1909年 大英帝国 装甲巡洋艦 デューク・オブ・エディンバラ

Ver.2.00.019にて実装された、イギリスツリー低ティア重巡洋艦。
かつては排水量と装甲厚が同じ低ティアの独戦艦カイザーのデータそのままになっており、艦種も巡洋戦艦に分類されていたが、アプデにより修正された。

以前の母港画像。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
| 年代 | 1909 | 国家 | 大英帝国 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 艦種 | 重巡洋艦 | 対潜 | × | ||||
| 耐久値 | 19921(18110) | 戦闘成績(BR) | 245 | ||||
| 無装甲排水量(t) | 6490 | 無装甲速力(kt/h) | 31.9(29.2) | ||||
| 基準排水量(t) | 12790 | 最大速力(kt/h) | 23.0(21.1) | ||||
| 最大排水量(t) | 14189 | 最大舵角 | 39.2(35.0) | ||||
| 可視距離(km) | 10.1(9.3) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
| アンロック費 | 310500S | 購入費用 | 24500S | ||||
| 540G | |||||||
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
| 防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 甲板部 | 1.5 | 1.5 | 1.5 | 28 | ||
| 舷側部 | 6.0 | 6.0 | 6.0 | 28 | ||
搭載武装
| 主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23.4cm Mk.11 単装砲 | 920 | 16.2 | 15 | 6 | 662 | 60 | 200/200 | |||
| 副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
| 50口径 14cm MarkⅠ 単装砲 | 550 | 19.1 | 3 | 9 | 36 | 65 | 160/160 | |||
| 魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
| 45.7cm 水中魚雷 | 3000 | 6.4 | 60 | 10 | 8 | 35 | 3 | |||
部品改修
| 改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Ⅰ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+12%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | 制動機(後進加速度+13%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-15%) | ||
| Ⅱ | 照準システム(主砲射撃精度+11%) | 特殊塗装(隠蔽性+5%) | 新型艦首(旋回抵抗-10%) | 傾斜装甲(装甲HP+10%) | ||
| Ⅲ | 主砲装填装置(主砲装填時間-12%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | 変速機(加速性能+10%) | 船体強化(HP+10%) | ||
| Ⅳ | 射撃管制装置(主砲射程距離+8%) | 電波探信儀(理想発見距離+5%) | 舵輪(最大舵角+12%) | × | ||
| Ⅴ | 新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+9%) | 精密探信儀(強制発見距離+6%) | ボイラー(巡航速度+9%) | × | ||
立ち回り
前弩級戦艦や、場合によっては弩級戦艦とも矛を交えなければならない可能性がある。
先制されるとジリ貧になりがちなので砲戦では先手を取りたいが、後述するように主砲の射程距離の短さが足を引っ張る。敵を射程に捉えた時には既に相手の有効射程に入れられてしまっていることがほとんどなので、中距離戦になるまでは自分にヘイトが向かないように慎重な動き方を心掛けよう。前線を張る味方戦艦の一歩後ろくらいの位置を占位すると良い。
一旦射程に捉えたら、高速装填の主砲をフル活用して砲戦を行おう。
主砲
23.4cm(9.2インチ)単装砲のみ装備可能。重巡洋艦の主砲としては威力が高く、部品開発を済ませれば徹甲弾は単発1000ダメージに手が届く。
砲旋回も良好であり、それなりの貫通力も有しているこの主砲弾を装填時間13秒程度(部品込み)で敵艦にデリバリーできるのが最大の強み。狙いを正確に定めれば、戦艦にもコンスタントにダメージを蓄積させていくことができるだろう。
主砲は亀甲配置で合計6基搭載されており片舷に最大で4基指向可能……だが、前述の通り装備できるのは単装砲なので河内や鞍馬のような大火力は発揮できない。さらに射程も短く、部品開発しても17.5km程度。これらが大きな欠点で、瞬間火力では前弩級戦艦にも及ばず砲門数の少なさから命中弾も出し辛い上に敵艦からはアウトレンジ砲撃される恐れがある。
同格の装甲巡洋艦や格下艦を相手にする場合を除き、正面切っての撃ち合いは選択すべきではない。
副砲
14cm単装砲を片舷五基ずつ搭載可能。地味に主砲より射程が長く、装填速度は脅威の3秒。貫通力も低いわけではないので、単純に14cm砲として見ると低ティアどころかゲーム全体で見ても高いレベルの砲である。
問題は副砲ゆえの精度の低さ。戦艦のように数を積んでいるならまだしも、5門ではまともな命中弾は期待できない。
主砲装填中に戦艦相手に撃ちまくり、ラッキーヒットと放火を狙う程度のものと思っておこう。徹甲弾はいっそ全て外し、榴弾だけにしてしまっても良い。
魚雷
この時期の巡洋艦の常として水中魚雷を装備できる。
射角は固定されているので使いにくく性能も低いが、重量は軽いのでお守りとして持っておいても損にはならない。
装甲
実装当初はスペックデータがカイザーの流用だったので意味不明な厚さの装甲を誇っていたが、アプデで本来の厚さに修正された。
装甲重量はさほど重くないものの排水量にあまり余裕がないので、強化する場合、全体的に厚くするよりは被弾し易い箇所に絞って集中的に積み増ししていくと良いかもしれない。
機動性
デフォルト状態で21ノット、ボイラーを積むと23ノットとなる。低速域からの加速はかなり悪い。速力も旋回性能もあまり良い方とは言えないが、それでも舵角の小ささに喘いでいる新大陸の同格艦と比べれば全然マシ。
時代が時代なので、敵前で転回をしない限りそれほど問題にはならないだろう。ただし魚雷には注意。
装甲を削って動きを改善することは不可能ではないが、艦体が大きい上に中~近距離戦を強いられる本艦は被弾しやすく、軽巡洋艦や駆逐艦のような高速チューンには向かない。
総評
火力や装甲では防護巡洋艦を上回る代わりに戦艦には及ばず、機動性は戦艦より良好ではあるものの防護巡洋艦・駆逐艦に及ばない。バランス型と言えば聞こえは良いが、やや器用貧乏気味。
主砲射程の短さをどうカバーし、その手数の多さをいかに上手く活用するかが本艦で活躍するための肝と言える。
立ち回りに気を遣うので初心者にはお勧めできない船だが、慣れたプレイヤーが扱えば意外なダークホースにもなり得る。
