Tier 8 ソ連 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 120/90/45 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 44.0 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 18.0 | 車輌経験値 | 15% | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.293 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 0.220 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
T-54 mod. 1 G:8,750 |
G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T-54 mod. 1 | V-44 | 100 mm D10T-K | T-54 first prototype | T-54 first prototype | 1,300 | 9RS | |
520 | 42 / [38.50] | 200/120/75 | 700 | ||||
14.65 | 1.1/1.2/1.9 | 40 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
100 mm D10T-K | AP APCR HE | 252 11G 252 | 190 247 50 | 250 250 330 | 7.50 | 1,875 | 2.40 | 0.36 3.39 2.24 | 56 | +17 -7 |
解説
- 火力
- 100 mm D10T-K
元となった100 mm D10Tより貫通力が上がっており、T-44の100mm LB-1と同等になっている。
T-44の100mm LB-1と比べて照準時間がやや長い、移動時・車体旋回時・砲塔旋回時の照準拡散が大きい、仰角が狭いなど、やや扱いづらくなっている。
T-44と同じく通常弾の貫通力がやや控え目である為、収支の良さを活かして金弾は多めに携行したい。
- 100 mm D10T-K
- 装甲
- 車体
基本はT-54と同じでTier8中戦車としては最高クラスの防御力を誇る。
前面は120mmで傾斜も含めると実質200mmに達し、格下相手には非常に強力。
側面に至っては90mmとT-54より厚く、適切な角度で昼飯を維持すれば敵の砲弾をガンガン弾いてくれるだろう。
モジュール配置がT-44と同じで弾薬庫が損傷しやすいので厳重に保護する必要があるとはいえ、さすがにT-44ほど打たれ弱くはない。 - 砲塔
前面180mmと重戦車並みでありキューポラを隠されると同格ですら苦労する。
範囲はやや狭いが、いわゆる頬は数値通りなので、格下でも貫通力に優れるTiger IやPantherなどから抜かれる可能性がある。
- 車体
- 機動性
最高速44km/h、出力重量比14.65と中戦車としては低く、地形抵抗も平凡。
車体旋回速度は並程度にあるものの、機動力は中戦車として最低限はあるといったレベル。
- 総論
T-44から機動力が無くなった代わりに装甲が強化された車輌。
しっかりと地形に合った防御姿勢をとれば重戦車と変わらない防御力を発揮する事が可能。
ただし、機動力が高いT-44と違って横取りがしづらく、低めの貫通力ゆえに正面からの攻撃が成果を上げにくい場面も多い。
金弾を使用しても必中を心がければ十分に黒字運用が可能なので、必要であれば躊躇わずに使っていこう。
Motherland
スペック
車体装甲厚(mm) | 120/90/45 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 44.0 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 18.0 | 車輌経験値 | 15% | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.323 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 0.250 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
Motherland G:10,425 |
G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範 囲 | ||||
Motherland | V-44 | 100 mm D10T-K | T-54 first prototype | T-54 first prototype | 1,300 | 9RS | |
520 | 42 / [38.50] | 200/120/75 | 700 | ||||
14.65 | 1.1/1.2/1.9 | 40 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
100 mm D10T-K | AP APCR HE | 252 11G 252 | 190 247 50 | 250 250 330 | 7.50 | 1,875 | 2.40 | 0.36 3.39 2.24 | 56 | +17 -7 |
解説
ロシアの祝日である「ロシアの日」(6月12日)に合わせて実装された特殊塗装版。
塗装が迷彩を兼ねており、新たに塗装を施すことはできない。
隠蔽率以外の性能は同じ。
史実
T-44には開発当初から武装強化プランがあり、85mm ZiS-S-53はあくまで間に合わせでした。
まず最初に85mm砲搭載型と並行して122mm D-25-44Tを搭載したT-44-122が試作されます。
このD-25-44TはIS-2に採用されているD-25Tとは違い弾頭と装薬が一体化された砲弾を使用しており、発射速度の向上が期待されていました。
しかし、車内スペースの狭いT-44ではあまり発射速度が向上せず、携行数も24発と非常に少なくなってしまい実用性が低いとされ不採用になりました。
次に、より対戦車能力に優れる100mm砲を搭載する案が上がりました。
1944年末、新型のLB-1を搭載し更にドイツ式のシュルツェンを装備したT-44-100とSU-100用のD10Sを戦車用に改修したD10Tを搭載するT-44Bが試作されました。
T-44-100の最大装甲厚は砲塔120mm、車体90mmと量産型のT-44と同等であり、またLB-1の性能が総合的にD10Tに劣っていることが判明したため、開発は中止されます。
T-44Bは砲塔130mm、車体110mmと量産型より強化されていましたが、ドイツのティーガーIIやエレファント重駆逐戦車の搭載する71口径8.8cm砲に対しては不十分と看做され、装甲を更に強化したT-44Vへと発展していきます。
T-44Vの最大装甲厚は砲塔180mm、車体120mmと最早ベースとなったT-44とは一線を画す重装甲を持っていました。
1945年1月、T-44Vは試験を受けますが、ここで車体が100mm D10Tの反動を十分に受け止めれないことが判明し、これの改良に乗り出します。
まずターレットリング径を拡大して、砲塔は最大装甲厚が200mmに達する幅の広い新型を搭載、問題のトランスミッションと履帯も改良された新型へ換装されました。
そして、同年に再度試験を受けたT-44Vは満足のいく結果を出したため、T-54として1946年から部隊へ配備されることが決定されました。
全くの余談ですが、アニメ「ガールズ&パンツァー」の戦車道では第二次世界大戦の終戦までに戦線で活躍または設計が完了し試作されていた車輌の使用が許されています。
1950年代に最強の中戦車として西側諸国を震撼させたT-54(量産型)とそこまで遜色のない性能を持つ本車は間違いなく戦車道最強戦車の一つと言って良いでしょう。