Tier 2 ドイツ 軽戦車
スペック
パッケージ
┏ | Pz. I C E:1,620 S:45,800 | ||||||
Pz. I E:275 S:3,600 | ━ | 2cm L.K.B. E:215 S:3,200 | ━ | PzKpfw IF E:535 S:4,850 | ┛ |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Pz. I | Krupp M305 | 2 cm Kw.K. 30 | Pz.Kpfw. I Ausf. A | L.K.A. 2 | 145 | FuG 5 | |
60 | 44 / [34.57] | 14/13/13 | 310 | ||||
10.73 | 1.1/1.4/2.5 | 46 | 310 | ||||
2cm L.K.B. | Maybach HL 38 TR | 2 cm Kw.K. 38 | Pz.Kpfw. I Ausf. B | L.K.A. 2 | 145 | FuG 5 | |
100 | 46 / [53.75] | 14/13/13 | 310 | ||||
17.04 | 1.0/1.3/2.3 | 46 | 310 | ||||
PzKpfw IF | Maybach HL 38 TR | 2 cm Breda (i) | Pz.Kpfw. I Ausf. B | Pz.Kpfw. I Breda | 160 | FuG 5 | |
100 | 46 / [53.75] | 14/13/13 | 310 | ||||
17.04 | 1.0/1.3/2.3 | 50 | 320 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
2 cm Kw.K. 30 | AP APCR | 3 1G | 23 46 | 11 11 | 98.36 連射[0.20] 弾倉[4.30] | 1,082 | 1.70 | 0.59 7.08 2.71 | 240 [(2×5)×24] | +20 -10 | |
2 cm Kw.K. 38 | AP APCR | 3 1G | 23 46 | 11 11 | 115.38 連射[0.10] 弾倉[4.30] | 1,269 | 1.60 | 0.57 5.93 2.62 | 240 [(2×5)×24] | +20 -10 | |
2 cm Breda (i) | AP APCR | 3 1G | 30 47 | 11 11 | 112.50 連射[0.30] 弾倉[3.10] | 1,238 | 1.50 | 0.51 5.30 2.04 | 240 [(3×4)×20] | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
- 2cm KwK 38
Tier2機関砲としては並の性能だが、Tier2フランス軽戦車のような装甲の厚い目標には貫通力が不足しがち。 - 2 cm breda (i)
最終砲となる機関砲。
貫通力・照準時間・精度が向上し多少は戦いやすくなるが、II号戦車の2 cm Flak 38 L/112と比較すると照準時間以外の全てで劣っている。
- 2cm KwK 38
- 装甲
厚い部位でも車体正面20mm・砲塔正面14mmと、かなり薄い。
正面装甲が車体・砲塔共に30mmあるII号戦車と同じ感覚で運用すると簡単に貫通される。
地形を利用して被弾率を下げよう。
- 機動性
Tier2軽戦車としては平凡。
とはいえ、軽戦車として動くには問題ない。
- 総論
同TierのII号戦車と比較すると性能が一回り低く、力不足を感じることが多い。*2
装甲の薄さから、同距離で撃ちあうと一方的に貫かれることもざら。
最終砲の2 cm breda(i)になればある程度の火力になるが、それも2 cm Flak 38 L/112と比較すると大きく劣る。
幸い必要経験値は低いので一時の試練と割り切って乗り、早めにPz.Kpfw. I Ausf. Cに乗り換えるのがいいだろう。
史実
第一次世界大戦で敗れたドイツはヴェルサイユ条約を強制的に結ばされ軍備に様々な制限を受けていた。
1931年、交通兵監オズヴァルト・ルッツ少将、ハインツ・グデーリアン上級大将(当時は交通兵監部主席参謀)らによって将来の陸軍機械化構想がまとめられた。
この構想では対戦車用戦闘車と支援戦闘車の二種類(後のPz.Kpfw.IIIとPz.Kpfw.IV)の開発までの繋ぎとして訓練用・生産技術習得を兼ねるべく、軽戦車の開発が引き続き行われる事となった。
1932年、開発の参考用としてイギリスのヴィッカース・アームストロング社より、同社製軽戦車の足回りを持つトラクター車台3両(2両説もあり)が輸入された。
開発コードはLandwirtschaftlicher Schlepper(ドイツ語で農業用トラクター)で同年夏頃にはクルップ社の試作車が完成した。
1934年、上部車体のない訓練用車両が生産開始。
同年7月からは戦闘室・砲塔を持つ戦車型の生産が開始された。
これらは当初、MGパンツァーワーゲン(機関銃戦車)と呼ばれたが、再軍備宣言後の1936年4月Sd.Kfz.101の特殊車両番号と共に、Pz.Kpfw.I Ausf.Aの制式名称が与えられた。
生産はクルップ社の他、技術習得のためにMAN社、ダイムラー・ベンツ社、ヘンシェル社、ラインメタル社にも振り分けられ、1936年6月までに818両が生産された。
Pz.Kpfw.Iは訓練と戦車生産技術の習得を目的に開発・生産されていたため、直ぐにPz.Kpfw.IIの開発が行われている。
後に、Pz.Kpfw.I Ausf. Aの転輪を一軸増やして全長を延長するなどの改良を受けたAusf. Bが誕生。
こちらはPz.Kpfw.I Ausf. A最終シリーズと並行して生産に入り、1935年8月から1937年6月にかけて675両が生産された。
尚、このAusf. Bの車体を流用して駆逐戦車Panzerjäger I?、自走砲Sturmpanzer I Bison?が誕生する事となる。
ゲーム中の派生車輌としてもBison、Pz.Jäg IともにこのAusf. Bの足廻りでモデリングされているが、本車最終パッケージの Pz.Kpfw. I Fはイタリア製の2cm Breda砲を搭載したスペイン戦時のAusf. Aなので厳密に云えばゲームオリジナルの車輌といえる。