T-34-1

Last-modified: 2024-04-18 (木) 12:31:55

Ch04_T34_1.png

Tier 7 中国 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)60/45/40本体価格(シルバー)1,400,000
最高速度(km/h)前進50.0マッチング範囲(戦闘Tier)7~9
後退20.0派生元車輌Type 58
発見可能範囲(m)静止時318.21
移動時350.20

パッケージ

初期Lv.1Lv.2Lv.3Lv.4Lv.5Lv.6Lv.7Lv.8
T-34-1
E:91,900
S:1,400,000
エンジン
E:?
S:38,000
無線
E:?
S:54,000
主砲
E:?
S:72,000
砲塔
E:?
S:24,000
エンジン
E:?
S:48,000
履帯
E:?
S:18,600
主砲
E:?
S:79,000
戦車
T-34-2
E:174,800
S:2,480,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T-34-1
Type 102S85 mm S-53T-34-1T-34-1960A-220
48037 / [31.31]90/75/52600
16.271.1/1.3/2.146360
Lv.1
エンジン
Type 102S185 mm S-53T-34-1T-34-1960A-220
50037 / [32.62]90/75/52600
16.951.1/1.3/2.146360
Lv.2
無線
Type 102S185 mm S-53T-34-1T-34-1960A-220A
50037 / [32.62]90/75/52750
16.951.1/1.3/2.146360
Lv.3
主砲
Type 102S185 mm 56-85JTT-34-1T-34-1960A-220A
50037 / [32.40]90/75/52750
16.841.1/1.3/2.146360
Lv.4
砲塔
Type 102S185 mm 56-85JTT-34-1T-34-1 model 21,050A-220A
50037 / [30.08]170/120/60750
15.631.1/1.3/2.144370
Lv.5
エンジン
T12150L85 mm 56-85JTT-34-1T-34-1 model 21,050A-220A
52037 / [31.27]170/120/60750
16.251.1/1.3/2.144370
Lv.6
履帯
T12150L85 mm 56-85JTT-34-1 model 2T-34-1 model 21,050A-220A
52040 / [36.32]170/120/60750
16.251.0/1.1/1.944370
Lv.7
主砲
T12150L100 mm 44-100JTT-34-1 model 2T-34-1 model 21,050A-220A
52040 / [35.76]170/120/60750
16.001.0/1.1/1.944370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
85 mm S-53AP
APCR
HE
109
7G
98
126
167
43
160
160
280
---
---
1.32
792
990
792
720
720
720
13.332,1332.900.4250+22
-5
13.332,1332.900.4250
85 mm 56-85JTAP
APCR
HE
109
7G
98
128
172
43
160
160
280
---
---
1.32
792
990
792
720
720
720
13.332,1332.900.3850+22
-5
13.332,1332.900.3850
100 mm 44-100JTAP
APCR
HE
252
11G
252
175
235
50
250
250
330
---
---
1.76
895
1,119
895
720
720
720
6.451,6122.500.4234+18
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 7中国中戦車
    Type 59(WZ-120)が導入される前に、中国が独自考案したとされる計画案の一つである。
    本車の持ち味は同Tier ソ連中戦車のT-43KV-13にはない強力な100mm砲と優秀な避弾経始を持つお椀型砲塔、そして全中戦車中でも屈指の隠蔽率が可能にする偵察能力である。
     
  • 火力
    初期砲塔で仰角+22度/俯角-5度、改良砲塔で仰角+20度となり、最終砲になると仰角+18度と角度が低下する。
    分間ダメージはは高いが、その分主砲精度・照準速度・俯角等に問題を抱える。
    • 85 mm 56-85JT
      初期砲。
      前Tierからそのまま引き継がれた主砲。
      単発火力160ダメージ。
      貫通力は、通常弾(AP)126mm・砲弾速度792m/s、課金弾(APCR)167mm・砲弾速度990m/s。
      典型的な低貫通高分間ダメージ砲。
      分間ダメージは高いが貫通力不足であり、課金弾(APCR)を使わねばダメージを稼ぐのが困難。
       
