IS-2

Last-modified: 2024-04-24 (水) 23:40:22

Ch10_IS2.png

Tier VII 中国 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)115/100/60本体価格(シルバー)1,450,000
最高速度(km/h)前進37.0マッチング範囲(戦闘Tier)7~9
後退14.0派生元車輌Type 58
発見可能範囲(m)静止時392.07
移動時418.54

パッケージ

初期Lv.1Lv.2Lv.3Lv.4Lv.5Lv.6Lv.7Lv.8
IS-2
E:117,900
S:1,450,000
主砲
E:?
S:120,000
無線
E:?
S:24,240
エンジン
E:?
S:48,000
履帯
E:?
S:19,400
砲塔
E:?
S:25,000
エンジン
E:?
S:99,500
無線
E:?
S:38,000
戦車
110
E:194,500
S:2,600,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
IS-2
V-2-10100 mm 44-100JTIS-2 earlyIS-2 early1,2309R
52036 / [33.00]100/90/90325
11.371.1/1.2/2.428350
Lv.1
主砲
V-2-10122 mm 37-122JTIS-2 earlyIS-2 early1,2309R
52036 / [32.85]100/90/90325
11.321.1/1.2/2.428350
Lv.2
無線
V-2-10122 mm 37-122JTIS-2 earlyIS-2 early1,2309RM
52036 / [32.85]100/90/90525
11.321.1/1.2/2.428350
Lv.3
エンジン
12150L122 mm 37-122JTIS-2 earlyIS-2 early1,2309RM
52036 / [32.85]100/90/90525
11.321.1/1.2/2.428350
Lv.4
履帯
12150L122 mm 37-122JTIS-2 lateIS-2 early1,2309RM
52038 / [34.39]100/90/90525
11.321.0/1.1/2.228350
Lv.5
砲塔
12150L122 mm 37-122JTIS-2 lateIS-2 late1,2809RM
52038 / [34.39]100/90/90525
11.321.0/1.1/2.228350
Lv.6
エンジン
12150LS122 mm 37-122JTIS-2 lateIS-2 late1,2809RM
58038 / [38.34]100/90/90525
12.621.0/1.1/2.228350
Lv.7
無線
12150LS122 mm 37-122JTIS-2 lateIS-2 late1,280A-220
58038 / [38.40]100/90/90600
12.641.0/1.1/2.228350

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
100 mm 44-100JTAP
APCR
HE
252
11G
252
175
235
50
250
250
330
---
---
1.76
895
1,119
895
720
720
720
6.451,6122.900.4236+20
-6
6.451,6122.900.4236
122 mm 37-122JTAP
HEAT
HE
1,025
14G
608
175
250
61
390
390
530
---
---
2.49
800
640
800
720
720
720
4.621,8023.400.4828+20
-5
4.881,9033.400.4628

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 7中国重戦車
    ISの後期型で、前面装甲が一枚板の傾斜装甲を持ついわゆるローマ人の鼻タイプのISである。基本的なスペックはISに準じる。
    ソ連課金HTにも同名の車両があるが別車両扱いなので注意。
    ただし、ゲーム中ではどちらも「IS-2」と表記されるので、会敵するまで中ソどちらかは判らない。
     
  • 主砲
    IS譲りの砲ラインナップで、高い単発火力による一撃離脱を得意する。
    その一方で精度と俯角の劣悪さもソ連譲りであり、市街地など平地の障害物を利用した接近戦が主となるだろう。
    • 100 mm 44-100JT
      初期砲。
      単発火力250ダメージ。
      貫通力は、通常弾(AP)175mm・砲弾速度895m/s、課金弾(APCR)235mm・砲弾速度1,119m/s。
      ISの100 mm D10Tと同じ威力と貫通力を持っているが、それ以外はすべて劣化している。
      また、122mm砲と比べても発射速度で勝っているにもかかわらず分間ダメージで劣っている。
      初期状態でも存分に戦えるが、この砲はあくまで繋ぎと考えよう。
       
    • 122 mm D-25T
      最終砲。
      単発火力390ダメージ。
      貫通力は、通常弾(AP)175mm・砲弾速度800m/s、課金弾(HEAT)250mm・砲弾速度640m/s。
      ISのものと同名の砲だが、課金弾がAPCRから貫通の高いHEATに変わっている。
      その為、ISと比べて貫通力が大きく向上したが弾速が遅く、空間装甲・傾斜装甲相手だと安定性に欠け、さらに価格も高騰。
      更に、移動時の精度拡散が大きく機動力も劣っているため、飛び出し撃ちのような一撃離脱は当たりにくくなっている。
       
