Tier 9 ドイツ 重戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 200/120/100 | 本体価格(シルバー) | 3,598,000 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 30.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 9~11 | ||
後退 | 15.0 | 派生元車輌 | VK 45.02 A | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 410.24 | ||||
移動時 | 427.62 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | LVL9 | |||
VK 45.02 B E:168,720 S:3,598,000 | ━ | 主砲 E:? S:116,490 | エンジン E:? S:39,850 | 無線 E:? S:43,200 | 主砲 E:? S:178,500 | 履帯 E:? S:60,000 | 砲塔 E:? S:48,000 | エンジン E:? S:45,300 | 主砲 E:? S:310,000 | ━ | 戦車 Pz.Kpfw. VII E:196,470 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 VK 45.02 B | 2x Porsche Typ 100/1 | 8,8 cm Kw.K. 43 L/71 | VK 45.02 (P) Ausf. B | VK 45.02 (P) Ausf. B | 1,850 | FuG 7 | |
600 | 17 / [9.35] | 220/150/150 | 415 | ||||
8.28 | 1.1/2.0/3.4 | 26 | 390 | ||||
LVL.1 主砲 | 2x Porsche Typ 100/1 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. B | VK 45.02 (P) Ausf. B | 1,850 | FuG 7 | |
600 | 17 / [9.29] | 220/150/150 | 415 | ||||
8.23 | 1.1/2.0/3.4 | 26 | 390 | ||||
LVL.2 エンジン | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. B | VK 45.02 (P) Ausf. B | 1,850 | FuG 7 | |
670 | 17 / [10.37] | 220/150/150 | 415 | ||||
9.18 | 1.1/2.0/3.4 | 26 | 390 | ||||
LVL.3 無線 | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/52 | VK 45.02 (P) Ausf. B | VK 45.02 (P) Ausf. B | 1,850 | FuG 12 | |
670 | 17 / [10.36] | 220/150/150 | 710 | ||||
9.17 | 1.1/2.0/3.4 | 26 | 390 | ||||
LVL.4 主砲 | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/68 | VK 45.02 (P) Ausf. B | VK 45.02 (P) Ausf. B | 1,850 | FuG 12 | |
670 | 17 / [10.26] | 220/150/150 | 710 | ||||
9.09 | 1.1/2.0/3.4 | 26 | 390 | ||||
LVL.5 履帯 | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/68 | VK 45.02(P) Ausf. B verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. B | 1,850 | FuG 12 | |
670 | 20 / [14.21] | 220/150/150 | 710 | ||||
9.09 | 1.1/1.7/2.5 | 26 | 390 | ||||
LVL.6 砲塔 | 2x Porsche Typ 100/3 | 10,5 cm Kw.K. L/68 | VK 45.02(P) Ausf. B verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. B Schwerer Turm | 1,950 | FuG 12 | |
670 | 20 / [13.30] | 265/160/160 | 710 | ||||
8.51 | 1.1/1.7/2.5 | 18 | 400 | ||||
LVL.7 エンジン | Porsche Deutz Typ 180/2 | 10,5 cm Kw.K. L/68 | VK 45.02(P) Ausf. B verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. B Schwerer Turm | 1,950 | FuG 12 | |
