T-44-100

T-44-100	Volk T-44-100

Tier 8 ソ連 中戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

パッケージ

G:購入価格(ゴールド)

詳細

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

解説

• 概要
  Tier8のソ連プレミアム中戦車。
  100 mm LB-1搭載型のT-44にシュルツェンを装備した試作車輌である。
   

• 火力
  俯仰角は-7°/+23°とT-44と同等であり、地形適性はごく平均的。
  • 100 mm LB-1
    T-44-100の史実砲。
    基本的にT-44の最終砲と同性能だが、照準時間・照準拡散が本家よりも若干優れている。
     

• 装甲
  • 車体
    基本的にT-44と同一であり、豚飯や昼飯は格下相手には有効。
    車体側面には6mmの空間装甲扱いのシュルツェンが追加されており、HEやHEATに対して若干の耐性が付与されている。
    なお、本家の欠点である弾薬庫の脆さはそのまま引き継いでおり、搭乗員スキルの弾薬庫保護は必須である。
  • 砲塔
    T-44より柔らかく、ハルダウンとの相性がやや悪くなっている。
    特に砲塔側面の装甲厚が100mmになっており、正面から打たれた際の傾斜を考慮しても250～260mm程度にしかならず、格上車輌には通用しない事も。
     

• 機動性
  最高速度は52km/hとT-44よりも僅かに速い。
  出力重量比はT-44より明確に劣っているが、地形抵抗が非常に優秀で総合的な機動力は意外とそこまで変わらない。
   

• 偵察性能
  視認範囲は380m。
  Tier8中戦車としてはやや短いが、極端に困るほど悪くもない。
  隠蔽性能は誤差レベルでこちらが優れており、Obj. 416ほどではないが中戦車としては優秀である。
  なお、無線の通信範囲700mはT-44の最終無線よりも30m劣っているものの、実用上の差は無いだろう。
   

• 総論
  機動力を除いてT-44の性能に準じており、立ち回り等はあまり変わらない。
  強いて言うならば砲塔が柔らかくなっている事に注意が必要。
  T-44譲りの高い総合性能を持つため、Tier8中戦車の中でも扱いやすい部類である。
   

Volk T-44-100

スペック

公式紹介ページ

パッケージ

G:購入価格(ゴールド)

詳細

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

解説

特殊塗装版。Volkはロシア語で狼を表す。
塗装は迷彩を兼ねており、新たに塗装を施すことはできない。

史実

T-44は開発当初、D-5TおよびZiS-S-53(ともに85mm戦車砲)を搭載したT-44-85、D-25-44T 122mm戦車砲を搭載したT-44-122が1944年初めに試作された。
最初の試験で砲に故障が生じ、4月から5月にかけての試験でも24発という搭載弾薬の少なさなどが問題視され、不採用となった。
これら初期の試作車輌には、操縦手の視察用として対弾性に劣る古臭い直視型バイザーブロックが用いられていた。

T-44の武装は大戦末期には標準的なもので、すぐに陳腐化するのは明らかだった。
その為、生産開始とともにさらに強力なZiS-100またはLB-1(100mm戦車砲)を搭載する研究が始まり、本車はその時の試作車輌の一つであった。
しかし、試作されたT-34-100やT-44-100のように単純に主砲を交換するだけでは、100mm砲の反動をうまく車体で受け止められない事が判明した。
そこで砲塔を新設計すると共にターレットリング径を拡大して車体からはみ出す形とし、問題が多かったトランスミッションも新型が搭載され、履帯も変更された。
これらの試行錯誤を経て開発された新砲塔+100mm戦車砲搭載型の戦車はT-44Vと呼ばれた。

T-44Vは更に改良、装甲を増厚してT-54プロトタイプと改称され、砲塔が新型となり1946年4月にT-54として制式採用された。
T-54は改良型のT-55と合わせて、世界で最も多く生産された中戦車であった。

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