Sherman III

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:31

GB50_Sherman_III.png

Tier 5 イギリス 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)51/38/38本体価格(シルバー)360,000
最高速度(km/h)前進48マッチング範囲(戦闘Tier)5~7
後退18派生元車輌Grant
隠蔽率静止時0.20
移動時0.15

パッケージ

Firefly
E:28,8500
S:945,000
Sherman IIIA**
E:10,900
S:84,180
Sherman III
E:13,480
S:360,000
Sherman III**
E:1,500
S:27,000
Sherman III***
E:48,00
S:60,450
Sherman IIIA
E:10,800
S:83,980
Sherman IIIA*
E:6,300
S:68,850
Sherman III*
E:1,500
S:40,300
Sherman IIIB
E:7,800
S:74,150

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Sherman IIIWright Continental R-975C175 mm Gun M3VVSS T49D50878410WS No. 19 Mk. I
40035 / [23.33]76/51/51400
13.321.0/1.5/2.339330
Sherman III*Wright Continental R-975C1105 mm M4VVSS T49D50878410WS No. 19 Mk. II
40035 / [23.25]76/51/51450
13.271.0/1.5/2.339330
Sherman III**Wright Continental R-975C1QF 6-pdr Mk. IIIVVSS T49D50878410WS No. 19 Mk. II
40035 / [23.33]76/51/51450
13.321.0/1.5/2.339330
Sherman III***General Motors 6046QF 6-pdr Mk. IIIVVSS T51D82081465WS No. 19 Mk. III
41037 / [29.09]76/51/51550
12.800.9/1.1/1.737370
Sherman IIIAChrysler A5776 mm Gun M1A1VVSS T51D82081465WS No. 19 Mk. III
42537 / [29.89]76/51/51550
13.150.9/1.1/1.737370
Sherman IIIBWright Continental R-975C4105 mm M4VVSS T51D82081465WS No. 19 Mk. III
46037 / [34.41]76/51/51550
15.140.9/1.1/1.737370
Sherman IIIA*Wright Continental R-975C4QF 6-pdr Gun Mk. VVVSS T51D82081465WS No. 19 Mk. III
46037 / [34.48]76/51/51550
15.170.9/1.1/1.737370
Sherman IIIA**Wright Continental R-975C476 mm Gun M1A1VVSS T51D82081465WS No. 19 Mk. III
46037 / [34.36]76/51/51550
15.120.9/1.1/1.737370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
75 mm Gun M3AP
AP
HE
56
7G
56
92
109
38
110
110
175
15.791,7372.100.46
5.74
2.87
97+25
-10
105 mm M4HE
HEAT
196
10G
53
101.6
410
350
6.672,335
(HEAT)
2.500.55
?
?
66+25
-10
6.672,335
(HEAT)
2.500.55
?
?
66+25
-10
QF 6-pdr Mk. IIIAP
APCR
HE
45
6G
32
105
170
30
75
75
100
24.001,8002.000.44
?
?
128+25
-10
25.001,8752.000.44
?
?
128+25
-10
76 mm Gun M1A1AP
AP
HE
96
7G
68
128
149
38
115
115
185
13.041,5002.300.43
?
?
71+25
-10
QF 6-pdr Mk. VAP
APCR
HE
45
6G
32
110
180
30
75
75
100
24.001,8002.000.42
?
?
128+25
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier5イギリス中戦車
    アメリカからレンドリースされたM4A2のイギリス仕様。
    車体正面に角度固定で装備された連装機銃が特徴的。
    • 開発
      105mm榴弾砲の運用が主体でQF 6-pdr Mk. IIIを使わないのなら、Sherman III**、Sherman III***、Sherman IIIAは開発だけ済ませてSherman IIIBのみ購入するとクレジットの節約になる。
      また、このルートの開発ではQF 6-pdr Gun Mk. Vは本車しか搭載しないのでSherman IIIA*はそもそも開発しないのもあり。
       
