河内

Last-modified: 2021-09-04 (土) 21:12:57

1910年 大日本帝国 戦艦 河内型

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大日本帝国ツリーの低ティア戦艦。
中ティア帯の戦艦主砲としても通用する高性能な30.5cm主砲を六基装備可能で、低ティア帯最強戦艦の一隻と言っても過言ではない。
かつては初心者狩り御用達艦だったが、カイザードレッドノートといった他国の有力艦が増えてきたことにより一強時代は終わりを告げた。

他画像

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河内の砲塔配置。
搭載している砲塔数は六基だが、斉射できるのは最大でも四基である。
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Ver.2.00.032までの母港画像。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1910国家大日本帝国
艦種戦艦対潜×
耐久値24678(22435)戦闘成績(BR)285
無装甲排水量(t)10681無装甲速力(kt/h)26.4(23.5)
基準排水量(t)20823最大速力(kt/h)19.3(17.3)
最大排水量(t)22900最大舵角33.9(30.0)
可視距離(km)10.0(9.1)絶対視認距離(km)-
アンロック費200000S購入費用2000S
400G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部1.21.21.225
舷側部12.012.012.025

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
45口径 四一年式 30.5cm 連装砲120021.12295283
(203+8/20)
48100/100
50口径 四一年式 30.5cm 連装砲120025.2295330
(250+8/20)
50100/100
40口径 四一型 30.5cm 連装砲120015.7315251
(187+8/20)
5080/80
1898年式 40口径 25.4cm 単装砲100018.01162515080/80
1898年式 40口径 25.4cm20.3cm 連装砲80018.01362075080/80
45口径 四一年式 20.3cm 連装砲80018.0116251
(187+8/20)
5080/80
副砲(1~10)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 15.2cm 単装速射砲(ケースメイト)6008.58.5739
(15+4/50)
50150/150
40口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト)60014.812748
(30+3/50)
60150/150
40口径 三年式 14cm 単装砲(ケースメイト)55015.810945
(21+4/50)
60150/150
副砲(11~18)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 7.6cm 単装高角砲30010.83153150400/400
40口径 四一年式 7.6cm 単装砲30010.741512
(2+1/20)
60100/100
魚雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(knt)基本弾数
45.7cm(18inch) 水中魚雷30006.460108
(5+1/1)
353

※試験的に重量の詳細を表示(兵装自体の重量+1単位あたりの弾薬の重量/1単位の弾数)

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
副砲装填装置(副砲装填時間-15%)新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%)副舵輪(横滑り防止+14%)消火器(自艦火災継続時間-20%)
砲塔旋回装置(主砲旋回速度+13%)特殊塗装(隠蔽性+4%)新型艦首(旋回抵抗-11%)傾斜装甲(装甲HP+13%)
照準システム(主砲射撃精度+10%)特殊塗装(隠蔽性+4%)変速機(加速性能+10%)船体強化(HP+10%)
主砲装填装置(主砲装填時間-14%)電波探信儀(理想発見距離+4%)舵輪(最大舵角+13%)×
射撃管制装置(主砲射程距離+8%)電波探信儀(理想発見距離+6%)ボイラー(巡航速度+12%)×

立ち回り

主砲

低ティア帯としては文字通り破格の射程を誇る30.5cm連装主砲を六基も搭載可能。主砲配置の都合上、片舷に斉射できる主砲は四基が限界であるが、それでも充分に多い。むしろ敵にどの方向から攻撃されても死角が生じないわけであり、弱点とは言えないであろう。
ただし、デフォルト状態では史実通り主砲の口径にバラつきがある(45口径と50口径)。
仕様変更により購入時無装甲・非武装状態となり好みの主砲を積めるようになったため、口径差に悩まされることはほぼなくなった。いずれにせよ主砲は統一しないと、弾速の差で狙った場所に命中しないこともままあるため注意。
装填時間が短い8インチ連装砲を搭載し手数で攻める戦い方も可能だが、基本的には敵艦をアウトレンジ可能な50口径砲で統一するのが吉。砲弾散布界が広めなので、射撃精度を補う船員を搭乗させることも考えよう。

