32.0 | 派生元車輌 | Valentine | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.358 | ||||
移動時 | 0.215 |
パッケージ
┏ | ━ | ━ | Achilles E:29,700 S:930,000 | ||||||
Archer E:19,340 S:395,000 | ━ | SP 17pdr Valentine E:3,050 S:20,900 | ━ | SP 17pdr Archer Mk. IC E:8,550 S:72,900 | ┻ | SP 17pdr Archer Mk. IC* E:18,050 S:85,900 |
E:必要経験値
S:購入価格(シルバー)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Archer | GMC 6004 6-71A | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Archer early | Archer | 360 | WS No. 19 Mk. I | |
165 | 44 / [39.11] | --/--/-- | 400 | ||||
10.39 | 0.8/0.9/1.8 | 32 | 360 | ||||
SP 17pdr Valentine | GM 6062 6-71M | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Archer late | Archer | 360 | WS No. 19 Mk. II | |
192 | 46 / [53.53] | --/--/-- | 450 | ||||
12.09 | 0.7/0.7/1.7 | 32 | 360 | ||||
SP 17pdr Archer Mk. IC | GM 6062 6-71M | OQF 17-pdr AT Gun Mk. II | Archer late | Archer | 360 | WS No. 19 Mk. III | |
192 | 46 / [52.29] | --/--/-- | 550 | ||||
11.81 | 0.7/0.7/1.7 | 32 | 360 | ||||
SP 17pdr Archer Mk. IC* | GM 6062 6-71M | OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | Archer late | Archer | 360 | WS No. 19 Mk. III | |
192 | 46 / [52.29] | --/--/-- | 550 | ||||
11.81 | 0.7/0.7/1.7 | 32 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | AP APCR HE | 45 6G 32 | 110 180 30 | 75 75 100 | 30.00 | 2,250 | 1.70 | 0.34 ? ? | 52 | +15 23< >23 -8 | |
0.34 ? ? | |||||||||||
OQF 17-pdr AT Gun Mk. II | AP AP HE | 145 7G 70 | 143 171 38 | 150 150 190 | 14.29 | 2,143 | 2.30 | 0.36 ? ? | 39 | +15 23< >23 -8 | |
OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | AP APCR HE | 175 8G 75 | 171 239 38 | 150 150 190 | 12.77 | 1,915 | 2.10 | 0.35 ? ? | 39 | +15 23< >23 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier5イギリス駆逐戦車。
Valentine歩兵戦車の車体に17ポンド砲を後ろ向きに搭載した対戦車自走砲である。
本項目では特に明記してない場合、砲身の先端側を車体前部側として記載する。
- 火力
砲性能は優秀の一言。
特に最終砲の貫通力は圧巻で、Tierボトムでも貫通力に困ることは無いだろう。
なお、最終砲はAT 8と互換性がある。- QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
初期砲。
イギリス中Tier車輌でおなじみの6ポンド速射砲。
通常弾の貫通力が不足しており、貫通力が優秀な金弾を多用していくのも同じ。
単発火力は低いが、2秒に1発という短い間隔で射撃可能。
それでいて精度面も優秀であり、静止状態であれば次弾装填までに照準が完了するのも魅力。
しかし、上記の通り金弾を多用する事になるため、収支はかなりの赤字になる事が見込まれる。
また、射撃速度に対して総弾数が少なく、無駄撃ちができないのもネック。 - OQF 17-pdr AT Gun Mk. II
史実砲。
中間砲ながら他国の駆逐戦車の最終砲に匹敵するほどの貫通力を持っている。
まずはこの中間砲の搭載を目標にするとよいだろう。
DPMがMk. VIIより優れており、撃ち続けられる場面であればこちらの方が強力な事も。 - OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
最終砲。
APでも他国の最終砲に搭載される金弾並の貫通力があり、Tier6重戦車の貫通に困ることがない。
その上、高DPMを誇り、装填時間約4秒で射撃が可能。*1
一方的に撃ち続けられる局面では絶大な火力を発揮する。
一方で単発威力は物足りず、疑似ターン制の撃ち合いには向かないが、そんなときには史実同様、優れた後退速度を活かして華麗なヒットアンドアウェイをきめよう。
- QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
- 装甲
圧倒的な砲性能を持つ反面、本車の防御面は難点が多い。
まず装甲厚はたったの20mmであるため前線で戦うことは出来ない。
加えて車体前部にエンジンが搭載されているため、撃たれるとエンジンが破損しやすい。
そうなると自慢の後退速度も発揮できなくなるので、陣地転換する際は早め早めを心がけたい。
車体後部に砲があるため、ハルダウンがしにくく稜線射撃は撃たれるリスクが高い点にも注意が必要だ。
そしてオープントップで自走砲にも大変弱い。
基本的には高い隠蔽率を活かし、茂みに隠れて狙撃に徹して慎重に運用するようにしよう。
- 機動性
前述の特徴のため前進より後進の方が速い。
前進が12km/hしか出ない代わりに後進は32km/h程度を出せるため、開幕直後の移動や陣地転換は出来るだけバックで行うようにしよう。
この性質から射撃後の退避が得意であり、守備的な運用を得意としている。
逆に攻撃的な行動を取る場合は移動から攻撃にスムーズに移行できない事が大きな欠点となる。
自慢の後進速度自体も他国の前進と比べて特別高いわけではない。
状況によっては敵を通り過ぎてから後ろから撃つといった行動も取れるが、他の敵から撃たれてしまう場合も多く、好条件が揃わないと成功しにくい。
- 総論
本車は駆逐戦車に重要な砲性能と隠蔽率で優れており、比較的良好な視界も持っている。
その一方でその特殊な機動性を持つために頻繁な移動は難しく、扱いこなすにはマップを十分に理解して無駄な移動を避けなくてはならない。
最低限、定番の狙撃ポイントは全て覚えておく必要があり、初心者も多いTier5の駆逐戦車としては決して低いハードルとは言い難い。
クセが強く扱いこなすには経験が必要だが、扱いこなせれば高い戦果をもたらすという紅茶の香りが強いイギリスらしい駆逐戦車である。
史実
この強力で軽装甲の対戦車自走砲はあらゆるタイプの敵戦車を最大1,000mの距離から撃破し得る性能を有していました。
エンジンの出力不足とサスペンションの強度不足からその最大速は比較的遅かったものの、旧式化したValentine戦車の車台の再利用としてはこのArcherは成功作と言えました。
1943年から1945年にかけ、合計665両が生産されました。