夕張

Last-modified: 2021-06-12 (土) 20:48:20

1923年 大日本帝国 軽巡洋艦 夕張

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日本ツリーの中ティア軽巡洋艦。
ゲーム開始後、七日間累計ログインイベントの報酬として入手可能
七日目にログインして報酬を受け取りメールを受信すると、パッケージにギフトボックスとして送付されるため、これを開封すれば自動的にアンロックされ、一隻無料で手に入れることができる。
注意点として、このギフトを廃棄してしまうとその後二度と本艦はアンロックできなくなる。うっかり捨ててしまわないように気を付けよう。

他画像

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隠蔽率+5%の効果のある迷彩。値段は688G。
元々艦体が小柄で隠蔽性が高く、駆逐艦に近い運用も可能な夕張にはこの効果は有難い。カラーリングは明らかに陸上用だが

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リリース当初はこんな迷彩もあったのだが…いつの間にか無くなってしまった。復活しないだろうか

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Ver.2.00.032までの母港画像。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1923国家大日本帝国
艦種軽巡洋艦対潜×
耐久値20735(18850)戦闘成績(BR)175
無装甲排水量(t)2262無装甲速力(kt/h)37.0(31.0)
基準排水量(t)3387最大速力(kt/h)34.6(29.0)
最大排水量(t)4400最大舵角40.0
可視距離(km)7.95絶対視認距離(km)-
アンロック費累計7日間ログイン報酬により解放購入費用16500S

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部1.01.01.015
舷側部1.51.51.515

搭載武装

主砲(1,4)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
50口径 三年式 14cm 単装砲55019.16.893665160/160
主砲(2,3)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
50口径 三年式 14cm 連装砲55019.16.898165320/320
主砲(ALL)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
50口径 三年式 12.7cm 連装高角砲50018.261293065300/300
50口径 三年式 12.7cm 連装砲50018.38666489320/320
40口径 八九式 12.7cm 連装高角砲28014.84.376010425(AA)/425
45口径 三年式 12cm 単装砲670157101965250/250
50口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト)6009.1479.55055150/150
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト)60014.81274860150/150
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲60020.56.574550175/175
1898年型 50口径 20cm 単装砲(ケースメイト)79017.07615068200/200
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 7.6cm 単装高角砲30010.83153150400/400
40口径 7.6cm 四一年式 単装砲30010.74151260100/100
40口径 15.2cm 単装速射砲(ケースメイト)6008.58.573950150/150
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト)60014.81274860150/150
45口径 15.2cm アームストロング社製 単装砲60014.8874858150/150
50口径 三年式 14cm 単装砲(ケースメイト)55015.81094560150/150
50口径 三年式 14cm 単装砲 l2型55017.887276890/90
魚雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(kt)基本弾数
61cm 八年式 連装魚雷4200155510703210
53cm 六年式 連装魚雷3450105010163520
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(短射程)4200106010804325
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(長射程)4200206010852720
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(中射程)4200156010903525

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
照準システム(主砲射撃精度+9%)特殊塗装(隠蔽性+5%)制動機(後進加速度+12%)消火器(自艦火災継続時間-10%)
主砲装填装置(主砲装填時間-8%)精密探信儀(強制発見距離+5%)新型艦首(旋回抵抗-12%)排水ポンプ(自艦浸水継続時間-10%)
改式榴弾(榴弾発火率+15%)精密探信儀(強制発見距離+7%)変速機(加速性能+10%)船体強化(HP+10%)
新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+12%)×ボイラー(巡航速度+19%)×
魚雷発射管(魚雷射程距離+10%)×注排水装置(スキル『機関全速』アンロック)×

立ち回り方

小柄でありながら砲戦能力は中ティア軽巡洋艦の標準レベルにあり、同ティアの駆逐艦を狩るには困らない能力は有している。しかし同格巡洋艦を相手にした場合は装甲厚の差で撃ち負ける可能性も高い。過信せず、狡猾に立ち回ろう。突出は厳禁。
吹雪と同じラインナップの魚雷も装備できるので、こちらも長距離牽制や近距離強襲雷撃などプレイスタイルに合わせて使っていこう。

かつては5、4連装の酸素魚雷を搭載できたが、いつぞやのアップデートで削除されてしまった。だが削除前から装備しっぱなしの場合はそのまま使用できる。積んでいる人が居たら間違いなく古参プレイヤーなので注意しよう。
はいはい初心者狩り初心者狩り

【5、4連装魚雷を装備している場合】

いわゆる旧夕張。
ゲームバランスの問題で削除されただけあり、非常に強力というかチートレベル。魚雷をメイン火力に置いた駆逐艦のような運用によくマッチする。
最大10本の魚雷を連続投弾する狂悪な火力は夕張の決定打の物足りなさ、遠距離戦でのヘタレさを打ち消してもお釣りがくるレベルであり、側面を喰い破られると2~3隻一気に撃沈されることもザラである。充分に警戒しよう。
ただし五連装酸素魚雷はかなり重量が嵩むため、調子に乗って大量に魚雷を積むと夕張自慢の機動性は少なからず損なわれてしまう。