副砲

ケースメイト式の副砲および高角砲を片舷9門ずつ、最大18門を装備することができる。
数だけは一丁前だが、配置の関係上一度に発砲できる砲数は制限されており、これに副砲ゆえの精度低下が重なって敵艦にマトモな命中弾を見込むのは厳しい。
相手が大型艦ならまだ放火用として使えなくもないが、中・小型艦相手ではものの役に立たない。

魚雷

本艦は水中魚雷発射管を左右二基ずつ装備している。
極めて射程が短い上に射角が固定されているため出番は殆ど来ないだろうが、重量は軽く雷速も然程遅いわけでもない。
御守りとして持っておけば役に立つこともあるだろう。

装甲

史実準拠での装甲厚は舷側12インチ、甲板1.2インチ。
このセッティングでは舷側はさすが戦艦だけはあってそこそこ硬いものの、甲板は下手をすると巡洋艦相手ですら数発の被弾で破壊されかねない薄さであり大問題である。
高弾道砲持ちのエムデンセントルイス鞍馬あたりと会敵する可能性を考えると甲板装甲は強化しておきたいが、やり過ぎると今度は戦艦同士の撃ち合いで舷側に対する被害が大きくなる。
あちらを立てればこちらが立たずになるため、甲板重視型か舷側重視型か割り切って強化しよう。いずれの場合も被弾しやすい中央部を厚めにしておくと良い。

機動性

旧式戦艦であるがゆえ機動性は低い。特に駆逐艦からの魚雷には気をつけたいところである。
加えて残念ながら舵の効きも悪いため、背面を取られ駆逐艦の接近を許してしまった場合は全弾命中という悲惨な事態も稀にある。幸い低ティアの魚雷は一度の射数とダメージが少ないため致命傷とはなりにくいアップデートにより艦載魚雷のダメージが増加。ダメコンが無いこともあって被雷→撃沈も有り得ない話ではなくなったため、敵に駆逐艦がいる場合の警戒は怠らないようにしよう。

総評

鈍足重装甲高火力、とステレオタイプな戦艦らしい戦艦。同格であるカイザーと比較すると攻防能力では劣るものの射程ではこちらが明確に優位に立っている。
ドレッドノート相手は攻防速どの点でも後塵を拝してしまうが、主砲射角については河内の方が柔軟性が高い。
一長一短はあれど基本的には似たり寄ったりの性能なので、思う存分砲戦を楽しむことができるだろう。


歴史背景

河内型戦艦(かわちがたせんかん)は日本海軍が第一次世界大戦前に竣工させた最初で最後の弩級戦艦の艦級である。
本型は基本計画番号「A-30」が付され、河内は「伊号戦艦」、攝津は「呂号戦艦」と号せられた。本型は「河内」、「摂津」の2隻で1912年に竣工した。「河内」は1918年7月12日徳山湾で爆発事故により沈没(沈没地点:北緯34°0分・東経131°46分、現在の海図にも沈船の表記がある)。「摂津」は第一次世界大戦後にワシントン海軍軍縮条約により、長門型戦艦「陸奥」を保有できる代わりに戦艦保有枠から外され、日本海軍は1924年4月に摂津から武装・装甲を撤去して標的艦に改装した。この時に主砲塔2基は陸軍クレーン船「蜻州丸(せいしゅうまる)」により長崎県対馬要塞竜ノ崎第一砲台と竜ノ崎第二砲台へ運搬され、現地で要塞砲として活用された。
第二次世界大戦時の1945年7月24日から28日にかけて呉軍港で米機動部隊の空襲を受けて大破着底した。


コメント

  • 見事にドイツ艦戦艦に無双の座を奪われてしまった。 -- Maki1189? 2017-08-09 (水) 00:53:05
  • 実際のところカイザー級を持ってない人のが多いのかまだ全然無双できる感じがする -- 2017-12-23 (土) 00:16:50