Tier 3 ドイツ 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 30/15/15 | 本体価格(シルバー) | 42,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 40.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3~5 | ||
後退 | 12.0 | 派生元車輌 | ||||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 296.48 | ||||
移動時 | 355.73 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | |||||||
Marder II E:1,600 S:42,000 | ━ | 無線 E:170 S:630 | エンジン E:430 S:4,220 | 無線 E:250 S:24,240 | 履帯 E:800 S:1,750 | 主砲 E:1,420 S:28,900 | ━ | 戦車 StuG III B E:3,950 S:130,000 | ━ | 戦車 Marder 38T E:3,800 S:125,000 | ━ | 戦車 Hetzer E:3,600 S:127,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 Marder II | Maybach HL 57 TR | 7,62 cm Pak 36 (r) | Marder II | Marderturm | 290 | FuG 2 | |
130 | 34 / [29.14] | --/--/-- | 265 | ||||
11.84 | 1.2/1.4/2.5 | 44 | 310 | ||||
LVL.1 無線 | Maybach HL 57 TR | 7,62 cm Pak 36 (r) | Marder II | Marderturm | 290 | FuG 5 | |
130 | 34 / [29.12] | --/--/-- | 310 | ||||
11.83 | 1.2/1.4/2.5 | 44 | 310 | ||||
LVL.2 エンジン | Maybach HL 62 TR | 7,62 cm Pak 36 (r) | Marder II | Marderturm | 290 | FuG 5 | |
140 | 34 / [31.33] | --/--/-- | 310 | ||||
12.73 | 1.2/1.4/2.5 | 44 | 310 | ||||
LVL.3 無線 | Maybach HL 62 TR | 7,62 cm Pak 36 (r) | Marder II | Marderturm | 290 | FuG 8 | |
140 | 34 / [31.33] | --/--/-- | 550 | ||||
12.73 | 1.2/1.4/2.5 | 44 | 310 | ||||
LVL.4 履帯 | Maybach HL 62 TR | 7,62 cm Pak 36 (r) | Marder II verstärkte ketten | Marderturm | 290 | FuG 8 | |
140 | 38 / [34.57] | --/--/-- | 550 | ||||
12.73 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 310 | ||||
LVL.5 主砲 | Maybach HL 62 TR | 7,5 cm PaK 40/2 L/46 | Marder II verstärkte ketten | Marderturm | 290 | FuG 8 | |
140 | 38 / [34.54] | --/--/-- | 550 | ||||
12.72 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 310 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
7,62 cm Pak 36 (r) | AP APCR HE | 88 7G 64 | 96 166 38 | 115 115 165 | --- --- 1.09 | 740 925 740 | 720 720 720 | 12.00 | 1,380 | 2.70 | 0.43 | 36 | +20 32< >25 -8 | |
7,5 cm PaK 40/2 L/46 | AP APCR HE | 70 7G 38 | 108 154 38 | 110 110 175 | --- --- 1.06 | 790 988 790 | 720 720 720 | 12.50 | 1,375 | 2.50 | 0.40 | 37 | +20 32< >25 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 3ドイツ駆逐戦車。
Pz.Kpfw. IIの車体をベースに開発・量産された対戦車自走砲である。
"Marder"はドイツ語で「貂(テン)」の意味。たまに間違われるが、英語で「殺人」を意味する"Murder"ではない。 - 火力
射界は左32°、右25°。
Panzerjäger Iから搭載砲の性能も強化されて、上位Tier戦車の搭載砲と変わらない性能を持っている。
砲の可動範囲は前身から広くなり格段に扱い易くなっている。
ただし総弾数が少ないので弾切れには注意しよう。
俯角は-8°と優秀だが、仰角は+10°とかなり狭い。丘上等上方にいる敵にはやや撃ち辛いため注意。- 7,62 cm Pak 36 (r)
初期砲。後期砲の7,5 cm Pak 40/2 L/46に対して精度、照準時間、通常弾の貫通力に劣るが、僅かとはいえ7,5cm砲を上回る単発火力は魅力。個人の好みによってはこちらで戦い続けることも選択肢に入る。
因みに課金弾の貫通力は7,5cm砲と逆転して本砲の方が上回る。 - 7,5 cm Pak 40/2 L/46
後期砲。Pz. IV Dの最終砲と似たような装備だが、互換性はない。
7,62 cm Pak 36 (r)からわずかに単発が下がった以外は基本的に上位互換。
弾薬費が下がっているというさりげない利点がある上に通常弾の貫通力で上回り、クレジット収支はこちらが勝るだろう。
また、移動時・旋回時の照準拡散が非常に悪かった初期砲と比べるとこちらは大分改善しており、ネックな照準時間の長さを多少はカバーできる。
- 7,62 cm Pak 36 (r)
- 装甲
当たり所が良ければ機関砲なら防げるかもしれない分Panzerjäger Iよりは多少マシだが、戦車砲は基本的に防げない。
可能な限り敵に撃たれないよう立ち回ろう。 - 機動性
ドイツ駆逐戦車としては並程度。
極端に遅くはないが、Panzerjäger Iよりも若干加速が鈍い。
乗員が育っていないと陣地転換に苦労することになるかもしれない。 - 総論
性能バランスに優れているので駆逐戦車の扱いを覚えるのに適した車両の一台になっている。
視界は310mと長くはないため、単独行動は厳禁である。視界の長い戦車などには一方的に見られる危険もある。
攻撃に夢中になり過ぎて敵に発見されて接近を許したり、自走砲から撃たれない様に注意しよう。
「味方から視界や前線形成を貰いつつ後方援護」という動きを覚えれば活躍は難しくない。
史実
第二次世界大戦期にドイツが開発した対戦車自走砲である。
II号戦車がベースとなっており、7.62cmまたは7.5cm対戦車砲を搭載している。
マルダーは「テン(貂)」の意味。制式番号 Sd.Kfz.131および132。
資料によって表記はマーダーもしくはマルダーとなる。
マルダーII は搭載火砲の優秀さから十分に連合軍戦車とわたりあえた。
マルダーII の弱点は、生残性の低さである。車高の高さもさることながら、天板がなく背後も開放されたオープントップ形式のため乗員の保護が不十分だった。
対戦車砲がそうであるように砲爆撃に弱く、歩兵火器によって制圧されかねなかった。
結局のところマルダーシリーズは戦車や突撃砲の類ではなく、機動対戦車砲とでもいうべき性格のものであった。
原則的に受動的な戦闘に用いられ、牽引砲に比べて迅速で柔軟な陣地転換を可能としていた。
有効な対戦車自走砲であったマルダーII だったが、1943年6月から同じII号戦車ベースの自走榴弾砲であるヴェスペの生産が優先され、以後は新規製造の車台ではなく修理のため後送されたII号戦車から改造された後、生産を終了した。
戦車猟兵大隊に配備されたマルダーII は、後継のマルダーIIIと共に第一線で終戦まで戦い続けた。