【5、4連装魚雷が装備できない場合】
現ver.で一般的な夕張。後述する大きな駆逐艦としての運用をするのはやや厳しい。純粋な軽巡洋艦として運用しよう。

砲兵装

本艦の砲性能はこのtier帯では必要充分のものが確保されている。
史実では『三年式14cm砲』を単装砲架と連装砲架でそれぞれ二基ずつ混載しているのが特徴で、ゲームでも混載することができる(というより14cm砲を主砲として選択する場合は混載しかできない)。砲架が異なるだけで砲性能は全く同一であり、河内のように斉射すると弾がバラけるような事態にはならない。
装填速度と弾速が速いため素早い駆逐艦を相手にしても捕捉しやすく、射程でも球磨型を上回る高性能砲。絶え間なく砲弾を浴びせることができ、火災を狙える榴弾との相性が良い。
あくまで中口径砲であり概要にもある通り決定力にはやや欠けるが、そもそも同tier帯においてこの砲で有効打を与えられない可能性が高いライバル軽巡は装甲を固めたオマハくらいであることを考えると、火力不足はさして気になるものではないかもしれない。

手数を重視するなら、高ティア日本駆逐艦の主砲である『三年式12.7cm連装砲』を四基搭載するという手もある。
この主砲は砲旋回速度には難を抱えているもののそれ以外の性能は小口径砲としては最高レベルなので、特に敵駆逐艦に対しての制圧力が大きく向上する。
また、放火を狙う上でも単純に砲門数が多い方が有利ではある。

魚雷

史実では連装魚雷を装備していた夕張だが、少々パンチ力に欠ける。
吹雪型のラインナップと同じ三種類の三連装魚雷を装備可能であり、重量増加も気になるほどではないので好みによって使い分けよう。

装甲

軽巡洋艦の常として、積み増ししてもあまり頼れるものでは無い。駆逐艦に撃ち負けない程度に最低限のみとし、速力上昇を狙うのも一つの手段である。

機動性

駆逐艦には劣るものの、優れた速力と非常に素直な操艦性により極めて使いやすい。とは言え、舵を一杯に切った際にはかなり速力が落ちるため、あまり急転舵を繰り返すと相手が中速艦艇であっても振りきれず、被弾沈没の憂目を見かねないことには注意。
本艦はスキル『機関全速』を有しており、いざという時にはブーストを効かせて急加速することも可能。相手の偏差を狂わせたり、島陰から一気に内懐に飛び込んで魚雷を叩き込む際に頼りになる。ただしクールタイムが長く、使用中は旋回性能が落ちるので使い所は見極めよう。

総評

大型駆逐艦並みの艦体に球磨型と同規模の武装を詰め込むという世界中が不可能と考えていた無茶を実現した実験艦だけあり、火力・速度は軽巡洋艦の水準値を維持しながら隠蔽性・被弾面積の小ささは駆逐艦に準ずる。可視距離だけは同格艦と比べ狭いため、目測のみによる射撃の練習を積んでおくと良い。
乗り手の腕を如実に語るため、上級者にも愛されている優秀艦である。


歴史背景

夕張(ゆうばり/ゆふばり)は、日本海軍の二等巡洋艦(軽巡洋艦)。 その艦名は、2等巡洋艦の命名慣例である川の名に従い、北海道を流れる石狩川の支流である夕張川にちなんで名づけられた。 同型艦はいない。 主砲、発射管を全て中心線上に配置し、2890トンの船体に5500トン型の軽巡洋艦と同等の砲備雷装を備え、航洋性能は5500トン型を超えた。当時、世界の海軍から注目され、設計者の平賀譲大佐(当時のち将官)の名を一躍有名にした。
夕張は、1923年(大正12年)7月に竣工した。設計は平賀譲ら。当時の不況の中での海軍予算の逼迫により、球磨型をはじめとする5500トン型軽巡洋艦と同等の戦闘力をできるだけ小型の艦に詰め込むことを目標とし、3,100トン の小さい船体ながら砲力、雷力等の攻撃力は同等であった。
これら今までになかった新機軸は、軽巡洋艦のイメージを一新させ、ジェーン海軍年鑑に特記項目付きで掲載されるなど各国関係者を驚かせた。平賀譲の才能が遺憾なく発揮された海軍史上特筆される艦とされる。しかし、夕張は小型艦であるため航続力は劣り(峯風型駆逐艦が14ノットで3,600海里に対して夕張は14ノットで3,300海里だった)また小型の船体に重武装・高速性を追求したため船体の余裕に欠け、5500トン型軽巡洋艦が改装で航空機を搭載できたのに対し夕張では不可能であり、大きな欠点となった。大戦後半では防空力強化のため主砲2門を撤去せざるを得なかった。このように、夕張の設計には問題もあったが古鷹型重巡洋艦以降のコンパクトな艦体に重武装を施した重巡洋艦の設計の礎となった、言わば実験艦としての意義は大きかった。


コメント

  • 7日目で貰って初めて使ったけど動きやすくて良い艦って感じがする 戦艦にインファイト仕掛けて魚雷で撃沈できることもあるし -- 2017-12-24 (日) 22:39:46