840 | 20 / [16.68] | 265/160/160 | 710 | ||||
10.67 | 1.1/1.7/2.5 | 18 | 400 | ||||
LVL.8 主砲 | Porsche Deutz Typ 180/2 | 12,8 cm Kw.K. 44 L/55 | VK 45.02(P) Ausf. B verstärkte ketten | VK 45.02 (P) Ausf. B Schwerer Turm | 1,950 | FuG 12 | |
840 | 20 / [16.71] | 265/160/160 | 710 | ||||
10.69 | 1.1/1.7/2.5 | 18 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
8,8 cm Kw.K. 43 L/71 | AP APCR HE | 252 11G 252 | 203 237 44 | 240 240 295 | --- --- 1.40 | 1,000 1,250 1,000 | 720 720 720 | 9.23 | 2,215 | 2.30 | 0.34 | 92 | +18 -5 | |
9.23 | 2,215 | 2.30 | 0.34 | 92 | ||||||||||
10,5 cm Kw.K. L/52 | AP APCR HE | 1,030 12G 650 | 200 244 60 | 320 320 420 | --- --- 1.91 | 950 1,188 950 | 720 720 720 | 6.32 | 2,022 | 2.30 | 0.37 | 56 | +17 -6 | |
6.74 | 2,157 | 2.30 | 0.37 | 56 | ||||||||||
10,5 cm Kw.K. L/68 | AP APCR HE | 1,030 12G 650 | 225 285 60 | 320 320 420 | --- --- 1.91 | 1,100 1,375 1,100 | 720 720 720 | 6.32 | 2,022 | 2.30 | 0.34 | 42 | +17 -7 | |
6.59 | 2,109 | 2.30 | 0.34 | 42 | ||||||||||
12,8 cm Kw.K. 44 L/55 | AP APCR HE | 1,070 12G 935 | 246 311 65 | 490 490 630 | --- --- 2.71 | 920 1,150 920 | 720 720 720 | 3.92 | 1,921 | 2.70 | 0.38 | 36 | +18 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 9のドイツ重戦車。
Tiger Iの後継車両としてポルシェ社が提案した後部砲塔計画案である。
E 75に比べて、防御面で勝り、機動力で劣る。車体正面に限れば傾斜を含めてMausとそれほど変わらないレベルである。 - 火力
攻撃力の面では、前身から引き継いだ砲に加えて2種の強力な戦車砲が追加される。
戦力としては12,8 cm Kw.K. 44 L/55を搭載してからが本領。- 8,8 cm Kw.K. 43 L/71
初期砲。
VK 45.02 Aの中間砲。
単発火力240、発射速度は最速だが貫通力が通常弾(AP)203mmと貫通力不足。
課金弾(APCR)の貫通力が237mmと通常弾よりはましなので多めに携帯していくと良いだろう。
もしくは、最初の開発が10.5cm主砲で砲弾の流用が出来ないため、開発できるまで課金弾は少量携帯しコスト節約をするのもアリ。 - 10,5 cm Kw.K. L/52
中間砲①。
VK 45.02 Aの最終砲。
VK 45.02 Aから発射速度は改善されたが貫通力が通常弾(AP)200mmと初期砲より低下してしまう。
幸い次の中間砲②も10.5cm砲なので砲弾の流用が出来る。
課金弾(APCR)の貫通力が244mmあるので多めに携帯しても良いだろう。 - 10,5 cm Kw.K. L/68
中間砲②。
Tiger IIの最終砲。
単発火力は中間砲①と同じだが貫通力・砲弾速度・精度が上昇。
最終砲に比べると、俯角を2度多く取れる。 - 12,8 cm Kw.K. 44 L/55
最終砲。
単発火力・貫通力は高いが、精度・照準時間は10,5cm砲より低下。
装填速度が長いため射撃後の隙も大きく近接戦では注意が必要。
Tier 9になると射撃チャンス自体が少なくなってくるので一撃で高いダメージを与えられる点は重要。
同砲を搭載するE 75に比べると俯角が3度狭く、照準時間と拡散も若干劣る。
榴弾威力が高めなので、課金弾でも貫通できない敵車輌や対ドイツ重駆逐戦車用に数発持っておくと良い。
- 8,8 cm Kw.K. 43 L/71
- 装甲
性能バランスが中戦車に近かったVK 45.02 (P) Ausf. Aから一転、ミニマウスという愛称に相応しい前面装甲と最低限の機動性を持った車両となっている。- 車体
車体正面上部は装甲圧200mmに35度の傾斜が掛かっており、実質装甲圧は348.69mmとなっており、高い防御性能をもつ。
