Tier 6 イギリス 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 64/43/32 | 本体価格(シルバー) | 900,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 64 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 6~8 | ||
後退 | 20 | 派生元車輌 | Crusader | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.25 | ||||
移動時 | 0.19 |
パッケージ
┏ | Cromwell Mk I E:3,800 S:49,000 | ┏ | Comet E:58,000 S:1,350,500 | ||||||
Cromwell E:25,000 S:900,000 | ━ | Cromwell Mk II E:5,200 S:49,000 | ┻ | Cromwell Mk III E:15,000 S:95,500 | ┳ | Cromwell Mk IV E:16,400 S:102,500 | ┻ | Setter E:63,000 S:13,100,000 | |
┗ | Cromwell Mk III* E:13,700 S:87,500 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Cromwell | Nuffield Liberty Mk. V | QF 6-pdr Mk. III | A27L | Cromwell Mk. I | 700 | WS No. 19 Mk. I | |
410 | 34 / [28.33] | 76/64/57 | 400 | ||||
14.92 | 1.0/1.2/2.0 | 48 | 360 | ||||
Cromwell Mk II | Rolls-Royce Meteor | QF 6-pdr Gun Mk. V | A27L | Cromwell Mk. I | 700 | WS No. 19 Mk. II | |
600 | 34 / [40.87] | 76/64/57 | 450 | ||||
21.52 | 1.0/1.2/2.0 | 48 | 360 | ||||
Cromwell Mk I | Rolls-Royce Meteor | 3.7-inch Howitzer | A27L | Cromwell Mk. I | 700 | WS No. 19 Mk. II | |
600 | 34 / [40.94] | 76/64/57 | 450 | ||||
21.56 | 1.0/1.2/2.0 | 48 | 360 | ||||
Cromwell Mk III | Rolls-Royce Meteor | 75 mm Gun Mk. V | A27M | Cromwell Mk. IV | 750 | WS No. 19 Mk. II | |
600 | 36 / [46.65] | 76/64/57 | 450 | ||||
21.48 | 0.9/1.0/1.8 | 48 | 360 | ||||
Cromwell Mk IV | Rolls-Royce Meteor Mk. IVB | 75 mm Vickers HV | A27M | Cromwell Mk. IV | 750 | WS No. 19 Mk. III | |
650 | 36 / [50.36] | 76/64/57 | 550 | ||||
23.19 | 0.9/1.0/1.8 | 48 | 360 | ||||
Cromwell Mk III* | Rolls-Royce Meteor Mk. IVB | 3.7-inch Howitzer | A27M | Cromwell Mk. IV | 750 | WS No. 19 Mk. III | |
650 | 36 / [50.73] | 76/64/57 | 550 | ||||
23.36 | 0.9/1.0/1.8 | 48 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 6-pdr Mk. III | AP APCR HE | 45 6G 32 | 105 170 30 | 75 75 100 | 26.09 | 1,957 | 1.90 | 0.41 6.82 1.97 | 75 | +20 -13 | |
