Tier 8 重戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 150/80/80 | 本体価格(シルバー) | 2,435,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 38.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | ||
後退 | 16.0 | 派生元車輌 | Tiger (P) | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 413.40 | ||||
移動時 | 429.20 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | |||
VK 45.02 (P) Ausf. A E:90,000 S:2,435,000 | ━ | 履帯 E:? S:33,400 | 主砲 E:? S:116,490 | 無線 E:? S:43,200 | エンジン E:? S:39,850 | 砲塔 E:? S:33,550 | エンジン E:? S:45,300 | 主砲 E:? S:112,180 | ━ | 戦車 VK 45.02 B E:168,720 S:3,598,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 VK 45.02 A | 2x Porsche Typ 100/1 | 8,8 cm Kw.K. 36 L/56 | VK 45.02 (P) Ausf. A | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,470 | FuG 7 | |
600 | 25 / [16.18] | 185/100/100 | 415 | ||||
11.20 | 1.1/1.7/3.4 | 30 | 380 | ||||
LVL.1 履帯 | 2x Porsche Typ 100/1 | 8,8 cm Kw.K. 36 L/56 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,470 | FuG 7 | |
600 | 28 / [23.69] | 185/100/100 | 415 | ||||
11.20 | 1.1/1.3/2.3 | 30 | 380 | ||||
LVL.2 主砲 | 2x Porsche Typ 100/1 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,470 | FuG 7 | |
600 | 28 / [23.29] | 185/100/100 | 415 | ||||
11.01 | 1.1/1.3/2.3 | 30 | 380 | ||||
LVL.3 無線 | 2x Porsche Typ 100/1 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,470 | FuG 12 | |
600 | 28 / [23.25] | 185/100/100 | 710 | ||||
10.99 | 1.1/1.3/2.3 | 30 | 380 | ||||
LVL.4 エンジン | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,470 | FuG 12 | |
670 | 28 / [25.93] | 185/100/100 | 710 | ||||
12.26 | 1.1/1.3/2.3 | 30 | 380 | ||||
LVL.5 砲塔 | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,570 | FuG 12 | |
670 | 28 / [24.86] | 245/120/120 | 710 | ||||
11.75 | 1.1/1.3/2.3 | 25 | 390 | ||||
LVL.6 エンジン | Porsche Deutz Typ 180/2 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,570 | FuG 12 | |
840 | 28 / [31.18] | 245/120/120 | 710 | ||||
14.74 | 1.1/1.3/2.3 | 25 | 390 | ||||
LVL.7 主砲 | Porsche Deutz Typ 180/2 | 8,8 cm Kw.K. 43 L/71 | VK 45.02 (P) Ausf. A verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. A | 1,570 | FuG 12 | |
840 | 28 / [31.41] | 245/120/120 | 710 | ||||
14.85 | 1.1/1.3/2.3 | 25 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
8,8 cm Kw.K. 36 L/56 | AP APCR HE | 252 8G 252 | 160 220 44 | 220 220 270 | --- --- 1.40 | 773 966 773 | 720 720 720 | 9.23 | 2,031 | 2.30 | 0.36 | 92 | +15 -8 | |
9.23 | 2,031 | 2.30 | 0.36 | 92 | ||||||||||
10,5 cm Kw.K. L/52 | AP APCR HE | 1,030 12G 650 | 200 244 60 | 320 320 420 | --- --- 1.91 | 950 1,188 950 | 720 720 720 | 5.50 | 1,760 | 2.30 | 0.37 | 42 | +15 -8 | |
5.94 | 1,901 | 2.30 | 0.37 | 42 | ||||||||||
