VK 30.01 (P)

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:37

G27_VK3001P.png

Tier 6 ドイツ 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)75/62/40本体価格(シルバー)920,000
最高速度(km/h)前進60マッチング範囲(戦闘Tier)6~8
後退20派生元車輌PZ. IV H
隠蔽率静止時0.17
移動時0.13

パッケージ

 ┏Tiger (P)
E:45,100
S:1,395,000
VK 30.01 P
E:26,235
S:920,000
VK 3001 (P)C
E:18,390
S:119,100
━╋Typ 100
E:24,190
S:142,050
VK 3001 (P)B
E:12,190
S:64,200
 ┗VK 3001 (P)C III
E:24,190
S:129,050

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
VK 30.01 P2x Porsche Typ 1007,5 cm Kw.K. 40 L/48VK 30.01 (P)Porsche Typ 100610FuG 5
42028 / [18.67]80/80/80310
11.821.0/1.5/2.933350
VK 3001 (P)B2x Porsche Typ 10010,5 cm Kw.K. L/28VK 30.01 (P) verstärktekettenVK 30.01 (P) Krupp Turm710FuG 7
42028 / [15.65]100/80/80415
11.010.9/1.5/2.328370
VK 3001 (P)C2x Porsche Typ 100/17,5 cm Kw.K. 42 L/70VK 30.01 (P) verstärktekettenVK 30.01 (P) Krupp Turm710FuG 7
60028 / [22.57]100/80/80415
15.880.9/1.5/2.328370
VK 3001 (P)C III2x Porsche Typ 100/37,5 cm Kw.K. 42 L/70VK 30.01 (P) verstärktekettenVK 30.01 (P) Krupp Turm710FuG 12
67028 / [25.11]100/80/80710
17.670.9/1.5/2.328370
Typ 1002x Porsche Typ 100/38,8 cm Kw.K. 36 L/56VK 30.01 (P) verstärktekettenVK 30.01 (P) Krupp Turm710FuG 12
67028 / [24.92]100/80/80710
17.530.9/1.5/2.328370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
7,5 cm Kw.K. 40 L/48AP
APCR
HE
70
7G
38
110
158
38
110
110
175
15.001,6502.300.39
5.85
1.80
78+20
-10
10,5 cm Kw.K. L/28AP
HEAT
HE
120
10G
128
64
104
53
350
350
410
7.502,6252.300.55
4.40
3.87
59+15
-8
7,5 cm Kw.K. 42 L/70AP
APCR
HE
109
7G
98
150
194
38
135
135
175
13.041,7602.300.35
4.62
1.57
60+15
-8
8,8 cm Kw.K. 36 L/56AP
APCR
HE
252
8G
252
145
194
44
220
220
270
8.691,9122.300.38
5.02
1.60
50+15
-8

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier6のドイツ中戦車
    フェルディナント・ポルシェ博士によって1940年から1941年にかけて試作された30t級戦車。
    中戦車ではあるが大柄な車体に単発火力の高い砲を搭載でき、重厚感のある機動性もあって乗り心地は重戦車に近い。
     
  • 火力
    砲塔が車体前方寄りについている為、昼飯などを利用した飛び出し撃ちはやりやすい車輌である。
    • 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
      初期砲。
      PZ. IV HのAP運用の最終砲。
      運用方法はH型と同様。
      突出した性能を持たない汎用性のある砲。
      APCRを用いても格上の重装甲車輌を正面から貫通する事は難しい。
      側背面に回り込む、履帯を切るなど中戦車らしい臨機応変な戦術を心掛けよう。
      同Tier帯では正面下部も角度がついていた場合、APCRでも抜くのが難しい場合がある。
    • 10,5 cm Kw.K. L/28
      中間砲その1。
      PZ. IV HのHE運用の最終砲。
      APではなくHEを基本弾種として使用する榴弾砲。
      HEの発射速度や精度と引き換えに410という強力なダメージを与える。
      格下や装甲の薄い車輌には抜群の効果を発揮する。
      側背面を狙えればまだまだダメージを期待できる。
    • 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
      中間砲その2。
      最終砲に比べると発射速度・AP弾の貫通力・精度に優れるが、ダメージが最終砲の半分程なためTier6戦車としては少々ダメージソースに欠ける。
      DPMは単発威力差が響いて最終砲に負けているが、威力よりも手数で攻めることでその差を多少埋めることが出来る。
    • 8,8 cm Kw.K. 36 L/56
      最終砲。
      ダメージが220となり、DPMも7,5 cm Kw.K. 42 L/70を上回るが発射速度・AP弾の貫通力・精度が低下する。
      同じ砲を装備できるVK 36.01 Hに比べると機動力に恵まれ、砲との相性は良い。
      金弾はAPCRで貫通力も194mmと高く、格上車輌や高装甲車輌と戦う際に大いに役立つが、弾代が一発8G(3,200S)と高く、頼りすぎると大きな赤字収支となるため覚悟しておこう。
       
