Tier 4 イギリス 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 51/38/38 | 本体価格(シルバー) | 138,500 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 39 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | ||
後退 | 16 | 派生元車輌 | Stuart I-IV | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.17 | ||||
移動時 | 0.13 |
パッケージ
┏ | ━ | ━ | ━ | ━ | Sherman III E:13,480 S:360,000 | ||||
Grant E:3,720 S:138,500 | ━ | Grant I E:2,100 S:30,000 | ┻ | Grant II E:4,600 S:48,150 | ━ | Grant II* E:4,000 S:45,150 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Grant | Wright (Continental) R975 EC2 | 75 mm Gun M2 | Grant I | Grant I | 320 | WS No. 11 | |
400 | 40 / [33.85] | --/--/-- | 350 | ||||
14.22 | 1.1/1.3/2.3 | 42 | 325 | ||||
Grant I | Wright (Continental) R975 EC2 | 75 mm Gun M3 | Grant I | Grant I | 320 | WS No. 9 | |
400 | 40 / [33.80] | --/--/-- | 375 | ||||
14.20 | 1.1/1.3/2.3 | 42 | 325 | ||||
Grant II | General Motors 6046 | 75 mm Gun M3 | Grant II | Grant I | 320 | WS No. 19 Mk. II | |
410 | 42 / [36.73] | --/--/-- | 450 | ||||
13.68 | 1.0/1.1/2.3 | 42 | 325 | ||||
Grant II* | General Motors 6046 | QF 6-pdr Mk. III | Grant II | Grant I | 320 | WS No. 19 Mk. II | |
410 | 42 / [36.73] | --/--/-- | 450 | ||||
13.68 | 1.0/1.1/2.3 | 42 | 325 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
75 mm Gun M2 | AP AP HE | 56 7G 56 | 90 125 38 | 110 110 175 | 17.14 | 1,885 | 1.80 | 0.47 4.58 1.58 | 65 | +20 -9 | |
75 mm Gun M3 | AP AP HE | 56 7G 56 | 92 109 38 | 110 110 175 | 20.00 | 2,200 | 2.10 | 0.41 ? ? | 65 | +20 -9 | |
0.41 ? ? | |||||||||||
QF 6-pdr Mk. III | AP APCR HE | 45 6G 32 | 105 170 30 | 75 75 100 | 26.09 | 1,957 | 2.30 | 0.42 ? ? | 76 | +20 -9 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier4のイギリス中戦車。
名前にM3とはついていないが、アメリカTier4のM3 Leeのほぼ同型である。
厳密に言うと、37mm砲を収めた副砲塔の形状や無線の搭載位置を変更したイギリス仕様である。
M3 Leeのイギリス仕様、つまりほとんどあの「リー先生」である。
当然この戦車もまた上部の回転砲塔に載せられた37mm砲は本ゲームでは使用できず、副砲塔の旋回すら不可。
車体に搭載された砲郭式の主砲(限定旋回)で駆逐戦車のような戦い方をしなければならない。
アメリカにはHMC M8という迂回路別ルートができてしまったが、こちらはSherman IIIやFireflyに乗りたければ避けては通れない。
- 火力
M3 Leeのラインナップに加えてQF 6-pdr Mk. IIIが追加されている。
最終砲候補はこのQF 6-pdr Mk. IIIとLeeの最終砲たる75 mm Gun M3だが、どちらも明確な欠点を抱えている。好みのプレイスタイルに応じて選択しよう。- 75 mm Gun M3
本家の75mm砲に同じく、火力と早めの発射速度からくるDPMの高さが特徴である。
通常弾の貫通力は同格に対しては申し分なく、2,200という驚異的なDPMは本家と変わらず、格下~同格戦車を片っ端から蹴散らしていける強みを持つ。
一方で金弾は本家と違い強化APであり、距離減衰が少ない代わりに貫通力は109mmと通常弾から伸びが悪く、格上重戦車には苦戦を強いられる*1。
本家ほど格上戦車への対抗力はないため、榴弾で履帯を切って逃げるなど基本的に格上は相手にしない方がよい。 - QF 6-pdr Mk. III
イギリスお馴染みの発射速度に優れた6ポンド砲。75mm砲に比べると貫通力が高く、Tier4としては十分である。
金弾を用いれば貫通力は170mmにもなり、Tier6重戦車の正面をも貫通可能なレベルに達している。
しかし、火力のある75mm砲に照準時間、精度、照準拡散いずれも劣っており、DPMも火力の低さから75mm砲に負けていたり*2と、貫通力を手にしている分何かと不利な要素が多い。
また、貫通力の距離減衰も大きく精度の悪さも相まり、遠距離での狙撃は意外と安定しない。
そもそも格上の戦車を相手する気がなければわざわざ本砲を使う意味も薄いと言える。
- 75 mm Gun M3
- 装甲
車体は本家と同等。
格下には頼れる程度の装甲を持ち、副砲塔に乗っているキューポラは小さく、また副砲塔のみ76mmに増厚されており本家より若干硬い。
俯角を活かしハルダウンをすれば副砲塔の部分は130mm程度となり、その部分だけは限定的に格上にも頼れることがある。
ただしあくまでも中戦車+無砲塔であることを忘れず、使い方を誤らないように気を付けよう。
- 機動力
本家より最高速度が1km/h増加した代わりに、足回りが若干鈍い。
中戦車としては平均的と言えるが、無砲塔ゆえにもたつきが気になることもあり、快適とは言いにくい。
尚、初期エンジンはガソリンエンジン、改良エンジンはディーゼルエンジンである。
換装によって僅かに10馬力増し火災発生率が5%低下する代わりに消耗品のガソリンを搭載できなくなる。
ちなみに改良エンジンはAchillesの初期エンジンなので、先に駆逐ルートでAchillesまで開発しておくとほんの少し節約になる。
- 総論
中戦車というカテゴリでありながら無砲塔でかつ欠点を背負った主砲しか搭載できず、扱いはかなり難しいものとなる。
本家のM3 Leeにはない6ポンド砲を搭載できることと副砲塔の装甲が厚いといった点では有利だが、その他明確に劣った部分が多く本家以上に不満を感じる。
2種類の主砲はそれぞれ立ち回りを多少変える必要があり、優先したい性能で選ぶとよいだろう。
その他、運用方法は本家を参照するとよい。
史実
M3 Lee中戦車の派生型であり、イギリス軍への供与用としてアメリカで生産されました。
イギリス軍においては本車はジェネラル・グラント(General Grant)またはグラント Iと呼ばれていました。