8,8 cm Kw.K. 43 L/71 | AP APCR HE | 252 11G 252 | 203 237 44 | 240 240 295 | --- --- 1.40 | 1,000 1,250 1,000 | 720 720 720 | 8.57 | 2,057 | 2.30 | 0.34 | 72 | +15 -8 | |
8.82 | 2,117 | 2.30 | 0.34 | 72 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 8ドイツ重戦車。
Tiger Iの後継車両としてポルシェ社が提案した計画案。
スリムなおしりとむき出しの履帯、Tiger IIの車体中央の砲塔と比べて車体前方に配置された砲塔、ターレットリンクを隠すため車体脇に施された枠状の突起など独特の外観を持つ。 - 火力
- 8,8 cm Kw.K. 36 L/56
初期砲。
Tiger (P)の最終砲。
さすがにTier 8帯では役に立たない。
戦力にならずまったく火力面では稼げないため、もし出撃するならばけん制・弾受け・低装甲車輛の排除等、最前線火力以外の部分でがんばろう。
火力面で稼ぎたい場合は課金弾を主軸とした戦闘でならば貫通を狙えるだろう。
ただし、単発火力が低いため弾薬費が嵩むことを考慮しよう。 - 10,5 cm Kw.K. L/52
中間砲。
Tiger II・VK 100.01 (P)で使用する中間砲。
火力的には通用するが他の車輛と比べ抜群の貫通力というわけではない。
照準時間が短く火力もTier 8重戦車相応だが、通常(AP)貫通力が200mmとTier 8重戦車の中でもかなり低い。
精度も弱点狙撃をするには少々足りないため、課金弾(APCR)を使わざるおえない。
課金弾を多用する場合、単発単価も上昇しているためお財布と相談しながら戦っていこう。 - 8,8 cm Kw.K. 43 L/71
最終砲。
Tiger (P)の中間砲。
照準時間が最終砲の2.3秒と比べ2.9秒とやや長いがAP弾の貫通力と精度で最終砲をやや上回る。
装弾数も最終砲の42発と比べ72発と多く単発単価も安めなため、手数で戦うスタイルが望まれる。
- 8,8 cm Kw.K. 36 L/56
- 装甲
- 車体
車体正面上部装甲圧150mmに30度の傾斜が掛かっており、実質装甲圧は300.00mm。
車体正面下部装甲は120mmに40度の傾斜が掛かっており、実質装甲圧は186.69mm。
同Tierには200mm以上の貫通力を持つ車輛も多数存在するため、昼飯の角度を取り実質装甲圧を底上げしよう。
例として昼飯角度50度で上部装甲325mm・下部装甲290mm、40度で上部装甲273mm・下部装甲243mmの実質装甲を得られる。 - 砲塔
改良砲塔は正面185mmと高めの装甲厚を持ち、垂直に撃たせない様に工夫すればそこそこの堅牢さを発揮する事も可能。
側面が非常に薄く砲塔形状的に横を向き過ぎると正面から砲塔側面を撃たれる事になる。
キューポラを狙わせないための首振りなども含めて精々5~10度程度で止めないと簡単に貫通される。
- 車体
- 機動性
最高速度と出力重量比もドイツ重戦車としてはやや高めの値となっており、中戦車寄りの機動性を発揮できる。
砲塔と履帯の旋回性も改善しており軽戦車に張り付かれてのNDK等、接近戦にも多少は対応しやすくなった。 - 総論
全体的な防御力はTiger IIを上回り、同格重戦車と遜色ない防御力を手にした。
Tiger (P)の鈍重な機動力から打って変わって中戦車並みの機動力を獲得。
同Tierに比べて機動力に恵まれているのは大きな利点。
格上戦場では昼飯等車体を傾けて装甲力を増す技術を使えば前線でも活躍できるだろう。
史実
第二次世界大戦中にドイツのポルシェ社で計画された試作重戦車である。
工学博士フェルディナント・ポルシェの手になるタイプ180およびタイプ181が計画されたが設計段階で終了した。製造された車輌は存在しない。
ポルシェの原案では駆動方法の異なるタイプ180、タイプ181が存在し、また車体の前方に砲塔を配置する型式と、車体の後部に砲塔を配置する型式とが設計されていた。
タイプ180はVK4501(P)の設計を踏襲した上で足回りを強化していた。
基本形状はよりリファインされ、前面装甲が傾斜した一枚板で構成されたが、駆動方式はVK4501(P)を引き継いでタイプ101/3ガソリンエンジン2基および駆動用電動機の構成を採用していた。
第二案にはポルシェ・タイプ101/4エンジンの搭載が計画されたが、相違は少ない。
この車輌の総重量は64tと推定された。主砲には71口径8.8cm戦車砲が用いられ、約68発の砲弾を積んだ。弾薬の配置は16発が砲塔、42発が車体、10発が床上である。
このほかにMG34を2挺装備するものとした。
タイプ181は流体駆動機構を装備するものとして計画された車輌である。
VK4501(P)のシャーシを流用したポルシェ・タイプ102では、従来の機械式主変速機の代わりにフォイト製油圧式NITA主変速機を採用した。
この変速機は2基の油圧式トルクコンバーター2基を装備しており、機械式変速機に効率が劣るものの、電気式主変速機と同等の性能を示すことが期待されていた。
しかしながらこの後、開発作業は停止した。タイプ181はタイプ102と同様、流体駆動機構を採用した。
タイプ181のエンジンは、一次案ではV型10気筒、335馬力の101/4エンジンを2基、二次案ではポルシェ・ドイツ・ディーゼルエンジン2基、三次案ではポルシェ・ディーゼルエンジンの出力向上型を搭載することが予定された。
ポルシェ・ドイツ・ディーゼルエンジンはX型に16気筒を配する排気量19.6リットルのエンジンで、370PSを発揮する予定だった。
三次案ではこのエンジンの定格出力が700PSとされ、排気量37リットルのエンジンが1基のみ試作された。
これら全ての設計案は生産に移行しなかった。砲塔のみがティーガーII戦車の初期生産車輌に流用されたものの[9]、曲面化された砲塔前面形状がショットトラップを生じる欠点があること、強度に問題があることが指摘され、新型砲塔が開発されることとなった[10]。
コメント
- 虎2より速いし硬いし扱いやすさが全く違う、その代償に火力が低く、補おうと10.5cmを使うと赤字となる -- 2024-01-03 (水) 21:04:42