VK 30.01 (D)

Last-modified: 2023-10-23 (月) 08:11:46

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Tier 6 ドイツ 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)60/40/50本体価格(シルバー)910,000
最高速度(km/h)前進60マッチング範囲(戦闘Tier)6~8
後退20派生元車輌Pz. III/IV
隠蔽率静止時0.26
移動時0.19

パッケージ

VK 30.02 D
E:46,800
S:1,369,000
VK 30.01 D
E:26,800
S:910,000
VK 30.01 (D)b
E:16,650
S:50,000
VK 30.01 (D)c II
E:36,000
S:140,760

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
VK 30.01 DDaimler-Benz MB 5037,5 cm Kw.K. 40 L/48VK 30.01 (D)Pz.Kpfw. III/IV Ausf. B700FuG 5
58034 / [27.20]50/30/30310
18.141.2/1.5/2.535350
VK 30.01 (D)bMaybach HL 210 TRM P307,5 cm Kw.K. 40 L/48VK 30.01 (D) verstärktekettenPz.Kpfw. III/IV Ausf. B700FuG 7
65040 / [38.12]50/30/30415
20.431.1/1.3/2.335350
VK 30.01 (D)c IIMaybach HL 230 TRM P307,5 cm Kw.K. 42 L/70VK 30.01 (D) verstärktekettenVK 30.01 (D)770FuG 12
87040 / [49.72]80/45/45710
26.651.1/1.3/2.340370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
7,5 cm Kw.K. 40 L/48AP
APCR
HE
70
7G
38
110
158
38
110
110
175
13.951,5352.300.39
5.85
1.91
120+20
-10
0.39
5.38
1.91
7,5 cm Kw.K. 42 L/70AP
APCR
HE
109
7G
98
150
194
38
135
135
175
14.291,9292.300.35
4.83
2.24
79+20
-8

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier6ドイツ中戦車
    ダイムラー・ベンツ社が設計した30トン級戦車の初期案である。
    ソ連のT-34に影響を受けており、傾斜装甲が採用されている。
    同格中戦車ではCromwellと共通する特徴が多く、使用感もやや近い。
     
    主砲、無線機、エンジンは他ルートでも開発可能。
    他ルートを進めていれば開発は楽な部類に入る。
     
  • 火力
    • 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
      精度と貫通力、DPMに優れており、総弾数も豊富なためPz. III/IVで培ったノウハウを十分に発揮できるだろう。
      ただし、攻撃力の高い8,8cm砲も短砲身大口径榴弾砲もない為、貫通を望めない重装甲の戦車、高HPの戦車に対して決定打を欠いてしまう事がある。
      高い機動性を活かした立ち回りと高い精度を活かした戦術を加えて凌いでいきたい。
      また、精度自体は高いがCromwellほどではないにせよ移動時の照準拡散が大きく、即座に精度が要求される場面は苦手。
       
  • 装甲
    HPは改良砲塔への換装で770まで上昇し、快速中戦車としては意外に高い生存性を持つ。
    • 車体
      前面装甲の装甲厚自体は60mmに減少しているが、傾斜がきつめについており実効装甲厚は100mm程度。
      ただし、周りの貫通力も上昇しているためあまり頼りにはならない。
      また、このTier帯のドイツ戦車としては珍しく後輪駆動であり、車体前面にトランスミッションが存在しないため正面から撃たれて炎上するといった事がない。
       
      範囲は狭いが正面下部の車体先端部分が100mm装甲となっており、正面からのラムアタックに有利になっている。
      車重自体は中戦車として平均的であるため相手を選ぶ必要があるが、軽い相手へのぶつかるチャンスがあれば積極的に活用しよう。
      側背面の装甲に関しては前身よりも微増しており、このTierの中戦車としては平均的である。
      しかしながら同格には二倍ルールが適用される相手も増えており、角度をつけてもせいぜい格下の砲弾を弾ければラッキー程度に考えておこう。
    • 砲塔
      Pz. III/IVと同形状の初期砲塔、若干大型化した改良砲塔とも装甲厚と形状に恵まれているとは言えず、狙われる事が多いので注意が必要になる。
      防盾は小さいが、ここに当たれば非貫通になることがある。
       
  • 機動性
    初期状態では車体旋回速度に難があり、やや運転しづらい。
    しかし、最終パッケージでは車体旋回速度のみならず出力重量比も大きく向上。
    Cromwellに匹敵するほどの機動力を持つようになる。
    ただし、前身と異なり追加グローサーが装備出来ないため悪路はやや苦手。
     
  • 偵察性能
    隠蔽率はTier6ドイツ中戦車の中でもトップだが、全体的に見ると平均的。
    しかし、370mと良好な視認範囲を獲得しているため視界負けしにくく、上記の機動力と合わせて偵察も十分に可能なレベル。
    軽戦車がいないときや試合後半での索敵時などには積極的に偵察に向かいたい。
     
  • 総論
    Pz. III/IV譲りの高い機動力、取り回しの良い主砲、広い視界と悪くない隠蔽率を持つ優秀な中戦車である。
    火力が要求される場面では力負けしやすい一方、高い機動力を用いた回り込みや裏取り、精度を活かした狙撃、味方の進軍の火力補強、敵を釣る囮役、軽戦車がいない場合の偵察など、連携によって非常に多くの局面に対応できるポテンシャルを秘めている。
    前身のような防御力が失われた分、本車では前衛・後衛の入れ替わるタイミングやHPを使う判断力が物を言う。
    正面戦闘はあくまで一時的な補助として、本命は得意の機動力で敵の側面を取ったり、優位に立てる相手を見定めて攻勢に転じるなど、戦況に応じて臨機応変に役割を切り替えていこう。
    Tier6以降の各国の高機動戦車が獲得する技術がもり込まれたこの車輌はLeopard 1へ続く機動力重視のドイツ中戦車達の特徴も併せ持っている。
    ここで運用法を覚えておけば後々も楽になるだろう。
     

史実

開戦初期の主力戦車だったIII号戦車と火力支援を任務とするIV号戦車を一本化した新型中戦車の開発がダイムラー・ベンツ社によって進められていた。
20t級中戦車として開発の進んでいたVK20.01(D)だったが、東部戦線で遭遇したKV戦車やT-34に対抗するために30t級に設計変更され、その際、名称もVK30.01(D)へと変更された。
T-34の特徴を盛り込んだこの車輌はパンターの開発時にMAN案のVK 30.02 (M)と競合するVK 30.02 (D)へと繋がっていく。

 

コメント

  • 地味な良車両。高い機動性と最低限の装甲、貫通力と精度のある砲を備えていて快速MTを扱えるならオススメ。 -- 2020-04-30 (木) 12:51:27
    • このツリーのTier5,6,7は良いね。地味さがまた魅力的。 -- 2020-05-01 (金) 01:16:26
  • 完成まで恐ろしくキツかった…装甲はまるで頼れないし何より主砲の貫通不足とdpmのがとにかくキツくて一切撃ち勝てない その上運悪くtier8とかに当たりまくって、今日やっと主砲載せ替えられたけど今の車両勝率既に35%とかでだいぶ乗りたくなくなってる -- 2023-10-22 (日) 18:46:00
    • 私もこの車両の戦績は良くなかったですね、でも、次車両移行4種は強戦車ですよ。頑張って下さい! -- 2023-10-23 (月) 08:11:46