    • 85 mm 56-85JT
      中間砲。
      前Tierからそのまま引き継がれた主砲。
      単発火力160ダメージ。
      貫通力は、通常弾(AP)128mm・砲弾速度792m/s、課金弾(APCR)172mm・砲弾速度990m/s。
      典型的な低貫通高分間ダメージ砲。
      分間ダメージは高いが貫通力不足であり、課金弾(APCR)を使わねばダメージを稼ぐのが困難。
      主砲精度・照準時間も平均程度であり、中距離~遠距離でも戦いやすいだろう。
       
    • 100 mm 44-100JT
      最終砲。
      単発火力250ダメージ。
      貫通力は、通常弾(AP)175mm・砲弾速度895m/s、課金弾(APCR)235mm・砲弾速度1,119m/s。
      ここにきてようやくまともに戦える主砲が登場するが、分間ダメージは1,612と大きく落ち込む。
      優秀な主砲ではあるが、主砲精度・照準速度・俯角に問題を抱えており、決して扱いやすい砲ではない。
       
  • 装甲
    車体は脆いが、改良砲塔はかなり頑丈。
    ただし、俯角の狭さからハルダウンがしづらく、砲塔の堅さを活かすのはかなりテクニックと地形把握が必要。
    「ここはマズイ」と感じたらサッサと陣地転換。重要なのは判断の柔軟性とスピードである。
    今後の中国中戦車と共通する特性であり、癖が強いのでここでしっかりと慣れていきたい。
     
    一応、やむを得ず敵近接戦闘しなければいけない場合は相手に密着し、砲塔正面を撃たせれば弾く可能性が増す。
    砲塔上部のキューポラは弱点ではあるが、小刻みに動き続ければそう撃ち抜かれるものではない。
     
  • 機動力
    出だしはややもっさりしており、登坂も若干苦労する。
    しかし、出力重量比・最高速・地形抵抗のいずれも中戦車として平均的な値を持ち、旋回性能は比較的良いので一般的な中戦車の運用する分には困らない程度の機動力は持っている。
     
  • 隠蔽
    本車の発見可能範囲は全中戦車中でもObj.416に次ぐ第2位
    特に発見可能範囲(静止)はTier 7軽戦車で最も隠蔽率の高いAMX 13 75より上。
     
    また、格上戦場では視界取りに専念するのも選択肢の一つ。
    マップに依存するものの、開幕ダッシュで良い場所に置き偵に入れれば、自身のHPの数倍ものアシストダメージを稼ぎ出すことも可能であり格上戦場でも有効なカードと言える。
     
  • 総論
    貫通力の低い車輌が多いTier 7中戦車の中では珍しく貫通力と単発威力を両立させている数少ない車輌の一つである。
    堅い砲塔を持つが俯角が狭くハルダウンしにくい、発見可能範囲は非常に低いが精度が低く狙撃は不得手など、長所がかみ合っていない節があり本車がプレーヤーに要求する力量は高い。
    しかし、車体だけを隠すための地形の把握や拡散の酷さをカバーできる立ち回り、良好な隠蔽率を活かした偵察の仕方といった幅広い戦術を考させてくれることも本車の魅力でありプレーヤーを鍛える車輌であるとも言えるだろう。

史実

1953~56年にかけて、中国の一部の技術者たちはソ連からT-54の技術情報を提供されなかった場合を考慮し、新型の代替戦車の設計を行った。
このT-34-1は既にソ連から供与されていたT-34-85をベースにエンジンやトランスミッションを流用しつつ、全体的に低車高化する事を目指した。
同時にお椀型の新型砲塔や各種装備品はソ連のT-54を参考に設計された。
T-34-1はT-34-85の改良型としては良好な計画案だったものの、技術的進歩が限られていたので軍から要求された新型戦車の性能要件を満たせず、設計段階で不採用となった。

参考

コメント