Bofors Tornvagn Black

Last-modified: 2024-01-01 (月) 19:04:12

S32_Bofors_Tornvagn_BF22.png

Tier 8 スウェーデン 重戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)260/50/40マッチング範囲(戦闘Tier)8~10
最高速度(km/h)前進32.0ボーナスシルバー50%
後退12.0車輌経験値75%
発見可能範囲(m)静止時403.13搭乗員経験値0%
移動時424.07フリー経験値5%

パッケージ

Tornvagn B
G:9,650

G:購入価格(ゴールド)

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Tornvagn B2 st Scania DS14Bofors 120 mmBofors Tornvagn BlackBofors Tornvagn Black1,600Ra 421
50022 / [20.31]280/90/75850
11.631.2/1.3/2.122360

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
Bofors 120 mmAPCR
APCR
HE
1,015
12G
870
248
297
60
400
400
515
---
---
2.42
1,000
1,450
680
720
720
720
4.001,6002.300.4438+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 8スウェーデンプレミアム重戦車
    2022年11月のブラックフライデー車輌として、2022/11/22~2022/11/29の1週間限定で販売された。
     
    1970年代後期、ボフォース社が提案した針状砲塔の次世代戦車の計画案である。
    Torn(トーン)は「針」や「棘」を意味するスウェーデン語。
     
  • 火力
    • Bofors 120 mm
      単発火力・貫通力・発射速度はアメリカのT34と同等*1であり、同格と比べて単発と貫通力は優れているがDPMと精度が劣る。
      移動時の拡散は良いが、砲塔旋回すると大きく拡散してしまうので、なるべく砲塔は動かさないようにしよう。
      車長スキル「速射」を取得するとある程度は効果を実感できる。
      スウェーデン戦車らしく俯角は10度と十分取れる。
       
  • 装甲
    優れた正面装甲を誇るが、側面は垂直で装甲厚も薄い。
    また天面も20mm~70mmしかないため榴弾耐性は非常に低い。
    独特な砲塔形状から天板の露出面積が大きく、曲射砲や撃ち下ろしには弱い。
    耐久力は同格重戦車の中では平均的な値となっている。
     
    • 砲塔
      被弾面積を最小限まで減らしたような形状であり、ハルダウンをするだけで被弾しにくくなる。
      ただし、よそ見は厳禁。
      側面は90mmしかない上絞られた形状になっているため、斜めからの射線にはめっぽう弱い。
      正面の装甲厚は傾斜込みで300mm相当あり、同格の弾は十分防げる。しかし格上や駆逐戦車の課金弾には流石に貫通を許す事があるので、そういった相手がいる時は狙いを付けられないように動こう。
      俯角を最大限に取ると砲塔正面下半分の傾斜が減り270mm程度になってしまうため、稜線などに乗り上げてのハルダウン時には注意が必要。
      向かって砲身の右側にハッチの盛り上がりがあるが、この部分は70mm装甲で80度傾斜しているので弱点では無い。
      逆に向かって左側は30mmの天板が剥き出しになっており非常に脆いく、この部分は俯角を取ると正面装甲に隠すことができる。
       
    • 車体
      正面上部は70mmだが75度以上傾斜しているので十分な防御力がある。
      更に正面中部も260mmの装甲を持つ。正面下部は流石に160mmほどの弱点。
      履帯の上のライトが載っている部分は傾斜込みで250mm程度。
      車体側面は垂直50mm若しくは傾斜40mmなので跳弾以外ではまず防ぐことは出来ない。
      豚飯の姿勢を取ることはできるがエンジンルームの出っ張り(100mm垂直)が見えてしまう。
      向かって右側面を見せることでエンジンルーム部分の大半を砲塔のハッチで隠せるので、豚飯をするときはこちら側を使用すると良いだろう。
       
  • 機動性
    スウェーデン重戦車の例に漏れず見た目は速そうだが機動性は全体的に低く、超重戦車よりはマシといった程度。
    旋回速度も遅いため、軽戦車に回り込まれないように気を付けなければならない。当然、自走砲から狙われやすい。
     
  • 総論
    高性能な貫通力・単発火力・砲弾速度・主砲俯角・正面装甲を併せ持ち、重戦車としての性能は非常に高い。
    しかし、発射速度・分間ダメージ・側面装甲・旋回速度の低さから、高機動車輌に接近戦を許してしまうと不利になってしまう。
    距離を詰める場合は、相手の車輛特性と周囲の地形や味方の有無を確認することを怠ってはならない。

史実

ブラックフライデー2022年版。
1970年代後半にボフォース社によって開発が進められた計画のひとつ。
右側面の砲塔下にミサイルを搭載してベルト式システムで後部から動力を供給するなど画期的なアイデアがいくつも採用されていたほか、
当時としては非常に優秀な防御性能を備える予定だったものの、金属製の試作車輌が製造されることなく計画が打ち切られている。

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*1 通常弾がAPCRであるため標準化角度では劣るが、代わりに弾速では優る