Tier 1 ドイツ 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 14/14/14 | 本体価格(シルバー) | 0 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 36 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 1~2 | ||
後退 | 9 | |||||
隠蔽率 | 静止時 | 0.22 | ||||
移動時 | 0.17 |
パッケージ
┏ | G.Pz. Mk. VI E:275 S:3,500 | ||||
┣ | Pz.Jäg. I E:275 S:3,200 | ||||
L.Tr. E:0 S:0 | ━ | VK 31 (2cm) E:35 S:1,970 | ╋ | Pz. 35 (t) E:275 S:3,600 | |
┣ | Pz. II E:275 S:3,000 | ||||
┗ | Pz. I E:275 S:3,200 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
L.Tr. | Krupp M311 | 3,7 cm Kw.K. 36 L/46.5 | Leichttraktor verstärkteketten | Leichttraktor | 130 | FuG 2 | |
95 | 60 / [45.00] | 14/14/14 | 265 | ||||
12.43 | 0.9/1.2/2.1 | 46 | 310 | ||||
VK 31 (2cm) | Krupp M311 | 2 cm Breda (i) | Leichttraktor verstärkteketten | Leichttraktor | 130 | FuG 2 | |
95 | 60 / [45.18] | 14/14/14 | 265 | ||||
12.48 | 0.9/1.2/2.1 | 46 | 310 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
3,7 cm Kw.K. 36 L/46.5 | AP APCR HE | 0 2G 6 | 40 74 18 | 36 36 42 | 26.09 | 939 | 1.70 | 0.46 5.96 2.96 | 150 | +25 -7 | |
2 cm Breda (i) | AP APCR | 3 1G | 30 47 | 11 11 | 107.46 連射[0.30] 弾倉[3.40] | 1,182 | 1.80 | 0.53 ? ? | 420 [(3×4)×35] | +30 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
- 2 cm Breda(i)
3連射x4発の12発と発射数が多い上に貫通力が高めの機関砲。
全弾命中かつ貫通させればTier1としては強力だが、射程が400mと短く、貫通力の距離減衰が大きいので狙撃は不得手。
なお、機関砲としては連射速度が遅めであり、瞬発的な火力を叩き出せないのが難点。
- 2 cm Breda(i)
- 装甲
装甲はあまりにも薄く、特に機関砲を搭載した戦車の近距離からの全弾命中で呆気なく破壊されてしまう。
- 機動性
最高速度は良好。
重量は10tにも満たずかなり軽いが、エンジンが非力なため、加速は平凡。
他国のTier1戦車に比べてやや良好な機動性を発揮できるくらいの機動力である。
- 偵察性能
Tier1で一番の視認範囲を持つのが本車であり、多くのライバル達の最高視認範囲が280mの中、310mと30m範囲が高い。
貫通力の高さを視認範囲と組み合わせれば手数で勝負でき、茂みに潜んでその高い視認範囲で味方に視認範囲の提供を行い敵を駆逐したりと意外に器用ではある。
- 総論
Tier1は基本である操縦、射撃を求める者も多いが、軽戦車の強みである隠蔽率の高さを利用した偵察や狙撃を学ぶのにも適しており、手放す気が無いのなら余分なクレジットで拡張パーツである迷彩ネット、双眼鏡を装備し、茂みからの偵察や狙撃をする技術を学ぶのもいいだろう。
史実
第一次世界大戦で敗れたドイツはヴェルサイユ条約を強制的に結ばされ、軍備に関する様々な制限を受けていた。
しかし、「Traktor(トラクトーア)」の名前のもとで秘匿された秘密の計画があり、これは装甲軍用車輌と火砲の開発を行うものだった。
1925年にドイツ軍よりダイムラー・ベンツ社、ラインメタル社、クルップ社の三社が軍の要求にかなった試作戦車を開発・提示した。しかし、結果は全て不採用となってしまう。
1928年に試作戦車がラインメタル社、クルップ社の二社に発注され、正式採用を受けたのはラインメタル社の試作車であった。
本年より本格的な試作車の開発が始められるが、1930年、ハインツ・グデーリアン上級大将(当時は中佐)が提案した対戦車用戦闘車と支援戦闘車の二種類の開発までの繋ぎとして訓練用・生産技術習得を兼ねるべく、軽戦車の開発が引き続き行われる事となった。
1931年にLeichttraktorはVK 31の名称を与えられ289両の量産が命じられたが、砲塔視界がかなり狭く、無線機を搭載する余裕すらないという近代戦車としては重大な欠点が露呈し、全車不採用となる。