Pz.Kpfw. II

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:36

G06_PzII.png

Tier 2 ドイツ 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)30/20/15本体価格(シルバー)3,000
最高速度(km/h)前進40マッチング範囲(戦闘Tier)2~3
後退15派生元車輌L.Tr.
隠蔽率静止時0.27
移動時0.20

パッケージ

Pz. III E
E:1,500
S:35,000
Pz. II G
E:1,680
S:39,700
Pz. II
E:275
S:3,000
PzKpfw IIB
E:280
S:5,600
PzKpfw IIF
E:635
S:9,200
PzKpfw IIF (2cm Lange)
E:760
S:10,460

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Pz. IIMaybach HL 57 TR2 cm Kw.K. 30Pz.Kpfw. II Ausf. APz.Kpfw. II Ausf. b145FuG 5
13042 / [27.18]30/15/15310
14.121.1/1.7/2.942290
PzKpfw IIBMaybach HL 62 TRM2 cm Kw.K. 30Pz.Kpfw. II Ausf. FPz.Kpfw. II Ausf. b145FuG 5
16046 / [43.95]30/15/15310
17.171.1/1.4/2.342290
PzKpfw IIFMaybach HL 62 TRM2 cm Kw.K. 38Pz.Kpfw. II Ausf. FPz.Kpfw. II Ausf. F170FuG 5
16046 / [43.95]30/20/20310
17.171.1/1.4/2.346320
PzKpfw IIF (2cm Lange)Maybach HL 62 TRM2 cm Flak 38Pz.Kpfw. II Ausf. FPz.Kpfw. II Ausf. F170FuG 5
16046 / [43.75]30/20/20310
17.091.1/1.4/2.346320

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー砲・機関砲

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
2 cm Kw.K. 30AP
APCR
3
1G
23
46
11
11
98.36
連射[0.20]
弾倉[4.30]
1,0821.700.59
7.32
2.48
260
[(2×5)×26]
+20
-10
0.59
?
2.48
2 cm Kw.K. 38AP
APCR
3
1G
23
46
11
11
125.00
連射[0.10]
弾倉[3.90]
1,3751.600.57
?
?
320
[(2×5)×32]
+20
-10
2 cm Flak 38AP
APCR
3
1G
39
51
11
11
125.00
連射[0.10]
弾倉[3.90]
1,3751.600.45
?
?
320
[(2×5)×32]
+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier2ドイツ軽戦車
    III号戦車及びIV号戦車?までのつなぎとして、大戦初期のドイツ軍を支えた軽戦車。
    派生型も含めれば大戦中のドイツ戦車の中で最も長く戦った車輌である。
     
  • 火力
    • 2cm KwK 30
      史実砲その1であり初期砲。
      能力的には特に見るべきところもない、平凡な機関砲。
    • 2cm KwK 38
      史実砲2。
      KwK30の発射速度が大きく向上し、照準時間・精度が微増した機関砲。
    • 2 cm Flak 38
      最終砲となる対空機関砲。
      AP貫通力39mmという下手な戦車砲並の貫通力を持つ機関砲で、非常に扱いやすい。
      精度も向上しており、ある程度は弱点の狙撃も可能。
       
  • 装甲
    車体・砲塔共に前面30mmとTier2としては厚く、角度をつければ同Tier相手なら機関砲どころか一部戦車砲を弾きながら戦うことも可能。
     
  • 機動性
    速度はそこまで出ないが、車体・砲塔の旋回性能が良く、扱いやすい。
     
  • 総評
    Pz. Iの発展型という史実での立ち位置もあり全般的に高性能。
    初期火力はPz. Iと同等だが最終砲である2cm Flak38 L/112は高性能で、同Tierは勿論Tier3にもある程度通用するほど。
    防御面でも前面30mmという厚めの装甲のおかげで、角度をつければ同Tierなら機関砲や戦車砲を弾きながら戦うことも可能。
     
    今後必須となっていく昼飯の角度や立ち回りを学べる優秀な「訓練戦車」なので、ここで基礎を学んでから上位戦車に乗り換えるとスムーズに戦えるようになるだろう。

史実

II号戦車

1934年7月、兵器局は重量10t、20mm機関砲を主砲とした軽戦車の開発をクルップ社、ヘンシェル社(車体のみ)、MAN社(車体のみ)、ダイムラー・ベンツ社に打診した。
Landwirtschaftlicher Schlepper100(ドイツ語で農業用トラクター100型)という開発コードで開発が開始される。
軍による評価の結果MAN社案が採用され、VK 6.22と名付けられた。

 

その後車体をMAN社、上部構造をダイムラー・ベンツ社が製作し、1935年10月にプロトタイプが出来上がった。
A1~A3型と呼ばれる改修を重ねたプロトタイプが製作され、1937年にA型の生産が始まった。
Pz.Kpfw.IIは当時まだ数が揃っていなかった対戦車用戦闘車Pz.Kpfw.III、支援戦闘車Pz.Kpfw.IV?の代わりに運用され、特に初期の電撃戦ではその機動力が発揮された。
北アフリカ戦線でも使用されたが、車内は狭い上にエンジンからの熱が流れ込み猛烈な暑さとなった。
特にエンジン室のすぐ隣に無線手が位置していた為に、戦闘時以外はハッチを開けっ放しにしていた事もあるらしい。
F型では僅かながら装甲を強化しており、少しでも敵弾を散らす為に偽のバイザーを増設して、操縦手の被弾を抑える等の工夫が施された。
しかし、砲塔部分は機関銃での被弾が多い時には旋回不能になる事もあった。

 

改良型としてPz.Kpfw.II Ausf. JPz.Kpfw.II Luchs等がある。
その他にも車体を利用した駆逐戦車Marder II、自走砲Sturmpanzer IIなど幅広くドイツ軍を支えた名戦車の1台でもある。

 

余談だが、ドイツ戦車師団の生みの親であるハインツ・グデーリアンは「まさか、こんな小さな訓練戦車で戦争を始めるとは思わなかった。」と述べている。

コメント