  • 装甲
    車体は中戦車としては大柄であり被弾しやすいが、砲塔の投影面積が小さく大型の防楯も備えている。
    俯角も-8度とそこそこなため、稜線を使ったハルダウンによって防御力の上昇が期待できる。
    • 車体
      正面、側背面ともTier6中戦車の中ではそこそこ硬めの装甲を持つが、垂直装甲のため格下相手でも抜かれてしまうことがある。重戦車と比べれば薄い装甲のため過信は禁物。
      また、昼飯の角度を取ると車体斜めの切り欠きが垂直に露出してしまう弱点もある。
      基本は真正面を向いて投影面積を減らすか、飛び出し撃ちを使って車体露出時間を短くするのが良い。
    • 砲塔
      改良型砲塔は正面100mm、側背面80mmと車体よりも厚め。
      Tier6中戦車としては極めて硬く、同格の通常弾程度までは安定して防ぐ事が出来る。
      砲塔左側に飛び出ているキューポラがやや大きいため、遮蔽物などに砲塔左側を隠しキューポラを狙われないようにする工夫が必要。
       
  • 機動性
    • 初期エンジン:2x Porsche Typ 100
      420馬力という著しい出力不足の為に加速性能が劣悪を極め、最高速度の半分も発揮できない。
      重戦車に乗っているような鈍重なスピードで前線への到着が非常に遅くなる。
      中戦車として重戦車が到着するまでの戦線維持という初期目的は果たせない。
    • 改良エンジン:2x Porsche Typ 100/1および2x Porsche Typ 100/3
      加速性能が大幅に改善され、陣地転換に困らない程度の機動力を確保できる。
      直進時の速度に対して大型な車体と車体旋回速度は全体を通して悪く、旋回時は大きな半円を描くことになるだろう。
      砲塔旋回速度も中戦車としては遅く、機動力を活かした接近戦には向いていない。
       
  • 総論
    走攻守のバランスが良く、使いやすい中戦車。
    高火力で装甲が硬めだが、あくまで中戦車なので、さすがに重戦車との正面切っての戦闘には不向き。
    良好な機動性を活かした陣地転換をし、側背面から攻撃を加えて戦果を上げよう。
    旋回性能が低く、回避行動をとるのが難しいため、陣地転換をする際にも出来るだけ開けた場所は避け、遮蔽物や地形を利用し敵との距離を保ちながら移動しよう。
     

史実

VK3001(P)は第二次世界大戦期、1940年から1941年にかけてナチス・ドイツでフェルディナント・ポルシェ博士によって試作された30t級戦車。
(P)はポルシェ開発であることを意味し、ポルシェ タイプ100(Porsche Typ 100)としても知られている。

 

この戦車の開発にあたって、30t級重戦車は最低でも7.5 cm KwK 37を主砲とし、可能であれば47口径10.5cm砲を搭載可能とすることが求められていた。
1941年、ドイツ国防軍がT-34KV-1といったソ連の戦車と相対したことを受けて、主砲をより強力な8.8 cm KwK 36とする設計変更が行われた。
ポルシェは砲塔を直接クルップに発注し、両者の共同開発により車体が完成した。
砲塔の設計は1941年3月5日に完了したが、未完成のまま計画は中断され、45t級戦車VK45.01(P)の開発に変更されることとなった。
駆動系には当時一般的ではなかったガソリンエンジンで電動モーターを駆動するガス・エレクトリック方式を採用した。
これはシュタイアが開発した2500回転で210馬力を発揮する10気筒のポルシェTyp100空冷ガソリンエンジンを2基搭載し、これにより発電機を稼働させ、モーターを駆動させるものであった。

 

参考1

 

コメント

  • 最終砲、課金弾頼みで運用してたらTier9以降の消費シルバーとほぼ変わらなくて涙目。 -- 2019-03-21 (木) 13:18:31