QF 6-pdr Gun Mk. V | AP APCR HE | 45 6G 32 | 110 180 30 | 75 75 100 | 26.09 | 1,957 | 1.90 | 0.39 6.49 1.87 | 75 | +20 -13 | |
3.7-inch Howitzer | HE HEAT | 156 14G | 47 110 | 370 280 | 8.57 | 2,400 (HEAT) | 2.30 | 0.53 8.82 3.56 | 40 | +20 -10 | |
8.57 | 2,400 (HEAT) | 2.30 | 0.53 8.14 3.05 | 40 | +20 -10 | ||||||
75 mm Gun Mk. V | AP APCR HE | 56 7G 56 | 120 165 38 | 110 110 175 | 20.00 | 2,200 | 1.90 | 0.41 6.30 1.97 | 64 | +20 -13 | |
75 mm Vickers HV | AP APCR HE | 100 7G 56 | 145 202 38 | 135 135 175 | 15.38 | 2,076 | 2.30 | 0.36 5.53 2.42 | 64 | +15 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
全体的に単発火力は低いが、それを補う圧倒的な連射力から高いDPMを持つ。
また、移動時や砲塔旋回時の標準拡散が悪く、中~遠距離の行進間射撃の命中率は非常に低い。
ちなみに、砲塔の後ろが長い車体や車体後部の排気口カバーの影響で、左右135°辺りから背面にかけて俯角が制限される。
逃げながら反撃する際や稜線を斜めに使ってハルダウンを行う際には注意が必要。- 75 mm Vickers HV
単発火力こそ135と控え目ながらTier6MT最高の貫通力、高い精度とDPMを誇り、いわゆるNDK戦法で猛威を振るう。
他の砲と比べて俯角が狭くなっているが、それでも-8°と十分な値ではあり、そこまで困ることは無いだろう。
ただし、後方へ砲を向けると前述の俯角制限により、155°あたりからは強制的に仰角を取らされるため、小柄な軽戦車に平地で真後ろから追われる状況では全く反撃できなくなるので注意。
- 75 mm Vickers HV
- 装甲
軽戦車のような軽装甲で、前面で64mmだが側背面が32mmと75mm相当の榴弾砲でも貫通できてしまう。
エンジンの引火率が高く、できるなら自動消火装置を用意したいところ。
地形と持ち前の機動力が活かせれば、敵の弾も当たりにくくそこまで問題にはならないが、そういった物が活かしにくい閉所での戦闘は苦手。
特にTier6付近は10榴やロマン砲持ちが跋扈する戦場だけに、HP750では10榴も貫通2発は耐えられない。
ロマン砲ではワンパンされるのでいくら相性が良いと言っても、NDKを開始するまでに真正面から突っ込むと、敵にたどり着くまでにやられていたりする。
基本は背面などから忍び寄れるように側面展開を心がけよう。
- 機動力
快速がウリの巡航戦車だけあって、軽量設計から来るフットワークのよさと1周7秒半という砲塔旋回性能が、紅茶戦車としての本領を発揮する。
出力重量比・加速力・最高速どれを取っても素晴らしい数値でどんなマップでも高速を維持でき、旋回性能と併せた機動戦に強みがある。
また、初期のエンジンと最終エンジンで性能に大きな差がある事も特徴である。
このおかげで最終パッケージでの実際の車体旋回速度は約51°/sとスペックを大きく上回っており、小回りも効く。
機動力で言えば軽戦車とほとんど遜色ないと言って良いだろう。
とはいえ、視界360m&無線550m、隠蔽率も中戦車として平均といったところであり、パーツの補助無しには軽戦車的な強行偵察は難しい。
- 総論
車体、砲塔共に旋回性能が低い重戦車、特にKV-2やVK 36.01 (H)、Churchill VIIのような戦車からすると天敵と言える存在となる。
狙い目は孤立している重戦車や駆逐戦車であるが、敵を食い散らかすのに夢中になってしまい、周囲の敵からの集中砲火を受けたり、支援しているはずの味方がいつの間にか壊滅してるような状況は避けたい。