      122 mm 37-122JT含め、122mm砲を搭載すると俯角が5度に制限されてしまう。
      本家とたった1度の差だが、かなり大きいので稜線での取り扱いには注意しよう。
      ちなみに、2つの122mm砲の砲弾は共用。
       
  • 装甲
    まだKVの影響が色濃いIS-1とは異なり、正面上部は傾斜した一枚板となっている。
    ちらは後期型のためかIS-1よりHPが50高い。
    90mm厚とはいえ傾斜によって150mm相当となるので、格下のAPならば弾くことが可能。
    しかし、正面下部は110mm相当と、かなり脆いので注意しよう。
    この車両に限らず、全ての中国重戦車は正面下部が同じように脆いので、下部を隠す運用を意識したい。
    ちなみに、12150Lは初期エンジンのV-2-10と出力が同じだが、火災発生率が低くなっている。
     
  • 機動性
    最終エンジンでさえISの初期エンジンの出力に届かないとはいえ、重戦車としては良好な加速と旋回速度を持ち優秀な部類。
    また、本家より最高速が少し高く、長距離移動では結構差が出る。
    低いエンジン出力を補うように履帯性能が高く悪路に強かったり、旋回速度が中戦車にも負けない程もあり、市街地を細かく移動したり巴戦にも対応できたりと応用が効く。
     
  • 総論
    IS同様122mm砲の単発火力と、重戦車としての最低限の装甲を持ち合わせながらそれを持ち運べる足回りが強み。
    反面、格上には殆ど通用しない装甲と、金弾のHEATの不安定さが弱点。
    また、弱点を狙撃できるような精度は無いので、貫通する相手と装甲を適切に見極める必要がある。
    全体的に正面からのぶつかり合いより、側面迂回から強烈な一撃をお見舞いするのが得意となっている。
     
    余談だが、初期状態が苦しい車両が増えるTier 7としては、初期砲でも十分戦える性能で、研究面ではかなり楽な部類である。
    また、IS-2の初期砲はT-34-1の最終砲なので、中戦車ルートでフリーを節約する為だけにType 58からIS-2を研究するというのも悪くない選択である。

史実

IS-2_1956_in_China.jpg
↑1956年、中華人民共和國國慶閱兵式のIS-2

 

IS-2_in_Korea_War.jpg
↑朝鮮戦争時の人民義勇軍のIS-2

 

1950年11月3日、60輌のIS-2を含む10個機甲団を購入するべく中国とソ連の間で合意が結ばれた。
中国に輸入された車輛は人民義勇軍と共に朝鮮戦争にも参戦し、1950年中期頃までに戦闘や訓練で失われたIS-2も少なくなかった。
アメリカ軍の偵察記録によれば、朝鮮戦争に投入された中国の部隊のうち、少なくとも4つの戦車中隊がIS-2を所有、各中隊に5両が存在した。
IS-2は、1950年代後半まで配備された。予備パーツの不足と、59式戦車 (Type 59WZ-120) 計画の始動に伴い、その後製造が終了する。
一部はベトナムに輸出され、第一次インドシナ戦争の終盤に投入された。

コメント

  • 威力以外の122mmの性能が酷すぎて100mmの方が使える場面は間違いなく多い。250HEATも安定感に欠ける -- 2019-09-25 (水) 20:12:51
  • 122mmの精度、拡散、収束の酷さは思わず笑ってしまうほど。絞りきらないと当たらないし、絞っても外れることも多い。当たるも当たらぬも八卦。本来大口径の砲はこうあるべきかもと思ったり。装甲は豚飯も安定しないレベルなので、打たれない立ち回りが必要。幸い旋回は早めで、ndkには割と対応できる。 -- 寂海王の弟子? 2020-09-16 (水) 15:27:06
    • 後HEATはやはり安定しないので、側面取ったり、柔らかい奴を優先したい。Black Priceとかtiger達相手に正面から抜けるので、垂直相手だと本家ISより楽に貫通できる。 -- 寂海王の弟子? 2020-09-16 (水) 15:30:55