車体正面下部は装甲圧170mmに40度の傾斜が掛かっており、実質装甲圧は264.47mmとなっており、他の車輌にも言える事だが地形等で傾斜が低くなり貫通されやすい。
なるべく被弾面積を減らすよう立ち回ろう。
車体側面も注意が必要な部位がい。
側面装甲圧は100mmにほぼ垂直の傾斜70度が掛かっており、実質装甲圧は106.42mmとほぼ防御性能は変わらない。
また、左右対称で側面前部にエンジンモジュール:燃料タンク・側面後部に弾薬庫が配置されており、対象範囲も広いためモジュール破壊判定を受ける可能性が高い。
ちなみに側面装甲圧は100mmなので、豚飯傾斜30度で実質装甲圧200.00mm、豚飯傾斜20度で実質装甲圧292.38mmとなる。 - 砲塔
- 初期砲塔(VK 45.02 (P) Ausf. B)
同Tierドイツ重戦車E 75の初期砲塔を上回り正面220mm、側背面で150mmの装甲厚を誇る。
ただし、正面から見える天板が40mmしかなく、口径121mm以上のAP・APCRには3倍ルールにより確実に貫通されてしまう。
同格以上には簡単に抜かれやすく、最終砲も装備できないためカスタム装備の際は注意しよう。 - 改良砲塔(VK 45.02 (P) Ausf. B Schwerer Turm)
正面は265mmとE 75より若干厚い。
通常弾ならば高い確率で弾いてくれるが同格以上の金弾相手には抜かれやすいので注意。
キューポラは弱点になっているが範囲が狭いので細かく動く、距離をとるなどで撃たれにくくすることはできる。
天板は60mmあり3倍ルール*1に引っかかりにくく、20度と跳弾が確定しやすい角度であるが火力の高い榴弾には注意が必要だ。
弱点として旋回速度が極端に遅いので元々苦手な接近戦が更に厳しくなるため、敵をこちらの懐に入れない動きがますます重要になってくる。
車体前面がまさに鉄壁となった分、中近距離では特に砲弾が集中することは意識しておくべきである。
また、Tier上昇に伴って相手の砲精度も向上していることは覚えておこう。
この点を知っている相手はこちらが孤立しているのを確認すると狙ってくるので注意。
隙を晒さないためにも単独行動は避け僚友車輌と連携を計ろう。
- 初期砲塔(VK 45.02 (P) Ausf. B)
- 車体
- 機動性
大幅な重量増加に対して最上位エンジンは前身と共通で840馬力のままなので、出力不足は否めない。
路面状態が良い場合でなんとか30km/h、そうでなければ20km/h近くまで落ち込む。 - 対策
基本的にアメリカのT95のような正面重装甲駆逐戦車への対策と同じ形の動きをすればいい。
まずは極力正面からは相手にせず、側背面を取れる位置へ逃げる。
車体側面は脆いので貫通を狙いやすく、直接撃てなくても牽制して警戒させてこちらへ砲塔を向けさせれば正面にいる味方が撃つチャンスになる。
また状況次第ではあるが、本車は砲塔・車体の旋回が遅いため、履帯を切って強引に側背面に回り込むというのも選択肢の一つだ。
基本的には金弾で砲塔正面を狙うのが無難。ターレットリング、キューポラなどは弱点ではあるが砲塔正面に比べて面積が非常に狭く小刻みに動かれると非常に狙いにくい。
あまり時間をかけてじっくり狙うと逆に敵の的になる。
また相手が複数居るなら後回しにして周りを片付け、最後に味方全員で囲んで叩けば良い。
ランダム戦では困難かもしれないが、MAPによっては無理に撃たずに防御に徹し、味方に側面に回ってもらうようにするのもよいだろう。
もちろんAPや金弾貫通時のダメージにははるかに劣るので側面に回れず、正面戦闘を強いられ、間合いも詰められないというようなどうしようもない場合か、残り僅かなHPを削る場合に限ったほうがよい。 - 総論
Leichttraktor以来の後部寄り砲塔はドイツ車では稀で、機動性の低下も併せて癖の強い車両である。
また、動きの鈍さから自走砲から狙われやすく、履帯を切られた時の対策も必要性が高まってくる。
車体正面の硬さが増したため同TierのE 75と比較すると防御面での優位性が増した。
ただしキューポラという隠しにくい部分が薄いという弱点は残っているので相手にじっくり狙われないように立ち回ろう。
また速度、旋回性能、砲塔の回転速度の極端な遅さといった点は改善されていないため、陣地転換や接近戦の苦手さも相変わらず。
ドイツ戦車の基本通りに敵の接近を許さず、弱点を容易に狙わせない細かな機動に熟練すれば、全重戦車の中でも屈指の頑強さと高火力を発揮するポテンシャルを備えている。
史実
本車はTigerの後継車両の開発を求められたポルシェ社が前回の失敗を鑑みて提出した設計案。
この車両もエンジンで発電機を駆動し大型電動モーターを使用するガス・エレクトリック式である。
車体中央にエンジンを配置し戦闘室を車体後部に配置した設計を採用したタイプである。
自走砲などによく見られる配置で、戦車の場合エンジンに装甲の役割を持たせることによって乗員の保護が期待できるが、ゲームではエンジンはむしろ弱点となっており、メリットは無くなってしまっている。
ドイツ戦車は自走砲化されるケースが多いので始めから設計変更の手間を見込んだものだとも考えられている。
大型砲を搭載できるよう砲塔は前後に長く、傾斜や曲面で構成されており被弾経始に優れている。結局本車は採用されなかったが、砲塔が後のTiger IIの初期砲塔に採用された。しかしその砲塔の行く末も知っての通りである。
コメント
- 貫通270ぐらいだと下部が抜けないことがある -- 2024-02-17 (土) 22:15:50