Tier 8 中国 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 100/80/45 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~9 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 56.0 | ボーナス | シルバー | 58% | |
後退 | 20.0 | 車輌経験値 | 15% | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 336.38 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 363.63 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
Type 59 G:7,500 |
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G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Type 59 | NORINCO 12150L | 100 mm Type 59 | Type 59 | Type 59 | 1,300 | A-220 | |
600 | 46 / [41.40] | 200/130/60 | 600 | ||||
16.67 | 0.9/1.0/2.0 | 46 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
100 mm Type 59 | AP APCR HE | 252 11G 252 | 181 241 50 | 250 250 330 | --- --- 1.76 | 900 1,125 900 | 720 720 720 | 6.90 | 1,725 | 2.30 | 0.36 | 50 | +20 -7 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 8中国プレミアム中戦車。
マッチング優遇があり、Tier 9までとしか対峙しない。
ソビエト連邦の技術指導の元、1950年代にT-54Aのライセンス生産という形ではあるが、中華人民共和国で初めて生産された戦車である。
仕様としては初期状態のWZ-120からHPと発射速度を落とした代わりに俯角を改善してマッチング優遇を付けTier 8化したもの。 - 火力
仰角+20度/俯角-7度。- 100 mm Type 59
単発火力250ダメージ。
貫通力は、通常弾(AP)181mm・砲弾速度900m/s、課金弾(APCR)241mm・砲弾速度1,125m/s。
貫通力と単発火力こそTier 8相応であるが、分間ダメージ、照準時間が劣っており、火力は高いとはいえない。
俯角が-7°と中国車輌としては広くとることが可能なので、多少ならばハルダウン戦法を取ることも可能となっている。
- 100 mm Type 59
- 装甲
- 車体
前面は約60°傾斜した100mm装甲。
実効装甲厚は200mm相当でTier 8中戦車としてはかなり硬いものの本車は車高が低く、相手から撃ち下ろされる形になるため上記通りの防御力を発揮するのは難しい。
とはいえ、格下中戦車の通常弾程度であれば安定して防げるのでしっかり相手を見極めて行動したい。
側面装甲は80mmとこちらも厚めであり昼飯豚飯が有効。 - 砲塔
ライセンス元のT-54と似た形状だがこちらの方が装甲は厚くまた避弾径始に優れているため本家よりも硬い。
また前面の一部には280mmもの厚さを持つ部位があり正確に垂直部分を狙わなければ貫通は難しいだろう。
キューポラも160mmとそれなりに硬いためこの車輌がハルダウンしている時は無理に相手をしない方が賢明である。
- 車体
- 機動性
重量に対してエンジン出力が不足気味で最高速はそれなりだが加速はあまり良くない。
不整地走行や坂道の登坂は苦手である。
反面、旋回性は車体砲塔ともに優秀であり車体を振って跳弾を誘うなど小回りの効いた戦いが可能である。 - その他
視界は380m・無線は600mと平均的であるが隠蔽性は優れており静止していれば比較的見つかりづらいと言える。
また中華戦車らしくモジュール耐久が貧弱で特に弾薬庫は口径120mm以上の砲には一撃で葬られるため、車長スキル:弾薬を安全に収納 を習得しておきたい。 - 総論
総合的に見て、機動力ではやや劣るものの装甲に優れる防御型の中戦車と言える。
活躍するにはこの戦車の強みであるハルダウンはもちろん、豚飯の角度や絶妙な角度で車体を見せ跳弾させるような技術も要求され乗り手の腕が表れやすい戦車である。
史実
天安門事件にて、59式中戦車とその行く手を遮る「無名の反逆者」 |
59式中戦車はソ連のT-54A中戦車を中国でライセンス生産した車輌です。
1958年に生産が開始されて以来、1980年代までの間に約1万両が生産され、現在でも5,000両以上が中国軍に在籍しており、中国戦車部隊の数的主力を占めています。
軍の制式名称は「1959年式中型坦克」で、車両生産番号はWZ-120。
本ゲームに登場するTier9中戦車のWZ-120は59式中戦車の初期生産型になります。
自国向けに6,000両を越える生産が行われるだけでなく、国外にも援助や輸出が行われ、総生産数は約1万両に及んでいる。
主な輸出先はアルバニア:470両、バングラデシュ:約100両、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ:71両、カンボジア:200両、コンゴ民主共和国:20両、コンゴ共和国:15両、イラン:500両、イラク:約700両、北朝鮮:175両、パキスタン:1,200両、スリランカ:80両、スーダン:30~200両、タンザニア:30両、ヴェトナム:350両、ザンビア:20両、ジンバブエ:30両等となっており、
その結果、59式は中ソ国境紛争や中越紛争、印パ戦争、ベトナム戦争、ベトナム軍のカンボジア侵攻、ウガンダ・タンザニア戦争、イラン・イラク戦争や湾岸戦争、イラク戦争、そして世界各地の内戦で実戦投入されてきました。
また1979年の中越紛争では、中国軍、ベトナム軍双方が保有する59式が戦闘を交えるという事態が発生しています。
天安門事件に投入された戦車としても有名です。
59式戦車の隊列の目の前に立ちはだかった素性不明の男性は「無名の反逆者」「戦車男」と呼ばれアメリカのライフ誌では「20世紀最も影響力のあった人物100人」の一人として挙げています。
コメント
- 59式とKing Dragonの大きな差異として主砲が違う点があるが、King Dragonの主砲105mm L7C(英国生まれのロイヤルオードナンス105mmL7A1の中国モデル?)の通常弾は1460m/sと非常に速い(英tier9MT センチュリオン7/1のL7A1通常弾が1478m/s)。59式とKing Dragonの各砲弾の弾速は900/1125/900と1460/980/700。 -- 2019-12-14 (土) 13:41:37