序盤の視界確保や軽戦車の護衛・補佐→中盤の戦線支援→終盤の占領妨害・残党狩りなど、マルチに戦える能力を生かす運用を目指そう。
中戦車のタフネスを備えながら下手な軽戦車以上の機動力を持つため、自走砲狙いの突破も決まりやすいが、退路の確保をしっかりとしておかないと何も出来ないまま撃破されるので要注意。
正面から敵陣へ切り込むことを避けて、常に相手の背後や側面を取ることを意識すれば、おのずと戦果がついてくるだろう。
史実
フランス黄作戦でドイツ機甲部隊の強さを目の当たりにしたイギリス軍は大量に損失した戦力の復旧するため、現行戦車の量産を急いでいましたが、その性能には決して満足していませんでした。
なんとかしてドイツ戦車に対抗出来る新型戦車を早急に開発する必要があるとして、クルセイダー巡航戦車?の車体を拡大して出来たのがキャヴァリエ巡航戦車でした。
巡航戦車Mk.VIIとなったキャヴァリエ(A24)は戦車不足に悩むイギリス陸軍がクルセ-ダーの後継として開発を急がせ、試験中にもかかわらず正式化・発注を行ったため、低出力だったリバティーエンジンに足をすくわれる形となり、これを改修する案が持ち上がりました。
ただちに変速機と足回りを改良・手直ししたものがA27、後にA27Lとして固体識別が与えられることになった巡航戦車Mk.VIIIセントーでした。
エンジンこそ持ち越しのリバティーエンジンでしたが、イギリス航空エンジンの最高峰といわれたマーリンエンジンの車載版ミーティアと交換できるように機関室が設計されていました。
セントーは950両生産されましたが、肝心のミーティアのベースとなるマーリンエンジンはイギリス空軍の航空機に多数搭載されており、ロールスロイス社と米パッカード社に生産を優先させていてもなお生産が追いつかないという状態であり、ミーティアの生産まで時間が掛かったため、そのつなぎとして生産したものだったのです。
1943年、ようやくミーティアの供給が間に合い、セントーのエンジンをミーティアに換えた巡航戦車MK.VIIIクロムウェル(A27M)が完成、量産が開始されました。
セントーとの違いはエンジンだけなのですが、エンジンの変更で四角い大型の吸気グリルカバーを機関室上面に設けたのが識別点となりました。
先にセントーとして生産されたものも、改修されてクロムウェルMk.II~VIとされました。
主武装はMk.IIIまで6ポンド砲、以後は75mm砲で、Mk.VIのみ90mm榴弾砲を装備した近接支援型でした。
その他、回収型や砲兵指揮型などの派生型も作られ、合計生産台数は約3,000両に達しました。
こうしてやっと登場したクロムウェルでしたが、実戦配備されたノルマンディー上陸作戦の頃になると前面装甲76ミリ厚と6ポンド砲を持っているとはいえ、性能は平凡的というほど戦車の進化が早く、アメリカから次々送られるM4シャーマンの影響もあって、クロムウェルの必要性も減少していってしまいました。
ヴィレル・ボカージュの戦いではミハエル・ヴィットマンのティーガーに20両(1個大隊15両とも)も撃破されたという、クロムウェルにとってあまりうれしくないエピソードもあります。
ただし、これはプロパガンダの為に喧伝されたもので、実際に撃破されたクロムウェルは5両で残りはM5スチュアート3両とM4シャーマン4両、ハーフトラック10両、カーデン・ロイド・キャリア4両、スカウトカー1両だったそうです。
また、イギリス本国では生産中止が決定されたバレンタイン歩兵戦車の替わりに、クロムウェル巡航戦車のレンドリースをソ連に薦めたところ、バレンタイン歩兵戦車の好評ぶりに負けて、いらないと拒否されてしまうなど、クロムウェルの不遇な逸話は尽きなかったりします。
クロムウェル(Cromwell)の名前は厳格な規律と死をも恐れぬ勇猛さで清教徒革命の議会派勝利に貢献した鉄騎隊(アイアンサイド)と呼ばれる騎兵隊を指揮したオリバー・クロムウェルに由来します。
コメント
- 記述の通り主砲は精度は良いが拡散が酷く、咄嗟撃ちは近距離以外では当たらない。俯角も英国MTとしては小さく装甲は薄い。ハルダウンも重要だが、足を使い、DPMと精度を活かせる状況を作り、一方的に削るのが大切。 apcrの貫通は高く、側面であれば対峙する全車両に有効打を与えられる。序盤から終盤までtierを選ばずやれることがあるので、序盤に無理してヘルスを浪費しないようにしたい。 -- 英国紳士? 2020-02-15 (土) 22:59:59