  • 火力
    M4 Shermanの武装に加え、英国おなじみの6ポンド砲が加わっている。
    最終砲候補は三つ。
    • 75 mm Gun M3
      M4中戦車の史実砲であり初期砲。
      Grant搭載の物より発射速度が落ちているが、全周砲塔に搭載されているため比べ物にならないほど使いやすい。
      AP貫通力は92mmあるため、同格以下が相手ならそれなりに戦える。
    • QF 6-pdr Mk. III
      Grantの最終砲、手数型の中間砲。
      75mm砲より貫通力に優れ発射速度も高いが、一発辺りのダメージが低いのが難点。
      APCRは貫通力が170mmと高いが、ダメージの低さからどうしても多用することになり、懐に厳しい。
    • 76 mm M1A1
      M4の史実砲で最終砲候補その1。
      バランスが良く扱いやすい。
      本家M4と比較すると発射速度で劣る。
      また金弾は強化APで貫通力は149mmと同Tierの75/76mm砲装備の中戦車の中で最低ではあるが、最低限は確保している。
    • QF 6-pdr Gun Mk. V
      イギリスお馴染みの50口径57mm砲。最終砲候補その2。
      同格同郷の他車輌が持つものと比べると発射速度で劣るが、照準時間はかなり優れている。
      貫通力はAP110mm、APCR180mmとMk.IIIから更に向上している。
      DPM自体はMk.IIIから少し低下したが、精度が改善されたため命中率は上がっている。
    • 105 mm M4
      こちらもM4の史実砲で最終砲候補その3。
      本家に比べ照準時間で劣っているが、装弾数が多い。
      その他は一緒で貫通させれば大ダメージなのも精度が悪く遠距離戦に向かないのも同じ。
       
  • 装甲
    曲面装甲だったM4から平面の垂直装甲になっているが、とほぼ同じといって問題無い。
     
  • 機動性
    ほぼ同じだが、初期エンジン出力の差でこちらの方がやや旋回が鈍い。
    初期エンジンは少々力不足だが、最終エンジンではかなり軽快に動くことが出来るようになる。
    ちなみにSherman III***パッケージのエンジンはディーゼルエンジンのため、ハイオクガソリンで出力を上げることが出来ないが、エンジン被弾時の出火率が低い。
     
  • 総論
    M4同様、非常にバランスの良い戦車。
    極端なバランスの英国面戦車の中にあって、むしろこの使いやすさが異質に感じられるかもしれない。
    特に苦行戦車の一角であるGrantからの乗り換えなだけに、より快適に感じるだろう。
    75mm砲や76mm砲の課金弾が貫通力のあまり上がらない強化APだったりする奇妙さもあるが、今に始まったことではないので些細な事だろう。
    全周旋回式砲塔の有り難みを噛み締めながら、砲弾を送り込もう。
    この戦車を育てきった先にあるのは、レンドリースルート最終章にして皆さんお待ちかねのアニマルキラー、Sherman Fireflyである。
     

史実

M4A2 "Sherman III"

シャーマンIIIはレンドリースでイギリスが運用したM4A2のイギリス王立陸軍の識別名です。
M4、M4A1に続くシャーマン戦車だったので、ローマ数字のIIIが与えられました。
膨大なサブタイプを持つM4中戦車は、作られた時期や工場によって砲塔や車体の組み合わせなどがマチマチでした。
M4A2もその一つです。従来、航空用の星型エンジンを使用していたM3~M4シリーズでしたが、アメリカが参戦となると航空機が大増産が始まってしまったのです。
M4の使用エンジンであるコンチネンタルR975は練習用の航空機などに使用されるために供給が追いつかなくなることが明白でした。
そこで、代替のエンジンを自動車メーカーのビッグ3*1に求めた結果、General Motors社の開発した直列6気筒液冷ディーゼルエンジンGM6046を並列に2基連結した物を使用することが決定しました。
これこ搭載するために車体が少し延長されています。

 

連結部に埃が入るとトラブルを起こしやすいと言われましたが、片側が止まっても残る1基で走行可能でトルクも十分あったため、一応の好評を得ました。
しかし、アメリカ軍内でディーゼルエンジンに使用する軽油を使うのはアメリカ海兵隊くらいで、陸軍では使用せずに生産された残りはレンドリースとしてイギリスおよび自由フランス軍、ソ連にもレンドリースされました。
ソ連で使用されたのは1944年5月から生産された76mm砲搭載型で高い車高が災いして泥濘地で足を取られた際に横転することを除いては壊れない、居住性が良いと好評でエリート部隊の親衛戦車連隊に装備されました。
アメリカ海兵隊では上陸時やその後の歩兵支援を目的として、75mm砲が榴弾の威力が高かったことから良く使用していました。

 

A2型は75mm/76mm砲併せて、約10,947両が生産されました。

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*1 Chrysler、Ford、General Motors